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葉桜の季節に君を想うということ

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ファンタジーや青春恋愛小説が溢れてる自分の本棚の中では、いわゆるミステリーという分野の作品は極めて少数派に追いやられていて、これはそのマイノリティーの1冊

発表当時かなり評判となった作品なので題名だけは知っていたのだけど、実際に手にして読み終えたのはつい最近のこと

 
冒頭、導入部分の、わずか1ページの書き出しを読んで「あっ、この手のハードボイルドか・・・」と思ってしまったら、もう作者の術中に

重ねて起きる惨殺事件の理由も「たぶん、これはあれだよね」と私にも判ってしまうのだけど、そのことさえも本の題名に隠された真の意味を知って愕然とする瞬間を迎えさせるための布石、というかもっともらしい仕掛けだったんだと読後に理解する

  

ただひとつ、ジェニファー・ロペスに対するこの小説の主人公の評価が、私のそれとは相反するのだけど、それでも僭越ながら一読をお勧めしたい「ミステリー」かと

  

 

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