はまなす第92回ワイン会 ジャンルーカ・セレクション
ジャンルーカと谷口シェフ
白糠のレストランはまなすの地下パーティールームで開催されたこの夜のワイン会は、酪恵舎のイタリア人スタッフ ジャンルーカが選んだイタリアワインを楽しもう! がテーマでした。
ジャンルーカを紹介する酪恵舎の井ノ口代表
ジャンルーカは以前、ワイン・インポーターに勤めていたそうなので、心おきなく楽しめるイタリアワインを選んでくれるのはもちろんなんだろうけれど、事前に谷口シェフとも入念な打ち合わせをしてるので、料理とのマッチングにも期待が膨らみます
○ ピエトレ・デル・ソーレ2013 トレッビアーノ他(プーリア)
○ カラカラ 2011アルバーナ・ディ・ロマーニャ(エミリア・ロマーニャ)
サクロモンテ2008 サンジョヴェーゼ(トスカーナ)
プイアデス2012 モニカ・ディ・サルデーニャ(サルデーニャ)
ラボーゾ2007 ラボーゾ・ヴェロネーゼ(ヴェネト)
ソムリエ資格を持つ谷口シェフによれば
「デイリーでぐびぐび飲むトレッビアーノ主体の1本目と、しっかりした味わいの2本目カラカラ、メリハリつけてその対比を楽しんでもらおうというセレクションがニクイね~!」
確かに、違いを判って楽しんでもらおうというのが伝わってきました。それにしても、カラカラは美味しかったです~
故郷のパンは、ジャンルーカ自身の手焼き!
パリッとした歯応えの、この薄焼きパンにあれこれ料理を載せて頂くのが、また美味いのです
白糠産定置網・秋鮭と茶路産バジルの挟みフライ
自家製タルタル添え
この辺りで、赤ワインが登場
サラメッラ(ロンバルディアの伝統的なソーセージ)
4種豆の煮込みトマトソース添え
この粗挽きソーセージは、ラボーゾととてもよく合って旨かったです
豆の煮込みをパーネ・カラサウに乗っけて
イタリアの伝統的なプチ・ニョッキだそう
見た目でちょっと損してる気がするけど、ニョッキというよりアルデンテのパスタのような食感とエゾシカのラグー取り合わせが、これまた美味しい! 赤ワインにもピッタリだし
フレゴーラ(日本のおかきの様な小粒パスタ)
魚介のスープ煮込み
小皿にとったフレゴーラ
クスクスより大きく、口の中でのコロコロ感がおもしろい!
酪恵舎のマスカルポーネを使ったデザートです。谷口シェフが直前に思いついて、イタリアの長靴形にココアパウダーを振ったのだそう
でも、肝心のジャンルーカの出身地であるサルデーニャ島が無い・・・、と谷口シェフは自分でオチ(度?)を説明していました(笑)
料理を作り終えて着替え、Yソムリエと談笑してた谷口シェフのツーショット
二人の隣りで聞いていて心に残ったのは
「イタリアでは、独りで食事するというのは考えられない。必ず誰かと一緒に食事する。ワインはその食事の時間を楽しむために開ける。」
というジャンルーカの言葉。まさしく、「チーズと塩と豆と」 に描かれた生活そのままなんだ
谷口シェフのお料理とジャンルーカのワインを一緒に楽しんだ皆さんは、そのことをとっくにご存知の方ばかり
これからもよろしくお願い致します
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