グレート小鹿! ガストーラ
小鹿というより、仔鹿と書くべきか、エゾシカのフレンチラック(骨付きロース肉塊)のローストです
東京から古巣(というか、こころの故郷)釧路へ息抜きにやって来られたS氏をガストーラに迎えて、エゾシカ肉のメイン料理
仔鹿といっても1本のチョップの大きさが結構、あります
肉食男子のS氏は、なんと5本 たいらげました・・・・
(大食いと言われる私は、やっと3本)
一応、最初はこういう盛り付けで各人に供されて、後はお替りし放題というスタイルでした
紫色の添え物はシャドークイーン、この時はこれも別盛りで自由に
(大食漢S氏シフトという、とにかく特別体制なのです)
ロース肉が美味いのはもちろんなのですが、骨に付いている肉がまた味わいが深いのです
だから、そこから、こんな感じでバリバリとみんなかぶりつきました
メイン料理の前には、エゾシカのコンソメロワイヤル
このカップ1杯あたりに1kg(!)を超えるエゾシカ肉を使った旨味が凝縮されています
平民のパスタ
冷蔵庫に残っていた卵1個と削った「タンタカ」チーズ
これを使って夕食作り
イメージは岩澤さんのお店で食べたカルボナーラの原型といわれるポヴェレッロ(貧乏人のパスタ)
本来はチーズと卵だけでつくるものみたい
はまなかホエイ豚ベーコンも少し残っていたので、パスタのレベルを平民に格上げし、それも加えて
その昔、大学生の時に下宿の仲間とよくやっていたトランプゲーム「大貧民」を思い出しました
胡椒はクラタペッパーがもったいないので、スーパーで売っている普及品
妻がいない時は、質素に暮らしています
ひとりで作って、ひとりで食べるパスタ
なんとなくというか、やはり味わいは いま一つ、いま二つ、いま三つ・・・
春が来る! いちご桜餅 菓子処なかじま
今日の釧路市内、日中は雪がちらついていましたが、確実に春が近づいて来ているのを感じます
毎年この時季、桃の節句までの限定販売となる菓子処なかじまさんの「いちご桜餅」(→「 いちご雛 」が正式な品名でした!)
今年もまもなく店頭にお目見えします
(申し訳ありません、ひと足お先に頂戴させて頂きました)
清楚な姿は雛人形そのもの、味わいも極めて上品で優雅
甘いものは苦手、という人にこそ味わっていただきたいですね
例年かなりの人気なので、浦見本店か中園店(労災病院そば)に予約してから伺ったほうがいいみたいです
これを頂くと、春は本当に もうすぐ
ジャンルーカが納品に訪れるリストランテ est di Zuppa
2月18日朝のTV放送 NHKおはよう北海道に、白糠酪恵舎スタッフのジャンルーカが登場しました
営業を担当するジャンルーカが納品に訪れた釧路市内のイタリアン est di Zuppa でのシーン
ワインのインポーターにも勤めていたジャンルーカは、チーズのこと以外にワインやイタリアのホットな話題でシェフとあれこれ言葉を交わすのだそう
ジャンルーカの真摯な人柄に、橋本シェフも好感をあらわにしていましたね
その est di Zuppa さんへ、日曜のランチに伺いました
シェフに訊いてから赤ワインをお願いし、ゴマを練りこんだ自家製グリッシーニをつまみに早速味わいます
あまり広めたくないのだけど、ここのランチは内容からするととってもお得な価格設定なんです(笑)
前菜のアソートだけでも、十分に満足してしまうほど
この日は
などなど
これだけで、ボトルの半分ぐらいが空いてしまいそう
そして、熱々パリパリで もちもちの焼き立てナポリピッツァ
今日は、マルゲリータとクワトロフォルマッジォのハーフ&ハーフでした
写真では判りにくいけれど、直径30cmほどもある大きな一枚
でも、これが何の苦も無くペロリとお腹に収まってしまうのですよね
ウニがごろごろ入ったクリームソースのパスタ
パスタにはウルサイ妻も、ほくほく顔で食べてます
ドルチェのティラミス
橋本シェフのティラミスは、久し振りに頂いたかなぁ
美味しい・・・
ごちそうさまでした!
白糠のオオミゾガイ 魚介とワインK
オオミゾガイって、ホッキと混獲されるマテガイの仲間なんだそう(市場魚介類図鑑)
あまり馴染みが無い、というか私は初めて聞いた名前の貝なのですが、プリッとした食感で味わいもなかなか良く、美味しかったのです
さすが 魚介とワインK だ! との思いを新たに
この夜は、お店が主催のワイン会
2012年のブルゴーニュ、4つの造り手のピノ・ノワール飲み比べです
Y ソムリエを講師に勉強の要素もちょっと(かなり)入れて頂いて、テイスティングの仕方から教えてもらいました
やはりきちんと話を聞きながら味わうと、納得するところが沢山ありますね
これも日常的にはお目にかからない食材だと思うのだけど、タラバガニの仲間だそう
濃厚なソースで頂く大きな蟹の身とパスタ、美味しいです
バジルのソースがぴったりのホタテ稚貝
供される料理のソースが全て美味しくて、何度もバゲットをお替りしてお皿を拭うように頂きました
メインのビネガー煮込みは、ジャガイモのガレットと合わせて
お肉料理だけど決して重くなく、すっきりと頂けました
番外編として供された ルロワのACブル’99
過去に何度か味わったことがあるのですが、ルロワはこのクラスでもやはり早飲みしちゃいけないんだな、と痛感
「別物」になっていました
KONシェフ、ご一緒させていただいた皆さん
ありがとうございました!
バレンタイン・ナイト
バレンタインデーの夜、貝塚の生協でギネス3缶にノベルティグラス1個が付いたパックを見つけ、グラス欲しさに2パック購入
「ギネス、6缶も買ってどうしよう・・・」
とか言ってたけど、あっという間に4缶が空いてしまいました
生協で売っている厚切りの輸入ラム肉が、けっこうイケるのです
それでつい、グビグビと
妻がE市長から頂いた佃煮には、やはり日本酒でしょう、ということで
山本の6号酵母と7号酵母の飲み比べ
私も妻も、7号酵母のフルーティーな感じが気に入りました
メイン・イベントのチョコレート贈呈
受け取るのはもちろん、私
今年のチョコレートは、全てお酒を使ったものでした
その中で、獺祭チョコをスパークリング獺祭といっしょに味わってみたら、これが美味しい!
日本酒に合うチョコレート、初めてです
まあ、これまで試す機会も無かったんですけど
一箱に3種類2個ずつ入っていた半分の3個は、妻のもとへ・・・
チーズと胡椒のパスタ Cacio e pepe
名前の通りそのまんま、チーズと胡椒だけで味わうパスタです
本場のオリジナルレシピは羊乳チーズのペコリーノやパルミジャーノを使うらしいのですが、今回は道東産チーズで作りました
モンヴィーゾ(左)と、グラナパダーノ タイプのタンタカ(右)
いずれも旨味がたっぷり、白糠酪恵舎のハードチーズです
お手軽なグラインダーを使わず、チーズおろしでせっせと私が削りました
パスタをかき混ぜて、加えた茹で汁とバターを乳化させ
(うっ、目が回りそうな画像・・・)
そこにモンヴィーゾを入れて、しっかりと絡めます
お皿に盛ってタンタカをトッピング、荒く挽いたばかりのクラタペッパーを散らして完成!
挽き立ての胡椒の、 柑橘系の爽やかな香りが鮮やかに立ち上がってきます
あっ、麺の紹介を忘れてました
北海道が誇る道産子パスタのルルロッソ
初めて食べた時、その美味しさに衝撃を受けたほど(笑)
生産量が増えて入手しやすくなりました
チーズと胡椒だけなのに、とっても豊かで贅沢に思える美味しさです
その土地のチーズを使うパスタ料理、我が家でも出番が多くなりそう
釧路夢ハーブの会 ニューイヤーランチ会
夢ハーブの会の料理講習会に参加させて頂いていることもあり、会員の皆さんが集まるニューイヤーランチ会にもお誘い頂きましたので、妻と一緒にありがたくお邪魔させてもらいました
会場は、ANAクラウンプラザホテル釧路18階 ビギンズ です
スタートの一皿から、楡金シェフ特選食材のオンパレードです
厚岸・ニシンのコンフィ
釧路沖・ツブのラヴィゴットソース和え
阿寒ポークの自家製ハム
白糠・エゾ鹿と弟子屈・グズベリーのコンポート
言うまでも無く どれも素晴らしかったのですが、周りの方々は特にニシンのコンフィと、グズベリーで頂くエゾ鹿の美味しさに感嘆していましたね(私も、そう!)
音別・キクイモのポタージュに
白糠酪恵舎リコッタチーズをのせて
単に「地元産だから」じゃなくて「これが美味しいから!」という楡金シェフの主張が真っ直ぐに伝わってくる一品でした
このところの料理写真は全てスマホで撮っているので、遠近感というかモノの大きさの対比が実物とかなり違ってしまいます。サクラマスより手前のビーツが大きく見えるのはご容赦ください
白貝のジュのソースで味わうサクラマスとホタテ、とにかく美味しかったですね・・・
奥に添えられた紫白菜と黄色いビーツの彩りも、意外で楽しいです
ピスタチオのガトーと釧路・丹頂いちごのマリネ
チョコレートのグラス添え
ガトーは懐かしい(親しみを感じる)バタークリームを使っていました
途中で何度も顔を出されてお料理の説明もしてくださった楡金シェフへの拍手で終えた、美味しすぎるお昼のひと時でした
ご一緒させていただいた夢ハーブの会の皆様、ありがとうございました!
くしろ冬まつり
釧路市観光国際交流センターで開催された冬まつりです。好天に恵まれて、なかなかの人出でした
釧路産ホッキと音別産キクイモの天茶、このすぐ後に正式ランチが控えていたにもかかわらず、思わず「お替り!」してしまいそうなほど美味しかったです。キクイモも販売していたので購入しました
こちらは交流センター建物内の「 くしろ水産食品まつり」会場でモニター販売していた「フィッシュ&チップス」
ロングversionは売り切れで、これはショート(¥300)のほう。揚げ立てを昆布塩で頂きました。街角で普通に買える釧路の名物になって欲しいですね
これは炙って食べるエイの「ひれ」、と思いきや
ミンククジラのヒゲでした
食べても美味しそうなんだけど・・・
「ワイングラスは自然に持とう」計画 007
ワイングラスの持ち方について、ダニエル・クレイグ扮する007が「カジノ・ロワイヤル」の中で身をもって示すシーン
日本では指がボウルに触れないよう細いステム(脚の部分)を持ち、そしてたまにボウルの中のワインをクルクル回したりして味わうのが「通」とか「お洒落」とされたりするのだけど、外国映画でそんなシーンをついぞ観たことがありません
※ 「モンドヴィーノ」などワインのプロフェッショナルが登場するものは、また別の話
カリフォルニアのワイナリーをめぐるロードムービー「サイドウェイ」では、色合いなどを確認するテイスティングの時こそ、その必要性からステムを持っているけど(ボウルを持ったらワインが隠れてしまうから)
ワインを普通に楽しむ時にはボウルに指をかけ安定させて、飲んでいます
そのほうが、ずっと自然なグラスの持ち方だからでしょう
「ブラック レイン」 アンディ・ガルシア
「最後の初恋」のリチャード・ギア
フランスの故ミッテラン大統領がお忍びでシェフと厨房でワインを楽しむシーン(「大統領の料理人」より)などは、まさしく自然体で、そして風格すら漂っています
シャンパングラスも例に漏れず、ボウルをつかんでる・・・
出典はフランス出身のロマン・ポランスキー監督作品「ゴーストライター」
だからと言って「グラスは、こう持たなきゃいけない!」なんてことは無くて
好きなように「自然に」持って、「飲みたいように飲む」
で、構わないのですけどね
↓
ブラッド・ピットなんかプロヴァンスにワイナリーを所有しているのに、役作りとはいえ この持ち方ですもん(笑)
別海ジャンボホッキカツ丼 双葉
仕事で出かけた別海町の、目的地にいちばん近かった食事処「双葉」でお昼を頂きました。初めて伺うお店です。別海といえばジャンボホタテバーガーだ、と思っていたのですが、「別海はジャンボホタテバーガーだけじゃない!」という惹句が気に入って、こちらをお願いしました
で、このお店のご主人がジャンボホタテバーガーのメニュー開発リーダーなのだそう(笑)
あさり味噌汁、鮭節・山わさび・香の物が付いてちょうど1000円
コンサルタントが介在する「ご当地グルメ」の類は、ご当地のお店が本気で取り組まないと惨憺たるモノになってることが多いので個人的にはあまり近付かないようにしているのですが、別海は頑張っていますね。このジャンボホッキカツ丼も美味しかったです