白ヴージョ
ドメーヌ・ベルターニャ ヴージョ・ブラン 1er cru 1989
畏友 道草さん といっしょにガストーラで楽しませていただいたワイン。ヴージョと名の付くワインは、映画「バベットの晩餐会」の中で村人とともに食卓を囲んだ将軍が口に含むや目をまん丸にした赤ワインのクロ・ヴージョのことしか知識に無く、白ワインがあることは今夜初めて知りました。 かなり限られた生産量らしく、エチケットには 142 とナンバリングされています。
フレッシュなアンチョビ、塩加減がマイルドでおいしい!
枝豆の食感が他の食材の味わいを引き立て、とても口福を感じさせてくれました。
メチャ旨いこのマリネもそろそろお仕舞いになるようです。
時鮭のアラで出汁をとった冷製スープにアクセントの帆立を加えて、ここにぜいたく極まれり(笑)
ナスのやわらかな身を武藤さんの羊と合わせて固めた、ナス好きの私にとっては感動のひと皿! テリーヌの周りの黒く見える部分は、ナスの皮を巻いています。ソースはトマトとキュウリのガスパチョにアリサを加えて、ほんのりピリ辛にしたもの。
しっかりした味わいのマトンがいつものように他のお店の2倍はあるポーションで、味の濃い山しめじ、ししとう、ズッキーニなどたっぷりの付け合わせとともに。ボリューム的に心配したけど、小食(?)の道草さんもペロリと。(笑)
今夜は二人でこの2本。ヴージョ・ブラン、開けたては酸が立っていて、すでにこのワインを二度味わっている道草さんは「あれ?」と感じたそうですが、時間とともに優しく豊かになってきて、それはもう素晴らしい味わいでした。左はバスクが発祥の、リンゴで造った発泡酒シドラ(シードル)。リンゴの酸味と皮からくる渋みがほど良く食欲を刺激してくれる、夏向きの低アルコールお食事ドリンクです。
道草さん、いつもながら楽しいひと時をありがとうございました!
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