superししゃも、キクイモ、柳ダコ
妻が白糠で仕入れてきた食材3種で、この日の夕食を用意
出来上がるのを待つ間、柳ダコを少し切ってもらってヒトミワイナリーのネコ泡で一杯。しばし亭主関白の気分(笑)
これが白糠駅前の吾妻水産さんから購入したというsuperししゃも
大きさが15cmもあります
キクイモは良く洗って皮付きのまま乱切り
ししゃもは片栗粉を振ってポワレ、キクイモはピュアオリーブオイルで素揚げに
superししゃも、大柄なので骨が硬いかなと思ったらそんなことは全然無く、食べ応えが有る分、味わいがしっかり楽しめる感じです
キクイモは音別産に負けず劣らずほんのりとした素朴な甘みがあって、パクパク食べてしまう美味しさ
ネコ泡の白ワインの後に、マリネしたタコの皮の色に合わせて開けたノヴェッロのサンジョヴェーゼは、ちょっと渋みを強く感じて相性がいまいちだったかな・・・
ニカラグア エンバシー 舟木米穀店
クリーミーな口当たり、カカオ、カシス、スパイスなどのフレーバー
スパイシーでフルーティーな余韻
↑このコーヒーに対する舟木さんのコメント
私はコーヒーミルを持っていないので、粉に挽いてもらって購入しています。保存はパッケージに使われているアルミ袋のまま「冷凍」するのがおすすめということで、それを守って
お店は名前通りにお米屋さんで、10年以上前から(実はお米はあまり購入していないのだけど・・)お世話になっていて、今はその店舗の中でコーヒーも販売しています
舟木米穀店
https://www.facebook.com/funakiyusaku
コーヒーの自家焙煎と聞くと
こういう小さな手回し器でやっているイメージがあるのだけど
重そうな、身長180cmの私が見上げるぐらいの大きな焙煎マシーンを使われていて、このクラスのものでようやく納得のできる味わいが出せるようになった、とのことでした。
その舟木さんのコーヒー、私はデロンギのコーヒーメーカーで無頓着(機械任せ)に淹れているのですが、本当に美味しいのですよ!
淹れ方にこだわればもっと美味しいのでしょうけど、そういう時は「糸」さんに出かけることにします(笑)
うそ八百の真実 麺や北町
幅広麺とその美味しさで大きな話題となった「うそラーメン」の season2 episode1が本日から公開されました
スペースオペラ的な特徴のある超幅広麺は健在で、今季も大活躍しそうです
ゴゴゴー、と頭上を圧倒的な迫力で行軍してゆくウルトラ幅広麺を想像しながらお楽しみください
あっ、幅広麺は常用の黒箸だと滑りやすいということで、割り箸も用意してくれてますので、それで頂きました。確かに麺を取り落として、スープを跳ねさせることがなくなります(笑)
うそラーメンの素晴らしいところは道産小麦100%の麺だけでなく、釧路伝統の噛み応えのあるしっかりした味わいの道産かしわ、そして しいたけは音別、ゴボウは白糠と素材の産地にも徹底してこだわっていることですね。
もちろん、麺や北町さんの他のラーメンもみんな「こだわり素材」を使っているんだけど(笑)
するりと、完食
初お目見えの前シーズンは原価を無視した(?)出血大サービス価格でしたが、今季はきちんとお店が存続できる適正価格で提供されます。そこ、大事ですからね!
また頂きに伺います。ごちそうさまでした!
はまなかホエイ豚のシュークルート
この日曜日は私が料理当番を引き受けたので、妻が以前「また食べたい」と珍しくOKを出してくれたシュークルートを作りました
ドイツの酸っぱいキャベツの漬物ザワークラウトを使う煮込み料理なのだけれど、ネットでレシピを確認していて、ザワークラウトのことをフランス語でシュークルートというのだというのを初めて知りました! 料理の名前だとばかり・・・
もうひとつの主役の豚肉は、塩を振って一晩置いた はまなかホエイ豚の肩ロース、ベーコン、ソーセージなど
玉ねぎ、人参、セロリをオリーブオイルで炒め
表面を焼き付けた肩ロースとベーコンを
鍋に加えて
ワインと水をひたひたに入れます
本来はアルザスのリースリングを使うのだけれど、手元にあったオーストリア産を代用しました
1時間半ほど煮込んで肉塊がやわらかくなったら一旦取り出し、ザワークラウトを加えて30分ほど加熱、さらにソーセージと下茹でしたジャガイモと加えて暫し
最後に肉塊を盛り付けて、完成
ジャガイモはたまたま冷蔵庫の野菜室にあったシャドークイーンを使ったので、その紫色がアクセントに
妻とのディナーで開けたワインは、ハートマークでジャケ買いしたアルザスのカトリーヌ・リス
でも、翌日に一人で飲んだ料理酒(?)の残りのフレッド・ロイマーが、どちらかというとこのシュークルートには合ったみたい
鹿ラベルのワイン X'mas edition
北海道のジビエの代表とも言えるエゾシカが、全国のレストランで出回る時期になりました
「クリスマスには美味しいエゾシカ肉料理を!」ということで、ワインも鹿に因んだものを合わせると、みんなで集うテーブルがいっそう楽しくなりますよね
このワインはラベルじゃなくて、ボトルに直接 トナカイを彫り込んで金色の彩色を施したものです
カリフォルニアのクロ デュ ヴァル ワイナリーから毎年リリースされるクリスマス限定ボトルの一つなのですが、ジンファンデルのボトルにトナカイをあしらったこのデザインは ’99ヴィンテージが今のところ最後のよう
ひつじ年から来年の さる年に移る前の、クリスマスのエゾシカ
北海道ではスーパーでエゾシカ肉が手に入るんです。サンタと一緒に楽しみましょうね!
BAR 佐久間
ANAクラウンプラザホテル釧路のソムリエで、トップラウンジ「ビギンズ」のバーテンダーだった佐久間さんが独立して奥様とともに始められたバーです。
写真はカクテルコンペの優勝作 ナチュラルエッセンス
10年近く前にお世話になっていた頃と比べて見た目はあまり変わっていないのに、シェーカーを振る姿にはやはり風格が感じられます
ウォッカベースでコアントローやシャルトリューズなどが入った佐久間さんのオリジナルカクテル、アルコール度数がかなり高いにもかかわらず口当たりは良いので要注意(笑)
第4回 蕎麦とワインのマリアージュ 城山東家
蕎麦前が楽しめる城山東家さんでの、店主が主宰するワイン会です
大将の石丸さんはレストランはまなす谷口ソムリエの薫陶を受けた、ワインセミナーの一期生
その繊細な味覚と感性で、参加者をいつも唸らせています
この夜も、そうでした
以下は、供された料理の一部です
市川燻製本舗の鯖スモーク
白糠酪恵舎マスカルポーネとトマト、燻りがっこ
パンマルシェ特製! 摩周石臼挽き粉使用
蕎麦寿司鉄火巻、金平牛蒡、道産黒毛和牛の佃煮サラダ
酪恵舎スカモルツァとベーコンの蕎麦生地包み揚げ
柚子切り、抹茶切り、摩周石臼挽き
お料理とともに、とても楽しませて頂きました
ありがとうございます!
ししゃもガンズ鍋
日曜の夜、白糠で獲れた魚の鍋料理を妻が作ってくれました
ししゃもは家庭用冷凍庫で凍らせてたものなのだけれど、解凍したら生のようにしか見えません。ボウルに映った目がかなりシュールな感じ
ガンズは塩して軽く干したもの
ひょろりと長く、魚らしくない表皮は見た目で損してるけど、弾力のある白身はなかなかイケるのです
手前がガンズ
ししゃもは煮込むと身が崩れてしまうので、他の具の上にふわりと乗せて程よく熱が通るようにして頂きます。それで火の通りにくい頭は、あらかじめ落としてしまうのだそう
ガンズの皮、手ごわそうに見えますが軟らかくてそのまま何なく頂けます。
ゆずポンで味わったししゃもとガンズ、とにかく美味しい! ガンズは流通量が多くないこともあり、「地元のごちそう」に留まっているのが勿体無いかな
シュールな ししゃもに捧ぐ
新鮮な帆立を頂く まる金寿司
尾岱沼産のジャンボ帆立を目の前で開けて貝柱をひと叩きし、グイ~ンと引き締まる様子を見せてその生きの良さを教えてくれる大将
ショーケースに入っていた貝柱の大きさがあまりに立派で、しかも美味しかったのでその感動を伝えたら、「漁が始まったばかり」と仕入れた状態のものを見せて下さったのでした。
貝柱ばかりじゃなくて、当然「ひも」もコリコリと美味しいのです
田酒などを頂きながら、新鮮な食材やお造りを妻とあれこれと楽しんでいたら
隣で一人で楽しまれていた常連さんらしき紳士のお方から、お酒を頂戴しました!
帰り際には瓶ごと置いていかれたので、とことん呑ませて頂きました。旨かったです。ごちそうさまでした!
なまくら漬けが、これまたお酒に合うのでした
日本酒が美味しい!
そして、この まる金スペシャリテの鯨ベーコンもお酒が進むのです・・・
握りの写真を、一枚だけ
新鮮な牡蠣を味わう
先の日曜日に厚岸の大振りの牡蠣が手に入ったので、牡蠣三昧しました。
これは酪恵舎のウォッシュチーズ「ロビオーラ」を載せてグリルしたもの
牡蠣は釧路市内で催された漁協の直売イベントで購入
そのままでかぶりつく新鮮な生牡蠣
慣れてないので殻を開けるのが大変でしたが、その苦労が報われる味わいです
ウイスキーをちょっと垂らすと甘みが増す、というのは妻の情報
ロビオーラ焼きは、牡蠣を殻ごと電子レンジでチンしてパカッと開いたら、そこにロビオーラを載せて魚焼きグリルに入れると、簡単にできて旨いです
ワインは、お気に入りパトリック・ピウズのシャブリで
このクラスでもとても美味しいです
むき牡蠣はアヒージョにしてぷりぷりの食感を楽しみました
道東の海の幸、これからまだまだ頂きます
鹿ラベルの微発泡ワイン ヒトミワイナリー
カリブーが描かれているのは、ラベルというより封かん紙と言ったほうがよいのかな
滋賀県にあるヒトミワイナリーの、国産ぶどう(デラウェア)100%で造られた微発泡の辛口白ワインです。なので、こってりしたソースのお肉料理ではなくて、海鮮やカルパッチョなどとの相性が良いと作り手もホームページで書いています(栓の開け方にも注意が必要なので、必見!)
このカリブーを1年間寝かせた(瓶熟させた)ワイン、ネカリブーの封かんも面白いんです
カリブーもネカリブーも、サン スフル(亜硫酸無添加)です
エゾシカの薄切りサラミを散らした柑橘系ドレッシングのパリパリ葉物サラダなんかと合いそうな感じですね