ドラマ「日本沈没」
日曜夜に放映のドラマ「日本沈没 希望のひと」が実に面白いです!
「カンチ!」と赤名リカが呼びかけているようなトレンディドラマっぽいシーンもありながら
経済と行政機構、人口が集中した関東が大地震で沈没するという日本の未曽有の危機を前に、偏屈な天才的地球物理学者と若い官僚たち、政界の重鎮(黒幕)や財界人、報道・マスコミが絡み合ってストーリーが進み、ぐいぐいと惹き付けて楽しませてくれます
小栗 旬と松山ケンイチのキャストも出色!
ドラマの中では、喪失する東京の行政機能を北海道に移転するという計画も検討されていて、今後の進展がますます楽しみ
大地震で国(世界)が崩壊するというのは、先日亡くなったばかりの さいとうたかを氏も「サバイバル」で描いていて
かすかな希望を抱かせるエンディングまで、震災後の惨憺たる状況を氏お得意のシミュレーションで展開し、読むのを飽かせません
都市機能が壊滅すると、こんなにも人間は無力なのかと
ドラマの原作 小松左京氏の「日本沈没」が再注目されているせいか、そのパロディの「日本以外全部沈没」の読後感を書いた拙ログにもこのところチラホラとアクセスが
TVドラマ「日本沈没 希望のひと」では『半年以内に70%の確率で起きる』大地震による関東地方の沈没
対策に奔走する環境省官僚の天海(小栗 旬)が繰り返す「半年以内というのは、明日かもしれないんだ!」という警句が耳に残ります
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