茶路めん羊牧場ファームレストラン
ひつじ年の今年、8月にオープン予定のファームレストランです。
シェフを務める漆崎さんは24歳と若いながらも、料理にかける情熱はなかなかのもの。武藤さんも太鼓判を押すほど!羊料理については生産者の立場でもあるので、美味しく食べてもらおうという努力は惜しまないでしょう。
イタリアンがベースなのだけれど、羊の美味しさを味わってもらうために色々な料理にチャレンジしています。羊骨スープの絶品ラーメンは、そのホンの一端かと。
来月、5月5日の子どもの日、白糠 山の恵みの即売会では、茶路めん羊牧場が道東を代表するイタリアンの名店 est di Zuppa と例年同様にコラボで出店しますが、ファームレストランのオープン前に漆崎さんの料理をひとあし先に味わってみたい!という方には、いい機会だと思いますよ!
十勝・厚岸・釧路 幸せの架け橋会 玩味
釧路市昭和にある中国料理の名店「玩味」(ワンウェイ)
4月12日、日曜日
この夜も吉井シェフの料理に舌鼓を打つため、各地から人びとが集まりました
十勝、厚岸、釧路の生産者さんと料理人さんの会食なので、いきおい「食」の話で盛り上がります
お酒は各自持ち寄りだったので、多種多様なものが
吉井シェフは挨拶の後、厨房でひたすら料理を作り続けて下さいました
そのお料理を順次、紹介させて頂きます
ここまでが、前菜なのだそう
この辺りで「海底力(そこぢから) を呑もう!」という声が上がって、みんなのグラスに
作り手本人から酒造りにまつわるエピソードを聞きながら呑むのは楽しくて、最高の贅沢ですね
え~と、これは何だったろうか・・・
メニューに載ってないので、ごめんなさい!
厨房でひとり奮闘中の吉井シェフ
十勝ワインさんの極甘口の持参品は、次の極辛口料理に合わせて
上質なコンソメのようなスープで〆て、満腹です!
この夜のメニュー(吉井シェフの手書き)
最後の二品は、もうお腹に入らない!ということで供されていません
この会を企画されたSさん夫妻に感謝です。
ありがとうございました。メチャ楽しかったです!
最後にひと言
このアモンティリャードとマルサラが、まさに洋製の紹興酒という感じでとても面白かったのです
第4回DRBオムレツ選手権 ガストーラ
土曜の夕方、エントランスの灯りは消えたままなのに、中には人影が
ガストーラDRB(男子料理部)メンバーによるオムレツ選手権の日です
安藤シェフとスタッフ、他のDRBメンバーが一挙手一投足を注視する中、想に想を重ねたオムレツを各自が焼き上げます
くじ順でトップバッターを引き当てたHamaさん、いきなり周囲がのけぞるほどの大炎上フランベを見せて人心を手中に。でも、本人もしばしボーゼンと(笑)
これが今回の最優秀作(金バッジ)となった自家製XO醤を使ったSさんのオムレツ(写真は一部試食の後のもの)。オムレツ自体の出来に、添えられたクルトンやナッツとの食感の組み合わせの妙が別次元の味わいでした。赴任先の東京から参戦したSさんの面目躍如!
戦い済んでノーサイド、その後はお楽しみの会食に。メインディッシュのステーキ・アッシェを説明付きで安藤シェフが作ってゆきます
池田牛すね肉の粗挽きを丸めて手のひらでキャッチボールのようにして空気を抜き
セルクルに押し込んで円形にします。一人あたり約300g!
表面をしっかりと焼き固めて熱を通し
つなぎを使わず、挽肉に一切味付けはしていない、赤身肉本来の旨味を楽しむための料理なのだそう。たっぷりのマスタードで味わいます
付け合せは十勝メークインのフライと春レタス
うっ、美味い! たまらない!
「生肉」「挽きたて」の赤身肉じゃないと、この味わいにはならないのだそう。肉質が決め手となる今回の素材は、安藤シェフが信頼する和商吉岡肉店のもの
バスクの美食倶楽部に範をとったガストーラの男子料理部例会、安藤シェフとの会食のこの時間が本当に楽しいのです
今回参加できなかったメンバーの皆さん、次回は都合をなんとしてでもつけ是非馳せ参じてください!
DRBオムレツ選手権出品作
見た目に華が無いのが難点ですが、試食した相方が「これはなかなか美味しい!」と珍しく合格点を出してくれたオムレツです
白糠酪恵舎のトーマ、テネレッロ、スカモルツァのナチュラルチーズ3種ミックス(ハイジパン用ブレンド)をフライパンにたっぷりと融かし、そこに等量( or やや多め)のすりおろした長芋を加えてお餅のようにねばりが出てグイーンとのびるようになるまで加熱しながらよく混ぜます。 いわば長芋の簡単アリゴ風
シイタケは炒めて塩、コショウし、仕上げに中華調味料の腐乳で風味付けしたもの
これをプレーンオムレツにトッピングして、完成です
だまされたと思って、ぜひお試し下さい。
腐乳は昭和の中国料理店「玩味」で購入できます。
ミラヴァル ロゼ 魚介とワインK
妻の親しい友人夫婦が札幌から来られたので、遅い時間にKで軽食とワインでおしゃべり
オーストリアのすっきりしたロイマー白で喉を潤して、その後に開けたのは僕らが札幌のプロヴァンサルキムラさんでのお披露目の時にメモリアルワインとして用意したシャトー・ミラヴァルのロゼ
出始めのアスパラと卵、生ハムの黄金トリオ
美味しい!
十勝黒毛和牛と茶路めん羊牧場ラムのロースト
魚介が苦手という二人のために今シェフが用意してくれたお肉料理に、どちらも大喜びしてくれました。
二人とも20代の若さなのだけれど、その育った環境から来てると思われる穏やかな社交性と真摯な人生観、そして何よりも自分の考えを端正な日本語で語る感性の高さに感嘆させられた夜でした。
今シェフ、お心遣いをありがとうございました
起終点駅(ターミナル)
和商市場での撮影もあった映画「起終点駅」は、今年の秋に一般公開予定なのだそうだけど、舞台になった釧路ではこの週末に特別試写会が催されるとのこと。私は関係者じゃないので、残念ながら行けません
行かれる方、フランクが映っていたかどうか、教えてくださいね
なので、札幌の書店で見つけたサイン本を代わりに読んでいます
皆既月食の夜に ガストーラ
ガストーラの開店11周年にあたる今年の4月5日は日曜で定休日のため、皆既月食が夜空に進行する、一日早い土曜日に伺いました。
アミューズは、チーカマと砂エビのピンチョス
今回も、5周年からいっしょに記念日を祝っているJ氏とお互いのパートナーとともに、安藤シェフのお料理を楽しませて頂きました。
このワインに合わせて料理を作ります、とシェフ
「なめらかな炒り卵」の意だそう。クリームのような口当たりのポロニの卵に新鮮な塩水ウニとトマトのジュレが載せてあって、うっとりとする味わい・・・
ホワイトアスパラに自家製の生ハムを添えて
この一カップ分に約1kgのエゾシカ肉を使っているそう
とても香り高く深い味わいのスープでした
お肉はもちろんのこと、付け合せのレタスとグリンピースもまた美味しくて、その辺の話を安藤シェフとあれこれ盛り上がりながら頂きました
もう少しワインを楽しむなら、とシェフが勧めてくれたのはもう入手が難しくなってきた三友さんのチーズ
山のチーズ グリーンラベルの長熟ものをシェフこだわりの木のお皿に載せて
美味しくて皆、おかわりしてしまいました
赤ワインは南仏ラングドック、しっかりしているけど決してくどくは無い‘ランデヴー’
料理とおしゃべりに夢中になっている間に、皆既は過ぎて
それでも会話は止まることを知らず、シェフからフランシス・ダローズのアルマニャックを出して頂きました
安藤シェフがフランス修行時代に手に入れたというラギオールのソムリエナイフ
柄に埋め込まれた精緻な装飾と「ナイフ」の機能に驚かされる逸品で、ため息が出るほどでした
ガストーラ11周年、おめでとうございます!
もっとお料理を頂きに伺いますね!