« 2012年4月 | トップページ | 2012年6月 »

昭和の歌声

Dsc04453a
サヨリのカルパッチョ

居酒屋でのがやがやとした職場の飲み会の後、昭和30年前後生まれの同僚と3人 est di Zuppaで飲み直し。

 

Dsc04457a
時鮭とタランボのフリット

白黒テレビの画面で活躍する吉村道明や力道山のプロレスが「茶の間の元気」だった頃を話題に盛り上がれる、ありがたい同僚です。

僕等が中学生の頃に大ヒットした「また逢う日まで」の歌手、尾崎紀世彦が亡くなって、また知っている歌い手がいなくなった。懐かしい、聴きなれた歌がどんどん消えていってしまう。

 

同曲のオリジナル、町田義人バージョンで  

| | コメント (0)

緑の遺伝子

Dsc04260a

実家に帰ると(滅多に帰らないので)いつも驚くのは、家の内外に花や緑があふれていること。

木漏れ日の金環を演出した庭の木蓮は指先ほどの挿し木から育ったものだと言うし、室内のシクラメンなども母がずっと育ててきたものらしい。母は特に園芸が趣味というわけではないだけに、サボテンですら枯らしてしまう私には不思議な手品に思えてくる。母のこの遺伝子が、私に受け継がれていないのは確か、そして妹にも(笑)

| | コメント (0)

空想レストラン イルマーレ

Dsc04385a_2
釧路にこんなところがあったなんて、信じられない・・・
誰もがそう感じてしまう海辺の絶景レストラン 

      
Dsc04397a
料理は豪快な炭火焼

      
Dsc04392a_2
びっしり身の詰まった大ぶりの牡蠣、イベリコ豚、和牛カイノミなど食材も特選品ばかり
     

Dsc04388b
腕をふるうのは KON シェフ

     
Dsc04399a
海を眺めながら料理の出来上がりを待つグルメな客たち

     
Dsc04400a
青い海と空に囲まれて、幸せの天使で大地はいっぱいだ!

    
Dsc04417a_2
客の一人が自ら持ち込んだ食材をごそごそと・・・・ 

     
Dsc04408a
本マグロのカマ! さすがにデッカイ!!

     
Dsc04404a
え、これも焼いちゃうの~っ!?

       
Dsc04405a_2
そのまま食べた方が美味しいんじゃない・・・

     
Dsc04411a
前言撤回、トロの炙りを醤油とワサビで頂き、たちまちトロケルこころ

     
Dsc04419a
カマの身も食べる

     
Dsc04420a
ホルモンも食べる。この絶景で特選食材はいっそう旨くなる!

      
Dsc04421a_2
新しい客人がスイカ持参でご来店

     
Dsc04422a

Dsc04423a
海辺の風物詩「スイカ割り」始まる(^^)/

     
Dsc04434a
食材が次から次に。最近では内地からも買いが入るというカラスハモ。将来はキンキのように高級魚になってしまうかも

       
Dsc04440a
黄昏どき、どこからか音楽が聴こえる・・・・

     
Dsc04450a
海に沈む夕日を熱く見つめる音楽担当  DJ Yamaguchi

特選食材提供:和商市場 吉岡肉店 鮮魚の瀬野商店 石山商店

| | コメント (7)

道東の春 ミルクラム

Dsc04356a

きれいな 桜色

ガストーラの周りのエゾヤマザクラが開く時期に合わせて、‘二度目の春’を楽しみに内地から飛んで来られたモジャ‘Y’さんとディナーをご一緒しました。

   

Dsc04355a
アミューズ  白糠産タランボのベニエ

   

Dsc04359a
Dsc04360a
ヤリイカのソテー 山みつば

シンプルでいて味わいのある一皿。器に残ったガーリックオイルもパンですくって全部食べてしまいます。

 

Dsc04363a
マスノスケ(キングサーモン)のマリネ

5日間の仕込みを経て供された料理です。シェフが教えてくれた仕込みの工程は唖然とするほど手のこんだもの・・・

 

Dsc04361a

ここまでのワインはジョセフ・ロティの珍しいマルサネ・ブラン。

 

そして茶路めん羊牧場のミルクラム! まずは内臓を 

Dsc04364a
Dsc04365a
ミルクラムの胃袋、気管、レバーの取り合わせ ルッコラ添え

 
内臓系があまり得意じゃないはずのモジャ‘Y’氏も堪能してしまうサラダ仕立て。それぞれの食感が楽しいです。

 

 

Dsc04368a
メイン  ミルクラム肩ロース、バラのローストを桜塩で

これぞ「道東の春」の旬、幸せを噛みしめるガストーラならではのひと皿。この美味しさを、語り合いたい&分かち合いたい、けれどあまり大勢に押しかけられても困るし(笑) 頂くたびに釧路に住んでることの幸運に感謝してしまいます。

 

Dsc04367a

合わせたロゼは!!!!!!!!!! デラ旨

 

 

Dsc04373a
フロマージュ  三友さんの新作ウォッシュ

カルヴァドスでウォッシュしたものらしいです。チーズにはあまり詳しくない私ですが「これだけのものが日本で造れるんだ・・・・」と驚いてしまいました。

 

Dsc04374a
デザート  この時期限定‘アイスクリーム’

 

Dsc04378a

バスクの食後酒イザーラで締めくくり。
安藤シェフ、本当に素晴らしいお料理をありがとうございました。

 

Dsc04381a   

| | コメント (0)

白糠ワインクラブ第80回例会

Dsc04332a 

レストラン‘はまなす’さんが会場となり1989年から20年以上も続いているワイン会にお呼ばれしました。今回は地元白糠町出身で池田町ブドウ・ブドウ酒研究所所長の内藤彰彦氏を招いて「十勝ワイン」をとことん味わう趣向です。 

 

Dsc04345a

左端のBloomは、国内初(1985年)の瓶内二次発酵法で製造されたスパークリングワインだとのこと。カラフェに入っているのは、樽から注がれた町民還元用ロゼワイン。

耐寒性はあるものの酸味の強い山ブドウを原料にして始まったワイン造りの歩みは、かなりの困難を伴ったそうです。清見、清舞、山幸それぞれの品種の由来などを生産者から直接伺いながら口にすると、味わいもひとしお。

 

Dsc04330a

50名近い参加者を迎え、はまなす地下の広いパーティルームも限度いっぱいとのこと。ボトルの数もそれに伴って抜栓に大忙しの谷口さんです。

 

Dsc04336a
右から清見、山幸、清舞

清舞と山幸はいずれも清見と山ブドウを交配して作られた品種。同席した蕎麦店主人の I さんはその味わいの違いをきちんと見極められていました。私にはとても真似できない芸当です。

 

十勝ワインといっしょに楽しんだお料理は

 

Dsc04334a
牡丹エビのカルパッチョ

 

Dsc04335a
喜茂別産アスパラと白糠産タランボのシーザーサラダ

 

Dsc04337a
旬の白糠産トキ鮭のアクアパッツァ

 

Dsc04339a
酪恵舎スカモルツァ・チーズとグリル野菜の春のピッツァ

 

Dsc04342a
茶路めん羊牧場産ラム肉と茶路産ゴボウのラグーパスタ

 

Dsc04343a
白糠産エゾ鹿肉の菜園風 網焼きロースト

 

Dsc04347a
阿寒ポークロースのグリル

 

いつものことながら、徹底的に地産地消にこだわった(というか、谷口シェフにとっては呼吸をするのと同じぐらい当然のことなのでしょう)、ボリューム満点で味わいも「これ、また食べたい!」と感嘆するお皿の連続でした。   

 

そしてこちらも忘れてはならない、
白糠産イタリア人(←表記に明らかな誤りが含まれています(^^))

Dsc04350a_2

忘れたくても忘れられない、チーズ工房 白糠酪恵舎の井ノ口代表です。
手にしているのはワインの芳醇な香りが鼻腔をたまらなく刺激するテネッロ・アル・ヴィーノ、十勝ワインの醸造に使われたブドウの搾りかすを使って仕込まれたチーズ。

 
Dsc04352a 

この世のすべての出来事がそうであるように、このチーズも「人と人との出逢い」が無ければ決して生まれることのなかったチーズだ、と井ノ口さんは熱く語ります。素晴らしいものはことごとく出逢いのときの発熱作用が生み出すんだ、と。

 

Dsc04348a

あっという間に過ぎ去る楽しく美味しい時間の締めくくりに供されたのはポートタイプのデザートワイン 清舞ヴィンテージスウィート。

谷口シェフ、いつもながら本当にごちそう様でした。

  

| | コメント (0)

逸品料理てんぞう ひとり酒

Dsc04323a

釧路ワインを楽しむ会の後、独りでふらりと てんぞう さんへ

まず好きな光りもののお造りで、ビールを1杯

  

Dsc04325a

次いでエゾシカ料理を一品。ごまがとても香ばしいスネ肉の利久揚げ、行者ニンニクと山ウドを添えて。ここの和風エゾシカ料理は誰を連れて来ても美味しいと感じてくれるはず。

 

Dsc04327a_2

大将の後藤さん、ごちそうさまでした! 

 

| | コメント (0)

第150回釧路ワインを楽しむ会

Dsc04309a

記念すべき150回目は、オルディネールのシェフ&マダムのセレクトによるスペシャルワイン会。上の写真はマダムが重そうに抱えるメイン料理「武藤さんの仔羊モモ肉のロースト」です。肉をおおっているのはフキの葉だそう。

 

Dsc04319a
武藤さんの仔羊モモ肉のロースト ふきのリコッタチーズ詰め添え

 

Dsc04317a
メイン料理を仕上げ中の十文字シェフ

 

 

Dsc04322a_2 

お二人が精魂を込められたワイン会の詳細は、ぜひ「釧路ワインを楽しむ会」のホームページでご覧下さい。 

| | コメント (0)

5月下旬ガストーラ

Dsc04269a
白糠産ヤマウドのベニエ

クーリ・ルージュの石川シェフから安藤シェフへの言付かりものがあったので、それを届けるのを理由に帰釧してすぐガストーラで夕食(^^)

 

今日のメインはシェフのおすすめでこれ!

Dsc04271a_2

和商瀬野商店から仕入れたマスノスケ(キングサーモン)です。これからマリネにする直前のものを特別に出していただくことに! 写真では判りにくいですが、圧倒的な大きさです。

 

Dsc04274a 
上のマスノスケのあらで取ったダシ(ヒュメ・ド・ポワソン)に山ミツバ、かぶ、ハマボウフウ、フルーツトマト、ジャガイモが入った超テンコ盛り、かつ豪華な具沢山スープ

 

Dsc04278a
Dsc04275a
マスノスケのクロッカン ベアルネーズソース

カリカリの皮まで美味しい、キングサーモンのステーキです。厨房でシェフがシャカシャカとかき混ぜて作っていたのはこのソ-スだったんだ。黄色のソースのなかに見える緑はエストラゴンだそう。

 

Dsc04280a

ワインは久しぶりに入荷した辛口のパシュラン・ドゥ・ヴィックビルで最初からメインまで。柑橘系のすっきりした味わいはこれからの季節、特に美味しく感じます。

 

Dsc04284a_2
ブルーベリーのタルト

ガストーラでデザートを食べないと、ホント画龍点睛を欠いてしまいます。添えられた蜂蜜もブルーベリーの花からのもの。 

 

| | コメント (0)

ココファーム・ワイナリー

Dsc04256a
 
風が吹き抜けるデッキで、グラスワインを楽しみながらランチ。急な山の斜面はブドウ畑です。足利にあるこのワイナリーには実家から車で40分ほど

 

Dsc04254a

私と母はワンプレートの‘デッキランチ’を注文。ワインはしっかりした味わいの赤、タナ・ノートンを。

 

Dsc04251a

ドライバーの妹はBLTサンドとノンアルコールの炭酸入りジュース

 

Dsc04259a 
デッキレストランへのエントランス。ハウスの中でワインの試飲もできます。天気が良い日には、ただデッキでボォーッとしてるだけで満足。 

 

| | コメント (2)

金環日食!

Dsc04231a
2012/05/21 7:34:33  F/5.5  露出1/8秒  栃木市

見事なリングが楽しめました。はるばる来たかいが(笑)
写真は露出オーバーでリングが実際よりも太く写っています。 

 

Dsc04232a 

家族で空を見上げていたら近所の方たちも集まってきて、ミニ観察会に。日食グラス4個と太陽観察用オペラグラス持参の重装備(笑)で帰省したのだけど、無駄にならず良かった!

 

Dsc04225a

 
玄関先の木漏れ日も、金環日食時には輪になりました↓ 

Dsc04234a

| | コメント (2)

田園レストラン クーリ・ルージュ

Dsc04215a

宇都宮市の郊外にあるフレンチレストラン Coulis Rouge へ、金環日食の前夜祭として実家の家族と出かけました。ここのオーナーシェフはガストーラの安藤シェフと同じバスクのレストランで修行した方で、安藤シェフの紹介で伺いました。お店の前には何と耕運機が置いてあります!

 

Dsc04213a

中に入ると、木の温もりが感じられる店の雰囲気には既視感が・・・ 
そう、ガストーラと共通する‘バスク’の空気、時間が存在しているのがすぐ判りました。初めて伺ったお店なのに、とても落ち着きます。(写真は、最後の客として退店時に撮影)

 

Dsc04212a
テーブルへ挨拶に来てくださった石川シェフ

 

 

Dsc04191a
栃木県産の野菜の盛り合わせ シェフスタイル

 

Dsc04189a
岩牡蠣 

   

Dsc04195a
地元のそば粉を使った ガレット コンプレ

  

Dsc04192a
日光で捕れた八汐(やしお)マスのマリネ

 

Dsc04186a
自家製パン 

   

Dsc04197a
鴨のコンフィと豚肉のカスレ

 

Dsc04200a
漁師風ブイヤベース

 

Dsc04201a
ブイヤベースのスープでつくったリゾット

    

Dsc04211a
ドリンクは始めにチャコリを、2本目にソーヴィニヨン・ブランをボトルで

 

周囲の田んぼから蛙の大合唱が響いてくる、とてものどかで、素晴らしいお料理のレストランでした。   

 

| | コメント (0)

浅草三社祭

浅草三社祭
羽田から浅草経由で帰省の途に。多国語が飛び交う祭りの真っ只中。そしてスカイツリーが眼前、というか頭上に。これって浅草に出来たんだ・・
(注: この写真にスカイツリーは写っていません)

| | コメント (2)

手嶌 葵

懐かしい街を二人で歩こう 
君と手を取り合って 言葉はいらない

あの頃の街は光にあふれて 
どんな時でもいつも 輝いて見えた

 

| | コメント (0)

まる金寿しさん

Dsc04168a

美味しいもの大好きの諸兄姉が口をそろえて「寿しなら『まる金』さん」という寿し処へ、そろってここのお馴染みさんだというTさん、Nさん、I さんに連れていって頂きました。

3人とも私以上にワインが好きなこともあって、親分格のTさんが今回は特別に「寿しとの相性」を試すべく ワインを持ち込んで下さいました。そう、なかなかできない経験をさせてもらうことに!

 

Dsc04169a

Dsc04171a

○NV   シャンパーニュ  アンドレ・クルエ
○2010 勝沼甲州     メルシャン
○・・・・ ソーヴィニヨン・ブラン クラウディ・ベイ
○2009  シャブリ      ジュリアン・ブロカール
2005 マルサネ・ロゼ  ジョセフ・ロティ

 
繊細な相性の判断は私には難しかったけれど、無難においしく思えたのはやはり甲州と、ビオディナミの畑だという‘シャブリらしくない’柔らかな味わいのシャブリでした。ロゼは赤身に。Tさんの渾身のセレクト、とても楽しませて頂きました。

 

以下、食べる前に撮影できたホンの一部をご紹介

Dsc04172a
大助、ツブ、鮪

  

Dsc04173a
お店のスペシャリテ  鯨ベーコン

 

Dsc04179a
くじら握り

 

Dsc04182a
お稲荷その1

 

Dsc04183a
お稲荷その2

 

Dsc04176a

 

ワインとの組み合わせも美味しかったのですが、最後は皆さんお酒になりました(^^)

Dsc04174a

 

Dsc04184a

すべてをお膳立てしてくださったTさん、そしてNさん、ありがとうございました! 途中から駆け付けてくださったKさんにも、楽しませていただきました。皆さん、本当にありがとうございます。     

  

| | コメント (2)

吉祥寺ACワイン

Dsc04163a

東京出張の帰り道、飛行機の時間まで少し時間があったのでJR中央線を吉祥寺駅で下車し駅前のビル地下にある薄暗い、ひんやりしたワインショップにアポ無し突撃(笑) ガストーラで隣り合ってディナーを楽しんだYさんとスタッフの女性が期待通りにビックリしてくれて、かつ歓迎してくれました。

 

Dsc04164a

ACワインさんのワインショップとして姿勢は上の写真手前の空きボトルが物語っています。スタッフがきちんと試飲して納得したものしか顧客にお勧めしない、ということ。右から左に流すだけでこれをやらないネットショップがいかに多いことか・・・

 
ここが仕入れるワインは釧路市内でもガストーラ、est di Zuppa、たべのみどころ佐々木商店といった評判の美味しいお店で味わえるので、ぜひそれぞれのシェフにその時のおすすめワインを尋ねて楽しんでみてください。

 

 

| | コメント (0)

カフェ嫌い

カフェ嫌い
出張先のホテル、朝食は併設のカフェでとる設定。
田舎者の私はこの‘カフェ’というものが嫌い、というか正確に言うと「苦手」です。スタバとかドトールとか色々あちこちに出来たけど、まだ一人で入ったことがない。今日は「朝食券」を渡すだけだったので、何とかなったのだけど(笑)
パリの街角のカフェテーブルでのんびりと・・・ならともかく、ビルの一角の陽もあたらない閉鎖空間で「自分の時間」を過ごすという選択があまり考えられない。コーヒーは好きなんだけれど。

| | コメント (0)

千歳空港にて

千歳空港にて
札幌での会議を終えて、そのまま引き続き東京出張。久しぶりの千歳空港にて、サンドイッチとビールで一息

| | コメント (0)

円山のビストロかわさき

Dsc04161a

札幌出張初日の会議が終わった月曜の夜、2年ぶりぐらいに川崎シェフのお店へ伺いました。シェフ、ダイエットして精悍な容貌に大変身していて、いきなりビックリ(^^)

 

Dsc04143a

今夜は入り口脇の特等席カウンターに先客があったため、奥のテーブル席へ続く通路のカウンターに陣取ることに。

 

Dsc04139a

手頃なオーストラリアのスパークリングを頼み、定番の前菜盛り合わせをまず頂きました。

 

Dsc04151a

そして川崎さんといえば「豚肉の炭火焼」、とにかくこれを食べないとここに来た意味が無い(笑)

 

Dsc04144a

座ったカウンターから入り口ドア方向を見た様子。
ずいぶん前にプロヴァンサルキムラの木村シェフの誕生日祝いをここでやった時に持ち込んだ懐かしいグランジ’68のボトルがディスプレイされてました。
 

Dsc04156a

 

 

その上の天井に近い棚には

Dsc04157a

古い片手鍋がいくつか。ミルクパンぐらいの大きさ(小ささ)なのだけど、実際に手で持つと驚くほどずっしりと重いです! ソースが焦げないよう均等に熱が入る厚い銅製だからだそう。内側のスズめっきが剥がれてしまうと使えないので飾ってあるとのこと。プロの調理器具の凄さの一端を感じました。

 

Dsc04148a

ビストロKAWASAKI は地下鉄円山公園駅から歩いて3分ほどの所。ふらりと伺っても十分に楽しめる私の隠れ家(←もうすでに有名店なのだけど(笑))です。
 

札幌市中央区大通西25丁目1-30  TEL 011-640-2177

営業時間 18:00~AM 2:00 毎週日曜定休(祝祭日は営業) 

Dsc04147a   

 

| | コメント (0)

予行演習

Dsc04135a

1週間後に迫った金環日食をきちんと観察できるように、晴れ間に顔を出した普通の太陽を相手に練習。

そのまま太陽を観ると目を傷めるので、特殊なフィルターを使った専用の日食グラスを必ず用います。下記のタイプは専門サイトでもお勧めされていたので購入したもの。天体望遠鏡を製造している専門メーカーの品です。

Dsc04137

僕等が子供の頃にやってた「プラスチックの色付き下敷きを通して観る」とか、「ガラスにローソクの煤(すす)を付けて観る」とかっていうのは有害な紫外線も赤外線もほとんど透過させてしまうため、絶対やっちゃいけないことなんだって! ちなみに上の日食グラスは、現在3割引の1000円を切る価格でアマゾンから購入できます。売り切れを心配してかなり早めに定価で手に入れたのに(- -;)

  

Dsc04134a
2012.5.13 14:49

何も考えずデジカメのレンズの前に日食グラスのフィルターをあてがって撮影。まあ、なんとか金環が写せそう。あとは当日の晴天を祈るのみ。北海道では残念ながら金環日食とならないため、その日私は北海道を離れ内地にいます。18年後には北海道でも金環日食があるのだけれど、それまでの健康状態(視力も含め)に自信が持てないので今回にかけています(笑) 

| | コメント (1)

リアル銀の匙

 
Dsc04130a

畏姉こ~ちゃんから届いた「銀の匙」第3巻は、なんとリアルな銀の匙が付いた貴重な限定版! そして物語もどんどん深化してゆきます。

 

Dsc04128a

 

中勘助の「銀の匙」しか知らなかったJ氏も購入して読んだ荒川弘版の第3巻で、私と同じページが印象に残ったというのが、上のシーンのセリフ。

 

この本を読んでから間もない頃、北海道新聞に載った対談でも同じことが話されていました。

 

「小さい時に食べた味は記憶に残る」

Dsc04132a 

Dsc04133a
北海道新聞 2012.04.30朝刊より

 

Dsc04131a   

 

 

| | コメント (0)

或る15周年祝宴

Dsc04122a

道東を自分たちの生きる場所と定めて移住、夢を仕事にして15周年を迎えた友人夫妻が主催する祝宴にお招き頂き、目一杯楽しんでお祝いしてきました(^^)

  

 

Dsc04124a

会場は中国料理の玩味(ワンウェイ)
フレンチのガストーラ、イタリアンのest di Zuppaと並ぶ道東屈指の名店です。

 

お祝いにつどったメンバーは友人夫妻の人柄を反映して、皆さん個性豊か。共通しているのはそれぞれが「これ!」という才能を当たり前のように持ってらっしゃること。平凡な私には、それがウラヤマシイ (゚ー゚;

一人娘の可愛い‘はな’ちゃんを連れたジャンレイのKさんには、久しぶりにお会いしました。(チャーリーへ:ご主人がたびたびお世話になったとおっしゃってました(笑)) Kさん、ふだんの料理でル・クルーゼをかなり使い倒しているらしく「買い増そうかな」とも。めったに出番がないウチの鍋たちには聞かせられない・・・

皆さんとあれこれ話しながら飲む、紹興酒がまろやかでとても美味しい。

 

 
Dsc04121a  

15周年を迎えたのは、姪っ子たちや私のカヌー初体験でお世話になったR[アール]のUさんご夫妻。R[アール]15周年、本当におめでとうございます。こちらがお祝いすべきなのに、すっかりごちそうになってしまいました。これからも益々のご発展を祈念いたします。

   

 

Dsc04127a_5

ミシュランガイドには「根室出身の店主」と間違った情報で掲載されてしまった玩味の吉井シェフ。生粋の釧路出身です。お料理、どれもとても美味しかったです。相変わらずの、地球外生命体ぶりの応対が楽しい(^^) 

| | コメント (0)

Wonder Girls

3年ほど前に拙ブログでもちょっと紹介した韓国のワンダーガールズが「K-popの最終兵器」として今年7月、日本上陸するとのニュースが。

上のプロモーション・ビデオ(ドンシャリで音質はイマイチですが)は、バックコーラスの女性5人が急遽代役を務めて脚光を浴びる、というストーリーになっているのだけど、本来主役の男性シンガーとして出演してるのがワンダーガールズをプロデュースしたパク・ジニョン本人。

3年前にも注意したように、とてもビロウなシーン(音付き)があるので、食事しながらの視聴は決してしないで下さい(笑)

 

 
おまけ

icbazinさんが 2009/03/11 にアップロード
a robot dance demonstration of the wondergirls' hit "nobody", made by my colleague Yongchul Lee, KAIST, South Korea

| | コメント (0)

ガストーラ5月上旬

Dsc04097a
ワイン飲みのための前菜  
砂肝、白レバー、ハツ、鴨のコンフィのテリーヌ 

 
そろそろ茶路めん羊牧場のミルクラムの入荷が話題にのぼる時期。その前にちょっと伺いました。 

 

Dsc04100a
イバラモエビのサラダ仕立て

北海道ではゴジラ海老と呼ばれている旨味の強い海老にフキノトウとキュウリをアレンジして。ソースはイバラモエビの殻と白ワインで

 

Dsc04104a

キュウリのパッケージを開くと、海老のむき身がごっそり。濃厚なソースはフキノトウ独特の苦味がアクセントになって、とても美味!

  

 

Dsc04105a
鶏と春キャベツのスープ 白糠の山みつばトッピング 山のチーズ添え 

しっかりした鶏のブイヨンは旨味を損なわないぎりぎりまで塩を控え、添えられた三友牧場の山のチーズ(グリーンラベル!)をつまみながらいっしょに頂くことで、最高の味が口中で完成するようになっています。 すごい・・・

 

 

Dsc04096a

メインは、シェフの「今日のおすすめ素材」にあったら迷わず選ぶ斜里山麓豚

 

Dsc04111a
斜里山麓豚肩ロースのロースト 

今日は、シンプルに塩だけで頂く調理法でお願いしました。肉そのものには一切下味をつけていないので、添えられたクレソンのエルミッション(ソテーしてペーストにしたもの)と塩を自分の好みで合わせて頂きます。これはもちろん、お肉本来の旨みを引き出すシェフの焼き加減があっての、楽しみ方!

写真ではお肉の陰に隠れてしまっているホワイトアスパラと、右側にある釧路町産のカブがまた美味しい。特に、カブ! 厚めにスライスして両面グリルしたものを小ネギで巻いて、もとの丸い形にしてあり、最初は「なんじゃ、こりゃ?」と意外性も(笑)

 

ワインは最初に南仏の白をグラスで頂いた後に

Dsc04114a

ヴィニョーブル・ギョームのつくるピノを。これもグラスで2杯ほど

 

 

そして、デザート

Dsc04118a
アメリカンチェリーのタルト

 
ガストーラで食事してデザートを食べないのは、本当にもったいないこと!(笑) いわゆる「3時のおやつ」としてではなく、食事の締めとしてのデザートなので、「甘み」や「軽さ」をそれに相応しいように強く意識してシェフが作っていて、するりとお腹に納まります。

ビブグルマンマークだけじゃ、もちろんとても満足できない安藤シェフ。
されどガストーラはガストーラなり!  です。

| | コメント (0)

もとはる

 

 
「僕等がいた」の主人公の名前から、すぐ連想した曲。
この曲やSugar time、Somedayは20代後半の頃、夜のドライブには欠かせないBGMでした・・・

 

| | コメント (0)

カフェ・ラッケイシャーノ in 白糠

Dsc04084a 

白糠町茶路にあるチーズ工房酪恵舎のカフェ。さまざまなチーズとともに鍛高ラムネや道産シードルが味わえます。 

 

Dsc04083a

カフェのマスター然としたO君、エプロンが似合う

 

私のイチオシは週末限定で味わえる、ソフトクリーム!

 

Dsc04081a

リコッタ・サラータやミルクジャムをトッピングしたものもあります。

 

Dsc04082a_2

アイスクリーム製造担当のS君の自信作!

 

| | コメント (0)

恋問海岸点描

Dsc04093a

大荒れの天候となり大きな波濤が押し寄せる恋問の浜で、海を眺める家族連れ。子供の日のワンシーン。

| | コメント (0)

白糠の山の恵みの即売会2012 【報告】

Dsc04055a

雨模様となった朝、しかも土砂崩れによる札幌方面から本別経由の道路の通行止めの影響が心配されましたが、それは杞憂に。一度このイベントに来られた方は、悪天候などまったく意に介さなくなってしまうようです(^^)

例年通り、接客スタッフとして参加させて頂きましたので、イベント全体を紹介できるだけの写真は撮れませんでしたが、雰囲気だけでもちょっとお伝えしますね。

 

 

Dsc04051a

茶路めん羊牧場のブースで、昨年に引き続き‘武藤さんの羊’を使った料理を提供すべく準備中のイタリア料理店 est di Zuppaの橋本シェフたち。

ご存知のようにest di Zuppaは、ミシュランガイド北海道特別版では全道でわずか16店しか掲載されなかったイタリアンの、その一つとなった名店です。食材として橋本シェフが常用・重用しているのが茶路めん羊牧場の羊であり、そして『モッツァレラやリコッタなどイタリアンに欠かせないチーズは白糠丘陵で作られたもの』とミシュランガイドが紹介している、白糠酪恵舎のチーズです。

 

Dsc04062a

羊ラグーピザ用のピザ釜の火加減を見極めるシェフと必殺給仕人Fさん。

 

 

こちらはチーズステーキを焼く酪恵舎の筆頭職人(?)の井ノ口さん

Dsc04063a_2

ステーキに用いるのは、モッツァレッラを風乾して造るスカモルツァを太い大根のような形状にした 「プロボローネ」というチーズです。

 

Dsc04067a_2

熱したフライパンで両面をこんがりと焼き、胡椒を振ってコッパ(イタリアの生ハム)と水菜をトッピングして、熱々をいただきます。表面カリカリ、中身トロリのごちそうチーズ料理です。

 

Dsc04064a_2

でも、ちょっと見では「大根」にしか見えないので、来場されたお客さんのほとんどが「この輪切りの大根はどうやって食べるの?」と異口同音にくり返し尋ねてきます(笑) 実は大根じゃないんです、という説明から始まる、おかしなチーズ料理販売でした(^^) 

 

Dsc04074a

雨の中、沢山の方にお越しいただきました。ありがとうございます。

 

 

その中には、この方も!

Dsc04069b
(ご本人の了解を得て撮影しました)

白糠の恋問海岸での撮影シーンがあり、道の駅「しらぬか恋問」にパネルが展示されている現在公開中の映画

Dsc04088a_2

「僕等がいた」 
 

 
Dsc04094a

その原作コミックの作者、小畑友紀さんです。
美味しいものが大好きな小畑さん、白糠の山の恵みを思う存分に味わい楽しまれた様子で、こちらも嬉しくなりました。

 

 

Dsc04077a

なお、「僕等がいた」にタイアップ、という訳ではありませんが酪恵舎が製造するアイスクリーム‘ 恋する愛す ’が道の駅 恋問館で好評販売中です。

 

 

Dsc04076a_2

天候がいまひとつにもかかわらず、バスケットボール仲間やワイン好きの友人たち、その他にもお世話になっている多くの皆さんが会場に足を運んで下さいました。本当にありがとうございます。来年もまたよろしくお願い致します。

 

 

   

Senshin20120508a
釧路新聞 2012.5.8掲載  

 

| | コメント (2)

酪恵舎グラナパダーノ!

2012050509040000_2
本日、山の恵み会場で切り売りします。
 

 
以下、帰宅後に追記

Dsc04053a

1.3kg超のブロックを二つ手にしてるのは、ハイジパン作りのGod Hand とも呼ばれる白糠町の重要無形文化財的存在で「人間町宝」のSさん。白糠の子どもたちはみんな、全員、ことごとく、without exception, 彼の手によるトロトロチーズのハイジパンを故郷の味として食べ、こころに刻んで育ちます。

 

 
ところで、このグラナパダーノは2年前に仕込んだものだそう(訂正2012.5.12)1年熟成もの。約400kLの牛乳を45kgほどまで凝縮させて出来上がっています。 

 

(下記は酪恵舎ホームページから転載させていただきました)。

---------------------------------------

イタリアチーズ研修

2010.3.11

00.jpg
※講師の両名。中央がファビオさん、右がトゥリオさん。

2月21日から2月25日にかけて、イタリアから専門家を招いて新しいチーズ2種類の作り方を学びました。
来て下さったのは、チーズ工房の技術主任で社長のFABIO FINCO(ファビオ フィンコ)さんと乳酸菌メーカー社長のTULLIO MACERALLI( トゥリオ マチェラッリ)さんです。
今回作り方を勉強したのはハードタイプの”グラナパダーノ”とセミハードタイプの”アジアーゴ”というチーズです。両方とも酪恵舎では今までに作ったことのないチーズで、一体どういうふうに出来上がっていくのだろうと、ワクワク、ドキドキの研修でした。
出来上がった試作チーズの出来栄えはファビオさんいわく「上々」だそうです。
その他にも、熟成庫の管理の仕方やレンネットの扱い方など、普段の作業に関する事柄にもいろいろとアドバイスをいただきました。
二人から教えていただいたことを忠実に実践して、新しいチーズの製造、そして今あるチーズの改良にも取り組んでいきたいと思います。
グラナパダーノとアジアーゴが酪恵舎のチーズラインナップに新たに加わる日をどうぞご期待下さい。

野口

01.jpg
※グラナパダーノ

  

| | コメント (3)

« 2012年4月 | トップページ | 2012年6月 »