est di Zuppa ワイン会
待望の、est di Zuppa主催ワイン会が初めて開催され、案内を頂戴したので出席させていただきました。
牛乳でじっくりと煮込んだニンニクを使うバーニャカウダ
アスパラは出始めの富良野産、トッピングは自家製パンチェッタです。
ユリ根、キノコ、松の実などが入った、リコッタチーズと卵でつくる蒸し焼きだそう。ここまでは偶然にも個人的に大好きな造り手のロエロ・アルネイスで。
黒胡椒を振ったロビオーラが、ネッビオーロにびっくりするほど合います!
羊のアニョロッティ
私以外の同席者は4月1日の「羊の会」に参加できなかったZuppaの常連さんだったので、その方たちに初めての味わってもらう橋本シェフの茶路めん羊牧場の羊肉を使ったスペシャリテです。
次のスティンコも、そう。 おかげで私は2度も頂けて幸せです!(笑)
肉汁のソースに滋味がたっぷりと・・・
バローロとスティンコ、これがピエモンテの王道的贅沢なんでしょうね。
ワインも料理も相乗効果で美味い&旨い!
これ、スゴイ! シェフ、ドルチェもこのレベルでいつもやってくださいね(笑)
今回は初回(お試し)ということで持ち込みが特別にOKだったので、ネッビオーロじゃないワインも図に乗って並んでいます。橋本シェフと給仕人Fさんも最後はいっしょにテーブルを囲んで味わい、10人で盛り上がりました。同席の皆さんはZuppaの常連さんだけあって楽しい方ばかり。またぜひご一緒しましょう。
○2011 ロエロ・アルネイス モンキエロ・カルボーネ
●2008 バルバレスコ マーニョ サン・シルヴェストロ
●2000 バルバレスコ ガッリーナ ラ・スピネッタ
●1999 バローロ リゼルヴァ ジャコモ・ボルゴーニョ
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●1956 キャンティ・ルフィーナ リゼルヴァ セルヴァピアーナ
●2005 ペガソス(トスカーナ・ロッソ) ソルデーラ
最後に開けたJ氏の持ち込みワイン。橋本シェフも気になっていた造り手だそう。味わった瞬間に全員が一斉に「う~ん」とうなった、別次元ワイン。やさしい、しあわせ、ごくらく・・・ ひらがなでそんな感想が次々に浮かんできて、一気に天国まで飛んでいってしまう恐るべき「恍惚」ワインでした。ペガソスの名はダテじゃない!
余興として持ち込んだ私の生まれ年ワイン。古いロウキャップ(?)がカチンコチンで、必殺給仕人Fさんの手を煩わせてしまいました。すみません。
酸もちゃんと残っていて、甘みすら感じられ古いブルゴーニュのような穏やかな味わいで楽しめました。良かった(笑)
東京出張お昼、そして
東京駅八重洲北口にあるリストランテ・ヒロのプリモ店へ。白糠酪恵舎のチーズを使っているのは丸の内店の方らしく、カジュアルなスタイルのこちらでは酪恵舎のチーズを使ったメニューには残念ながらありつけず。でも「酪恵舎」の名前を口にしただけで、スタッフの皆さんが急に打ち解けてフレンドリーな対応に(笑) ここでも以前は酪恵舎のモッツァレッラを使っていて看板メニューだったらしいのだけど、メニューの入れ替えがあった時に違うメーカーのものを使うようになったとか。今日食べたパスタに使われたのもいちおう北海道産とのことだったけど、加熱しても融けないタイプの、不思議なモッツァレッラでした・・・
前日の夜、羽田から浜松町経由で研修会場のある東京駅に向かう山手線に乗っていて何気なしに窓の外を眺めていたら、丸ノ内側で突然目に飛び込んできた ‘Viron’の文字
あれっ、ここって以前エシレのバターを購入した時にパン仙女の こ~ちゃんが「近くのヴィロンのパンがおすすめ!」と書き込んでくれたところだ!とピンときて、研修終了後の夕飯はこれ!と即決。
本日発売
ミシュランガイド北海道版が店頭に並んだので、春採のコーチャンフォーで目についた他の本の何冊かといっしょに購入してきました。
『舟を編む』は締め切り破りの常習犯J氏が「身につまされた。編集者に本当に申し訳ないことをしてきた・・・」と反省の色を示し、一読を勧めてくれた本。
そして『陽だまりの彼女』
グラスを合わせ、なかなか見事な飲みっぷりで真緒はワインを喉に流し込んだ。
何気なしに最初のページに目を落としたら、知らぬ間に作品世界に没頭し21ページの上の一文まで読んだところで「まずい、このままだと今日の予定が潰れる」と正気に返りあわてて閉じた本。予備知識なしで購入したけれど、物語の先行きに期待大!
ソイのポワレ生ウニのせ ホヤのソース (ぜひ写真をクリックしてご覧ください)
ミシュランガイドの「ガストーラ」のページに掲載されたお料理です。撮影用に特別にあつらえられたものじゃなくて、普通の週末に普通にランチで供されたもの。もちろん、食べた本人はその時点で「普通の週末→至福の週末 」へと瞬間移動、相転移しましたけれど(笑)
エゾシカ逸品料理 by てんぞう
久寿里橋にほど近い逸品料理のお店「てんぞう」さんへ、職場の同僚と6人で出かけました。カウンターがメインの雰囲気が個人的にとってもお気に入りなのだけど、今回は「釧路は初めて」という転入組の上司と札幌から出張でやって来た先輩の二人のために選んだ、おいしい和食処です。
マグロの中トロを含むお造りを食べた途端に「うま~っ!」と上司が、ひとこと。その後、とろみのあるあんがかかった炊き合せなども出て、「これはやっぱり日本酒だよねー」とみんな早々とビールから地酒の福司へ切り替え。お酒をほとんど飲まない私も便乗(笑) 一升瓶がデンと卓上に。
エゾシカ料理もしっかり出してもらいました。もちろん「食べるのは初めて!」という先のお二人のためと、自分のために(笑) 一品目はバラ肉の煮込み。ほろほろと舌の上で崩れるやわらかい脂身と和食特有の味醂&醤油系の香ばしさがしみ込んだお肉のバランスがなんとも言えません。お造りで感動してた上司が、また同じ言葉を発しました(笑)
エゾシカ料理の二品目 すね肉の竜田揚げ風
海草のアオサとともに変わり揚げ(?)にしたもの。エゾシカと海草、私にはとても意外な組み合わせで、もっとびっくりしたのはメチャ美味しいこと。揚げ立ての熱々で海苔の香りともに頂くエゾシカ、みんなで先を争うように食べ、あっという間にお皿が空に。今度は一人で来て、これだけを腹いっぱい食べたいほど。
バトルシップ
ウッディ・アレンやパトリス・ルコントの作品が好きだ、というような人には絶対勧めない映画(笑) ひとことで言えば「エイリアン相手のドンパチ映画」なんだけれど、個人的にはレイトショー料金(1200円)分は十分楽しめました。頭を空っぽにして、とにかくその物語世界に入ってしまった者勝ち。大学生の時に封切られた「スターウォーズ」を初めて見た時のドキドキ、ワクワク感、そして戦闘シーンの疾走感を思い出しました。
この映画をこれからご覧になる方へ。エンディングロールになったからといって、さっさと席を立たないでほうがいいです。今日は大半の観客がそれで損したと思う(笑) 最後の最後に、「キャリー」以来、ちょっとだけビックラこいた。
また楽しからずや
人生の最高の楽しみの一つは、仲のよい友人とともに酒をくみかわし、歓談することである(孔子)
初対面でも肝胆相照らし、意気投合するのは単に「ワインが好きだから」というだけではなく、ワインのある空間(場)の楽しみ方に共通のものを持っていらっしゃるからでしょう。
メイン料理は斜里山麓豚のロースト。焼き方を前回と変えているそうで、食欲をそそるとても香ばしい匂いがテーブルの上に漂います。良質な脂に由来する香りだとのこと。
ゲランドの塩だけで味わう斜里山麓豚、ちょっと表現のしようがないほど美味です・・・
畏友道草さんをガストーラにお迎えし、おさchiefとNさん、私の4人でとても楽しいひと時を過ごさせて頂きました。
○ 2001 アンジュ・ブラン ラ・ロシュ ドメーヌ・デ・グリオット
○ 1994 コルトン・シャルルマーニュ ジョセフ・ドルーアン
● 1999 ヴォーヌ・ロマネ クロ・デ・レア ミシェル・グロ
● 1967 ヴォーヌ・ロマネ クロ・デ・レア ルモワスネ
このレベルになると完全に好みの問題でしょう。1本目のグリオットと最後のルモワスネがしみじみと、しみじみと、しみじみと私の体に入り込んできました。
春の宵 こころに染み入る ワインかな
されどムートンは変わらず
今ではトップシャトーの一つと誰もが認めるこのワイン。でも、1855年のメドックワインの格付けでは不本意にも二級とされ、ラベルに
「一級にはなれないが、二級の名には甘んじられぬ、余はムートンなり」
という言葉を刻んで並々ならぬ努力を重ね、幾星霜。遂に公式に「一級シャトー」に格付けされたのは1973年のこと。その年からラベルに刻まれたのは
「余は一級であり、かつては二級であった、されどムートンは変わらず」
有名な上のエピソードを挙げるまでもなく、この世にさまざまな格付けはあれど、その評価に踊らされることなく、変わらぬシェフの信念で素晴らしい料理をテーブルまで届けてくれるお店に私はこれからも足を運びます。
楽しい客
ガストーラで偶然テーブルを隣あわせた東京からの3人連れのお客様。訊けば、吉祥寺にある有名なワインショップのスタッフさんたちで、研修旅行で来られたそう。ルー大柴似の社長さんを始め、皆さん本当に楽しそうに食事をされていました。
皆さんのメインは茶路めん羊牧場の特製マトンのロースト。ラムよりも沢山の手間ヒマをかけて育てられた旨みたっぷりのマトンの美味しさに感動しながらも、これがマトンだとはなかなか納得できないらしく盛んに「このラム肉は・・・」とおっしゃいます(笑) マトンなんだってば!
私のメインは、久しぶり入荷したという斜里山麓豚のバスケーズ
400gはゆうにあろうかというお肉も、絶妙な火の通り加減のおかげでペロリとおなかの中へ
イオマンテの雫 マルセル大好き
舟崎シェフとU君が惚れ込んだアルザスの「マルセル・ダイス」オンリーのワイン会がイオマンテにて開催されたので、参加させて頂きました。
お料理のメインはエゾシカです!
モモ肉の赤ワイン煮込み&ロースト
○ 2010 アルザス・ブラン
○ 2007 ゲヴュルツトラミネール
○ 2007 1er cru エンゲルガルテン
○ 1999 Grand cru アルテンベルク・ド・ベルクハイム
○ 2004 Grand cru マンブール
● 2004 1er cru ビュルランベルク
グランクリュになると凄すぎて、私にはその真の姿がわかりませんでした。
ああ、情け無い・・・
マルセル・ダイスを一通り堪能させて頂いた後も、池田町からはるばる参加された方が持参されたジュヴ・シャン(写真左端)などをごちそうになりました。ありがとうございます。
ガストーラ 8周年
Green life 花太郎さんからのプリザーヴド・フラワー
アミューズ イサダのクリームのグジェール 北村さんの紅白大根添え
佐賀はしりのホワイトアスパラ ミラノソーセージと吉岡さんのベーコン添え
ここでワインは赤へ
お店がオープンした2004年、南仏カオ-ルのお歯黒ワインを
そして安藤シェフの本領発揮
ここ数年、ガストーラの開店記念日をいっしょに祝っているJ氏と堪能
メインには珍しく牛肉でお願いしました。
赤ワイン1本分を煮詰めたボルドレーズソース 春キャベツをたっぷり添えて
(お料理の写真はぜひクリックして大きな画像でご覧ください!)
もともとはスペインのカタルーニャ地方のもので、クレーム・ブリュレの原型だそう。
安藤シェフ&マダム、ガストーラ開店8周年おめでとうございます!
そして、シャンパーニュをごちそう様でした。
2012 羊の会
オープンの時間に会場に着くと、est di Zuppaの厨房には橋本シェフとともに、すでに武藤さんが
このお二人のコンビによる「茶路めん羊牧場」の羊尽くし大晩餐会の始まりです!
(奥から)
アランチーニ
羊レバーペースト 羊もも生ハムのせ
羊ロースのカルパッチョを酪恵舎リコッタサラータで
羊のテリーヌ
具沢山でしみじみ、本当に滋味深い味です・・・ 手タレはGabさん
橋本シェフ自慢の生地に、武藤さんが昨年9月に仕込んだ羊もも生ハムを贅沢に使ったこのパーティならではのスペシャル・ピッツァです。具には面白い食感のトリッパ素揚げも!
こちらの具は白糠酪恵舎のモッツァレッラとリコッタ、羊ラグーソース、そしてルッコラを
手打ちパスタに、橋本シェフが「うちのスペシャリテ」と胸を張るミートソースがたっぷりと絡んで
さらにリコッタサラータを削りかけるとラグーソースの味がより鮮烈に!
約束どおり札幌から駆け付けてくれた今村さんにアマローネの抜栓をお願いしました。
さすがプロ! テイスティングのコメントでしっかり笑いを取って、参加された皆さんにアマローネを楽しく味わって頂くための雰囲気づくり。
素晴らしい料理と同じでワインも、自分の手元に届くまでの背景や素材の話を聴いてから味わうと、その感じ方がぐっと深まるように思います。
今村さんのお店はこんなワインも置いているので、ご興味のある方はどうぞ!
「地元だからからこそ食べられる食材がある。」
武藤さんの羊は、まさにそうですね。
ブロード(ブイヨン)で炊いた羊肉とリコッタ、春キャベツをパスタ生地で包んだイタリア版ギョウザの趣き。このパーティを終えてからも、しばらくはお店で出してくれるそうなので、食べたい方は est di Zuppa へお急ぎお出かけ下さい。
ジャ~ン♪ 会場が一気に沸いた、イタリア伝統料理‘スティンコ’(羊すね肉のロースト)のお披露目!
とにかく食べる、飲む、しゃべる、で大盛り上がりのest di Zuppa店内
ドルチェ 羊乳アイスクリーム メッチャ限定、メッチャ美味しかった!
Zuppaの藤田チーフがマグナムでずらりと用意したこのワインも飲み応えがあって、なかなか楽しめました。
最後はこの会をとりまとめた和商の吉岡さんとシェフ仲間がまったり。深夜0時を遥かにまわってもお開きになりそうになかったので(笑)、私は途中で失礼しました。素晴らしい会を本当にありがとうございました!