ガストーラ&吉祥寺ACワイン コラボセミナー
ありそうでこれまで無かったガストーラでのワインセミナー。遥か遠く東京のワインショップから安藤シェフが信頼しているYさんを迎えることで、ようやく実現しました。
語るためのワインではなく、楽しむためのワインを! が(多分)モットーのYさんの俎上に載ったのは、普段飲みができるお手頃価格のボルドーです。
そのボルドーワインに、最大幸福で寄り添う料理を安藤シェフが創造するという趣向でセミナーが進んでゆきます。
ワイン Ch. ロック・ド・マンヴィーユ ブラン 2011 アントル・ドゥ・メール
料 理 ホヤ、甘エビ、枝豆、トマトのジュレのフルール・ドゥ・メール
海の果実ホヤの鮮烈さとトマトジュレの爽やかを舌に感じた状態で白ワインを口に含む、海あわせの妙。その美味しさを語る言葉を持たず、私は貝になりたい・・・
左から順に
① Ch. ランスミーズ 2009 若いメルロー
② Ch. ルーディエ 2000 熟成メルロー
③ Ch. プロヴィデンス 2009 若いカベルネ
④ Ch. カンサック 1999 熟成カベルネ
赤ワインは、まず①と③を飲み比べながら品種の違いから来る味わい差の説明を伺いました。確かに(ふだんはまったくしてない意識を)集中して口に含むと、メルローの甘さを感じますね。
赤ワインとシェフが合わせた最初のお料理
パテはルアネーズから着想してフォアグラが隠し味になっているそう・・・ 周囲の白身は豚の背脂。生ハムはもちろん茶路めん羊牧場の武藤さんが手がけた、13ヶ月熟成(!)のもの。栗はボルドーの名産ということで。
安藤シェフからは「料理単独ではなく、パンとワインと必ずいっしょに召し上がってください」との御触れが。それだけ、こだわって作っています。
最初はナイフで普通にカットしていたパテも、食べ終えるのが惜しくなって、だんだんカットサイズが小さくなってゆきました(笑)
①③がまだ残っているタイミングで、それぞれ同じ品種で熟成が進んだ②④が供されます。そしてお料理は
たっぷりの赤ワインで煮込んだ、ほろほろと崩れる牛ほほ肉。もちろんこの料理に合うのは熟成した赤ワインのほう。特に私はこれまでも何度か頂いている(はずの)Ch.カンサックの味わいがベラボーに良く、幸せに感じました。
いつもは安藤シェフの「料理とワインはかしこまらず、好き好きに、気軽に楽しんでください」との甘言に乗って(笑)、単純に『うまい、うまい』で済ましてたのが申し訳ない気になってきますね。
感動のワインセミナーも、奇才 Y 氏によるまとめはこれ↓
「熟成してナンボ、隠れたお宝デイリー産地」の言葉、大いに納得です。
楽しいワインを礼賛し伝道する 吉祥寺ACワインの皆さん
中央が「やりきった~!」表情のY氏 ウルウルしてます?(笑)
お疲れ様でした! そして、ありがとうございました。
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