
特盛り
茶路めん羊牧場のマトンのローストをピペラードのソースで頂きま~す!

ガストーラFacebookより
茶路めん羊牧場の貴重なマトンがメニューに上っているのをFBで見つけて(上の写真)、すぐ予約の電話を入れました。もちろん、いつものラム肉もとても美味しいのだけれど、より羊肉本来のしっかりした味わいが楽しめるマトンは、肥育期間が長く手間のかかる割りに価格が抑えられ気味になってしまうため、あまり出回りません。
なので、運良く出会えたら逃さず頂くようにしています。

ドリンクはバスク地方のシードル(シドラ)
ブルターニュやノルマンディーのそれと異なり、かなり酸味を強く感じるので苦手だと言うお客さんも多いのだそう。でも、私は大好きです!

そんなことを話しながら、ボデガという専用グラスに注ぎ入れてくれるマダム

アミューズ
冗談のような、本格フレンチ風のフレンチドッグ!(笑)
年末のピンチョスでも目玉アイテムになった一品ですが、中身は釧路産のタラとパルミジャーノ、グリュイエールチーズで作りあげた、いわゆるチーカマ。アリサをきかせたピリ辛ソースで頂きました。

前菜 タラバ、しいたけ、ネギのアソート
使われているネギは「松本一本ねぎ」という信州の伝統野菜だそうで、加熱されて甘くとろとろになっていました。

釧路産カラスハモとジャガイモのテリーヌ
シェリービネガーやマディラ酒で味付けされたテリーヌに上士幌産の赤チコリが添えられ、ガラムマサラ、クローブなどの香りのエスニックなソースで頂きます

カラスハモも、道東での私の好きな食材のひとつです

今夜のメイン、茶路めん羊牧場のマトンを調理する前に見せて下さいました。このまま食べても大丈夫じゃないかと思えるほど、実に美味しそう!

赤ワインは、ガストーラならではの品揃えから。久しぶりのイルレギー、ドメーヌ・イラリア の2010年を安藤シェフが選んでくれました。
バスク地方で造られるイルレギーの赤ワインはとても個性的で、同じバスクの料理と合わせることで初めてその味わいが引き立ってきます。

その意味で、ちょっとピリ辛のピペラードは最高の相性!
それにしても、私の皿の肉の量がハンパじゃないです(笑) 相方の分もかなり私の皿に回ってきているよう。ありがたくペロリと頂戴しました。

デザート 釧路濃縮牛乳とポロニの卵のプリン
今夜も、ごちそうさまでした!