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白糠ワインクラブ第80回例会

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レストラン‘はまなす’さんが会場となり1989年から20年以上も続いているワイン会にお呼ばれしました。今回は地元白糠町出身で池田町ブドウ・ブドウ酒研究所所長の内藤彰彦氏を招いて「十勝ワイン」をとことん味わう趣向です。 

 

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左端のBloomは、国内初(1985年)の瓶内二次発酵法で製造されたスパークリングワインだとのこと。カラフェに入っているのは、樽から注がれた町民還元用ロゼワイン。

耐寒性はあるものの酸味の強い山ブドウを原料にして始まったワイン造りの歩みは、かなりの困難を伴ったそうです。清見、清舞、山幸それぞれの品種の由来などを生産者から直接伺いながら口にすると、味わいもひとしお。

 

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50名近い参加者を迎え、はまなす地下の広いパーティルームも限度いっぱいとのこと。ボトルの数もそれに伴って抜栓に大忙しの谷口さんです。

 

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右から清見、山幸、清舞

清舞と山幸はいずれも清見と山ブドウを交配して作られた品種。同席した蕎麦店主人の I さんはその味わいの違いをきちんと見極められていました。私にはとても真似できない芸当です。

 

十勝ワインといっしょに楽しんだお料理は

 

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牡丹エビのカルパッチョ

 

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喜茂別産アスパラと白糠産タランボのシーザーサラダ

 

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旬の白糠産トキ鮭のアクアパッツァ

 

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酪恵舎スカモルツァ・チーズとグリル野菜の春のピッツァ

 

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茶路めん羊牧場産ラム肉と茶路産ゴボウのラグーパスタ

 

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白糠産エゾ鹿肉の菜園風 網焼きロースト

 

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阿寒ポークロースのグリル

 

いつものことながら、徹底的に地産地消にこだわった(というか、谷口シェフにとっては呼吸をするのと同じぐらい当然のことなのでしょう)、ボリューム満点で味わいも「これ、また食べたい!」と感嘆するお皿の連続でした。   

 

そしてこちらも忘れてはならない、
白糠産イタリア人(←表記に明らかな誤りが含まれています(^^))

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忘れたくても忘れられない、チーズ工房 白糠酪恵舎の井ノ口代表です。
手にしているのはワインの芳醇な香りが鼻腔をたまらなく刺激するテネッロ・アル・ヴィーノ、十勝ワインの醸造に使われたブドウの搾りかすを使って仕込まれたチーズ。

 
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この世のすべての出来事がそうであるように、このチーズも「人と人との出逢い」が無ければ決して生まれることのなかったチーズだ、と井ノ口さんは熱く語ります。素晴らしいものはことごとく出逢いのときの発熱作用が生み出すんだ、と。

 

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あっという間に過ぎ去る楽しく美味しい時間の締めくくりに供されたのはポートタイプのデザートワイン 清舞ヴィンテージスウィート。

谷口シェフ、いつもながら本当にごちそう様でした。

  

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