鮨とワインの店 まる金
このお店のファンであるソムリエ おさchief 氏 のサポートを受け、お店にワインを置くようになった「まる金」さん。今夜もまた、その おさchief 氏とお仲間の皆さんで伺いました。
お店にはしっかりと、おすすめワインメニューが
でも今日は、メニューとは違うワインをおさchiefが用意してくれました。それで、まる金さんの肴を楽しみます。
シャンパンで乾杯し、甲州のシャルドネ、アルザスのブレンド白と美味しいワインが続いて、最後に右端のスペイン「寿司 刺身」ワインが個人的にハマってしまいました(笑)
ワインの後には、「一の蔵」「飛露喜」など定番の日本酒も頂いて、かなり愉快な酔いでグルグルに。
日本酒とワイン、両方の楽しみ方を知ると人生も2倍楽しくなりますね。
よりどりミドリ est di Zuppa
ふらり* と伺ったランチ、おまかせコースの前菜
美味しいものがあれこれ少しずつ楽しめて、いきなり幸福感バブル(笑) カトラリーは、共栄大通りにあった懐かしいダノイ・ズッパ時代のものが復活です。
* こう書いていますが、必ず直前でも電話を入れています。人気店に伺う時には必ず。昼時の忙しい時間帯には手短かに、伺う人数を伝えて余席の有無を確認するだけにして。
こだわりの食材は、橋本シェフがひとつ一つ丁寧に説明してくれました。中段は左から白糠のヤナギダコ、酪恵舎モッツァレッラのカプレーゼ、北見ポークのケッカソース
これは上の前菜アソートディッシュが出てくる前の「野菜をもっと摂らにゃあかんぞプレート」
バーニャカウダかと思ったら、冷やしたソースの場合はバーニャフレイダと言うんだそう。グルメの相方が教えてくれました。
トッピングされているのは、シチリア風のカリカリにしたパン粉とパルメザン。これも橋本シェフのこだわり
メインはお魚で、ブリ
かなりの大ぶりで食べ応えありあり。カポナータがソースとしてドンとブリに乗っかっていて、そのカポナータのナス(←私の好物です)と一緒にブリを食せば、恭悦至極の心境に。手前の赤い唇は、ビーツのペースト
「リコッタは本当に応用範囲が広い」と橋本シェフ。リキ入れて作っています。
今度はゆっくりワインと一緒にお料理を楽しみに伺いますね!
【 参考 】
蕎麦と日本酒の会2013春 城山東家
お蕎麦屋さんの食材を肴にお酒を楽しむ「蕎麦前」の会にお誘いいただき、週末の夕方城山東家さんに伺いました。
ワイン仲間でもある店主 I さんの影響で、このところ日本酒もたしなむようになっています。
全部で7種類の日本酒が用意されていました。最初のお酒は而今、これを蕎麦味噌と板わさで
ウニにはチーズ工房 白糠酪恵舎のモンヴィーゾのすりおろしがトッピングされています。お好みでさらにチーズを増量できるよう、小鉢でモンヴィーゾが供される心遣いが。
私の好みで今夜一番印象に残ったお酒は、この鍋島
厨房で「仕事人」に徹する店主の I さん。さすがに今は厳しい表情をしていますが、仕事を離れてお酒を飲む時は、とても柔和で楽しいお顔になります。
箸休めの一口蕎麦は、 トッピングしたイクラの朱色で丹頂の趣向を
使われているつぶあんは、テーブルでご夫婦と同席させていただいた菓子処なかじまさんのもの。蕎麦前を甘味で締める幸せ
料理をすべて出し終えて、会心の笑みの I さん。「蕎麦前」をとことん楽しませて頂きました、とても美味しかったです! ありがとうございました。
エゾシカもも肉のロースト ふきのとう風味
絶妙に火の通ったモモ肉、オルディネール十文字シェフのエゾシカ料理です。
ローストの上に ふきのとうバターをトッピング
付け合せのジャガイモにも、ふきのとうのベニエをあしらって
仕上げのソースはフォンにマディラ酒を加えたもの
北海道の春を感じさせるエゾシカ料理の完成! これでワインを堪能するのが、釧路ワインを楽しむ会の流儀
今回のテーマは「南米のワイン」。最後の、このカベルネ・ソーヴィニヨンがとびっきり美味しかったです。
ワイン会の詳細はこちらで↓
http://kushiro-wine.jp/Wine-data/wine-data.html
映画 シェフ!
期待通りの楽しい映画でした。主演のジャン・レノのコメントは究極真理
人は嫌いな人間とは共に食事はしないものです。
食事を共にする人や、食事を振る舞う相手とは、
特別な関係でつながっているのです。
セラーでちょっと自棄気味な二人が開けるワインは、シュヴァル ブラン’61とペトリュス(ヴィンテージ不明)。これだけのワインなら、ヤケ酒でも二日酔いにはならないなぁ(笑)
エル・ブリを象徴とする(?)分子調理法を揶揄するかのような(実物を食べたことが無いので・・・)キテレツなシーンが随所にあり、本家としての伝統的なフランス料理へのこだわりが伝わってきました。
釧路での今日の観客は、年配のかたのグループが多かったですね。入りもまあまあ。ガラガラかなと思っていただけに、意外でした。この機会に、ぜひご覧になってみて下さい。
トモサンカク 魚介とワインK
絶品なのはお魚料理だけじゃない、ということ(^^)
KONシェフが下の赤ワインに合わせて
状態は完璧!
道草さんの好きな赤キャップを、J氏とご相伴にあずかりました。
時を遡ること2時間ほど
ラヴノーのシャブリ’89を前に瞑想するKONシェフ
ボトルから解き放たれた葡萄たちの声無き声に、静かに耳を傾けています。
酒飲みたちの胃袋を思いやる そら豆のポタージュ
圧倒的なスナエビの香ばしさの中に、フキノトウが春らしくひょっこりと顔を出してくる・・・ のけぞるほどの深く楽しい味わい。あまり人に言わないで内緒にしておこう
それにしても、ラヴノー
「本来の味わいと違う・・・」と、何故か つぶやく道草さん
私には十分過ぎるぐらい美味しいんですけど(笑)
すかさずKONシェフより 白糠産ツブ、キノコのソテー
今年の初物、上茶路の行者ニンニクを効かせた一皿。東京ディズニーランド30周年より凄い、白糠オンパレード!!!
君は何処の~? 私はラヴノ~
ツワモノどもが夢のあと 撮る前に競って食べてしまったムール貝
「今日はアクアパッツァじゃなくて・・・」と、用意してくれたのは
さよなら三角、また来て四角、サイコロステーキ「ともさんかく」
道草さん、J氏、私、美味しさの余りみんな静かになっちゃいました。
なにか食後酒を、とお願いして「とりあえずの4本」
今日は3人とも左端のカルヴァドスを所望しました。
デザート ガトーショコラ パイナップルとマンゴーのシャーベット
さらに、
白糠産ヤナギダコ 山わさび(もちろん白糠天然もの)のトッピング
伝統的かつ唯一無比の美味! おいしいものは全て地元に在るんだ!
地元にこれだけの食材と料理人が揃っているんだもの。今、釧路に住んでいる人たちは(私も含めて)本当に幸せですよね。
ガストーラ 9周年
恒例、J氏との記念日会食はイサダのグジェール、オリ-ブとイベリコサラミのピンチョスでスタート
北見ポークのジャンボンブラン そら豆添え クレソンのソースとアボガドオイル
ガストーラと同じ年輪を釧路で重ねたJ氏の出で立ちは、ダンディな朱のセーター
乾杯のシャンパーニュの後は、赤ワインで楽しむお料理が続きます。
ポワソン オヒョウの尾の身も赤ワインに合わせて
自家製生ハムのダシの旨味があふれる、仕込んで4日目の食べ頃ガルビュール
お替りは、お好みでバスク流にエスペレットをトッピングして
安藤シェフが用意してくださったガストーラ開店と同じ ’04の2本のボルドー赤は、まさしく今飲み頃で、‘シルキー’‘ベルベットのような’という表現をしたくなる、口中から喉をスルリと通り抜けてゆくスムーズさ。料理とワインの美味しい関係をとことん楽しませて頂きました。
ガストーラの夜の〆は、トビッキリのデザートで。今夜も本当にごちそうさまでした。
お店の常連さん達からのお祝いの花が、店内を彩っていました。
9周年おめでとうございます!