旅猫リポート
これはカバーを外して扉に描かれた絵が見えるようにした状態
カバーを掛けると左のようになって、本屋で平積みされています。「だれも知らない小さな国」から始まるコロボックルシリーズに夢中になった人なら、カバーの挿画を見ただけで胸がキュ~ンとしますよね。 そう、ひと目でそれと判る、村上 勉さんの絵です。ちなみに右の本は2003年に出た小野不由美の「くらのかみ」、やはり挿画でクラッと来て購入したもの。もちろん『十二国記』の愛読者としても見過ごせなかった作品なんだけど。
で、旅猫リポート。カバー絵にまず目が行って浮き立ち、そして作者に気付いたら、あの有川 浩! この世に、本屋さんという存在の有り難さをつくづく感じた瞬間です。予期せぬ本との嬉しい出逢いは、リアル書店ならでは。コーチャンフォーさん、ありがとう!
有川 浩の物語世界、やはり、というか「だれも知らない小さな国」への隠し切れないオマージュがグィーンと・・・ なにしろ主人公(人間のほう)の名前がサトルだし(笑) ネコを飼った経験の無い僕は擬人化したネコのファンタジーとして夢中・没頭・酩酊して読んだのだけど、ネコ好きには「日常のこと」として読めるのかな。どちらにして感じるのは、なんで有川 浩はここまで心の動きが書けちゃうんだろう・・・ということ。ネコ好きさん、どうでしょう?
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コメント
「ネコ好き」ですが。呼ばれました?(笑)
ぜひとも読んでみたいです^^
投稿: Gab | 2012年12月13日 (木) 10時56分
はっは、Gabさんもかなりのネコ好きでしたね
読んでみてください!
そういえば村上 勉さんの担当した本、もう1冊思い出した。
https://yunbok-diary.cocolog-nifty.com/misty/2008/07/post_5054.html
やはりネコがいっぱい!
村上さんもネコ好きなんだな、絶対
投稿: ユンボギ | 2012年12月13日 (木) 23時45分