檜山海参(ヒヤマハイシェン) 中国料理「玩味」
高級食材としてブランド化が進んでいる檜山産の乾燥ナマコ「檜山海参(ヒヤマハイシェン)」を使った料理を、ご近所のKさん家族といっしょに中国料理「玩味」(ワンウェイ)さんへ楽しみに出かけました
「檜山海参(ヒヤマハイシェン)」については、 北海道Likersのこちらの記事 をご覧ください
休日の夜、ゆっくり食事を楽しもうというお客さんで店内は満席!
Kさんが用意してくれたシャンパーニュ グラン・クリュ (!) 、ル・メニル・シュール・オジェのブラン・ド・ブラン、ジャン・ルイ・ヴェルニョン レゾナンス エクストラ・ブリュット ミレジムを味わいながら、のんびりとお料理が供されるのを待ちます
前菜 くらげ&ピータン
豪華な食材から生まれる香りと旨みが素晴らしいです
このナマコはまだ前菜なのですが、肉厚なのにレンゲでもするりと切れる柔らかい食感がたまりません
お店の甕入り老酒(右)を頼んで、これもKさんが用意してくれたマルサラと飲み比べ
原料がまったく違うのに、よく似た味わいなのがすごく面白いなぁ
いよいよメインの「檜山海参」が登場!
料理する前のお披露目です
向かって左の小さなものが乾燥状態のナマコ
これを1日3回お湯を替えながら沸騰させないようにじっくりと1週間かけて茹で戻したものが右側なのだそう
突起がきれいに残るように丁寧に乾燥させるのが高級食材の所以らしいのですが、それを調理するのもなかなか大変なんですね
風の谷のナウシカで圧倒的な存在だった、腐海から現れる王蟲(オーム)のような威容です
チンゲン菜がメーヴェに見えてしまう(笑)
ナマコそのものにはほとんど味が無く、周りの餡とともに ぷるぷるの食感を楽しみます
居酒屋さんでよく口にするナマコ酢のコリコリとはもちろん違う、「異次元」の感覚ですよ
食べ方も北京ダックと同じように、甘味噌を塗った蒸しパンにキュウリ、ネギと一緒に挟んで頂きます
さらりとお腹に納まって、美味しいコースを締めくくってくれました
いかがだったでしょうか?とデザートとともに挨拶にこられた吉井シェフ
中国料理のナマコという、初めての得がたい貴重な食体験をさせていただき、ありがとうございます
杏(アンズ)の種の中にある仁(ジン)という種子の部分の粉で作った「甘くない」、仁由来の苦味がほんのりと感じられました
中国本来の作り方だそうで、まさしく大人のデザートですね
ごちそうさまでした!
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コメント
五年前まで釧路に三年おりました その間最も通ったお店がワンウェイさんでした
吉井さんの繊細なお料理が 心から大好きでした
懐かしい気持ちと 美味しい思い出が蘇りました☺️
投稿: 小柳 | 2019年10月16日 (水) 23時00分
小柳さま
コメントありがとうございます
釧路の他店のシェフもこぞって認める吉井シェフのお料理
美味しいですよね!
思い出にせず、ぜひまたお召し上がりにいらしてください
投稿: ユンボギ | 2019年10月17日 (木) 20時19分