茶路めん羊牧場のミルクラムディナー ガストーラ
5月初めから提供されていたガストーラのミルクラム(乳飲み仔羊)フルコース。今年も貴重な茶路めん羊牧場のものを頂くことが出来ました。
ガストーラはフレンチレストランなのでアニョー・ド・レ Agneau de lait と呼ぶのが正しいのでしょうけれど、私の東北なまりのイントネーションでは「兄、踊れ」としか聞こえないので、控えています
特に貴重な新鮮な内臓(腎臓と胸腺)をマスタードソースで。一口サイズなのが残念な美味しさ、もっともっと食べたいと思わせる完璧なアミューズです
脳みそをアーモンドを混ぜたパン粉で揚げたもの。山花の有機ほうれん草の濃厚な味わいのムースで
胃袋、サガリ、気管支の食感の違いを楽しみながら味わう一品。散りばめられた赤い粉はバスクの香り高いエスペレット
ル・クルーゼの小さな陶製ココットで供されたのは、肺の赤ワインブレゼとスパイシーなソテーの取り合わせ。食感のアクセントにブロッコリーが入っています
ミルクラムのレバーをフォアグラに見立ててソテーしたもの。トッピングされた甘いタマネギのペーストが有機レタスとともにレバーの旨みを際立たせてくれました
このピンクがかった健康的な色合い!
メイン セル・ダニョー selle-d'agneau 蘭越及川農園の有機アスパラ添え
仔羊の鞍下肉、股肉の背側、上部の肉のことだそう。
いわゆる、ロース、ヒレ、バラ、Tボーン、モモに相当する部位とのこと。
昨年までの定番となっていた桜塩ではなく、仔羊の骨と野菜で作った伝統的なソース(ジュ・ダニョー)で
ワインはこの時点で、すでに4本目(4人で)
40年目を迎えんとする深い熟成ボルドー
毎年、感激の締めくくりデザート
でも
今回は無理を言って、さらに私だけ追加でデザートをもう一品
白糠が育む大地の恵みのミルクラムを、毎年味わうことが出来て本当に幸せです。茶路めん羊牧場さんとガストーラさんが身近に存在する「幸運な奇跡」に感謝します
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