海に生まれ、土に還る
浜辺に打ち上げられた海洋生物の骸
事の発端は、鳥たちの争い
前浜の波打ち際で、いつになく鳥たちが群がって騒いでいるのに気付いたこと
双眼鏡で見ると、2羽のオオワシとカラスが互いに牽制しあって、何かの物体をつついていました
頭の無い大きな魚のように見えます
オオワシが去り、しばらくしてカラスも去ったところへ、今度はカモメがやってきました
カモメがつついてから立ち去ると、鳥たちの食事の時間が終わったのか、くだんの物体は放置されたままで、誰も寄ってきません
それでようやく、私も近くまで行ってみることにしました
胸ビレや尾の形を見ると、イルカかクジラの子どものようです
背中側
アゴの骨の形状から、クジラの子どもではないかとFBに知人のコメントが入りました
また、釧路市立博物館に連絡したら骨格標本などで活用してくれるよ、とのアドバイスも受けて、そのようにしました
浜から家に戻ってしばらくすると、オオワシたちが今度は大勢で(家族連れ?)再びやって来てついばみ始めました
「猛禽類」と呼ぶに相応しい食べっぷりです
あらかた形が無くなってしまった頃、浜に住み着いているキタキツネまで、お相伴に
【追記】
このクジラの子ども ネズミイルカ(成獣)の亡骸は、翌日やって来られた博物館の関係者3名の方が骨格標本つくりのために土の中に埋めてゆきました
第100回はまなすワイン会(since 1989) 白糠
最初の開催から30年間続いて、100回目を迎えたレストランはまなすのワイン会です
オーナーソムリエである谷口シェフならではの、毎回のワインセレクトとお料理の数々
その素晴らしさが、あふれんばかりの参加者とともに会が今日まで続いている理由でしょう
つるりと一口で飲むように頂くのが、生牡蠣のおいしさを堪能できる味わい方
その牡蠣本来の味をひき立てるように海水ジュレを
私の隣に座っていたカキキン中嶋さんも、つるりと飲んでシャブリをゴクリ
そして、笑み
このシャブリをずいぶん気に入られたようで、杯を重ねていました
それでは、この後のお料理の紹介を
今朝の摘みたて和天別産ベビーリーフと
生ハム、酪恵舎チーズのシーザーサラダ
ムール貝のトマトクリーム煮
十勝牛のロースト 菜園風
(ラディッシュ・アーリーレッド・キャロットグラッセ・ベークドトマト etc.)
ワインと料理を楽しんで、とてもいい気分の皆さん
酪恵舎ロビオーラとカボチャのクリームニョッキ
阿寒ポークのスペアリブ
朝摘み和天別産ちぢみほうれん草のソテー、チーズ風味ポテト添え
茶路めん羊牧場ラム肉と茶路産ゴボウのラグーのショートパスタ
ドルチェ
根釧牛乳と酪恵舎リコッタパンナのフルーツムース
会の最後には、豪華景品を含むハズレ無しの抽選会があり、私はディチェコのショートパスタを頂戴しました!
レストランはまなすの楽しいワイン会、次の第101回は5月31日(木)開催予定とのこと
ご興味を持たれた方はぜひお店へお申し込みください
白糠産エゾシカのスープカレー 札幌フェアー
3月14日ホワイトデーまで、1ヶ月間のイベント「エゾシカ10」です
釧路からはちょっと遠いけど、白糠産のエゾシカ肉を使った名店のスープカレーをぜひ味わってみたい
参加店舗の10店は
札幌らっきょ エスタ店
奥芝商店 実家
SOUP CURRY KING セントラル
SPICE RIG こうらく
Curry & Cafe SAMA 大谷地総本店
カオスミヘヴン
カレー&ごはんカフェ ouchi
スープカレー店34
エスパー・イトウ 白石中央店
西屯田通りスープカレー本舗
1日の提供数が限定されているお店もありますので、ご留意ください
念のため、公式ホームページはこちらです
※ お洒落ですが、古いシステムでは重くてなかなか開かないです
濱田庄司登り窯復活プロジェクト 益子
焼き物の里、益子
濱田庄司記念益子参考館の、登り窯で焼き上げた作品の窯出しに運良く出逢うことができました!
今年で2回目になるという 濱田庄司登り窯復活プロジェクト です
窯から作品を出して並べる作家さんたちの熱気で、会場内はムンムンとしていました
こちらがその登り窯
土地の傾斜を利用して火が登るように構えられているから、登り窯なのでしょうか
さて、地面に並べられた作品の数々
ネコの尻尾が持ち手になってる面白いものもありました
多くの焼き物の中で、私の目が留まってしまったのがこの方の作品
一期一会
窯出しの当日は販売できない決まりになっているとのことで、1週間後に改めて兄に足を運んでもらって購入することにしました
木が生い茂る敷地内は石と同じぐらいのドングリで埋め尽くされてて、それも楽しいです
この日の夜は、実家で母と兄妹家族と久しぶりに一緒の夕食
チーズタッカルビやチヂミ、ハチノス、ナムルなどのソウルフードを満喫しました
大谷資料館から益子へ
里帰り2日目は兄夫婦の案内で、宇都宮駅から車で30分ほどの大谷町へ
塀や石倉の建材として有名な大谷石の産地です
当然のことながら、大谷町の町並みは大谷石で造られた建物で成り立っていて、北海道では決して出会うことのない眺めでした(写真無し)
上の写真はその大谷石を切り出した山の一部
採掘場跡を見学できる大谷資料館へ入りました
噂には聞いていましたが、地下に広がる空間のその巨大さに圧倒されます
上下と周り四方が大谷石で囲まれた異空間
多くのアーティストがここでプロモーションビデオを撮影していることに納得します
妻もあやかって大谷石のステージへ!
彼らに負けじと、アーティストの片鱗の痕跡の名残りの幻影らしきものを示しました
この地下空間は、冷蔵庫の中のような温度です
体がほどよく(?)冷えてきたので、次は益子に向かいました
里帰り
三連休を利用して、内地の実家に久しぶりに妻と行ってきました
今回はちょっと贅沢して、東京からは東北新幹線で
宇都宮に着くなり、30分以上 列に並んで駅ビルの餃子屋さんへ
連休始めの週末なので、やはりどこも混んでいます
ここでは、とりあえず3種類の餃子を
ホテルにチェックインしてから、街中で通りがかった二荒山神社に参拝
その後、宇都宮餃子会の来らっせ本店で、本格的にあれこれ餃子を
さすがにどれも美味しくて...
この黒スープ餃子が、またなかなかの味わい!
さんざん食べて、腹ごなしに自然派ワインのバー「プリムール」へ
飛び込みで入ったのだけど、かなりディープな、コダワリのあるオーナー(一見コワモテだけど、話すと面白い!)がやっていて、ちょっと驚きのお店でした
さらにハシゴして、妻が「ここ、良さそう!」と選んだ串焼き「かめや」へ
栃木の地酒、澤姫や虹乃井などを次々に
串焼きはもちろん、もろきゅうやチャンジャ、エイひれ(←ちょっと甘いけど)などの居酒屋メニューがきちんと美味しく、また若いスタッフのきびきびサービスも快くて、気持ち良く酔った夜でした
こうや!チャンプルー
チャンプルーはこうでなきゃ!
と、厚揚げを使って作る妻こだわりの一品
水分の多い普通の豆腐だと、チャンプルーじたいが水っぽくなってしまうからだそう
合わせるお酒は泡盛?と訊いたら、和風出汁で味付けしてあるので日本酒でOKとのこと
もうひと品の山かけは、浦幌の道の駅で購入した長芋のトロフィーという粘り気の強い品種で、これも妻のイチオシ
昆活醤油をかけ回してずるずるっと啜ると、長芋の甘さが口中に広がり、そこに散らした山ワサビとマグロ赤身がブワンッと乱入してきて、すぐに恐悦至極の境地になります
ところで、チャンプルーを盛りつけた小鹿田焼の大皿は、私が以前取り落して割ってしまい、sendさんで修復して頂いたもの
その後まったく問題なく使えていて、割る前以上に愛着が湧いて出番が多いのです(笑)