世界でいちばん贅沢な生活
先日、NHK-ETVで放映されたブルゴーニュのドメーヌ シモン・ビーズのドキュメンタリー は、とても見応えのある感動の作品となっていました。
この本は、そのドキュメンタリーの主人公シモン・ビーズ4代目マダム ビーズ千砂さんが、マダムに就任した最初の1年を自ら綴ったもの。刊行された2003年に手にしました。そしてすぐ、このドメーヌのワインを購入しました。ワインをただ「飲む」だけだった私が、作り手の立場で書かれたこの本を読んで「味わう」ことを覚えたような気がします。生産過程や生産者そのものを知ることで、「食」に対する意識が変わりますよね。
あらためて本棚から取り出してきたこの本の後書きに、マダムが「世界でいちばん贅沢な生活」とは
新鮮で安心して食べることの出来る質の良い食料品が、マルシェや行きつけの肉屋や魚屋で簡単に手に入る幸せ。それを時間をかけて、あるいはかけずに家族のために料理し、セ ボン!と喜ばれる幸せ。・・・
と記していました。
シモン・ビーズのワインを、久しぶりに味わってみようかと思います
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