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調理場という戦場

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釧路では上映されなかった話題作をDVDで

これを購入した時は主演俳優のことを全く知らなくて、昨年末に観た映画「アリー/スター誕生」でレディー・ガガと共演した男優その人だというのは、後から知りました

「アリー/スター誕生」は、すこぶる素晴らしかったです。封切られたばかりの週末、既に大ヒットしていた「ボヘミアン・ラプソディー」の後にハシゴして観たのですが、個人的には「アリー/スター誕生」のほうが面白かった

特にレディー・ガガのファンでもクィーンのファンでもない私は、どちらも良く出来た music video として音楽に聴き惚れながら飽きずに最後まで観たのだけど、感情移入は物語性のある「アリー/スター誕生」のほうにより深く

 
さて、DVD「二ッ星の料理人」

一流レストランの厨房の様子を極力再現したと言うリアルな調理シーンが、やはり興味深いです

そしてミシュランの調査員がレストランにやってくるシーンも(かなり戯画化してると思うけど)

予定調和のラストですが、観て損したとは思わない作品かな

 

 

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もうひとつは「ディナーラッシュ」

ニューヨークの老舗イタリアンが舞台のドラマ

 

 

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聞き慣れたイタリアのチーズが次々に登場します

上の厨房シーンでは、ギャングの名前がチーズと同じだったということで

 

 

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こちらは開店前のスタッフミーティングで当日のメニュー確認

 

 

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不慣れなサービス担当(向かって右の男性)が間違って復唱すると、同僚のイタリア系女性(左端)が「イタリア料理への冒瀆よ」とたしなめるシーンも

 

 

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本当にイタリア料理とチーズは一心同体なんだなぁと感じます

 

こちらの映画でも、料理評論家がお店にやってくるのだけれど、その応対がまた面白くて妻とさんざんツッコミを入れて(笑)

満席となったその日のディナーには他にも様々な訳あり客が来ていて、厨房シーン以上に客席フロアでの展開に引き込まれてしまいました

 
映画としての面白さは、こちらのほうが格段に上ですね

 
今日の日記ログの表題は、ずいぶん前に夢中になって読んだコート・ドール斉須シェフの文庫本から

 

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