卯月の料理 山椒
桜の花茶
器は、滋賀の陶芸家 梶なゝ子さんの作
中の花びらは梶さんの庭に咲く八重桜の花なのだそう
私が予約の電話を入れた時、「京のお酒、ありますよ!(笑)」と言ってくださったので、もちろんいただきます
この日のハンドルキーパーは私で、妻が北原さんからお酒の説明を聞いて選ぶことに
筍の茶碗蒸し
京都 物集女(もずめ)の白子筍を直送してもらって使っているそう
箸置きは、4月29日からの 春の山椒展 で展示販売される京都の 酒器 今宵堂 さんのもの
裏を返すと「底無」と書かれていました(笑)
筍のはさみ揚げ
シタカラ農園の越冬さやあかねにちりめんを混ぜて挟み込み、春菊を纏わせて揚げてあります
さやあかねのねっとり感と筍のしゃっくり感を春菊の香りとともに味わう、すこぶるの逸品
小皿のひじきも、素材の持ち味を生かすやさしい味わいで、妻のお酒が進みそう
筍と春野菜の胡麻酢
和歌山産の柚子のピクルスが、春の爽やかさを
筍と鶏肉、豆などのいろいろグラタン
和風の、日本酒がきっちりと飲みたくなる味わい
妻だけが最高に幸せそうに吞んでます...
八重桜の花びらが入ったブランマンジェ、添えられた炊き小豆
あんこ大好き人間の私には、堪らない美味しさのデザートでした
山椒さん、美味しい時間と空間をありがとうございました
生海苔の花巻 城山東家
城山東家さんの期間限定 季節のおすすめシリーズ
今日は、生海苔をつかった花巻そば
妻がその美味しさにハマっている ちくわ天も一緒に頼んで、いただきます
「わさびが足りなくなくなったら申し付けて下さい」とのことで、まずはわさびと生海苔でお蕎麦を味わいました
これ、ちょっとびっくりするほどの相性でその美味しさをじ~んと噛みしめてしまいます
途中で、ネギと妻の命のちくわ天をトッピング
ちくわ天は二人で一皿を頼んで分け合うのが我が家にはちょうどいいボリュームです
城山東家さん自慢のダシを使ったそばツユが今日はことのほか美味しくて(二日酔いの体が欲している甘美な液体で)、きれいに飲み干してしまいました
ごちそうさまでした
「生海苔の花巻」そばは、間もなくお店での提供を終了するようです
ご希望の方は早めに(できれば事前に確認してから)伺うことをおすすめします
カンガンスウォレ
韓国観光公社の Feel the Rhythm of Korea の新シリーズ
「慶州/安東」編
慶州は、日本でいえば京都にあたる古都です
カンガンスウォレとは
佛教大学総合研究所紀要(1995年)別冊 p.215-
全文は、こちらで
釧路産クジラ! 潮ふき鹿の子
北海道新聞2021年8月23日付朝刊釧路版
釧路沖でのミンククジラ漁が始まりました!
いつもなら、釧路市民の台所「和商市場」で旬のクジラ肉を購入するのですが、今週は妻も私も市場が開いてる時間帯に伺えないので、私が仕事帰りに近所の鮮魚スーパーで買い求めました
赤肉は部位によって値段はピンからキリまで...
和商市場で手に入るような特赤(特選赤肉)はあきらめ、中ぐらいの価格帯の赤肉(値札右)と「なんだこれ?!」と私が65年の人生で初めて出逢った『潮ふき鹿の子』(値札左)を
潮ふき鹿の子は、生姜醤油に加え一味醤油でも
柔らかく脂っこそうな外観とは違って、コリコリと意外にあっさりとした食味食感
ちょっと表現し難い、美味しい珍味です
日本酒の肴にはなかなか良いですね(詳細は追って別ブログで)
釧路産ミンククジラの旬の時期に活躍する、この箸置きの出番です
「釧路に住んでて良かった!」季節の到来!
【予告】猫の日本画展 大通美術館
日本画で猫を描いたグループ展が来週、札幌の大通美術館で同時開催されます
密を避けクールに美術館で不要不急のひと時を過ごすのも一興かと、ご案内まで
妻の作品も出品されています
春のコカ・コーラ
0:11 (妻撮影)
とうに寝入っていた深夜0時過ぎに妻に起こされ「庭に鹿が来てる」と
なんでも、 ゴツゴツと壁からうるさい音がして、夜中になにやってるんだ!と私のことをハタ迷惑な騒音魔だと疑ったらしい
(とんだ濡れ衣を着せられるところでした…)
でも外のセンサーライトの点灯に気付いて窓から覗いたら、お隣さんとの間の庭にエゾシカがいて、そいつが壁ドンならぬ壁ゴツの犯人だと理解したのだそう
その後、奥庭に移動したエゾシカたちを二人でライトセンサスしたら、全部で7頭の大所帯
みんな健在だったんだ!
8:56
日が昇ってから、エゾシカたちがいたところを実地検分
お隣さんとの間の庭にフキノトウを発見
ゴツゴツされたと思われる辺りの、家の外壁には特に問題なし
次に奥庭を探索したら、コカ・コーラのガラス瓶を発見
例年、フキノトウが畑の作物のように顔を見せる場所なのだけれど、今年はまだひとつも出ていなくて、代わりにこのボトルが
今日見るまで、その存在にまったく気づきませんでした
これらの特徴から1970年代のコカ・コーラの空き瓶だと判りました
【参照サイト】http://www.ne.jp/asahi/com/koyama/coke/jp/c02.html
そう、まさしく私が一番なじみのあるボトルなんです!
高校時代、部活が終わって帰りの通学列車を待つ間、駅前の商店で仲間とこの500mlボトルのコカ・コーラをよく飲んだものでした
ホームサイズと謳っていましたが、当時はみんなこれを一人で がぶ飲み(ラッパ飲み)してたんですよね
青春のコカ・コーラ
懐かしくて、思わずその頃にタイムスリップしそうでした
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