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第230回 釧路ワインを楽しむ会 オルディネール

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ワインショップからの新着メールで目にすることが多くなった「オレンジワイン」
簡単に言うと「赤ワインの製法で作った白ワイン」のことのよう
ブドウ果汁だけでなく皮ごと浸漬醸造するので、そこから浸出するタンニンなどの成分によって色合いと風味が独特の「オレンジワイン」になるのだそう
遅れてやってきた世話人さんに代わって「ペスカトーレさん」ことOkaちゃんが、世話人さん作成の資料をもとに説明してくれました

この時期にとてもきれいな釧路の夕日もイメージしての、今回のセレクトとのこと

     
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厚岸産カキ、昆布森ホッキ、道東サンマのマリネ
ブロッコリーとフルーツトマトのソース

最初の一皿は、明るい夕日色のソースを配した地元の魚介アソート
テーマを意識した十文字シェフの心にくい演出ですね

  
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ワインはオーストラリアのピノグリ
これはニュー・サウスウェールズの「オレンジ」地区で作られているということで、いわゆるオレンジワインではないような(笑)
飲み応えのある美味しい白ワインでした

   
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きのこのフラン 天然きのこのフリカッセソース

秋の味わい、きのこはラクヨウとシメジです

  
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ヒトミワイナリーのデラ・オレンジ
ここのワインはどれも気軽に楽しめて、個人的にとても好きです

  
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う~ん、アルザスでもオレンジワインを作っているんだ・・・
3品種のアッサンブラージュ、微発泡でかすかな甘みを感じ、美味しいです

   
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道東産ハタハタのスープ

オルディネールさん以外ではお目にかかれない、ハタハタの濃厚な味わいのスープ
十文字シェフのスペシャリテですね

   
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ジョージア(グルジア)の造り手ゴッツァ
ツィツィカとツォリコウリという初めて聞くブドウ品種を、クヴェヴリという大きな甕のなかで発酵させる古代製法で造られた「白」ワイン
オレンジというより透き通ったアンバーな色合いで、製法からイメージする味わいとは違って、意外にもすっきりとした飲みくちです

   
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道産ポークひれ肉のロースト 昆布森ムール貝添え
ソースはまたしても夕日色
添えられたインゲンは白糠産とのこと

  
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今夜 2本目のアルザスの色合い(写真ピンボケですみません!)
シルヴァネール100%

 
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参加者がこぞって絶賛した、旨みを感じるオレンジワインです
今回のアイテムの中で価格が一番高かったのも納得

    
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牛タンの赤ワイン煮込み
トッピングの黄ニンジンとピューレにしたゴボウは白糠産だそう 

        
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最後を締める「赤」ワインは、ジョージアのゴッツァ
これもクヴェヴリで発酵熟成しているとのことですが、澄んでいてやや濃いロゼのような色合い
見かけ以上にしっかりとボリュームがあるものの、食事のジャマをすることのない料理に合う味わいでした

  
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ひと仕事終えて、格別の一杯を楽しむ十文字シェフ
(まだこれから後片付けが残っていますけれども)

今夜もごちそうさまでした!

 
釧路ワインを楽しむ会のホームページは こちら です
   

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