TRFが来る!釧路に
浅草は実家に帰る時にいつも通るのだけど、こんなのが釧路でも起きるのかな? カナメくん、どうだ? おじさんは憧れる、こんな風にダンス!したいって
釧路昭和のイオン前にある中国料理店「玩味」(ワンウェイ)で、予約しないと頂くことができない‘ しゃぶしゃぶ ’を楽しませて頂きました。少し前のことです
武藤さんのところの羊は、飼育期間の長いマトンの方が貴重で「味もしっかりしている」と評価が高いので、予約をしても用意できるかどうか運次第だったのですが、幸いにも両方を食べ比べる贅沢に恵まれました。
手前にタレの椀、その陰にお好みで加える濃厚なエビ味噌が
北京名菜のこの料理、普通のしゃぶしゃぶと違うのは鍋の中に「酸白菜」という漬物を入れて羊肉を泳がせることなんだそう。だから、この酸白菜の旬じゃない暖かい時期は、羊しゃぶしゃぶがお休みメニューとしてお蔵入りになります。
このしゃぶしゃぶ、私は甕入り老酒を呑みながら楽しんだのですが、いくらでも食べられてしまい怖いぐらい(笑)旨かった!
もともとは「羊の感謝祭」でお披露目されたスペシャルメニューで、その時の吉井シェフ手書きの菜譜にも唯一「!」付きで記されています。
気合いの入り方は、店内の壁に貼られた3枚のポップがコピーじゃなくて、全て手書きであることからも見て取れますね。美味しいはずです。
描かれた羊の姿がそれぞれ違います。墨絵の心得がある吉井シェフならではの風流
ストウブのラムカンで供されたKONシェフからの春
厚岸産イサダのクリームと春野菜
底にイサダとニンニクなどで、バーニャカウダのようなクリームをひきます。クリームの上には、白糠酪恵舎のモンヴィーゾ、オリーブ、パンを粉末にした物を振りかけ土のようにし、その上に、道産のホワイトアスパラ、ソラマメ、インゲン、浜防風、トマト、ハーブなどなどを植えた一品! 手間がかかるので、もうしません。(ToT)/~~~
とKONシェフが嘆く、逸品(笑) 飛び込みでお店に伺って、こういう料理をせがんだりしちゃ無粋ですよね。またシェフの気が向く時を気長に待ちましょう、宝くじに当たる確率で!
春の芽吹きそのもの
土の一粒まで味わい尽くしました。
ブリオッシュバンズのズワイガニバーガー
ヤリイカ
感涙もののメインは
バラ肉を、添えてあるギョウジャニンニクとともにサンチュに包んで頂きました。元気モリモリのスタミナFrenchです。
梅図かずおを思い出させる、クリスチャン・ショサールの遺作
ガトーショコラは、急いで頂かないとどんどん融けてしまうフルーツのソルベも添えて
料理を作りながらも、「予約で満席なんです、すみません」と飛び込みの客を何度も断わらなければならないシェフは大変そう。 でも、笑顔で見送って下さいました。本当にごちそう様でした。
酪恵舎のチーズを使った料理を目当てに、イタリアンへ。初訪問なので、お任せのフィレンツェコースをお願いしました。
前菜は、サラミ、炙りハモンイベリコ、桜塩を振った山田牧場の山羊乳チーズなど
パルミジャーノ・レッジャーノ、ペコリーノ、ゴルゴンゾーラ、ヴァル タレッジョの4種。酪恵舎のチーズが出てこないので、「コースとは別に、酪恵舎のチーズを使った料理を」とお願いしたところ「毎週金曜日に届くので、木曜日の今日は在庫が無いんですよ」とのこと、ちょっとショック・・・
メインを食べ終えたところへ「これがありました」と、サルーテに自家製コーニャと栗の花ハチミツを添えて持ってきて下さいました。
サルーテをこの取り合わせで頂いたのは、初めて。ハウスワインのモンテプルチアーノ・ダブルッツォにもよく合いました。
さらに、ドルチェにはマスカルポーネを使ったティラミスを
俄然、嬉しくなったところへ
ロマーノ・レヴィのグラッパまで! ごちそう様でした!
カンティーナ スズキ
札幌市中央区南2西3 カタオカビル地下1階
http://www.cantina-suzuki.com/
前日ようやく春らしい天気になったので、桜はぜんぜん開花していなくとも花見気分はいっぺんに盛り上がって、白糠のとある境内へお呼ばれ。先客の月が夕空に
いろいろな方々が顔を出されて、まだ肌寒い春の宵のひと時を思い思いに満喫。初顔の私も楽しませて頂きました。
友人から頂いたレトルト「マルツボのたこカレー」。白糠といえば名産のヤナギダコがすぐ思い浮かぶのだけど、ミズダコも揚がるのだそう。このカレーには、そのミズダコの頭が使われているとのこと。
とにかく嬉しいのは1箱が1.5人前だということ! 市販のレトルトカレーだと量が物足りなくて2袋いっぺんにブレンドして食べてしまうことの多い大食漢の私にとって、「1.5人前」という物量攻撃には経絡秘孔を突かれたも同じ、『お前はもう食べている・・・』状態
さらに嬉しいのは、きちんと辛いこと! いきなり舌先に来る辛さじゃなくて、後からじんわり(しっかり)と攻めて来る由緒正しい辛さがとても美味しいです。そして肝心のタコ頭も歯応え良く、旨みとともに主役の存在を主張してくれますし、食感が楽しい。
ちょっと高級品だけど美味しいカレーを食べたい時や、なによりもお土産品にはすごくいいかなと個人的には思います。阿寒産のエゾ鹿スープカレーと道東セットでお土産にしたら、ほとんどの方は感涙にむせぶんじゃないかと(笑)
原作を既に読んでいる有川浩フリーク向けの作品。堂上役の岡田准一の格闘技シーンや、図書隊と良化特務機関の戦闘シーンはやはり映像に分があってその迫力を大いに楽しめたけれど、有川浩ノベルの最大の美点である登場人物たちの細やかな思いのやり取りの描写が相当スポイルされてしまっています。この映画は、原作を読んでから見るべし!
茶路めん羊牧場のブースでは今年も、武藤さんと est di Zuppaの橋本シェフによるコラボでランチプレートを提供!
羊肉のラグーソース・パスタ、串焼き&ソーセージ、パテ レンズ豆添え
串焼きとソーセージの加熱調理は、茶路めん羊牧場スタッフが担当
特製のオリジナルスパイスを絶妙の加減で串焼きに振るKさん
バーSTAXのブースでは、ピザやカレーラーメンが好評でした。
ワインバー カゼッタ イーノの元気なスタッフです。ロエロ・アルネイスやバローロ(!)などお店で出しているワインを破格のお手頃価格で出血サービスしていました。用意したワインが完売したのは当然でしょう。ワイン好きの一人として、来年も期待してます(笑)
初出店のプリシードさん
酒の肴に良さそうな白糠産素材の魅力的な燻製品が並んでいました。やなぎだこ燻を購入!
今年で12年目の、山の恵みの即売会、盛況のうちに終了しました。ご来場いただいた皆さん、本当にありがとうございました!
18ヶ月熟成のグラナパダーノ! 今秋の本格発売を前に一部が試験販売されたチーズ工房 白糠酪恵舎の入魂品です。
酪恵舎代表の井ノ口さんのもとに、魚介とワインKの KONシェフや
est di Zuppaの橋本シェフ、さらにはガストーラの安藤シェフ、イオマンテの舟崎シェフが次々と来られては試食されて、このグラナパダーノの本格販売に大きな期待を表していました。
今年からこのイベントに出店されたワインバー カゼッタ イーノの井上さんを囲んで、ガストーラの安藤マダム、ガストーラ男子料理部精鋭メンバーのHさん、その友人のOさん、橋本シェフ&ジュニアの皆さん
天候にもまずまず恵まれ、今年も本当に沢山の方々が来場されました。
今回、酪恵舎のブースで販売したのは
白糠のチーズ文化普及に尽力された酪恵舎応援団グッチーズの元会長Tさんが、この日は焼き方を務めました。
白糠っ子は、このハイジパンをソウルフードとして育ちます。
井ノ口さんが手がけるガレットには、ハイジパンと同じく待ち客の列が。
井ノ口さんの隣りでは
酪恵舎のチーズになる生乳の生産者、酪農家のHさんがプロボローネをカットしてチーズステーキを焼き上げています。
自分の育てた牛の生乳が、このような形で消費者の皆さんに楽しんでもらえることを実感できるのは、生産者としてとても嬉しいし励みにもなる、とHさんは以前テレビ(TVH)のインタビューに応えて訥々と話されていました。
コッパ(イタリアの生ハム)と水菜をトッピングして仕上げる「チーズステーキ」
生産者から消費者まで、いろいろな人たちが幸せを感じられることを目指して作られているチーズの、ひとつの完成形です。幸せなチーズ料理は、この他にもいっぱい!(笑)
キタアカリにチーズをとろりとかけて味わうラクレット
あのグラナパダーノを贅沢に使ったチーズリゾット
調理担当の杉崎さんはミシュラン星付きリストランテでの勤務経験もある、酪恵舎にチーズ作り研修に来ていたプロのイタリアンシェフです。
そして、パンケーキ
リコッタチーズとミルクジャムが生地にたっぷりと練り込まれています。トッピングには白糠上茶路産メープルシロップも。
受け取るお客さんも、嬉しそう!
このところの定番、イベント限定のミルクジャム甘酒は、ほどなく売り切れてしまう人気メニューとなっています。
チーズ単品販売も飛ぶような売れ行きでした。お客さんも酪恵舎の製品をよく知っていて、「リコッタを!」などの‘指名買い’が多かったようです。
奥のそば粉ガレットミックスは、レストランイオマンテ 舟崎シェフプロデュースの新商品。手前の釧路チーズケーキは老舗の「菓子処なかじま」さんが手がける、酪恵舎のロビオーラを使った逸品で、当日は売り切れてしまいましたが、釧路市内にある店舗(浦見本店、中園店)で購入できます。
【報告②】に続く
チーズ工房 白糠酪恵舎での、年に一度のお祭り(?)です。
茶路めん羊牧場のラム肉を始めとする白糠の美味しい山の恵みが一堂に会します。釧路のリストランテ‘ est di Zuppa ’とワインバー‘ カゼッタ イーノ ’という人気店がそろって出店するのも今年の大きな話題です。
雨が降っても、土砂崩れで通行規制があっても多くの方が駆けつけて参加される催し。ピクニック気分でぜひお越し下さい!
昨年の様子は↓
https://yunbok-diary.cocolog-nifty.com/misty/2012/05/2012-c45d.html