
知人( しりと しれと)浜の拾い昆布漁は日曜日も休みじゃないんですね

南大通8丁目の波止場通り沿いにある佐野碑園
手前の歌碑には、かつてこの地にあった料亭「希望楼」で放蕩の限りを尽くしたらしい石川啄木が詠んだ句が
あはれかの国のはてにて
酒のみき
かなしみの滓(おり)を啜(すす)るごとくに

釧路の発展に功のあった人物を顕彰する「佐野氏紀功碑」

たんぽぽの綿毛に囲まれて建っていました

佐野碑園のすぐ近く、浦見8丁目角に建つ啄木歌碑
よりそひて
深夜の雪の中に立つ
女の右手のあたゝかさかな

名前は聞いたことがあったけど、初めて来た休み坂

舟見坂を登って、港を望む啄木歌碑
波もなき二月の湾に
白塗の
外国船が低く浮かべり
ずいぶんあちこちに啄木歌碑があるんだな、と思って帰宅して朝刊を開いたら、さらに新しい歌碑が市内にできたという記事でオチまでつきました

北海道新聞 2019.6.9朝刊
コメント