妻に早起きを促す自然の使者
06:20
まだ外が暗い早朝、寝ているところを妻に起こされて
「外にエゾシカが来ている」と
いつもなら妻も爆睡している時間帯なのだけれど、妻の寝室の壁をやたらゴツゴツと突っつく音で目覚めたのだそう
今冬、初めてのお出まし
壁ドンならぬ、エゾシカの壁ゴツはこれまでも何度か経験が
きょうの日の出時刻は6:53なので、実際に外は写真よりもっと暗いです
6:28
デッキ前から裏庭へ移動したので、私も追いかけます
気温は-11.6℃、いちおうダウンを着込んでますがそれなりにヒリヒリと寒さを感じて
ここは安全地帯だと理解しているようで、逃げる気配はありません
7:11
しばらくして、その奥庭にキタキツネのキョンがテリトリー巡回に来た様子
撮影した時は気付いていなかったのですが、姿が見えなくなって立ち去ったと思っていたエゾシカがまだいたのでした
枯草や灌木に同化して休んでいるエゾシカに向かって行っています
7:45
かなり陽が昇ってきたものの、肉眼ではこんな感じなのでエゾシカの存在がわかりにくいのです
そして3頭目はその間の茂みにいたのが、後から写真を隈なく調べてわかりました(写真はクリックすると拡大しますが、実に見つけにくいです)
妻によれば、エゾシカたちは昼過ぎまでのんびりと休んでいたのだそう
クリスマスイヴの夜に
イヴの夜は、鶴居村に住む友人のU夫妻を拙宅にお迎えして
ロ・バザールで購入したクラフトビールにオードブル、お手製のニンジンしりしり&エゾシカの行者ニンニク漬け込みローストなど盛り沢山に持ち込んでくださって、ワインもどんどん開けて楽しくおしゃべりに講じました
デザイナーの奥様とは 北のガレットの会 発足の2009年1月に知り合い、その後にネイチャーガイドをされている旦那さんの案内で釧路川くだりのカヌーを体験し、以後なにかと親しくさせていただいているのです
原田康子「海霧」の舞台となった道東の海岸沿いの場所を訪ね歩きたい、と漏らした旦那さんの言葉
酔いが回った中で聞いてもしっかり覚えているので、その時は大船に乗ったつもりでガイドしてもらおうと思っています
X'mas Eve ランチ ファームレストラン クオーレ
意図せず休みをもらえることになったクリスマスイヴ、茶路めん羊牧場のファームレストラン クオーレでランチを妻と楽しむことができました
ハンドルキーパーの私は、漆崎シェフが種々あつらえる自家製ソフトドリンクの中からコクワのソーダでスタート
心おきなく飲める妻は、料理とペアリングのグラスワインを頼んで(妻撮影)
タモギダケ、ヤナギマツタケ、ヒラタケなどキノコが5種類も入っています
自家製バターグランド、全粒粉のプチパン&黒コショウのグリッシーニ
野付産ホタテと増毛産ボタンエビのカルパッチョ ゆずの香り
~パレットに見立てて~
白糠産毛ガニのサラダを詰めたフルーツトマト
~フランス産キャビアを添えて~
セロリとリンゴを合わせた毛ガニのサラダ
敷かれたソースはくり抜いたフルーツトマトの果肉から作ったものだそう
次のプリモピアットに合わせて、2杯目のソフトドリンクは黒糖ジンジャーエール
羊と釧路産パプリカのボロネーゼ
~バジルを練り込んだ自家製タリアテッレで~
トッピングは白糠酪恵舎のチーズ ❛タンタカ❜
パスタをバジルの緑にすることで、料理の盛り付けが見事にクリスマスカラーになっています
羊のブイヨンで炊いた白糠産カボチャのリゾット
~フォアグラパウダーを添えて~
パウダーは、フォアグラをコンフィにしてから冷凍し、それを削っているのだそう
仔羊肩ロースの香草パン粉焼き
ジュ ダニョーと菜の花のソース 白糠産早生白の40分フリット添え
いつものアロストと違った、パン粉焼きの香ばしさがとても美味しく感じられました
ソースに使ったジュは仔羊の骨を2時間煮込んだものだそう
(妻撮影)
メインディッシュに合わせて供された赤ワインと、羊飼い武藤さんのがっちりとした指先
チョコレートのニョッキ
完熟あまおうとそのソースとチュイル
ピスタチオのジェラートを添えて
これも美味しい!
ちょっとした仕掛けのあるドルチェで、とても楽しい~
陽射しのあるホワイトクリスマス
食事の余韻を愉しむコーヒー、妻はルイボスティー
心に響く素晴らしいX'masランチを、ごちそうさまでした!
すべてのお料理が感動的でした
タコとイワシのガルシア風
ワイングラスをオジロワシ掴みしているアンディ ガルシア
まだ若いです
妻が留守中の、たくさんの食材リスト(私の聞き書き、口述筆記)
日曜のひとりブランチに、タコ足と非常食用買い置きのオイルサーディン缶詰を合わせて
タコとイワシのガルシア風
決して「ガリシア風」ではなく、自分がアンディ ガルシアになりきって作った即興料理です
1. 缶詰のオイルにS家菜園のタカノツメを折り入れ、タコを加熱する
2. イワシを加えて温める
3. 塩と胡椒で調味、仕上げにパセリを振る
(今回は妻作り置きの刻みネギがあったので、それも彩りに散らしてます)
買って来たばかりのモンクールさんのクロワッサン、冷凍庫にあった生ハムも出して、いただきます
実は料理に合わせるカンパーニュや全粒粉食パンをいっしょに購入してきていたのだけど、やはり出来立てクロワッサンを楽しみたくて食べちゃいました
トッテオキの自然派ワイン、ヴィノ ディ トゥッティを開けて
グラスは当然、オジロワシ掴みで(笑)
歌は国境と時代を超えている
コッキーポップが(いまの若者たちが知らない、知るはずもない、関知しなくて当然の)もう年寄りの懐メロになっている、というのは容易に想像できるけど、年寄り(昔の若者)にだってずっと心に残る曲はあるのだ
1976年 根田成一「哀しみのバラード」
2021年11月13日LIVE
中華圏だと思うのだけど、詳細は判りません
でも、いまだに歌い継がれているというのが感涙ものです
師走の庭
7:50
朝、資源ごみを出しに行った帰りに、敷地内をぐるりと点検がてら散策
お隣さん側の前庭に、けもの道を発見
キタキツネのキョンや、時おり見かけるノラ猫たち(実際には頻繁に来てると思われるのだけれど、キョンより警戒心が強いので視認は限られます)の通り道かと
今年の冬の、ふきのとう
去年の様子はこちら
トリュフ、からすみ、キャビア、キンキ雀躍の65歳 魚介とワインK
14:13
少し晴れ間がのぞいた時もあったけれど、風雨が強く吹き荒れて雷鳴もとどろき、雹まで降ってくるなど とても荒れた日
甘口のソーテルヌ、シャトー・クーテをカキえもんの片方に注いで
食べ比べを、と今シェフ
カキキン中嶋さんの牡蛎の自然の塩味と甘い貴腐ワインが良く合います
タチのムニエル キクイモのピューレを敷いて
菊芋は「芽室自然菜園ふたば」宇佐美さんのもの
キンキといっしょに供された宇佐美さんのチンゲン菜とタアサイのアンチョビ炒め
白糠産小鹿のロースト
ビーツと葉物野菜は「芽室自然菜園ふたば」産
デザートは、バースデーケーキの装い
今シェフ、ありがとうございます!
あまおう、紅まどんな、キウィなどに囲まれたリコッタのアイスクリーム
ミントマリーゴールドの小さな花を散らして
白糠酪恵舎のオニタ、モンヴィーゾ、タンタカ
及川君、ありがとう!
ごちそうさまでした!