畏友道草さんをお迎えし、ワイン男子会を拙宅にて。
例の如く綺羅、星のような珠玉のワインは道草さんの提供。他の参加者の皆さんには「ワインに合う一品を持参」とお願いしました。
午後3時過ぎから集まり始め、前菜とシャンパーニュでスタート。
一番手前の生ハムは和商市場Yさんから頂いていたもの。前足まるごと1本分のハムの扱いは私の手に余り、手馴れたAさんにカットをお願いしました。

そして、見た目にも楽しいオードブル3皿は、釧路に来てからずっとお世話になっているワイン会の主催者Ksさんの手によるもの。



この野菜のマリネは彩り鮮やかで食べるのがもったいないぐらい。Ksさんの定番とも言える、毎回とにかく美味しい一皿です。
さらに手作りパン3種とシフォンケーキもKsさんが。私が釧路に来てから料理の真似事をするようになったのは道東の素晴らしい食材に感動したことも大きいのだけど、なんといってもKsさんに感化されたのが一番の理由です。
仕事の都合ですぐ職場に戻られたKsさんと入れ替わるように来られたのがKnさん。持ち込んだお鍋の仕上げをキッチンで

「カニのラザニア風」
とんでもない量のカニの身と、帆立やホッキなどの海産物がごっそりと入ったチーズとろとろのラザニア鍋です。
そしてもうひとつの持ち込み料理「タコのやわらか煮」は、これまた感動の一品! その作り方を聞いたりしながらワイワイと飲むのが、またメッチャ楽しい。

ル・クルーゼのオーバルから取り分けられたのはHさんの手になるトリッパとリコッタチーズのパスタ。センマイやホルモンなどの内臓は幼い頃から家庭料理として当たり前に食べて育ったので、私には郷愁を感じさせる食材です。お鍋の中で黒っぽく見えているのは肺、独特の食感が楽しい。
ル・クルーゼの右上にある白い小皿に盛られているのはAさんのフォアグラのテリーヌ(!!!) これに白トリュフ入り蜂蜜をかけて薄切りのパン・ド・カンパーニュに載せて頂いたら、もう何もいえない、幸福感でいっぱい!
お口汚しに私が作ったのは、旬の厚岸産カキとホウレン草のグラタン

ベシャメルソースから手作りのグラタンです、このメンバーの前ではナンの自慢にもならないのだけど(笑)。仕上げにのせたパン粉とチーズになかなか焼き色が付かないのでバーナーであぶったら、かえって変な焦げ方をしてしまった・・・ 皆さん、文句も言わず食べてくださいました。ありがとうございます。
Ksさんが置いていった内臓煮込み。ちょっと甘めの味付けで、ごはんが欲しくなってしまう旨さです。「男子会」とは思えない料理のオンパレードでした。

この共働学舎のチーズは、帯広から帰釧してすぐ駆けつけてくれたKwくんの手土産。一世を風靡した香りがやはりとても印象的です。
料理とともに楽しんだワインは

2000 ミレジム・ブリュット ジョゼ・ミシェル(ウェルカム・ドリンク)
1999 ドン・ペリニョン
1999 シャサーニュ・モンラッシェ 1er cru レ・シャンガン ミシェル・ニーロン
1999 ピュリニー・モンラッシェ 1er cru クロ・ド・ラ・ムーシェール ジャン・ボワイヨ
1999 ムルソー クロ・ド・ラ・バール コント・ラフォン
2001 ニュイ・サン・ジョルジュ レ・ブード ドメーヌ・ルロワ
道草さん、本当にありがとうございました。僭越ながらみんなを代表してお礼申し上げます。
夜11時をまわっても話は尽きることなく