氷山飛翔 ル・プルコア・パ...
夕方4時まで勤務の後、一路札幌へ。雲海の遠く、氷山のように見えるのは入道雲の頭?
小一時間の飛行(あっという間)で丘珠空港に着き、まだ約束まで時間があったので乗り継ぎの地下鉄駅ベンチで「天地明察」の文庫本を読んで暇つぶししたほど(笑)
今夜の会場は、東区のル・プルコア・パ...
満席状態の店内を通り、奥の個室へ。夏らしいガラスプレートがセッティングされたテーブルが涼しげです。
今日は年に一度の、カリスマO嬢の降霊聖誕祭。ニフティがまだパソコン通信だった黎明期にワイン板を張り、釧路ワインを楽しむ会の世話人さんも若かりし時代に彼女の家に招かれていっしょにワインを楽しんだという、知っている人はもれなく知っているワイン界の大御所がO嬢です。
その誕生日にひとり1本持ち込みのワイン会でお祝い。シャンパーニュがまず3本。開けた順に
アンドレ・クルエ アンジュールド 1911 NV
ビルカール・サルモン ブリュット ロゼ NV
ジャック・セロス グランクリュ ブラン ド ブラン エクストラ ブリュット V.O. NV
さすがのジャック・セロス・・・ ブラン ド ブランなのに、「ロゼだよ」といわれたら信じてしまう深い色合いと味わい
白ワイン4種、開けた順番に
2008 コルトン・シャルルマーニュ トロ・ボー
1996 コルトン・シャルルマーニュ ドメーヌ・コヴァール
2002 バタール・モンラッシェ ドメーヌ・ルフレーヴ
2005 ザ・ペティション シン・クア・ノン カリフォルニア
どの1本を出されても「おっ、おお~!(絶句)」 となってしまうアイテムが揃い踏み。
駆けつけ3杯のイッキ飲み、ではありません(笑) 凄すぎる白ワインの供すべき順番を決めてもらおうと、マダムにテイスティングをお願いしたところ。
コル・シャルを飲み比べて唸り、バタ・モンで昇天寸前となり、シン・クア・ノンで思わず合掌してしまう・・・
それにしてもシン・クア・ノンのザ・ペティション、すごいワインですね。DRCのリシュブール’74を味わった時に通ずる感動を覚えました。マサさんがカリフォルニア好きのO嬢のために持ち込んだワイン。
花の部分には甘エビとモッツァレッラが入っています。上のパイ包みとともに、白ワインをとことん意識したお料理でした。
赤ワイン
1995 Ch. コス・デストゥルネル
1996 Ch. レオヴィル・バルトン
2002 ルビコン ルビコン・エステート カリフォルニア
イカゴロを使った濃厚なソースが赤ワインにとても良く合います。ソイは粉砕した米粉をまぶしてあるとのこと。
ジャガイモのペースト、タモギダケのマリネもいっしょのお皿に
私の持ち込んだコスは完全な役不足(苦笑) それに引き換えレオヴィル・バルトンの開き具合が素晴らしい、そしてルビコンはもう圧巻!
最後までグラスに残して楽しんだ、シン・クア・ノンとルビコン。カリフォルニア・ワインのレベルの高さを今さらながらに刻み込みました。
ル・プルコア・パ...のスペシャリテ、ガトーショコラのO嬢用バースディケーキ。もちろん、他のメンバー8名もお相伴に。
奥の久保田シェフと同じく真剣に「仕事」しているところを撮らせてもらおうとお願いしたら、いきなりピースサイン。いつからだろう、日本にこの忌むべき風習が蔓延したのは・・・(苦笑)
お店を出て
みんな何をしているのか? と問えば
エントランスにたわわに実っているブドウを摘まんで食べているのですよ!(もちろんお店のスタッフ立会いのもとです) これが甘くて美味しい。確か品種はキャンベルだと聞きました。
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コメント
ル・プルコア・パ大好きです。札幌の頃、時々行ってました。
マダムの天然ぶりが可愛くて^^
実はその辺りは私が生まれ育った場所なのです。
投稿: Gab | 2012年9月 4日 (火) 11時34分
マダムの顔がGabさんになんとなく似ているのは、そのせいなのかな?
投稿: ユンボギ | 2012年9月 4日 (火) 11時54分
先日は遠路はるばるご苦労様でした。
喜んでいただいたみたいで、幹事としては嬉しく思います。
投稿: OSANAI | 2012年9月 7日 (金) 23時27分
これだけのアイテムと料理、気心の知れた仲間
三拍子そろってて喜ばないワイン好きはいないでしょう(笑)
名幹事にいつもながら感謝、感謝です!
本当にありがとうございます
投稿: ユンボギ | 2012年9月 7日 (金) 23時47分