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親睦会でささやか地域興し

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今年は職場の親睦会の幹事長にあたっていて、例年なら大きな会場での宴会にパッと消えてしまう積み立てた会費の使い方を変えてみようと思い立ちました。

地元の食材をふんだんに使っている、美味しいと評判のお店に4~6人ぐらいのグループで好きな日時に出かけてもらおう、と。

 
この日は est di Zuppa

私は当初その参加メンバーではなかったのだけど(風邪気味なこともあって)、或る事情から急に呼び出されて同席しました。上の写真の前菜のお料理、トッピングは白糠酪恵舎が売り出したばかりの新作チーズ ‘ サリューテ(乾杯)!’ 
もちろん、乾杯のスプマンテに合わせてシェフが用意してくれたもの。

 

 

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メインディッシュ   斜里山麓豚のロースト

 

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麺や北町 あさり塩ラーメン

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風邪気味で温かいものが食べたい!とお昼に出かけた、鳥取大通りの釧路西郵便局ウラにあるラーメン屋さん。滋養を求める体が、あさりの旨みを含む澄んだ塩味のスープを最初に何杯もレンゲでごくっごくっと飲み込んでしまいました。もちろん僕はラーメン店を食べ歩く評論家では無いけれど、 自分の体のホメオスタシスが求めるきちんと作られた食べ物は判ります。

左端にちょこっと写っている、ラーメンの となりのトロロごはんも体に優しく美味しかったです。ごちそうさまでした。

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斉藤和義

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キクイモ収穫

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2012.10.26 北海道新聞 朝刊

伊藤さんのキクイモ畑が今野さんによって大切に受け継がれています。キクイモ、素揚げにしただけでも美味しく頂けるので、ぜひ味わってみてください。

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晩秋 雄阿寒岳

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遅めに取った6日間の夏休み、その最終日は紅葉の阿寒湖畔から登る雄阿寒岳へと出かけました。天気予報ではピーカンなのに、正面に見えるはずの山はどんよりとした雲の中・・・

 

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かなりのんびりしたスタート。先客は2時間ほど前に一人のみ
  

 

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最初は阿寒湖を左手に見ながら湖岸 を歩きます。

 

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しばらくすると

 

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別の小さな湖が現れて

 

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とても鮮やかな紅葉&黄葉

 

 

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その後、だんだん鬱蒼とした登山道になってゆきます。

 

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倒木にマタンゴ

 

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道中に松かさ?

 
  

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登るにつれて天候はどんどん悪くなる感じです・・・

 

 

そのとき、目の前でバサバサと大きな音が

 
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一瞬、熊かとギョッとしましたが、音の正体はエゾライチョウの羽ばたき

 

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かなりのスローペース。この直前に出会った下山中の先客から「寒くて8合目で引き返して来た」と聞き、ここでヒートテックのタイツを穿き込み、GORETEXのレインスーツで完全武装。

 

 

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行く手は完全にガス。

 

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ハイマツ帯に入ると先日の初冠雪の残雪らしきものが。霧を含んだ強い寒風も絶えず吹きつけてきます。

 

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先客が登頂を諦めた「八合目」は、冬!

 

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でも、日本の誇るヒートテックタイツのおかげで寒さはほとんど感じず(暑いぐらい)

 

 

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12:58 何も見えない山頂だけど、とりあえず満足! この日、唯一の登頂者に

 

  

 

 

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下山するにつれて、どんどん晴れて来ました。 

 

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無事、下山完了。今日の入山者は結局、私を入れて二人。   

          

 

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下山したこの時点で、ピーカン(笑)

 

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16:19

いつか、リベンジを

   

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Wonder Girls プロモーション

 

NHKで紹介していたK-popの世界展開手法、国によって同じグループでもキャラの立て方がやっぱり全然違う。日本では下のパターンでしょう、公式MVなのに日本語の字幕付きだから。 

  

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釧路全日空ホテル イタリアンディナー

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テルツィーナの堀川シェフを招いてのイベントを、酪恵舎のスタッフとテーブルをいっしょに囲んで楽しみました。

 

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トリュフ風味の焼きリゾット 茶路めん羊牧場 仔羊のラグーソース

 

 

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メインディッシュはビーフとエゾ鹿が選べます。テーブルまでワゴンで来てその場で希望に応じ堀川シェフが切り分け  楡金シェフが盛り付けてくれる華やかなサーヴィス!(撮影の了承を得ています)

  

 

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井ノ口さんと私が選んだのはエゾ鹿。ソースは白糠酪恵舎のロビオーラと網走産西洋ワサビで。 ロビオーラは融かしてソースにすると独特の香りもごちそうになりますね。

 

 

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硝子の少年

 

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釧路シカ会 in 麺や北町

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エゾシカ界のフリーメイソンとも言える、実体のよく判らない集団の「エゾシカ料理をとにかくあれこれ作って食べよう」という趣旨の会にもぐり込ませて頂きました。
 

 

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集会場となった北町さんの厨房にはこの会の「教義」ともなるエゾシカ料理レシピが揃えてありました。腕自慢のメンバーがこれを基に次々と調理してゆくのを、これから目の当たりにすることに・・・

 

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ギョウザの具、いうまでもなく肉はエゾシカ。行者ニンニクを使うのが本来のレシピなのだけれど時期的に無理なのでニラを入れています。これの最初の試し焼きギョウザを頂いたらとても美味しかったのに・・・

 

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この二人にかかると「まだまだ」という感じで、スープストックやあれこれをどんどん加えては試し焼きを繰り返すのでした。都合3回、そのたびに試食させてもらい、どんどん美味しくなっていく過程をも楽しませて頂いた「食べ専」の私です。

 

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包むのはメンバーによる人海戦術。丸くないギョウザの皮は、北町さん自家製です。

  

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さあ、どうだ!

  

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焼き上げるのはフルオートメーションのすごい機械が活躍

 

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出来上がり!
もちもちっと包み込む皮とジューシ-な具のコンビがそのまま何も付けずに頂いても、たまらなく美味しいです!

 

奥にいっしょに写っているのは

 
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ローストディア(エゾシカもも肉のロースト)

 

これを盛り付けたのは‘教え子’のK君

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栄養士の資格を持つ調理師さん

 

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やはりきれいに盛り付けることは大事、と教えられます。

 

K君は縦横無尽に活躍

 
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両手でペシペシ音を立てて何かをしてると思ったら

 

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こうなって

 

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こう

 

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さらに、こうして

 

 

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エゾシカのコロッケ   

 

 

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厨房では同時並行で次々に料理が作り出されてゆきます。

 

 

今度は薄切りの肉 

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何枚かを丁寧に重ね

 

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小麦粉、溶き卵、パン粉の順に付けて

 

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これを揚げて、できあがった料理は

 

 

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エゾシカ スパカツ

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たっぷりのミートソースも当然、エゾシカ

本家を上回る美味しさ、だと思います・・・・ これこそ釧路人のソウルフードに!

 

 

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ミルフィーユカツの断面

  

  

 

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こちらは串カツと酢鹿を調理中

 

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個人的に大好きな串カツ

 

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レシピを作成した本人の手による 酢鹿 (シカ肩肉の黒酢炒め)
彩り鮮やか! 視覚で食欲が刺激されますね

  

料理はまだまだ続く・・・・・  

 

 

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タレに漬けたシカ肉に片栗粉をまぶして、揚げ

 

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鹿ザンギ

これは万人ウケ、一度食べたら「嫌いだ」という人はまずいないでしょう。
‘ 釧路ザンギ ’はシカ肉で!が本来のあるべき姿だと思うのです。

 

 

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野菜炒め

シンプルなんだけれど、びっくりするほど美味しかった一品。これが家庭に普及したら、みんなエゾシカ肉の旨さに納得してくれると思います。

 

 

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K君のお店でも提供しているグリーンカレー

 

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Dsc05806a メンバー持ち込みの、こんなお米をつかった炊き立てご飯でカレーをいただく贅沢さ。 

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他にも、エゾシカに限らず珍しい&おいしい食材が持ち込まれて、書き切れないほどに堪能しました。 健啖家のみがメンバーになれる(?)、そんな風に思わされた集会です。 

 
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金さんリンゴジュース

ハングルが「トマト」に見えて、一瞬 トマトジュースかと。味は濃厚なリンゴそのもの。잘먹었습니다!

 

 

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キノコのジャン炒め

森の住人Nさん提供品。実は写真を撮っていないオオモミタケがまた、絶品でした。
         

   

料理を食べるだけの私が持ち込んだのは

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鹿ラベルの濃~い赤を含む3種5本のワイン。ほとんど空いてしまいました。

 
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タンピエのロゼはどの料理にも無難に合い、頼りになるアイテムと再認識。
d:vin(ディーヴァン)は deer wine の語呂合わせで選んだ飲み頃ボルドーです(笑)

 

 

私以外にもカメラを抱えた「撮りシカ」メンバーが二人

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Aさんは料理に使われたエゾシカ肉を扱っている会社の部長さんです。いとし子を撮るようなまなざしで、撮影に臨んでいました。

 

 

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( akanmomijiさんのブログから拝借↑ )  

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北海道新聞 2012.10.27 朝刊 道東版

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秋鮭まるごと体験 恋問館

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釧路新聞 2012.10.18

 
道東へ移り住んでほぼ10年、いまだ魚をさばけない我が身をなんとかしたいと思っていたところへこの告知。機は熟し過ぎた、とばかりさっそく申し込みました。

 

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ねじりハチマキをしているのが白糠漁港直売所の田村店長さん。今日の先生です。白糠で獲れた4kg弱の秋鮭、広いこの作業台の上では余裕があるけれど、家のキッチンだとちょっと持て余しそうなぐらい大きいです! 

参加者は二班に分かれて時間差で手ほどきを受けました。私は1班でお先に終了、手前の青かごには私が取り出した筋子が入っています。

 

 

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サポートの方が懇切丁寧に包丁の入れ方を教えてくれるので、私と同様に丸ごとさばくのは初めてという皆さんもかなりスムーズに鮭をおろしてゆきます。

 

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それぞれ切り身にして塩を振ったり、ルイベ用など好みに応じて自分のさばいた1匹分の秋鮭を持ち帰ることができるので、やり甲斐があります(笑) 

 

さて、こちらはお腹から取り出したばかりの筋子 

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もちろん、これはイクラにします!

 

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百均ショップで売っている焼き網を用いて、その金網に開いた筋子をウリウリと押し付けます。手のひらでパンをこねるような感じでグリグリやると上手くゆきます。

 

 

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ほぐしたイクラはその場で醤油漬けにして、一人700g超をお持ち帰り! イクラどんぶりがいったい何杯食べられるんだろう(笑)

とても充実の体験ができた3時間です。白糠町スタッフの皆さん、ありがとうございました!

     

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天地明察

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辺りが薄暗いのは、二人で星空を見上げている時間帯だから。

原作の小説が評判通りにメチャ面白かったので、その流れで映画版を観てきました。釧路ではまもなく終映なのかな。夕方1回のみの上映で、観客は私を入れて3人。平日だったせいもあるんだろうけど。

主人公の安井算哲が会津藩屋敷の屋根上で飽かずに星空を眺めているシーンは共感するものがありますね。夜、白糠の茶路に出かけるとあまり視力の良くない私でも銀河がはっきりと見える素晴らしい星空が広がっているので、暫しつい見とれてしまいます。

日常で、もっと星を眺める時間を持たなきゃいけないな。

 

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イオマンテ U君送別会

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ワインにこだわりを持つサービス担当としてイオマンテの顔だったU君が、来月から24歳という若さの勢いで別の世界へ旅立つことに。舟崎シェフを始めとするお店スタッフもいっしょにテーブルについての、送別ワイン会です。

 

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本日のお料理は鶏尽くし(一品を除いて・・・)

 

上から4品めの鶏肉ではないお肉の【ザンギ】は

 
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もちろん、エゾ鹿ザンギ! それも「心臓」を使ったハツざんぎ です。

 

 

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メニュー最後のガパオのガレットは、参加者各人が自分で焼き上げる趣向。当然、舟崎シェフも「自分の分」をご自分で焼いてます(笑)

 

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こちらは私とテーブルで同席したお二人。男性はシェフと同級生なのだそう。

 

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彼の人生で初めて焼き上げたガレットです。撮影協力、ありがとうございました。
 

久々の「自分で焼くガレットパーティ」、とても楽しいです。

 

 

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仕事をする「男の背中」シリーズ、U君編。この後ろ姿をイオマンテで見られるのも今月いっぱい。新天地へ羽ばたけ!      

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秋はボリボリ 塩トマト

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和商市場に近接した、くしろ丹頂市場の いちい青果で購入した山採りキノコ。私と同い年の店主Kさんがイチオシする食べ方は「さっと湯がいて、ポン酢&大根おろしで」というもの。山菜採り名人の仰せに従いました(笑)

 

 

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ただしポン酢の代わりにリンゴ酢を醤油で割ったものを使い、大根おろしをこれでもかと入れて頂きました。日曜日のブランチメニュー

 

 

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これはオマケとして特別に頂いた、岩塩で味をつけたドライトマト。フルーツトマトを使っているので、その凝縮した甘みと岩塩の塩味がなんとも言えず美味しい! 濃い南仏の赤ワインなんかに最高に合うんじゃないかな。

「朝どり 塩とまと甘納豆」 の商品名で販売しているそう。ぜひ、ご賞味あれ!

 

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Def Tech  My Way

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三日月の風景

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18:52

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新作チーズ サルーテ(乾杯)!

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夜、用事があって白糠のチーズ工房酪恵舎へ伺った際に頂きました。丸い形状で、大きさは手でOKサインを作った時の親指と人さし指でできる輪の直径ぐらい。

 

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リコッタに塩と胡椒をまぶして熟成させたものだそう。井ノ口さんは「プロセッコなどにぴったり」と。泡系に限らずワインにはよく合いそうな刺激的味わいです。

 

 

 

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帰りはレストランはまなすで、和天別のベビーリーフサラダ、白糠産の野菜たっぷりカレー、そして上のサンマのスモークと「野菜尽くし」の夕食を頂きました。 

 

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カラスハモ a la 魚介とワイン K

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道東特産のカラスハモ KONシェフ風

 
古くからのvin友とカウンターに陣取り、魚介とワイン Kの料理をゆっくりと楽しませて頂きました。その素晴らしい料理をほんの一部ですがご紹介します。

 

  

 

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アミューズ  カプチーノのようなカボチャのポタージュ

 

 

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メイン  青ゾイのアクアパッツァ

鮮魚使いKONシェフの手になる旨味爆弾アクアパッツァは、絶対のおすすめです。

 

 

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ワイン飲みのための白レバーのパテ

舌の上で融けるような滑らかなパテです。‘レバー嫌い’を自認する人にこそ、ぜひ味わって欲しいですね。ワインのあてに、堪りません。

 

 

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個人的にはこの夜、最も印象的だった一皿
昆布ダシで含め煮にした冬瓜とカラスハモのバルサミコソース。クミンが使われていてエスニックな味わいもあり、う~ん本当にスゴイ! カラスハモはこんな食べ方が出来るんだ、と驚かされたお料理です。 

 

 

美味しいものが大好きな人たちで、店内はあふれていました。お伺いする際は、事前に電話を一本入れたほうが賢明ですね。  

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カウンターで偶然同席した、amicafe UNISONのメンバーの皆さん。釧路を楽しくしている「男たちの背中」の撮影を快諾していただきました。

 

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あっ、振り返らなくてもよかったのに(笑)
ワインの合い間、チェイサーがわりにビールでのどを潤しています。若い時にしかできない飲み方・・・  歳をとると肝臓が付いて行けません(笑)

 

 

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カラスハモの料理に使われた冬瓜の一部(!)、巨大です。オブジェのように入り口に鎮座していました。隣りのマルセル・ダイスはハーフサイズではなく通常のブティーユ(笑) この冬瓜もKONシェフの出身地、白糠町の上茶路(かみちゃろ)産のものなんだそう。

 

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「食べログ」考

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知らない土地の、初めてのお店に出向く時などに利用させてもらうことがあります。道順を調べたりするのに便利だから。

先日、久しぶりにアクセスしてみて感じたことが。

「口コミ」を書くだけのためにお店に伺う人たちがいるんですね。とても手馴れた様子でそれぞれの店を「取材」していて、その人による口コミ件数もとんでもない数になっています。情報を得るという目的なら、確かにその人たちの書いた口コミはとても参考になります。仕事なのかな(趣味?)。いいお店だと評価したなら、一度きりじゃなくて二度、三度とそのお店に足を運んでくれたら、とも思うのだけれど。

 
そして、お店に対して否定的な評価している口コミには、「なるほど」と私が共感できるものはほとんど有りません。どんなお店も「客」に楽しんで満足してもらおうと待ち構えているのだから、楽しめなかったのは「客」である自分のほうにも問題が無かったか胸に手を当てて考えてみるべきなのに、そのカケラも見えない書き込みが大半です。

「お客さまは神様です」とお店側なら思っていてもいいのだけれど、客自身がそういう大きな勘違いをしていると、たいてい悲惨な結果を招きます。

「客」(=自分)は、お店やそのスタッフ、目の前に供された料理、そして周りの他の「お客さん」とともに楽しい時間・空間を構成する要素のひとつだ、ということが判っているだけで美味しさがいっぱい詰まった幸せは得られるのにね。

 

私はこの本に出逢ってから、いわゆる「ダメな店」に当たったことがありません。
あれ?と思ってもお店を出る時には幸せになれるヒントが沢山書かれています。文庫本(下の写真)も出ているので、もし手にされたことが無い方にはぜひ一読をお勧めします。

 

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食文化

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北海道新聞 2012.10.12 朝刊釧路版
 

食はまさに生まれ育った土地に根ざした生活の一部であり、その地の恵みを合理的に余すことなく活用し楽しもうとする、日常の積み重ねの歴史の中で醸成されて文化となる。

 

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居酒屋 ながほり

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チーズステーキ

大阪出張で研修会場があった森ノ宮からは、まったくの偶然ながらすぐ近く(地下鉄で隣り駅)だった玉造の居酒屋さんへ一人で。

ここの店主がスローフード運動発祥の地として名高いピエモンテのブラへ行った時に現地で「日本にもおいしいチーズを作っているところがある」と教えられ、それ以来 白糠酪恵舎のチーズを使っているお店なんだそう。関西にある「取り引き先」のひとつとして井ノ口さんに教えてもらって伺ったのだけど、予約がなかなか取れない地元ではかなりの評判店であることを知ったのは、駅からお店までの道順を調べようと食べログにアクセスした当日直前のこと。

だから前日の夕方、予約の電話を入れた時に店主から「あまり良い席じゃないんですが構いませんか」と念を押されてもあっさり「いいですよ」と答えて、その後に「酪恵舎の井ノ口さんに紹介されました」と何気なく付け加えて電話を切りました。

で、当日。その「居酒屋」に入ると用意されていたのはお店のメインの長いカウンターの、店主が調理する目の前の席。店主の一挙手一投足が拝める、一人客にとってはこれ以上望みようが無い上席でした。

とりあえずのビールの後は、30代の頃に愛飲した「磯自慢」があったのでそれを二杯、さらに福島の酒(福島出身の私が初めて聞く名で、もう忘却・・・)、東一、松の司と杯を重ね、それとともに料理もお造りから野菜のあんかけなど、食べログで「定番」とされていたものを味わいました。

 

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そしてお品書きにあった「チーズステーキ」、それもお願いしたら見た目は例の大根のような酪恵舎のプロボローネがドンと出てきて、目の前でカットされてから上の写真の料理に。(写真撮影は現在、基本的にお断りしているようです。店主の目の前だった地の利?を生かし、「この料理だけ、撮らせて頂いていいですか」と訊いたら「ニヤッ」としてくれたので晴れて撮ることができました。初めて来たのに断わりも無くパチパチと店内や料理を撮りまくる非常識な人間の多さに辟易しているお店はここだけじゃないでしょう)

話を元に戻すと、こんがりと表面が焼かれたプロボローネのステーキ。食べると甘い蜜の味とチーズの塩味が、これ以外に必要ないでしょう、という説得力で迫ってきます。甘いのは栗の花蜂蜜なんだそう。両方ともイタリアンの素材なのに、その独特の甘みと塩味の組み合わせが日本酒に合う不思議さ。

私よりひとつ若いという店主。「なんで和食の大将がピエモンテなんかへ」との愚問には「美味しいものを知るためならどこへでも」と。お互い酪恵舎を知ったきっかけがイタリア人に教えられて、という共通点があったのと、店主自身が我が社のお得意さん(?)だということが判って(年に何度か、熱き血潮を提供して下さってるそう)、居心地の良い、本当に楽しませてもらった酒席でした。

 

 

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ミシュランガイド関西版2011年、2012年連続で☆を獲得した居酒屋「ながほり」

 

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食い倒れ大阪

ツラい(?)研修が終わって、今日は解放された気分です。美味しい店があまたあるこの土地で、とある「居酒屋」へ最終日の息抜きに一人伺いました。
さすが食い倒れの本場、食材へのこだわりは半端じゃないですね。2時間ほど美味しい料理に桃源郷をさ迷って、毎年、大阪のこの店に来なければと観念しました。(詳細は追って)

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研修資料

研修資料

3日間で10cm以上の厚さ。とても持って帰れないので郵送します。

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びっしり研修

びっしり研修

今日は朝から夕方まで缶詰め。来年導入される新システムの実習です。でも導入時にそれを使う部署にいるかどうかはビミョーなんだけれど。

 

昼休みだけは抜け出して大阪城公園へ、持ってきたカンテグランデベーカリーのパンを

 
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結局、このフルーツ&ナッツぎっしりのライ麦パンはとても気に入って、3日連続で食べてしまいました。

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なんば道頓堀


なんば道頓堀

大阪の夜は、こちらへ。
一緒に研修を受けている北海道組6人で、お上り(?)さん丸出しでグリコ前で記念撮影してから、串かつをたらふく食べました。

 

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ソースの二度漬け禁止は、こちらでは憲法第九条よりも徹底しているよう。

 

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ショーウインドウには串かつの材料として乱獲され、今は絶滅してしまったナンバジカの剥製が・・・(もちろんウソです)  

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大阪城公園

大阪城公園
研修会場のすぐそば。中央に天守閣が。ケータイカメラでは厳しいかな

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これはデジカメで

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カンテグランデベーカリー

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今日から週末まで大阪出張。夕飯に訪れようと思っていたイタリアンが連休明けの振替休みだったので、ホテル近くのパン屋さんで購入した小さなハード系のフルーツ&ナッツぎっしりライ麦パンとごぼうピザにビールで部屋食です。小さいのにずっしりと重いパンは釧路ではありつけないから、これはこれで大阪に来た甲斐が(笑)

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Sound Mind, Sound Body

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(毎日新聞Web siteより)

受賞はもちろんとても凄い事なのだけど、フルマラソンを完走するこの写真にはもっと感動しました。やはりいくつになっても体を鍛えなきゃ!

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秋色 ガストーラ

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食べるのは楽よ~、採るのは大変よ~ の、白糠産落葉きのこ

 

 

安藤シェフのこの時期のおススメは、きのこをたっぷり使ったオムレツ

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エスペレットを振って頂くのがバスク流!

 

 
ちなみに、アミューズも巨大な十勝ばんえいマッシュを使って、きのこ攻めの様相(笑)

 
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スタッフド・マッシュルームのガーリックバター焼き  

食べ応え、相当あります!

 

 

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メインはピリ辛の具沢山スープ

私向けに「かなり辛めにした」そうだけど、ル・クルーゼのココットがあっさり空になるほど美味しくたっぷり楽しませて頂きました。この辛さが私のソウルフードです。

 

   

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城山東家 新蕎麦そばがき

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繊細な味覚の持ち主で、そのコメントにご一緒したワイン会ではいつも感動してしまう I さんが店主の蕎麦処 城山東家へ伺いました。それというのも、先日のワイン会でここの「とりせいろ」が話題に上り、病みつきになってしまう美味しさだと評判だったからです。

で、その「とりせいろ」を頂き、さすが~(& 次はぜったい大盛りにして堪能しよう)と思っていたところへ I さんが来られて、「ちょっとイイのがあるんですよ~」と持ってきて下さったのが上の そばがき です。

ついさっき挽いたばかりの摩周産新蕎麦からつくった、とのこと。ほんのりと緑色がかっています。

 

 

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これが挽く前の蕎麦の実。新蕎麦特有のきれいな色をしています。このままカリコリと味見もさせていただきました。道東はとても良いソバの産地でもあるんですよね。

 

 

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そばがき、ワサビ醤油と黄粉で季節の味を楽しませてもらいました。ありがとうございます! 

 

 

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恋問館まつり

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白糠町の恋問海岸にある道の駅で催されたイベントに出かけました。
付近の国道は渋滞、駐車場は満杯で辛抱強く車を停められるスペースが空くのを待ってようやく会場に入ったら、ステージではなにやらゲームが行われています。 

 

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でも、私の最大の関心事は食べること!(笑) 視線はいきおい飲食ブースへ。手前の女の子が食べている酪恵舎のチーズステーキは、もちろん私も後ほど頂きましょう。

 

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まずは茶路めん羊牧場の石井さんが炭火で焼き上げる串焼きセットを

 
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焼き立ての熱々、旨かったぁ~! おかわりしてしまいました。

 

 

そして、お約束のハイジパン

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これを食べないことには、お祭り気分が出ません。この子もきっと、そう

 

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仕上げには 

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プロボローネを輪切りにして両面を焼いたチーズステーキ。
おもわず Cheers!素敵! と叫びたくなる旨さ

 

このあとGabさんに「サンマも食べてって」と言われたけど、さすがにもう入らず give up
釧路公立大学祭のガレットブース撤収へと戻りました。

 
 

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エゾ鹿ミンチ肉と野菜の煮込み

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釧路公立大学祭でJ氏との合作。見た目以上に、すこぶる美味いです。

 

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白糠 駆け足 腹ごしらえ

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茶路の白糠酪恵舎へ週末イベント用のガレット機材を借りに伺ったら、ソフトクリーム販売の今季最終日だとのことで、Sさんに「ひとひねり」してもらいました。

 

 

帰り道に、レストランはまなすさんでブランチ

お昼過ぎだったので店内はほぼ満席、一人なのでカウンターへ 

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カウンターの右端に、可愛い真っ赤なイリーのエスプレッソマシーンが鎮座していました。食後に頂戴しましたが、やはりとっても美味しいです。

 

 

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おすすめボードメニューから、自家製さんまのスモーク

 

 

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白糠産エゾ鹿肉とキノコのパスタ

 
10月からエゾ鹿猟も解禁になり、美味しいお肉がどんどん入ってきますね。

 

 

 

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充実したワインリストも出来上がりました。ぜひ、お店で手にとってご覧ください。

 

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リストの裏表紙

 

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はまなすワイン会 第5回OBセミナー

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JRで白糠に向かいます

 

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レストランはまなす地下のパーティルーム 談笑するOB三賢人

 

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OBワイン会に特別に紛れ込ませて頂きました。

 

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いつも笑顔を絶やさない谷口シェフの、一瞬の真剣な表情

 

 

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オードブル (12時から時計回りに)
★酪恵舎モッツァレッラのコロッケ  ★馬木葉産エゾ鹿肉のクロスティーニ
★茶路めん羊牧場産ラム肉とゴボウのクロスティーニ 
★白糠産 秋鮭のノワゼット~ジェノベーゼ添え  ★ポルチーニ入りニョッキ 
★キノコのキッシュ   ★釧路産サンマの自家製スモーク~オレンジ添え
(中央)茶路産ゴボウの冷製スープ

谷口シェフのこだわりが凝縮された一皿、これだけで白糠を満喫できてしまいますね。

 

 

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とれたて白糠産秋鮭 酪恵舎ロビオーラのソース 和天別産ベビーリーフ添え

 

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秋鮭でカップを作って、その中にたっぷりと魚介のクリーム煮が詰め込まれています。ロビオーラのソースとの相性がまたとびっきりに素晴らしい! 美味しい、のひとことです。

 

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赤ワインが次々に注がれます。それに合わせてお料理も

 

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十勝牛フィレ肉の菜園風ロースト

 

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このメインディッシュは、谷口シェフが参加メンバーのイメージに合わせてそれぞれ選んだという名窯のプレートで供されました。私のために選んで下さったのは、Wedgwoodのwild strawberry! う~む、そういう風に思われていたのか(笑)  左上の小さな四角皿に入っているのはリコッタ・サラータです。

 

 

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パニエを用いて抜栓しているのは、本日のメインのボトル
シャトー・ムートン・バロンヌ・フィリップ 1986

 

 

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左奥から供された順に並んでいます。
バロンヌ・フィリップ、現在はシャトー名がダルマイヤックと変更になっているのだけど、以前に友人のため開けた ’72 ともエチケットが似てるけど違っていますね。シャトーの持ち主の男爵(バロン)の奥方が亡くなられた時にそれを偲んでバロンヌとされた由。

 

 

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さて、いたずら好きのシェフがぐるぐる回して遊んでいるのは(ゴメンナサイ!)

 

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スイスの有名なチーズ、テート・ド・モワンヌ。私もグリグリ(?)させて頂きました。

 
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花びら状に削ったチーズをブーランジェリー・アンシャンテのルヴァン・ノワレザンといっしょに頂く贅沢さです。美味しいチーズとパンは、本当に最高のワインのあてですね。

 

         

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デザートは、あまりお目にかかれない酪恵舎のマスカルポーネを使ったフルーツ・ティラミス。カルベ社のソーテルヌとともに

 
マスカルポーネは少量製造されるものをほとんど谷口シェフのところで引き取ってしまうからだそう。う~む、レストランはまなす、恐るべし・・・

 

おいしい料理とワインをおいしい仲間と過ごして、あっという間に3時間!

 
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このまま楽しい気分で帰りましょう。今日はシカを轢きませんように

 

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台風17号

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3:02

 
接近している台風から避難してきた漁船で、港はいつにない賑わい

 

 

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