ガストーラ5月上旬
ワイン飲みのための前菜
砂肝、白レバー、ハツ、鴨のコンフィのテリーヌ
そろそろ茶路めん羊牧場のミルクラムの入荷が話題にのぼる時期。その前にちょっと伺いました。
北海道ではゴジラ海老と呼ばれている旨味の強い海老にフキノトウとキュウリをアレンジして。ソースはイバラモエビの殻と白ワインで
キュウリのパッケージを開くと、海老のむき身がごっそり。濃厚なソースはフキノトウ独特の苦味がアクセントになって、とても美味!
鶏と春キャベツのスープ 白糠の山みつばトッピング 山のチーズ添え
しっかりした鶏のブイヨンは旨味を損なわないぎりぎりまで塩を控え、添えられた三友牧場の山のチーズ(グリーンラベル!)をつまみながらいっしょに頂くことで、最高の味が口中で完成するようになっています。 すごい・・・
メインは、シェフの「今日のおすすめ素材」にあったら迷わず選ぶ斜里山麓豚
今日は、シンプルに塩だけで頂く調理法でお願いしました。肉そのものには一切下味をつけていないので、添えられたクレソンのエルミッション(ソテーしてペーストにしたもの)と塩を自分の好みで合わせて頂きます。これはもちろん、お肉本来の旨みを引き出すシェフの焼き加減があっての、楽しみ方!
写真ではお肉の陰に隠れてしまっているホワイトアスパラと、右側にある釧路町産のカブがまた美味しい。特に、カブ! 厚めにスライスして両面グリルしたものを小ネギで巻いて、もとの丸い形にしてあり、最初は「なんじゃ、こりゃ?」と意外性も(笑)
ワインは最初に南仏の白をグラスで頂いた後に
ヴィニョーブル・ギョームのつくるピノを。これもグラスで2杯ほど
そして、デザート
ガストーラで食事してデザートを食べないのは、本当にもったいないこと!(笑) いわゆる「3時のおやつ」としてではなく、食事の締めとしてのデザートなので、「甘み」や「軽さ」をそれに相応しいように強く意識してシェフが作っていて、するりとお腹に納まります。
ビブグルマンマークだけじゃ、もちろんとても満足できない安藤シェフ。
されどガストーラはガストーラなり! です。
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