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怖い話

Fishing_site

ワープロ操作に毛が生えたぐらいの知識・技量でブログを書いているので、思ってもみないトンデモナイ結果を招いてしまいます。

つい先ほど、検索サイトから飛んで来られた方の「キーワード」で自分も検索をかけたら、自分のブログが知らない間に違うサイトで公開されていることを「発見」し、唖然としました。何か操作しようとするとIDとパスワードを要求してくるので、「これが巷でよく聞くフィッシング・サイトか! 勝手に悪用された!」と慄然としました。

でも、このGMOという企業名になんとなく見覚えがあって、あれこれ考えていたら、ちょっと前に或る団体のメーリングリストに加えていただいた時のことに思いが至りました。入会の際、担当の方のメールに「簡単な自己紹介をお願いします」と書かれてあったため、メーリングリストのプロフィール登録ページにあった「ブログURL」欄に何気なしに入力したのです。その結果が上の写真です。まさか丸々転載されてしまう設定だったとは・・・ 自分のあまりの不用意さに憮然としました。

ITパスポートの資格を持って、複数のブログやFacebook、twitterを自在に使いこなしている最近の若い方たちにはアリエナイ話なんでしょうね。とにかく今日は、自分の迂闊さに愕然としました。反省 
(転載されてしまう設定は解除しました)

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月夜のワイン

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2012.1.30 21:19  釧路の寒さに凍って空に張り付いた月を背景に

 
ちょっと前にも書いたけれど、映画「しあわせのパン」のシーン、焼き立てのパンを囲んでテーブルに集まるみんなの手元には赤ワインの注がれたグラスが。

「月」がこの映画の大きなモチーフになっているし、カフェ‘マーニ’でパンが並べられていた台が月浦ワインの木箱だったので、当然のことながら映画に登場したワインは「月浦ワイン」だよね、と・・・

顔がデザインされたエチケットが印象的です。ピカソが描いた一人の横顔かなとも思えるし、極端な第3種接近遭遇をしてしまった恋人たちのようにも見えます。男性のアゴ(ほほ?)は明らかに三日月、でしょ?

 

などと考えながら映画のパンフを見ていったら、巻末に

美術協力  月浦ワイン
フード協力  山崎ワイナリー / はこだてわいん

 
う~ん、人生は難しい・・・

 

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凍てつく夜のガルビュール

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日中の晴れ間が放射冷却を招き、釧路はぐ~んと底冷えのする夜が続いています。そんな週末、ガストーラへ久しぶりに出かけました。安藤シェフからの提案は「今夜は、ガルビュールをメインでいかがでしょうか?」

 

 
 

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ガルビュールって、野菜の煮込みスープだったよね、ランチでも時々いただいてた・・・ それがメイン? 私が大食漢なのはシェフも知っているはずなのに・・・ などと思いながらも、いつもの通り信じてお任せに。

イルレギーの赤をボトルで頼み、このワインとこれ以上の好相性は無いと思っているトリップのピリ辛をまず楽しみました。今日は三友牧場チーズ工房の新作「フェタ風チーズ」がエスペレットとともにトッピング。ピリ辛トリップといっしょに頂くとまろやかに感じます。

  

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パテ・ド・カンパーニュ バスク風

これもバスクの赤ワインのための一品。この辺りでもうボトルは半分ぐらいになってしまいました(笑)

 

 

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そして、メイン。空のスープ皿がセットされたと思ったら

 

 

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ル・クルーゼでドンとガルビュールがやってきて、マダムがサーヴしてくれました。

  

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これが本当に滋味深くて、うまい!旨い!美味い!
ひとりで3皿分、たっぷりと味わい、脳内エンドルフィンが出まくりです(笑)

尋常じゃない旨味は「以前に斜里山麓豚で作った生ハムの骨で出汁をとってるんですよ」と聞いて、ものすごく納得。野菜は蘭越の及川農園のものだそう。

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2010.4.5撮影 斜里山麓豚の生ハム 

  

ガルビュールはその美味しさを理解してもらうのがなかなか難しいんです、とのこと。見た目が『普通の野菜スープ』にしか見えないからなんでしょうけど(先入観はけっこう感覚に影響を与えますよね)、恥ずかしながら私も今夜じっくり頂いて初めて、「ガルビュールがメイン」になることを実感しました。

ネットで検索したら、安藤シェフが話してくれたようにガルビュールをメインで楽しむバスクのお店を訪問された方のブログがヒットしました。ガルビュールもそうですけど、オーナーラベルのアルマニャックの数々にも大いに惹かれます(笑)

  

  

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まだ少しワインが残っているのを見て、シェフが山のチーズを出してくれました。

「しあわせのパン」を観たばかりのこともあって、シェフが焼いてるカンパーニュがめっちゃ気になり、マダムに「しあパン」の向こうを張って、(店名『ガストーラ』がバスク語で「喜びに満ちて」の意だから)「よろこびのパン」教室をやって、とせがんだり(笑)

教室は或る理由があって難しいようだけど、ほんのちょっとだけ秘訣を教えてもらいました。

 

 

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デザート  中札内の無殺菌乳を使った「コカ」

 

 

 

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ドメーヌ・イラリアのキュヴェ・ビシンショ ’03

もっともっと寝かせてからも楽しみたいワインです。

 

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狩人のソーセージ

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昼間に和商市場で吉岡さんのエゾシカ生ハムを拝んだせいか、夜には何かエゾシカを、ということでヴルストよしだの「狩人のソーセージ」をワインのお伴に。これはエゾシカ肉100%ではなくて、牛と豚のなかにエゾシカを練り込んだものだそう。ソーセージそのものはとても滑らかで、エゾシカらしくない(?)食感です。でも、おいしい!

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エゾシカ生ハム熟成中

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振替休日の今日、昼前の和商市場でようやく吉岡さんと対面できて、かなり遅い新年のご挨拶(笑) そしていきなり見せてもらったのがエゾシカの生ハム。吉岡さんの趣味で作っている由。昨年12月に仕込んで「4月ぐらいに出来上がりかな」とのこと。やはりジビエなので家畜のような脂肪分がほとんど無いため、熟成中の過度の乾燥を防ぐ目的で豚脂で表面をおおっています。かいま見える本体は、かなり黒っぽいです。

 

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お昼時だったので、ブランチ用にフランクソーセージと煮込みハンバーグなどを購入。

 

 
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それにしても、生ハムを見つめる吉岡さんのブッダのような慈愛に満ちたまなざしが印象的でした。美味しいものは愛情が育てる、これはE=mc2を超える宇宙の真理でしょう。

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しあわせのパンは、しあわせを呼ぶ

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(振替)休日前の帰宅途中で、阿部蒲鉾店に併設のパンマルシェへ。ワインのお伴にしたいハード系のパンを作っているお店は、ここ釧路では本当に限られます。私にはドンク系列のパンマルシェが救いのパン屋さんになっています。

でも、この日はバゲットやカンパーニュなどが完全に売り切れていたので、角食を手にとってレジへ。そうしたら店長の阿部さんが「ハード系が欲しかったんでしょう・・・」と申し訳なさそうに。それで私も「ワインにはやっぱりハード系なんですよね、合うのが。映画『しあわせのパン』でもワインといっしょに楽しむシーンが結構ありましたよ」と応じました。

お店に伺って目があった時に軽く会釈するぐらいで、これまであまりつっこんだ話をしたことがなかったので、この際だと思い「ナッツやドライフルーツがぎっしり入った固焼きのパンが手に入ると嬉しいんですが」と言うと、しばし思案し「ちょっと待ってて」と奥へ。そして「某ホテルからの注文で作ったやつで冷凍してあるんだけれど」と持ってきてくれたのが、長さ40cmほどもある写真のパンでした。

  

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当初は一般小売用にも焼いていたらしいのだけど、釧路では(やはり)あまり出ないので作らなくなってしまったとのこと。「他にも、こういうパンが食べたいとリクエストしてもらえたら、こちらも面白いので焼きますよ」とも言って下さいました。なんかスゴイことになってきた(笑)

申し訳ないほど破格のお値段で分けて頂いたこのパン、もちろん美味しくてワインがすすんでしまいました。阿部店長に心から感謝です!

ちなみに映画『しあわせのパン』の入場半券を持参すると、お店のパンが5%引きになるそうです。

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レストランはまなすワイン会

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白糠のスーパーシェフでソムリエの谷口さんのワイン会にお邪魔してきました。

 

 

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アンティパスト・プレート

馬木葉産エゾ鹿と茶路産北海黄金イモのコロッケ(中央)
(12時から時計回りに)厚岸産サンマの自家製スモーク、酪恵舎スカモルツァとキノコの春巻、白糠産ホッキと柳ダコのカルパッチョ、自家製ピクルス、酪恵舎リコッタとジェノベーゼのカンノーリ、屈斜路湖産ヒメマスのマリネ

究極のミニマム・フードマイレージ、スローフードのプレートです。ヒメマスは谷口マスターの釣果だし(笑) とにかく、すごい「前菜」の一皿! 以降、ゾクゾクするお料理が続々と
 

 

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エビとカニのクリームリゾット

 

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自家製セミドライトマトとポルチーニのパスタ

 

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白糠産真タチのポーピエット

大好物のタチが濃厚な特製アメリケーヌソースと相まって、昇天の美味しさでした。
 

 

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茶路めん羊牧場産ラムもも肉の菜園風ロースト

肉食系の私には目ウロコの「菜園風」、たっぷりの野菜といっしょに味わう武藤さんの羊は本当に旨い!
 

 

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マスターが「うちのスペシャリテ!」と胸を張る 阿寒ポークのスペアリブ

 

このスペアリブは、マスターの狙い通りポムロールのワインと極楽の相性でした。

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ドルチェ  酪恵舎マスカルポーネのティラミス,カタラーナ&ガトーショコラ

 

ワインはボルドー赤を中心とした’02水平です。

2002 シャンパーニュ ブリュット ジョゼ・ミッシェル
 
2002 レザルム・ド・ラグランジュ
2002 コルトン・シャルルマーニュ ルイ・ラトゥール

2002 レ・パゴド・ド・コス
2002 Ch.ブラネール・デュクリュ
2002 Ch.ディサン
2002 Ch.ラグランジュ
2002 Ch.ムーラン・サンジョルジュ
2002 Ch.トロタノワ
2002 ヴュー・シャトー・セルタン

 

ワインの順番はマスターにお任せしましたが、最高の状態、適温でどれも供され、さすがプロのソムリエだとあらためて感嘆しました。その意味では、とてもゼイタクなワイン会でした。白糠の人たちにとっては「当たり前」らしいんだけど(笑)

 

白糠のウルトラセブン、谷口マスターのお料理とサービスにたっぷりと酔った幸せな一夜。いっしょに楽しいテーブルについてくださった皆さん、本当にありがとうございました!

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変身した時のマスターの、ソムリエナイフを扱う手さばきは最新のデジカメを用いても定かには写せません・・・

 

      

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パンとワインと、あと一つ・・・

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カンパーニュが、焼けました! 
 

内地より1週間早く道内で封切られた「しあわせのパン」

振替休日の今日、観てきました。おいしそうなパンが次々と登場しましたが、なぜか「食べたい!」という感情以上に「こういうパンを焼いてみたい!!」という思いのほうが、ずっとずっと大きかったです。

 

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おいしいパンには当然、ワインでしょ! というシーンがあちこちに出てきます。 だからかな、パンを焼きたいと思ったのは(ワインは造れないし(笑))

 

豊かな自然の中で好きなように生きる、ある意味で「夢のような生活」環境が描かれるので憧れたりもするのだけれど、主演の大泉洋がインタビューで語ってる「(主人公の)水縞夫妻のような生活だと、諦めなきゃいけないものもたぶんいっぱいあると思うんです」という言葉に、ああそうだよねぇ~と正気に返ったり。

 
先日、同じ映画館で「ミッション:インポッシブル/ゴースト・プロトコル」を観終えた時には、トム・クルーズのようにドバイの高層ビルを這い伝わろうとは決して思わなかったけど、この「しあわせのパン」からは、少しやりたいことの種をもらいました。以上、物語の本筋とは全く関係の無い感想をざっくりと。

 

(さらに余談)
帰りに寄った本屋さんでチビスロウ洞爺湖版が目に付いたので購入。そういえばエンディング・クレジットにスロウを発行してる「ソーゴー印刷」の名前も出てたっけ。そのチビスロウに載ってた写真から、映画のシーンではガラス工房だった建物が実は『ラムヤート』というパンカフェ(らしい)、そしてパンカフェ「マーニ」として主舞台となったオーベルジュはカフェ『ゴーシュ』(らしい)と知りました。こ~ちゃん、合ってるかな?

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惜別 ジャズバーBasieマスター

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2006年9月6日撮影

 
栄町のジャズバーBasieのマスターが19日に亡くなられた。知ったのは21日夜。このところ、Basieのことを書いた拙ブログの過去ログに急にアクセスが重なっていたので、「なんだろう?」と不思議に思っていたのですが・・・

2次会、3次会と飲み歩くことが当たり前にできた40代の頃に、よくお邪魔していました。ここ数年はご無沙汰してしまっていたのが残念です。ちょっと甘く感じる飲み口の良いラムは、このお店で覚えました。 ご冥福をお祈りいたします。

 
マスターの人柄が偲ばれるエッセイはこちらで
ジャズの止まり木 ベイシー

 

 

 

【追記】2014.9.23

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北海道新聞 2014.9.19朝刊

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Zuppa始め

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今年最初の est di Zuppa
橋本シェフの「今日はサカナ系でゆきますか?」にお任せ

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牡蠣と菜の花

牡蠣は軽く乾してオイル漬けにしたもの。ハウスワインの白と良く合います。
 

 

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田舎風パテ

 

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寒ブリのカルパッチョ

「まるでハマチのような脂ののり」とシェフが言う通り、ノリノリ
  

 

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ポルチーニのスープ 生ハムを浮かべて

 

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パスタ 茶路めん羊牧場ラム肉のラグー

武藤さんがネット販売しているラグーソースのレシピの基となった、橋本シェフのスペシャリテ です。この一皿には、スポットで赤のバルベーラをグラスでお願いしました。

 

 
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メイン  イサキのアクアパッツァ 

アサリの出汁と合わさったイサキの旨味が堪らないです。ごちそう様でした。

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第2回 くしろエゾシカシンポジウム(予告)

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(画像クリックで拡大します)

昨年初めて開催されヤンヤヤンヤの大盛況だった エゾシ会議 in くしろ が、大きな会場に場所を移して今年も開催されます。

テーマはズバリ「もっと食べる」  うれしいです!(笑) 

参加無料なのに、とっておきの美味しい話が聞けるだけじゃなくて、実際にシカバーガーとシカミートソース缶がもらえちゃったりします。あと個人的には、楡金シェフの演じるエゾシカもも肉のさばき方に、ぐぐっと強烈に魅せられますね。せっかくの機会、しっかり学ばなきゃ。

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ゴマフアザラシ ぬーちゃん

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2年ほど前にラッコのくーちゃんブームにわいた釧路川(拙ブログの記事)。今度はゴマフアザラシの幼獣が現れて話題になっています。ちょうど1週間前の1月11日に目撃されたのが最初で、「まだ日向ぼっこをしている」と今朝の地元紙に載っていたこともあり、極寒でピーカンの昼休みに見に出かけました。

幣舞橋のそばに出現したので「ぬーちゃん」と呼ばれているようです。今日いた場所は、その幣舞橋と久寿里(くすり)橋(背景に見えてます)のほぼ中間地点で、キャッスルホテル側の河畔です。

 

 

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なに?

 

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ふわぁ~

 

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ふにっ

 

 

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いつまで「滞在」するのかわかりませんが、ラッコのくーちゃんの時と違って見物客はまだ10人足らず。これから混雑するのかなぁ~。個人的には、会社を休んででも見に来るべきだと思うのだけど(笑)

 

 

(杞憂)
これも札幌の円山で騒動になったアーバン・ベア問題と根っこは同じなんでしょうか? 1頭だからいいけど、これが10数頭の群れで現れたら「かわいい!」なんて言ってられないんでしょうね。

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北海道ハンバーグ

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茶路めん羊牧場のラム肉(左端)、阿寒ポークと道産牛の合挽き(中央)、白糠産エゾシカ肉(右端)を使ったオール北海道のハンバーグ。単独では感じるのがちょっと難しい違いも、こうやっていっぺんに味わえて食べ比べるとやはり感じられますね。何よりも楽しいです(笑)

白糠のレストランはまなすに用事があり、ついでに夕飯として、おすすめボードメニューから選んで頂いて来ました。

 

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このところ連日、最低気温が-15℃前後で、最高でも氷点下のままの真冬日が続いているので、熱々の鉄板で出てくるハンバーグはごちそうです。

単品で980円、サラダ+ライス+スープ+コーヒーを付けてセットにすると税込1460円。こういうきちんとした洋食屋さんがある町で育つ子供たちが、何よりうらやましいです。同じ夜にNHKで置戸町の学校給食を担当する管理栄養士を撮ったドキュメンタリー「学校給食の鬼」 を見たこともあって、なおさらそう思います。

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1/17(火) 国際イタリア料理デー!! 札幌 ジェノベーゼ

ジュウリオのお店からのメール

1月17日は国際イタリア料理デー(略称IDIC)です。
毎年この日、世界中でイベントが開かれ、イタリア料理人たちが、公開された正統なレシピをもとに伝統的な一皿を作ります。そうして歴史あるイタリア料理の魅力を守ろうというのがこのIDICの主旨です。

私どもジェノベーゼのシェフ、ジュウリオ・ヴィエールチは、この活動を進めているシェフ達のネットワーク『itchefs-GVCI』の一員で、毎年IDICにも参加、伝統にもとづいた本物の一皿をご提供しています。

そして今年、IDICのテーマに選ばれたのは、オッソブーコ。仔牛の骨付スネ肉を柔らかく煮込んだミラノ伝統の料理です。

この日、世界中の人々が、本物のオッソブーコを食べイタリア料理の伝統に想いをはせます。あなたもぜひ、この素敵な祭典に参加しませんか?

17日当日のイベントに関しては、詳細が決まり次第お知らせします。
そして翌18日から21日まで、引き続き単品でのご提供を予定しています。
皆様のお越しを心よりお待ちしております!

<IDICとは>

国際イタリア料理デー(The International Day of Italian Cuisines, IDIC)は、イタリア料理が”改造”されている近年の風潮を危惧して定められました。
これには、世界中のお客様が『イタリア料理』と名のつく料理店を訪れたとき、正統かつ高品質なイタリア料理を食する権利を守る、というねらいがあります.............. 
http://genovese.giuliovierci.com/?p=300

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一流の理由

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昨年末のNHK紅白歌合戦で審査員席に座っていたお二人。朝日新聞を購読されてる方は、上の写真を見ただけで私が何を書こうとしてるか、わかりますよね? 

三谷幸喜氏が当日タキシード着用で家を出ようとした時に、胸ポケットに飾るチーフが見当たらず、台所にあったキッチンペーパーを持って出た、とのこと。ご自分では、そのキッチンペーパーの質感が不安で、初対面だったコシノジュンコ女史に尋ねたんだそう。

 
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どの分野でも「一流」の活躍をしている人間は、こういうことが自然にできる方なんだ、と三谷氏のエッセイを読んで改めて感じたのでした。 

 

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朝日新聞 2012.1.14 

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食のキャッチボール

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北海道新聞の全道版(夕刊)で新年1月4日から始まった連載のトップに、札幌にあるラ・サンテの高橋シェフがカラーで登場しました。

 

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道東には白糠茶路めん羊牧場の武藤さんが生産する、とびっきりの羊肉がありますけれど、その武藤さんが「あそこもとてもいい羊を育ててますよ」と以前おっしゃってた、足寄町の石田めん羊牧場が高橋シェフのキャッチボールのお相手です。

紹介されている通り、確かにラ・サンテでいただいたマトンは「絶句するほどの美味しさ」でした。

 

 

そして、6回目に登場したのが我が街 釧路のガストーラ!

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北海道新聞 2012.1.12夕刊

 
中標津の三友牧場チーズ工房を切り盛りする由美子さんとのキャッチボールです。担当記者の記述に筆がすべった部分があるようですが、お二人の良い関係がお皿の上の料理に見事に表現されていることは、ガストーラで食事された方なら皆さんご存知ですよね。北海道に住んでいることの「ありがたさ」を実感するには、「食べる」ことが一番! これが今日の結論です(笑)

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和飲 146回釧路ワインを楽しむ会

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世話人さんセレクトによる国産ワインを楽しんだ夜。年10回開催のペースで、まもなく150回を迎えようとしています。私は50回を過ぎたあたりからの参加ですが、ずい分と会の雰囲気も変わってきました・・・

 

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タラのポワレ 酪恵舎ロビオーラのソース 厚岸産カキとアサリ添え

 
お店(会場)も参加者層も変わったけれど、変わらないのが会のコストパフォーマンスの高さ。今夜も8種類のワイン(実飲総量として一人あたりボトル1本!)とお腹がいっぱいになる美味しい料理が、「当然のように」テーブルに出てきました。でも、これって、ぜんぜん当然じゃないですからね。 世話人のKさんとオルディネールの十文字夫妻に毎度ながら感謝です。

 

 

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エゾシカの田舎風パテ&もも肉のロースト 白花豆とともに

 
十文字シェフ得意のエゾシカ料理を、ほぼ毎回楽しめるのが嬉しい! シカとシロハナマメはとても面白い、おいしい取り合わせでした。

 

 

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メインのローストビーフを休ませている傍らで調理中の十文字シェフ

 

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影絵ランチ

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青空が広がる快晴の休日、労災病院からの反射太陽光が降り注ぐ午後の窓辺のテーブルで、新年ガストーラのランチ初め

 

 

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タラのポワレ バスク風

ジャンボン・ド・キターミもラストカットなのだそう。タラの上にはエスペレットが丸ごと鎮座

 

 

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北見ポークの赤ワインブレゼ

「サツマイモといっしょにお召し上がり下さい」とのアドバイス。ほろほろと崩れるやわらかな豚肉とサツマイモの甘みがとても良く合い、美味しいです。

 

 

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ピスタチオのアイスクリーム 清見オレンジ添え

アイスクリームを上下からはさんでるパン・デピスが温かいので、写真に時間をかけるとどんどん融けていってしまいます(笑)  で、アングルもそこそこにこれ1枚だけさっさと撮って、スプーンを手にしました。

 

 

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and I love ham

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昨年末にいただいた、トンデモナイもの

 

 

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ケロリンもひっくりかえる、脚一本分の生ハム。専用のナイフと固定台までセットで。ありがとうございます。近日、堂々公開予定(笑)

 

 

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ボーヌ 1er cru

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2台あるセラーの大きい方が釧路でも夏場には結露しやすくて、裸で入れてあるワインはラベルにカビが生えてきたり、しわしわにヨレたりとかしてしまいます。基本的に自家消費用なので、気にはしていません。これはカビたほう。風格が出て、いい感じかも(笑)

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ホッケの思い出

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恋問館の福袋の一夜干しホッケ、2匹まとめて頂きました。実家には詰め合わせなどで一夜干しホッケを結構送ってるけど、自分で焼いて食べるのは実に久しぶり。

北海道に来たばかり頃(大学生時代)は、コンパなどで居酒屋にいくと必ず頼んでたのが懐かしい。地元出身の同級生から「正しいホッケの食べ方」とか教わったり(笑) 骨も皮も頭も尾も全部食べられるので、残さず食べる、というのがそれ。当時は炭火で焼かれた脂ののったホッケがベラボーに旨くて、確かに全部食べてた。今回もおいしかったけど、皮と尾っぽは残しました。当時ほどの感激がなくなってしまっているのが、ちょっと寂しい。ガスの魚焼きグリルで焼いたから、というだけじゃなくて。

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初売り 白糠へ

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白糠の道の駅「恋問館」の初売りに行ってきました。店頭では寒さもナンノその(いや、本当はとても寒そうでした(笑))、シソ王子が餅つき王子になるなど町役場産業振興課の皆さんが振る舞い用のお餅作り。私も I さんからしっかり頂戴しました。

 

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紅白のつき立てのお餅です。お餅のある正月、これも久しぶり(笑)

 

でも、本当のお目当ては福袋!

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ホッケに糠サンマ、こまい等ごっそり入って2000円。「当たり」のものには毛蟹も入っているらしいのだけど、入ってなくても十分なくらい。このところ家でお魚を食べてなかったので、これで補給が可能に(笑)

 

そして恋問館から、レストランはまなすへ向かいブランチ

 
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おすすめのボードメニューから、ラムボールのスープカレーをお願いしました。 

 

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茶路めん羊牧場のラムを使用したミートボールが3個、地元白糠産のたっぷりの野菜とともに入っています。さらに今日は特別に「お年玉」(←谷口シェフ談)ということで、エゾシカのミートボールを1個追加して下さってました。こういうのは単純にありがたく、うれしいです! 子供時代の、お年玉をもらった時の気分が甦ってきました(笑) 

そして、添えられたレモンをライスに絞り、スープカレーとともに口に運ぶと、期待通りにすこぶる美味しいです。辛さが選べて、下から2番目の辛さ‘金縛り’が私にはちょうど良かったよう。ステキな金縛りでした。これで955円、ここまでこれを食べに来る価値がありますね。ごちそうさまでした。

 

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正月ワイン

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クリスチャン・ショサール レ・モルティエ(’04)

ピノ・ドニスというブドウ品種。濃い感じがするのだけれど、するするとスムーズに飲めてしまう。危うく1本そのまま空けてしまいそうになったほど。

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Lovejoy彗星

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「ラブジョイ彗星」と呼ばれるこの彗星は、太陽のすぐ近くを通る軌道を持つ「クロイツ群」と呼ばれる仲間の一つで、オーストラリアのアマチュア天文ファンが昨年12月2日に発見したばかり。実際、同16日、日本の太陽観測衛星「ひので」などが太陽に最接近するところを観測した。 そのまま消滅すると思われていたが、約1時間後に奇跡的に太陽の反対側から出てきたところを五つの衛星が観測した。NASAは「マジで度肝を抜かれた」との専門家のコメントを紹介している。asahi.com(朝日新聞社)

う~む、新年早々に吉報が(笑) 朝日新聞社のサイトにも書いてあるように、彗星の本体はほとんど氷なので、太陽に接近した時点で融けて消えてしまうはずが・・・

「愛と喜び」が消えなかったのは、ご同慶の至り。発見されたのがちょうど1ヶ月前、私の誕生日だった(!)というのも、なにかの縁か(笑) 

日本では見ることができなかったけれど、なかなか見事な姿だったようです↓

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チリのアンデス山脈上空の彗星を、条件を変えて撮影した4つの映像が連続して見られます。じっくりご覧下さい。

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迎春

 

 
たくさんの色々な想いをひっくるめて新年の糧とし、ゆっくりと歩んでゆきます。
今年もよろしくお願いいたします。

 

 

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元朝参り

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2012.1.1 2:29

紅白を見ながらガストーラのピンチョスをいただき、シャンパーニュを1本空けてほとんどベロンベロンの状態になり(笑)、いつもの年ならそのまま寝込んでしまうところ。けれど、今年は寒さの中を徒歩でヨロヨロと米町にある厳島神社へ向かい、初詣

何年ぶりだろう、神社にお参りするなんて・・・ 前がいつなのか、ちょっと記憶にありません(笑) 一人暮らしで無宗教だと、神事にも仏事にもほとんど関わることが無いから。

  

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時間帯のせいか参拝客は、まばら。自分と内地にいる親族の無病息災を祈願してきました。

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