茅沼温泉への旅 SL冬の湿原号
木製の床とテーブル付きの座席! うわぁ~
客室に入った瞬間に旅情をいきなり満喫
大雪で大荒れの天候による道路の通行止め、JRの運休が相次いだ2週間ほど前のこと。何故かきちんと運行したSL冬の湿原号に乗って、相方と一緒に釧路駅から茅沼までの日帰り小旅行を楽しみました。
とにかく木製の作りつけテーブルが嬉しい
地酒「福司」と好きなツマミを少々持ち込むだけで、車内は極楽空間に(笑) ちなみに今回の肴は白糠やなぎだこ、鶴居と白糠のナチュラルチーズ、コッパ、エゾシカ肉サラミです。
荒れ模様の釧路湿原の風景、車窓からはこんな感じに
エゾシカの姿を見かけましたが、残念ながらタンチョウ鶴にはお目にかかれませんでした。
無人駅 かやぬま で下車
温泉まではバスが送迎してくれます
この日の乗客は私たちを含めて3人!
男性用の内風呂、浴槽は3つ
手前の2つはかなり熱く、奥の窓際はそれより ぬるめです
奥のガラスドアを開けて外に出ると
野趣あふれる、吹雪の露天風呂!
源泉かけ流しのお湯に雪が混じって、ほど良い温度に。頭寒足熱でこれまた、極楽!
茅沼温泉は初めてでしたが、ここは是非ともリピートしたい場所ですね。
風呂上りのビールと食事
これも入浴料とともにSL旅行パック料金(3800円/人)に入っています。あっ、ビールは別料金です
どちらも、けっこうなボリュームです
ところで、食事の時に隣りのテーブルにいた男性3人組と話しをしたら、なんとこの天候のもと雪中キャンプを楽しんでいた、という猛者たちでした。生きて帰れたのかなぁ(笑)
私たちは2時間ほど温泉でのんびりして、帰りのSLに
車内にはカフェがあり、限定のお弁当やイオマンテ舟崎シェフ特製のプリンなどが購入できます。今回はちょっとヘベレケで(笑)、次の機会のお楽しみにしました。
それにしても、期待以上に楽しい旅でした。観光客だけのものにしておくのは、もったいないですね。せっかく地元にいるのだから。釧路川でカヌーを初めて経験した時以来の、驚きの発見です。