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夏のロゼワイン

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釧路でもちょっと暑くなると開けたくなるのが、キリリと冷えたロゼワイン
「ひこやちや」の吉田さんにお勧めしてもらったものを4本購入しました

   
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ロゼワインのいいところは料理との相性をそんなに気にしないで、ビールみたいに飲みたい時にぐびぐびと楽しめること
殻付きのガーリックシュリンプやエゾシカソーセージに

   
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ゴーヤチャンプルー

    
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豚肉煮込みにも

家飲みではこういう気軽なワインが楽しくて、ありがたいです
    

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エゾシカ来訪記録2020-06-30

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18:26 (画像を一部加工してあります)

   
   
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18:34
   

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茶路めん羊牧場のミルクラム2020 ファームレストラン クオーレ

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6月下旬の日曜日、友人のAkさん夫妻と僕ら夫婦でミルクラムのランチコースを楽しんできました

    
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漆崎シェフによる調理前のお披露目
生まれて3ヵ月のポールドーセット、重さは10kg弱のミルクラムだそう

   
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部位は手前がヒレ、奥がロインとバラを巻いたものとのこと
淡い桜色のお肉がとても食欲をそそります
「最高に美味しいところですよ~」と笑顔のシェフ
   

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アミューズ 佐藤錦を浮かべたガスパチョ
パンは自家製黒ごまフォカッチャ&バターグランド

ワインはAkダンナさんと私が、料理に合わせてグラスで供される「ペアリング」でお願いしました
最初の白ワイン、私も好きな柑橘を感じるルガーナ カ マイオルのトレッビアーノ

    
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釧路のサクラマスのスモークのあぶり
白糠産天然ワラビとフキのピクルス添え

   
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ハギス(羊のモツの腸詰め)
白糠産白カブのソースとソテー添え

   

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赤ワイン、トスカーナのサンジョベーゼ主体バデスコ

   
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根室の花咲ガニとズッキーニのビスクのイカスミを練り込んだトレネッテ ~浜中のウニを添えて~

    
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白糠産天然キノコと羊ブイヨンのリゾット

このリゾットに使われている、シェフが自ら採ってきたキノコの種類が多過ぎて、思わずサーヴィスの女性からメモをお借りしました(笑)
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「キノコの風味と旨みを最大限に活かすために羊ブイヨンと塩のみ、キノコの炊き込みごはん」との記載も
   

   
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メイン ミルクラムのアロスト
白糠産アスパラと白花豆、金時豆の羊ブイヨン煮込み

   
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うっとりと見とれる、ミルクラムの色あいです
今年も味わえて、良かった!

  
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いっしょに供されたワインは、ニュージーランドのピノノワール

      
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ドルチェ
酪恵舎のホエーと白糠産バジルのソルベを詰めた桃
白ワインのジェラティーナ添え 

 
以上、徹頭徹尾、コースの全て、最初から最後まで、ことごとく、どれも、いかんなく美味しかったです!
ごちそうさまでした

   
   
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ホールに掲示されてる牧場の様子
お店に伺った前週はとても暑かったのですよね
天気が良すぎても、羊飼いさんにとっては色々と大変の様です

   
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この日のレストラン周囲遠景
(レストラン自体は右の建物の陰になっています)
      

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まほり 高田大介

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大学の薬学部で卒業研究をしていた頃、生薬学講座に入った同級生が薬用植物の採集に出かけるたびに「『ねほり はほり』に行く」と称していたのを、実際に詮索好きだった彼の容貌とともに、この書名を見て脈絡なく思い出したりしたのですが
 
「図書館の魔女」の著者による本作「まほり」は、予想をはるかに超えて、とんでもなく面白かった!
いわゆる fun ではなくて interesting のほうなんだけれど

学生時代には岩波新書の内田恵太郎「稚魚を求めて」や佐々学 「風土病との闘い」など、その分野の先達が苦心惨憺しながら一家をなすまでの研究自叙伝、研究者の半生記みたいなものを好んで読んでいたこともあって、その読書感に近い興奮を覚えながらページを繰りました
 
大学院に進もうと思っている社会学者の卵(主人公)が、ひょんなことから郷土に伝わる神社仏閣の由来を調べてゆく過程で、自分の出自にも関わる「或る因習」にたどり着く
あらすじを極めて乱暴に書くと、これだけの「ミステリー」

そのミステリー(謎)を明らかにするために主人公が助力を請うて登場する史学、民俗学、はたまた言語学の専門家の研究手法やスタンスの記述、そして各人と主人公のやり取りが本当に面白くて

「史学というのは特定の時代、特定の場所に分け入って史料を丹念に集めてくる、地味な学問だと思っていた」という主人公と同じ認識しかなかったこちらの蒙昧さを散々に思い知らされます

本書で語られる史実として、幕末の1800年代後半までは食い扶持を減らす、口減らしのための子殺し、間引きが日本各地で広く行われていたという事実はかなりショッキングで、それを知り私は恐怖に近い感情を覚えました
ただ、amazonのレビューで本書を「ホラー小説」と書いている人がいましたが、題材となった史実がそうだったというだけで、物語そのものは決して「ホラー小説」ではありません

それどころか、主人公と同郷の幼なじみ「メシヤマ」女史が良い具合に絡んで、暗くなりがちなストーリーのなかに boy meets girl的な微笑ましさをふんだんに散りばめながら展開してゆくので、私にとっては極上の恋愛小説としても楽しめました。なにより二人が交わす方言混じりの会話が、実に楽しい!

理屈っぽい読後感を書きましたが、理屈抜きに楽しくて面白い本でした
   

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君が食べているのはノビタキたちが愛の賛歌をさえずる大事な場所なのだよ

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8:07
エゾ梅雨というかエゾシカ梅雨というべきか 空模様がすぐれない朝、食事にやって来ていたエゾシカ

   
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あろうことか、庭の外れにある灌木をムシャムシャとむさぼっています

   
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8:12
その灌木はノビタキたちがてっぺんにとまって、愛を高らかに歌い上げる大事な場所なのですよ
すぐそばで、聖地が蹂躙されるのを(たぶん)悲しげにノビタキが(矢印)見つめています

   
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ここにノビタキたちは戻ってくるのだろうか

   
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一番小さい鹿はフキ畑でフキの茎をひっぱり千切っては食べ続けます

    
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奥庭からデッキ前を横切って

   
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8:39
お隣さんち側のスペースへ

   
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8:51
「ごちそうさまでした」
    

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月の満ち欠け 佐藤正午

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年齢に不釣り合いな大人びた言動で周囲をドキリとさせる「おしゃまな」女の子
知っているはずのない黛ジュンの「夕月」を口ずさみ、遊びに行った友人宅の父親の高価なライター「デュポン」のブランド名を指摘する7歳の少女
それが、前世の記憶を持ったまま生まれてきた「生まれ変わり」(=わが子では無い、誰か)なのでは、と周囲を困惑させながら展開し、そして収束する物語

岩波文庫的に発刊された佐藤正午の直木賞受賞作です

記憶を受け継いで生まれてくる子ども、というと

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梶尾真治の名作「おもいでエマノン」をすぐ思い浮かべてしまうけれど、そちらは地球創世期からの記憶を全て持つという壮大すぎるスケール(笑)
   

かなり以前、当時人気絶頂のお笑いタレント島田紳助が振付師の流石南に弟子入りして修行中だった6歳の少女(流石組レイナ)に対して

周りは『小さな子どもだから』と思ってるけど、その大人の思惑や行動があなたには全部透けて見えちゃっているでしょ。それでも自分は周囲に合わせて「子どもらしく」振舞う、おじさんもそんな「子ども」だったんだよ

と話しかけるのをTVで観たことがあり、そのシーンがなぜか本書「月の満ち欠け」を読んでいる時にフラッシュバック
  

巻末に参考文献として挙げられている、実際にあったと思われる「生まれ変わり」がモチーフとなっている本作、私はピュアな恋愛小説として楽しませてもらいました

強く想い続けていれば、好きだった人に必ずまた会える

なぜか boy meets girl ではなく年齢差のある girl meets man なのだけれど

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意中の人とやっと再会するラストシーンは「おもいでエマノン」と同じ、ただ本作「月の満ち欠け」は最後までハラハラドキドキさせてくれる分、より劇的で感動的なハッピーエンドでありました

「解説はお断りします」という表題の、伊坂幸太郎の公開付文(?)も含めて、一読の価値あり
おすすめ本です
   

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さおまえ昆布漁 久しぶりの

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晴れ間が覗いて、知人礁に久しぶりの出漁がありました

    
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5:15

       
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海面に昆布が顔を出しているのがわかります

   
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6:48
雲が出て日が陰ってきましたが、このあとも午前8時まで漁が続けられました
    

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アボカド、元気です

【6月12日】

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アボカドの種から根が伸び 育て始めに使っていた瓶(左側)が手狭になったので、長めのコップに妻が移し替え
     
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殻の上部にはしっかりと芽も出てきました!

  
      

【6月16日】

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すくすくと順調に芽も根も伸びて
  
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見た目は完全に「磯野波平型火星人」
勝手に歩き出すんじゃないかと、チョト不安…
     

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印象派、あるいは 劇的な日常

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17:53

「印象派の絵画みたい」と妻が評する日暮れ
日常的な風景ではあっても、一度として同じ光景はありません
   

      
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18:12

       
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18:46

激変する夕暮れ

   
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メーヴェが飛翔し、風の谷のナウシカで物語られる「火の7日間」を想起する、終末的な光景にも見えて

          
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18:47

「釧路の夕日」をスマホのカメラまかせで撮っただけなのだけれど
    

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うなぎが来た! レストランはまなす

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夏を近くに感じると思い浮かぶ滋養強壮の美味「うなぎ」
気温が20℃を超え、道東では立派な「夏」となった週末ブランチに白糠のレストランはまなすさんへ出かけました

   
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「これ焼きますので、少々お待ちください」
注文を受けてからさばいて、ひとつひとつ丁寧に焼き上げていく谷口シェフ
この時期に人気の限定メニューですので、必ず予約して伺うのが正解です

   
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うな丼、来ました!
例年と同じく、妻はハーフ、私はフルサイズのうなぎで
肝吸い付き

   
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どんぶりの蓋から はみ出して誘惑する大きいうなぎ

   
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圧倒的な存在感

   
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使われているタレは、谷口シェフの先代が「ちく半」から分けてもらったものを大事に受け継いでいる『80年もの』
今年も味わえて良かったです

   
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帰り道、恋問海岸で潮風に吹かれながらソフトクリームを

   

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ニシンがくる

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「ニシンが来る!」と妻
群来ではなくて(笑)、友人からスマホにメッセージが入り、前浜で釣り上げたばかりのニシンをお裾分けしてくれるとのこと
コロナウイルス感染流行の影響で大河ドラマ制作が中断され、しばらくキリンは来なくなってしまいましたが、その代わりに我が家にニシンがやって来ました
玄関先に現れた友人グリーン・モンベルさんの発泡箱からステンボウルに取り分ける妻
まだ生きて動いているニシンもいます

   
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さっそく1匹を三枚におろして

  
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お刺身で味わいました

   
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新鮮さ ここに極まれり、と表現したい銀箔ニシン

   
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生姜と大葉を薬味に頂きましたが、身がまだコリコリと

     
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残りのニシンはワタを取り

  
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中に軽く塩を振って冷蔵庫へ

       
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次は塩焼きあたりになるそうです

グリーン・モンベルさん、ありがとうございました!
      

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early morning, ezodeer sitting

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4:38
なんとなく胸騒ぎみたいなものを感じて目が覚めた早朝
洗面所の窓から庭を見やると

   
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胸騒ぎの原因?を発見(笑)

   
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全部で7頭のエゾシカが草むらに紛れて座り込んでいました

   
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6時過ぎには、みんな立ち上がり

   
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庭を後にして出かけて行きました
    

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魚介とワインK Now

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Brut Natureとエチケットに記載されたシャンパーニュで妻と乾杯
KONシェフが選んでくれたスターターは「今夜は、気合を入れて召し上がってください」と言わんばかりの極辛口(笑)

   
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真っ先に供されたのは、妻の好物ヤングコーン
香ばしく焼いて、生ハムとチーズをトッピングしてあります

   
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青森産くじらのタルタル 生ウニをのせて
目に訴えかけてくるとおりの美味しさ、いや、それ以上の

   
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熟成したサンセールへ

    
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あぁ、イワシ、イワシ
妻の皿には1匹でしたが、私にはダブルで供してくれました
釧路のイワシは旨い!

   
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サクラマスの瞬間スモーク クリームチーズ添え
トキシラズが不漁なので、こちら(4kgの大物)を使ったのだそう

    
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フォアグラとホワイトアスパラ
なにをかいわんや

    
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南アフリカのピノ・ノワール

   
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釧路産ズワイガニのパスタ!

    
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この濃厚な旨みは、何度でも味わいたいです

  
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鯨うねすベーコン
この辺りまでくると、いちいち「美味しい」と書くのが煩わしい(笑)

   
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和牛イチボ肉のロースト 山わさび添え

   
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デザート

   
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感染防止対策で客席間を広く空けて席数を制限し、今は予約客のみの静かな営業ですが、久しぶりに楽しくて美味しかったです

ごちそうさまでした

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朝の海霧 白虹未遂

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晴天の朝、海上にたなびく白いカスミ

   
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7:44
海霧が攻めてきます

    
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7:45
知人礁灯標側からタンク群方向へ流れ込んでくる感じです

    
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7:55
天候と時間帯、条件的には白虹(霧虹)の出現が期待できそう

     
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7:58:35
なんとなく見えてきたか!?

   
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7:58:48
海霧の流れと濃さが極めて短時間で変化するため、架橋が安定しません

    
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7:59:33

結局、この日はきれいなアーチの完成に至りませんでした

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八転九頭

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6月1日 17時過ぎ(妻撮影 動画も)
先日よりさらに1頭増えてエゾシカがやって来ました

  

  

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アボカドと山幸 その後

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4月30日
当たりのアボカドの種を妻が水栽培し始めた頃

   
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5月30日 ちょうど1か月後の様子
自然に種子の殻がひび割れて

   
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ひょろりと白い根が伸びてきました
なかなかの感動です
小学生の夏休みに朝顔の観察日記をつけた思い出が蘇ってきたりして

   
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私の朝食の定番 オリーブオイルを染ませ胡椒を挽いたトーストとカフェオレ
妻はカフェインが体質的にダメなので、私だけがコーヒーを飲みます

   
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この日は音更町のハピオで購入してきた畜大牛乳でカフェオレを
そのパッケージの向こう、テレビの左の壁際に見えている緑は

   
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5月31日、ワイン用ブドウ山幸(やまさち)の葉の広がり

   
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根もしっかりと生えています

  

以前の様子は
     
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4月12日

  
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4月5日 芽吹き!

  
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3月21日 水耕開始

   
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3月20日に分けて頂いた、枯れ木のような剪定枝から立派に成長しています
負けないようにしっかり育てますね
     

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