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毛ガニの頂き方 【夫婦機会均等編】

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大賑わいだった厚岸毛がに祭りの夜の、戦利品でゼイタクな「ひとり一パイ」の毛ガニディナー

お皿に、甲羅以外の身と脚の部分は二匹の毛ガニを半分こにして、一匹の姿に合体させてあります

個体によって、そして茹でたロットによって、味わいに違いがある場合があるので、毛ガニのリスク管理(?)に詳しい妻がこのように盛り付けたのです

結論から申し上げると、確かに両者の「味の濃さ」には明らかな違いが感じられました

もちろんそれは、同時に食べ比べることによって初めて感知できる程度の差、なのですけれど

美味しい毛ガニの奪い合いで夫婦間紛争に発展するのを見事に回避した、妻の政治的手腕に感心させられたのでした

 

 

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毛ガニの脚肉の美しい御姿に、しばし見惚れます

 

 

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お酒は日本酒の、東一

 

 

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後半の山場の一つ、カニ味噌和え

ここまでは、もうなんといっても日本酒の独擅場ですね

 

 

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でも、これが登場すると、もう一皮 毛ガニの味わいが脱皮します

 

 

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我が家の定番、カニ味噌リコッタ和え

 

 

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海藻入り粒塩で味を調え 香り高い胡椒をさっと振ると、白や赤のワインにも合うようになって毛ガニの愉しみの幅が広がります

 

 

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道東の素晴らしい食材の、美味しい出逢いに 乾杯! 

 

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