「珈琲と休ミ」in 和商市場
歳末セールにやって来た大勢の買い物客で賑わっている和商市場
その一画でライヴペイントのパフォーマンスを見せるクレヨン画家の加藤休ミさん
休ミさんの描くサカナは、そのままご飯のおかずになりそうなものばかり
このシシャモもたっぷりとして、とても美味しそうです
そのクレヨンで、立ったり座ったりしながら精力的に描き続けます
同じ一画で、上記の6店が商品の販売も行っていますよ
イベント最終日の、あす12月31日は13:00まで
バベットの晩餐会
美味しい食事(料理とお酒)で、どれだけ人は楽しく幸せになれるのか
それを見事に描いた映画です
デンマークの寒村に住む貧しい教会の信者たちが初めて、そして恐々と口にするフランス料理とワイン
導いてくれた牧師の生誕100周年で、慣れぬ正装、戸惑う豪華なテーブルセッティング
もちろん、ここに至るまでには様々な出来事、紆余曲折があるのだけれど
歳を重ね、怒りっぽく、いがみ合うようになっていた信者たちが料理を口にするたびにお互いを認め、心安くなってゆく
食事の後に皆で外で睦み合うシーン
これが、堪りせん!
この映画のクライマックスはもちろん、村人(信者)たちが晩餐で無垢に料理に舌鼓を打ちながら(トンチンカンな)歓談をするところなのだけれど、その料理を厨房で独り作る女性シェフ バベットの調理シーンがまた見事でとても美しい!
いま、話題になっているらしいTV ドラマ「グランメゾン東京」とは対極にある、楽しい食卓を生み出すシェフの素晴らしさを教えてくれます
この映画を知ったのはNHK教育テレビでの放映で、右端がその録画
その後にVHSの正規本編を中古で求め、さらにリマスタリングされたというDVD
クリスマス前後に何となく、何度と無く見返してしまう「名画」です
ホワイトクリスマス
釧路のクリスマスイヴは、何はともあれ これでしょう!
ピリッと甘酸っぱいホワイトドリンクが、クリスマス気分を盛り上げてくれるかと
最愛の妻がインフルエンザで床に臥せっているので、ひとりの食卓を福司ホワイトで気分だけでも華やかに
楽しみは、妻が札幌で購入して来てくれてたパネトーネ
IL NIDO DEL PASTO さん扱いのもの
購入する時に「焼いて味わってください」と言われたのだそう
なので、私にも「ちゃんと焼いて食べてね」と妻
「焼いて食べるんだよ」と君が言ったから12月24日は焼きパネトーネ記念日
我が家の山の神で最強の破壊(創造)神、阿修羅、だいだらぼっち、三年寝太郎、アタオコロイノナ、ブーフーウー、すべてを統合した統一チャンピオンのようなの妻のご託宣
表面を軽く焼いて、カフェオレとともに頂きました
う~む、悪くないけど、やはりそのままで味わうほうが私の好みには合うようです
赤鼻のトナカイは、決して壁をドツカナイ
0:23
鬼のカクランかA型インフルエンザに罹患し、高熱で人事不省、前後不覚 、問答無用、一日一膳状態の妻の寝室方面からゴツゴツ、ゴツゴツ、ゴツと壁をド突く不審な音が夜中に響き、「なんだぁ~?」と起き上がると、枕もとの窓から外のセンサーライトの明かりが漏れ入ってきてる
急いでロールスクリーンをあげると
0:27
Ooooops!
突然、右側(妻の部屋側)の死角からヌ~っと光る角を持った巨獣が現れて仰天
と思ったら、アイヤ~!
さらに大きいのが、もう1頭・・・・
こんなデカイのが2頭で壁をゴツゴツしてたのか?
野生の偶蹄類は北海道ではエゾシカ、隣島サハリンではトナカイ(カリブー)なのだそう
※ 例の参考文献より
雪が積もっていない家の壁際に、僅かに緑の植生が見られました
これを食べようとして、大きな角が壁をド突いていたのかな・・・・
もう会えないだろうなぁと思っていただけに、立派な姿を見られてとても嬉しかった!
休日ながら読書
日曜日のひとりブランチ
和商吉岡肉店のもも肉焼き豚とHatch bakeryのバゲットで、ドリンクはセコマのプロセッコ
食べ飲みしながら読むのは小野不由美「白銀の墟 玄の月」第3巻
終盤にようやく物語が動き始めたのだけれど
p.326 冒頭からの「(旧字体?の)狸力」という妖魔の描写は、あきらかに《原子力》のカリカチュアでしょ
いまになって思う。妖魔の動きを事前に完全に見切り、統御することなど、最初から不可能だったのだ。にもかかわらず、充分に準備すれば可能だと思ってしまった。(中略) しかし、そんなことが可能だったはずもない。検証を経ないままの「充分な準備」は意味を成さなかった。O力は函養山を大規模に破壊し、・・・
国を統率する能力も資格も無い偽王が成した破壊と混乱
ファンタジーではあっても、作者は現実の世界に生きているのだから書かざるを得ないことだって当然あるでしょう
バゲットにたっぷり乗せて楽しみます
ひとくち食べたら、プロセッコをぐびぐび
厳寒のこの時期、ありがたいことに午後からリビングに差し込む日射しで部屋は温室状態に
サッシを開けて外気を導入しないと、暑くてたまらなくなるほど
福司活性清酒純生二本
発売されたその日に、鮮魚スーパーの刺し盛りを肴にいただきました
その二日後
和商市場「いしざき」のかまぼこ3種(たこかま、ミックス、紅しょうが)を焼いて
独身時代はそのまま何もせずに生のかまぼこを齧っていたけれど、妻から「ゼッタイ焼いたほうが美味しいよ」と言われてからは、ワサビをちょっと乗せ醤油を付けて味わいます
かまぼこを食べきって、酪恵舎のスカモルツァ アフミカータを追加
その日の道新夕刊1面
紙面のトップにどの写真をどの大きさで載せるか、新聞社内では結構大変な判断を迫られる、というようなシーンが以前読んだ横山秀夫の「クライマーズ・ハイ」にあったけど、これは人類に必要な知性と不要の無知能を見事に対比して示した好例かな
社説を読むより分かりやすいです
63歳の酒食 魚介とワインK
還暦を過ぎると、自分の誕生日はお祝いするというより「美味しいものを食べて飲んで、ただ楽しみたい」日になります(笑)
それでワインもお料理もKONシェフにお任せして、妻と二人でひたすら楽しみました
※ 美味しいものを食べたい時は、しっかりと予約して伺うのが鉄則で~す
なんと、アワビ!
柔らかく、そして柔らかすぎず、なんともいえない食感が美味
ツブ貝と帆立
どちらもギネス級の大きさ!
比較においた妻の手やフォークが小さく見えます
まずはそのままで
例えが悪いかもしれないけど、トウキビの芯を齧ったような甘さが口中に広がります
すこぶる美味しい!
その調理に使うというシチリア産の野生ケイパー(左)も信じられない大きさ
参考までその右側に通常のケイパーを
野生ケイパーの断面、もちろん初めて目にしました
忘れられない63歳の記念に
(妻撮影)
大きさに驚いてばかりだけれど、全部すんなりとお腹に納まりました~
デザートはバースディ・スペシャルで用意して下さいました
ヴァローナのチョコレートムースとリコッタのソルベ、(妻向けにシナモンを使っていない)焼きリンゴ、あまおう、柿