晩秋 カレーの日
9:43
このところのお気に入りになっているらしい見晴らしデッキから知人浜を眺めるノラ猫くろ
少し肌寒いけれど、秋晴れのすこぶる気持ち良い天気です
山盛りカレーに、庭で採れたボリボリのマリネ、人参しりしり、Uさん実家の特製らっきょう漬けのトッピングをお好みで
妻も私も当然のように全種類トッピング(笑)
カレー皿として例の学校給食用の漆塗りお椀を持参しました
この季節に戸外で味わうカレーの格別なこと
たっぷりと2杯、いただきました
ご近所さんが手土産持参でやって来ます
僕らも自家製ジャムをのせた手作りプリンなど、あれこれごちそうになってしまいました
季節の移り変わりをはっきりと感じられる林間での暮らしには、海辺とはまた違ったいくつもの豊かな楽しみがあるなぁと思ったのです
ふだんは自分のお気に入りの風景の中で過ごし、季節ごとに訪ねられる友人宅があるのはとても幸運なことなんだと
新米ざんまい
アケビを「食べる」
五色沼で購入した2個のうち、ひとつはその日のうちにホテルに戻って「食べるところが少ないんだよね」と私が手ほどきしながら甘い中身を味わい、妻が感動のお食い初め(?)(笑)
残りの1個を持って帰宅しました
アケビは熟すると自然に厚い皮に割れ目が入るので、そこを両手で裂き広げるのがふつうの食べ方なのだけれど、持って帰ってきたものはどこにも裂け目が無かったので包丁でちょっと切れ目を入れてからチョしました
種の周りのわずかなゼリー状の果肉、その素朴な甘みを舌とアゴと口角筋を総動員してこそぎ取るように味わったのです
明くる日曜日、妻の意外な行動が判明
アケビの厚い外皮を酢水に一晩漬けて「アク抜きした」と
浪江焼きそばのサイドディッシュとしてブランチの食卓に上がりました
アケビの皮を食べたのは私の63年の人生でも初めてのこと
長生きすればもっと新たな味わいに出逢えると、光明を感じたのです
会津の旅(5)五色沼から磐梯山ゴールドライン
喜多方市から車で50分、五色沼(ごしきぬま)の毘沙門沼
紅葉シーズンの入りで、けっこうな人出でした
妻は毘沙門沼よりも、そこの売店で目にした紫色のアケビに感嘆のおたけび(笑)
僕は子どもの時から普通に食べていたのだけど、妻は一度も口にしたことが無い、というので二つ購入しました
そして裏磐梯高原駅(バス停)側に車で移動
時間があれば1時間ほどの五色沼自然探勝路を歩いて、もっと沼を見る予定でしたが
ここまで来て、引き返しました
磐梯山ゴールドラインを会津若松に向かって車で南下します
途中の滑滝(なめりたき)展望台から仰ぎ見た磐梯山
若松市内に戻って、会津鶴ヶ城へ
駐車場に入るまでにお城の石垣の中や堀のすぐ傍らを車で通るので、それだけでお城見物をしている気になってしまいます
会津の旅(4) 喜多方市街
妻を伴って自分が生まれ育った会津を案内する旅
いよいよ私の出生地、喜多方へ
まずは妻の皮膚感覚で「ここ!」と入った喜多方駅前の会津漆器の店
会津に住んでいた頃は桐下駄作りや漆塗りはとても近しいものと感じていました
蔵を改装した店内、左奥の座敷にも会津塗が並んでいます
妻はここぞとばかりに物色して、自分の料理を盛った時に映える器をと
喜多方市の学校給食では、この会津塗の椀を食器として使っているのだそう(!)
この食器になってから生徒の食べ残しが激減したんですよ、と若い店主は語ります
食洗機も使えるように加工してあって、普段使いにおすすめと言われ、これも二人分購入しました
併設されている喫茶には時間の都合で寄りませんでしたが、この漆器店はぜひまた訪れたいと思います
漆器店で人柄がとても良かった若い店主に「おすすめの店を」と妻が訊いて、早めのお昼に伺った喜多方ラーメン「香福」(こうふく)さん
手前 私のお肉ラーメン並盛 しらがネギトッピング
向こうが妻の 告白ラーメン並盛
私が子どもの頃はまだ「名物」としては存在していなかった喜多方のラーメン
今こうして味わうと、その名に値する美味しさを感じます
次いで、大和川酒蔵 北方風土館へ
会津は酒どころで沢山の酒蔵がありますが、ここは釧路の嵯城商店さんでも取り扱っている「彌右衛門」を作っている蔵で、旧酒蔵を一般公開しています
床に杉綾に敷かれた木レンガ、2階の檜造りの手すりの一升瓶に驚かされ
酒造りは水から、と言われるように飯豊連峰の伏流水の清々しさに感嘆します
でも、いちばん気になったのが片隅に置かれてあった「古酒を楽しむ会」のボード
日本酒の「古酒」というのは経験が無いので、どんなものかとても興味があります
会津の旅(2) 九重本舗奈良屋
会津若松から車で20分弱の距離にある塩川町は私が小学3年から中学2年の6月まで住んでいたところ
現在は喜多方市に合併されています
その塩川町で東北の伝統的な和菓子飲料「九重」(ここのえ)を創案し製造している九重本舗 奈良屋さん
※ Wikipedia「九重(銘菓)」参照
開店早々に妻と二人で伺うと、御主人がその九重を振る舞ってくださいました
柚子の皮をつかった粒状の小さな砂糖菓子で、そのまま歯触りを楽しんで食べてもよいのだけれど、通常は沸かしたてのお湯に溶かして味わいます
この老舗の5代目の御主人 栗村潔さん
私の妹の小学校の同級生で、2歳上の私のことも覚えていてくれました
九重、ごちそうさまでした
会津の旅(1)
今は若松市内に住んでいる高校時代の恩師との40年ぶりの再会は、恐縮にも先生が手配してくださったこの店で招宴にあずかりました
美味しい料理と地酒をごちそうになり、K先生 本当にありがとうございました!
地酒案内処 會津蔵武(あいづくらぶ)さんへ
妻とさらに会津の地酒を楽しもうと寄りました
会津といえば「馬刺し」!
まずはこれを頂かないと
醤油や添えてある辛味噌で味わいましたが、桜肉ってこんなに美味しいんだと改めて驚きます
温めると びよ~んと伸びるこのチーズ
実は白糠酪恵舎のスカモルツァ・アフミカータなんです
カズさんに訊いたら、地元の常連さんが連れて来た京都からのお客さんに白糠酪恵舎のナチュラルチーズのことを教えてもらったのだそう
この夜、僕らより先客だった男性三人組(相当の日本酒通とお見受けしました)にも、酪恵舎のタンタカなどのチーズを酒の肴として供していました
確かに、日本のナチュラルチーズは日本酒にも良く合うと思ったのです
地酒案内処 會津蔵武
https://www.aizu.club/
貝と牛 魚介とワインK
Nuovo formaggio 誕生日の贈り物
今年のノヴェッロ(イタリア新酒ワイン)解禁をもうすぐの10月30日に控えた18日の日曜日、白糠酪恵舎から新作チーズの案内がFBにアップされました
傾いた陽光を浴びる牛たちや
丹頂鶴の親子を横目に見ながら、茶路の白糠酪恵舎に向けて国道392号線を走ります
テネロとほろよいチーズに挟まれて、新作チーズの「オニタ」が
手書きのカードも「できたばかり」感が満載です(笑)
テネレッロ・シラリカの兄弟分にあたるオニタ
味わうのはノヴェッロといっしょの楽しみに、それまでちょっとの間の我慢
井ノ口さんの誕生日に公開された新作チーズ、その名前の由来は訊きそびれましたが、他のチーズ同様に親しみやすくて皆に愛される味わいであることは間違いないでしょう
空耳アワー
ごちそうカリフラワー
7:17
すでに初霜が降りた釧路市内
朝の海に気嵐が立ち昇る時季になりました
北海道新聞 2020.10.18
カフェオレを飲みながら朝刊を読むルーティンで目に留まった本日のコラムの筆者は、アスパラ狩りに毎年のように伺わせていただいた内山農園の内山さん
カリフラワーの美味しさについて書かれていますね
天ぷらは経験がないけれど、その美味しさはいろいろな食べ方で私も楽しませてもらっています
特にチーズと合わせて料理したものはとても好きで、ワインとともに味わった次の2品はしばしば夢の中に出てきて 枕をヨダレでびしょびしょに濡らすのです
三友牧場チーズを使ったカリフラワーのグラタン
https://yunbok-diary.cocolog-nifty.com/misty/2013/09/post-1f4e.html
カリフラワーとロマネスコのグラタン 白糠酪恵舎ロビオーラのソース
https://yunbok-diary.cocolog-nifty.com/misty/2013/01/post-bf38.html
家で食べるものとしては、田崎真也氏のレシピをアレンジして妻が作ってくれる丸ごとカリフラワーが絶品なのです
2色カリフラワーのアンチョビバターソース コリアンダー風味
アスパラを添えて
人生に もっとカリフラワーを!
秋の白糠 レストランはまなす~酪恵舎
白糠駅前の国道沿いにある「レストランはまなす」さんへ
ポップアップメニューから妻が選んだのは
ドリア風ハンバーグカレー
鉄板でジュージューいいながら運ばれてきました
頂く直前にテーブルで白糠酪恵舎のチーズをたっぷりとトッピングしてくれます
じゃらんタイアップ企画(期間限定)地場産「北海道ハンバーグ丼」味噌汁付き
茶路めん羊牧場のラム肉、馬木葉松野さんのエゾシカ肉、道産牛と阿寒ポークの合挽肉の3種のハンバーグ
お店に来られた方は、かなりの頻度でこのメニューを頼まれていましたね
足を延ばしてチーズ工房白糠酪恵舎さんへ
今季のソフトクリーム販売が11日(日曜)で終了と聞いたので
妻はソフトもなかを
秋がまもなく終わるのを感じた1日でした
休日の午餐 ガストーラ
私が振替休日の平日お昼、妻を誘ってガストーラさんへ
(写真は店内からステンドグラスの窓越しに見える歩道の立ち木です)
車を運転して行ったのでノンアルでと思っていたら、妻が「帰りは私がドライバーを務めるから」と殊勝に
言葉に甘えてミュスカデをカラフェでお願いしました
前菜 釧路産マイワシのマリネ
「マイワシフェア in KUSHIRO」にも協力している安藤シェフの一皿です
珍しい赤シソのスプラウトと黒オリーブ添え
いけだ褐毛和牛うちもものロティ
川湯ファットリアリッコのルッコラ、水菜、からし菜のスプラウトを添えて
柔らかな牛うちもも肉とスプラウトの取り合わせが、とても美味しい
シェフおすすめの赤ワインはフランスのボルドー、ビオ栽培のメルローを使ったやさしい味わいでした
デセール
ナガノパープルを周りに配した木苺のソルベと黒いちじく
他のテーブルのお客さんが帰られたタイミングで安藤シェフが厨房から出て来られたので、近況を伺いました
シェフがフランスへ行く前に修業した東京のお店を久しぶりに訪ね、師匠のパッションさんにお会いしてきたとのこと
たまたまお店の近くを通っただけらしいのですが、店前にいたパッションさんの息子さんと偶然会って、そのままパッションさんに案内されてセレブなお客様が食事している店内を見学されたそう
お店は改装されて、安藤シェフがいた頃とかなり変わっていたそうです
自著のレシピブックに、安藤夫妻に向けたパッションさんのサインが!
マイワシフェアのランチ カフェRHYTHM
10月1日から始まった マイワシフェア in KUSHIRO
くつろげる雰囲気で楽しく味わおう!と鳥取大通8丁目にある shop&cafe RHYTHMさんへランチに出かけました
「イワシのコンフィと釧路パプリカのピザ」
見た目からもわかる美味しさ、イワシ好きを自認する私の期待に応えてくれます
ランチセットなのでサラダが付いて950円(税別)
妻が頼んだ「北海道チキンとほうれん草のペペロンチーノ」とシェアし、二人ともゆっくり、のんびり時間を過ごしてお腹も満たされました