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紅白&ピンチョス

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釧路に来てからの大みそか恒例。準備万端で紅白歌合戦に臨みました。 

 

  

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呼んでとどかぬ人の名を こぼれた酒と指で書く ・・・

 
歌詞本来の意味は震災と全く関係が無いのだけど、久しぶりに聴いたこの港町ブルースは響きました。

 

 

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ガストーラのピンチョス

 

ちょっとだけ紹介すると

 

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ジャンボン・ド・キターミ(吉岡智也作)とイタリア産グリッシーニ

 
ガストーラの年末ピンチョスで、固有名詞がフルで付いたものはこれが初めて! それだけKNB48の活動における吉岡さんの存在と、安藤シェフのその評価の大きさが判ります。

 

 
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釧路産カラスハモのビネガー煮込み

 
白糠産ゴボウとミラノサラミの組み合わせ。いいなぁ~、これ!

 

 
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フランス産鴨のフォアグラ メダイオンとブリオッシュ

 
「初回から続けているピンチョスの定番」とお品書きに。毎回、本当に楽しみで、期待を裏切りません。シャンパーニュはジョゼ・ミッシェルのBB ブリュット 2000

   

 

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ワインの真実

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神の雫(講談社刊)より

 
大掃除を途中でほったらかし、釧路ワイン会仲間の若いメンバーから1~10巻を又貸ししてもらった(元貸しの了承を得て)コミックを読みました。なぜか読んでて疲れます(笑) 特に、個々のワインの解説(ウンチク)の部分が。

でも、上のカットのようなワインの楽しみ方(付き合い方)を描いた部分は、共感することが多かったです。ワインを本当に楽しむためには、心からいっしょに楽しめる仲間と出会うことがとても大切だと感じています。

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ガストーラのコンソメ・ロワイヤル

 

年内に食事に伺えるのは、私にとってこれが最後。ちょうど1テーブルが空いたところへ、滑り込みセーフ。クリスマスのスペシャルディナー用に毎年仕込むコンソメを楽しみに

 

アミューズの生ハムを頂いてから

 
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ユリ根のピューレ

トッピングは生ウニとユリ根のロースト

 

 
そして

コンソメ・ロワイヤル 

サーブしてくれたマダムいわく

「『写真を撮る前に、まず香りを、そして一口召し上がってみてください』とシェフが」

 

はい、そのとおりに

・・・・・・・・・・・・・

香りを愛で、そして一度スプーンを口に運ぶと、味わうのを途中でやめることができませんでした。で、写真がありません(笑)

 

 

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タラバガニとトマト、赤大根のサラダ仕立て

 

 

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メイン  六白黒豚のロースト

表面がカリカリで、中がジューシー。う~む、面白くて、旨い!

 

 
 

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ピスタチオのアイスクリーム

添えられているのは紅マドンナのカットとブラッドオレンジのジュレ

 

今年最後のガストーラも、大満足。シェフ&マダム、ありがとうございました。

 

 

 

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メリクリ!

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私は今日も真面目に仕事でした(笑)

クリスマス気分は、こ~ちゃんから頂いたキャラメルクッキーとブルスケッタで。

 

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北海道バーニャカウダもそうだけど、ワインのつまみに最適な瓶詰めをあれこれ教えてもらっています。感謝!

 

メインは

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十勝野ポークロース300gのソテー メークインのエシレバター

 

ワインはちょっとおごって

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プス・ドールの1er cruを。普段なら自分のためには開けないワイン。でも、空いちゃった(笑)

なんか、今、小田和正がテレビで懐かしいBUZZの「風のように」♪を歌ってる!

  

 

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クリスマスイヴの料理は茶路の羊

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15:44

道央圏では昨日から大雪で荒れ模様の天気のようだけど、ここ釧路は穏やかです。クリスマスイヴに気の利いたお店に一人で押しかけるのは営業妨害もいいとこなので(笑)、家で大人しく料理を。

 

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ちょっとフンパツして吉岡さんから購入した茶路めん羊牧場の骨付きラムロースのブロック。

 

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型どおりローストに。

付け合せには、ニンジンのグラッセを初めて作ってみました。

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もちろん自分用なので、面取りなんて手間のかかることはしません(笑)

 

 
ローストしたラム肉をカットして盛り付け

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う~む、火をちょっと通し過ぎた感じです・・・ 武藤さん、申し訳ありませ~ん。

 

最後に塩、胡椒を振って仕上げ、いただきました。

 

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お肉本来の旨味を堪能するため、ローストする前に一切味付けをしないのはガストーラの安藤シェフから教わったやり方です。私は「手間が省ける」ということで忠実に実践していますが(笑)、素材が良ければ間違いなく美味しくいただけますね。ワインはフレデリック・コサールの南仏グルナッシュを開けて。

 

 

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Tea beside me

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「そば茶オレ」は芦野にあるガレットカフェ イオル の専売特許だと思っていたのだけど、検索サイトから飛んで来られた方の跡をたどったら、長野のとある町のご当地グルメアイデア審査で「そば茶オレ」が最優秀賞をとったとか。今年7月のことらしいです。ちなみにイオルでは、その数ヶ月前から「そば茶オレ」を提供していました。

まあ、それはいいとして(笑) 
「そば茶オレ」の機械的翻訳が Tea beside me となっていて、いくらなんでもソレはないだろうと。いわでもがなですが、そば=beside 茶=tea オレ=me ということなんでしょうね・・・

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文化の違い(2)

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「たまりすく」でのワイン会から一夜明け、札幌駅11:51発スーパーおおぞら5号で帰釧する車中での出来事。

乗車して間もなく流暢な英語でのやり取りが耳に入って、何気なしにそちらを見ると身長190cmぐらいのショーン・コネリー風(007時代ではなく、ウンベルト・エーコ原作の「薔薇の名前」に出演した時の)マスラオ欧米系男性と、身長155cmぐらいの東洋系女性のカップルでした。年齢はともに60歳を過ぎた頃(?) 女性はブルージーンズにシブい紫色のフリース、毛糸のウォッチキャップという出で立ちで、見た目だけなら(失礼な表現ですが)限界集落の軒先にたたずむ村人と区別がつかない、そんな感じの方でした。

そんなお二人が「夫婦の会話」とおぼしきことを英語で淡々と交わしているのです、仲睦まじく。

しばらくして、JRの車掌さんが検札にやってきました。
「よろしくお願いします」
「はい」
「ありがとう」

 
一瞬、驚きました。車掌が発したのが「はい」で、その前後は彼女、すなわち東洋系女性の言葉だったからです。今どき、検札を受けて「ありがとう」という人がいるなんて!

 
車内販売のカートがやって来た時も、おすすめのお弁当を日本語で尋ねて季節限定のものを購入し
「ありがとう。お疲れ様です。いただきます。」
と・・・

そのお弁当を開けて食べる時にも
(手を合わせて、拝むように!)「いただきます」

 

古き良き時代の日本をそのまま生きてきた方なのか、それとも英語圏の何事にも付け‘Thank you !’とはっきり言葉に出して相手に伝える慣習的行動のせいなのか判然としませんでしたが、この女性がJR車内で話した「ごく普通の日本語」はとても印象に残ったのでした。

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マサさんワイン会 たまりすく

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札幌すすきのの一角にあるワインバーの、その地下シェルターにて、世の中の喧騒から避難してきた8人のメンバーによるワイン会がありました。

 

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まずはシャンパーニュを2本
ピエール・ペテルス グランクリュ レスプリ・ド・2002
ヴィルマール キュヴェ・クレアシオン 2000

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続いてデュジャック白 ’08のドメーヌものとメゾンの飲み比べ

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マサさんいわく「今回のテーマは‘ミニ水平’」
ピュリニーは花の香り(?)、モレサンは樽の燻香(?)と鼻の利かない私でも明らかな違いが感じられて嬉しかったです(笑) いつまでもクンクンと楽しんでしまいました。

 

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海老のリゾット

 

 

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赤は同じ造り手の’07 飲み比べ

 

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ヴォーヌ・ロマネのみが1er cruで、パーカーさんが91~93、タンザーさんが91点と評価した(と、おぼしき)シールが貼られていました。同じ造り手のものを飲み比べると、さすがにそれぞれの特徴(私の鈍感力では‘微妙な違い’というレベルですが)が判って、とても面白いです。有資格者が勢揃いした他の皆さんはシャンボールが「思いのほか、濃い」とおっしゃっていました。

 

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ビーフシチュー

 

 

「本日のメイン」(by マサさん)のヴィンテージ・クリュグが最後に

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vintage 1996

O嬢が「余韻の長さというものを最初に感じさせてくれたシャンパーニュが、これ」とおっしゃってましたが、なるほど・・・・ 

   

 

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それにしても、こんな素敵な笑顔でサーヴされたシャンパンが美味しくない訳がない、でしょう! この美人は前にも紹介したけれど、この店のオーナーのMさん。その向こうに見えるのが「たまりすく」の(座敷わらしのような茶目っ気たっぷりの応対と)料理を担当するSさんです。

 

あっ、本当の〆の1本がもうひとつありました。

 
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ルロワもそうだけど、コシュ・デュリが造ると「アリゴテじゃないみたい」という感想が最初に口から出ます。マサさん、いつもごちそう様です。

 

 

 

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三段跳び

 
HOP 

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STEP

 

 

 

JUMP

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第328回 ピノクラブ ワイン会

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畏友道草さん主催のワイン会をガストーラにて。クリスマスシーズンを迎えての華やかな雰囲気をぐ~んと盛り上げてくれる、素晴らしいワインたちです。

 

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前菜 カキえもんと赤大根
 

熟成したシャンパーニュと合わせて

 

 

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羅臼産タチのムニエル 浜中産バフンウニのせ ケイパーのソース

 
タチは大好物のひとつ。おいしい・・・

 

 

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トリップ煮込み 三友牧場ヨーグルトとエスペレット 山のチーズのせ

アリサの辛味加減が前に頂いた時よりはっきりとした味付けに。美味!

 

 

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北見ポークの生ハムが登場! これは和商の吉岡さんが仕込んだものだそう。同時期に共同で仕込んでいるんだけれど、工程ごとにお互い条件をいろいろ変えているので熟成具合も違ってくるらしいです。先日まで頂いていたのと同じ2年ものでも、カットしたばかりこちらは、また見事な桜色です。

 

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道草さんが「これ1本売りしてくれないかなぁ~」と盛んにアプローチしてました(笑) 地元でこんなに美味しい生ハムができるなんて、私も以前は考えたことがなかったので、現実としてこれだけのものを作り上げてしまうKNBの立役者、安藤シェフと吉岡さんは凄い猛者だなとあらためて感じます。

 

 

メイン料理はエゾシカロース肉のロースト 

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調理前  エゾシカの網脂でぐるぐる巻きに

 

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加熱調理後

   

道草さんのセレクトしたエルミタージュを見た時から、安藤シェフは「良い素材がうまく入れば、メインはエゾシカで」と考えていたようです。

 
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エゾシカのロースト ジュニバーベリーのソース 

 
ジュニバーベリーって、杜松(ねず)の実のことだそう。生薬に使われるらしいけれど、ぜんぜん知識がありませんでした。クルミや根セロリのピューレと合わせて頂くと、季節の恵みジビエの美味しさが際立ちますね。エルミタージュとの相性も本当に良かったです。 

 

 

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1973 シャンパーニュ (ロジェ・アドノ)
2001 ムルソー・シャルム (コント・ラフォン)
1983 シャトー・コルトン・グランセイ (ルイ・ラトゥール)
1982 シャトー・カロンセギュール
1988 エルミタージュ・ラ・シャペル (ポール・ジャブレ・エネ)

 
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5人で5本。これ以外にも食後酒としてリヴザルト1956を、さらにシェフからのサービスで珍しいアルザスのゲビュルツ・トラミネールのマールを楽しみました。

 

 

サプライズで、デザートにはバースデーケーキを用意して下さってました。

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ロウソクを吹き消して、取り分けてもらったもの

 

 

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古酒はオリまで甘く感じ、小さなグラスでみんなとことん堪能。

 

今回のワイン会を企画してくださった道草さん、同席された皆さん、どうもありがとうございます! そしてプレゼントとともにメッセージを寄せてくれた‘こ~ちゃん’、ありがとう!! 

 

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145回釧路ワインを楽しむ会

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定例会場となっている黒金町のオルディネールさんにて開催。ストレイ・シープさんセレクトのテーマは「魅惑の中年の忘年会」、これで参加者がよく21人も集まったものだと(笑) 供されたワインはどれも真っ当に楽しめるものばかりでした。その詳細と十文字シェフの渾身のお料理は、世話人さんがまもなくアップされるワイン会ホームページでご覧下さい。

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白昼の風景

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GVSTORAと書かれたドアガラスの向こう(本来なら‘店内’側)に見える街路樹の木肌。ランチのガストーラで目にした不思議な風景です。

 

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実はこれ、ワインセラーのガラス扉に写った鏡像をアップで写したもの。今回初めて気が付きました。或る席からだけ見える、ランチならでは面白い「現象」 です。

 

 

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きのこのポトフスープ

お肉の旨味たっぷりのスープと、エシレの有塩発酵バター、自家製パン。今日のランチに来られたお客さんのほとんどが選んだというスープ、もうこの取り合わせだけで大満足して帰られたことでしょう。

 

 

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茶路めん羊牧場 仔羊のシューファルシ

今日のランチのイチオシだったメイン料理。野菜にくるまれた極上のハンバーグと言ったらいいのかな。つなぎを一切使っていないので、仔羊肉の旨味の満貫食!  周りにおごられているのは「山のチーズ」です。

 

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クリスマスシーズンらしい、天使が翼を広げたようなメインディッシュの盛り付け

 

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座ったテーブルのすぐ脇の壁のオーナメント

 

 

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デザート    洋梨のタルト ガナッシュ添え

 

前日の日曜出勤で目一杯働いた後の、振り替え休日のランチでした。
縁のないクリスマスディナーは、もう、来週末(笑)

 

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皆既月食

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15:41 日没

地球を間に挟んで、この沈む太陽の正反対側に月が位置する夜

 

 

 
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23:14 皆既月食中の星空

 

プレアデス、ヒアデスの両星団とオリオン座までいっしょに写しこもうと欲張ったせいか、コンパクトデジカメではこれが限界(私の腕で)でした。

 

 

追加
 
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12月11日 0:16  皆既食の終了後

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和商吉岡肉店の歳末大売出し!

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今年も残りあと3週間。和商市場は年末商戦に入っています。世界の一流定番品を中心に扱う吉岡さんも、この時期は需要の多い手頃な国産のハムや加工肉食品を特別価格で特設売り場にて販売します。

でも、今日伺ったらなんと、エシレのバターが置いてあるではありませんか!! もちろん、即、お買い上げ。期間限定の取り扱いなんでしょうけど、釧路で、和商市場で、エシレのバターが買えるなんて・・・ 本物のバターを食べてみたい方(まさしくパンにたっぷりのせて「食べるバター」です)はぜひお求めください。サイズは2種類用意してあるようです。

 

今日の戦利品(笑)

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ところで吉岡さんが着ているジャンパー、撮影した時は全く気付かなかったけれど、胸のアルファベットのロゴは NewYork Yankees ではなく、「吉岡肉店」のイニシャルですね、きっと!

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あ・の・す・ば

 

 
 
フォークデュオ「ロスタイム」のレパートリー(予定)の1曲。もちろん、こんな素晴らしいパフォーマンスは望むべくもないので、北山さん本人がやってるような↓、こんな風に‘ゆるい’感じで楽しくやれたら十分です。

  
 

それにしてもバックのミュージシャンが凄い顔ぶれ(笑)

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寒い冬の熱いカスレ

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ガストーラで昨年のこの時期に頂いたカスレ、飛び込みで伺った今夜も運よく当たりました(笑) とにかく仕込みが大変(1週間かかるそう)なので、その場で頼んでも通常はありつけない料理のひとつ。安藤シェフの作る本物のカスレです。

カスレは基本的に単品で味わう料理。熱々が出て来るまで、ちょっとしたアミューズで待ちながら、いざ出てきたらひたすらワインとカスレとパンをわしわしわしと食べるのが、郷土料理であるカスレの流儀なんだそう。実際、それだけ存在感もボリュームもある料理です。

 

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ジャーキーのような色合いになって、さらに旨味が増してきた北見ポークの生ハムを柿とともに頂きながら、カスレの登場を待ちます。生ハムは桜色の頃の8月に「早めの解禁」をしてもらって以来、その熟成過程をガストーラで食事のたびに味わわせてもらっていて、とても楽しい貴重な体験となっています。

 

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ワインは安藤シェフおすすめ、ぐびぐび飲めるラングドックの ’02。ACワインの奇才吉留社長のセレクションから。

  

 

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さあ、主役が登場! 今年購入したテラコッタ製カスレ専用のお鍋で、熱々状態が供されます。ちなみにこれは2人前の量に相当するそう。

 

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シェフ自らがサーヴしてくれました。

 

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白花豆、ソーセージ、鴨のコンフィが飴色になったタマネギやニンニクのペーストと一体になって、どうだ!といわんばかり。ぱくっ、グビッ、ぱくっ、グビッ状態へ突入。

ペロリと平らげて、シェフから「やはり2人前にしておいてよかった」と嘆息(?)されたり(笑) かなりの食べ応えがあるので、確かに常人なら1人前でも十分満腹(満足)してしまうお料理です。

 

 

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ひとごこちついたら、安藤シェフが持ってきてくれた武藤さん関連の冊子に目を通して。

 

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デザートは

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三友牧場ヨーグルトのババロア 生クリームとル・レクチェをのせて

   

ル・レクチェは日本での生産量が少ないので「幻の洋梨」とも巷では呼ばれているようです。カスレでぱんぱんに膨れ上がった胃袋とはまた別の所にスルリと入ってくる、素晴らしいデザートでした。

 

今夜最後の客だったので、シェフの了解を得て店内のクリスマスアレンジを写させてもらったので、紹介しますね。

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もみの木のディスプレイの根元には、美味しそうなエゾシカが2頭・・・ いや、これはトナカイですね。

 

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このお店でクリスマスディナーを頂くことができるカップルがウラヤマシイです・・・

 

 

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この方たちは大勢で、もうクリスマス気分を味わってしまったようですが(笑)

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北海道新聞 2011.12.8朝刊 

 

 

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Big Party

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FM くしろ主催のクリスマスパーティへ。500人ぐらいなのかな、ワンフロアーの会場にはすごい大勢の参加者が。知り合いがどこにいるのか全く判らないほどでした。会場スタッフのかたに案内してもらってテーブルへ。シカ会関係者に加え、教え子(笑)といっしょの席で、そのまま二次会へ流れたりして、なかなか楽しい夜を過ごしました。

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母の手料理

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実家の母から「誕生日だから」と届いた、牛スジの煮込みとキムチ。これさえあればご飯が何杯でも胃の中に納まってしまう。72kgに抑えておきたい体重が、これが届いてからは75kg越えにさしかかり、かなり汗って(焦って)います・・・・

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羽田空港第2ターミナルにて

 
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今日、出張の帰りにふと立ち寄った3.11震災写真展で目にとまった1枚

 
その添え書き
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他にも目を奪われるたくさんの写真があったのに、この添え書きを読んで思わず目頭が熱くなった。ゆで卵を作って待ってたお母さんたちの気持ちが伝わってきて。

ただ単に、「食べ物」の写真だったから引き寄せられただけなのかもしれないんだけれど(笑)

 

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三種の神器

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はまなすのマスターこと、谷口シェフから誕生日に頂いた「ワインのお供」を紹介します。何もお知らせしないで伺ったので「えっ! 誕生日なの?!」という感じで、お忙しい中、お土産として急場で作って下さったものです。

 

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じゃがいものチーズ焼きセットです。スカモルツァとロビオーラ、トッピングはモンヴィーゾですよね? 酪恵舎の3種のチーズの合わせ技で一本!です(笑)

 

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トロトロにして、ありがたく、そして美味しく頂戴しました。谷口シェフ、ごちそうさまでした!

 

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釧路シカ会

「ゆるい?」と訊くと、「ゆるい」って言う。
「濃いんじゃない?」と訊くと、「濃いかもしれない」って言う。
こだまでしょうか?

そんな問答が頭に浮かんだコアなつながりのエゾシカ人たちの集いに、お声をかけて頂いたので参加してきました。食べることにしか意識が向かない私と違って、他の参加者の皆さんは行政、生産、流通、広報(マスコミ)、そして食品学、野生生物環境科学などの学術分野を含むエキスパートばかり。

ハンターには、美味しいお肉を食べるために撃つ「ミートハンター」と、撃つことが主たる楽しみの「ゲームハンター」がいる、という。流通に乗せるのはもちろん前者に由来するものじゃないとまずいだろうなぁと容易に想像できますが、実際に話を聴いて「美味しいシカ肉」の需要と供給のバランスをとるのは、想像以上に容易じゃない、ということをまざまざと知りました。

16時から2時間ほどの勉強会の後、イオマンテに場所を移してエゾシカ肉フルコースの懇親会へ。

 

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釧路産ちぢみほうれん草のスフォルマート 生ハムのせ 

バラ肉」と阿寒野菜のブレゼ(写真ありません)

 

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心臓」のパイ 酪恵舎ロビオーラソース

 

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レバー」のポアレ 玉ねぎとセージ風味

 

釧路産ゲンゲとこぶとりくん(大根)をハーブティーで仕上げたスープ
(写真ありません)

 

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ネック」「レバー」「ミン」のカイエット 柿とシケレベの赤ワインソース

複数の部位のお肉を使ったハンバーグですね。確かにいろいろな食感が味わえて、とても楽しめる一品でした。

 

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ソースに使われたシケレベ(キハダ)の実 

かじると柑橘系の強い香りがします。

 

ところどころ料理の写真が抜けているのは、テーブルでお向かいに同席した年配の男性が、偶然にも私の札幌在住時、とくに20~30代の頃の印象に残るもろもろの事と深く関わっていらっしゃった方だったので、話が弾んだためです。

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誕生日の夜

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20:23 チーズ工房酪恵舎から昇るオリオン座(夜景モードで手持ち撮影)
写真クリックで夜空がはっきりと広がります。

白糠の「はまなす」で井ノ口さんと男の晩餐。ごちそうになってしまいました。谷口シェフからはお祝いの持ち帰りディッシュを頂戴したりして、急に伺ったのに、ありがとうございました。

その後、井ノ口さん宅にお邪魔し、男性デュオ「ロスタイム」のデビューに向け、ギターの音合わせを暫し。レパートリーのひとつに「人生の贈り物」も入っています。 それにしても井ノ口さんのギターは相当なもの。コードを不安定なリズムで刻むだけの私とは大違い!

酪恵舎の若いスタッフもみんな加わってチーズフォンデュや野菜スープを味わい、カードマジックを披露したり(けっこうハチャメチャ)、これまでの人生を振り返させられたり(笑)、そして最後にバースディケーキまで頂いて。おいとましたのは0時過ぎ。

星がきれいな夜で、バベットの晩餐会の後のシーンのように踊りたくなる気分の一夜でした。

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1956年生まれの55歳

 

 
Love Potion Number Nine    (The Searchers)

I took my troubles down to Madame Rue
You know that gypsy with the gold-capped tooth
She's got a pad down on 34th and Vine
Sellin' little bottles of Love Potion Number Nine

ボクは悩みをマダム・ルーのとこに持って行った
ほらあのジプシー女だよ 金歯している
アパートが34番街とヴァインの交差点にあって
売っているのが小瓶の 媚薬No9

I told her that I was a flop with chicks
I've been this way since 1956
She looked at my palm and she made a magic sign
She said "What you need is Love Potion Number Nine"

ボクは言った「女のコと からきし縁がないんです。
 この状態は1956年からなんです。」
マダムはボクの掌を見て まじないをして
言った 「あんたが必要なのは 媚薬No9」 

She bent down and turned around and gave me a wink
She said "I'm gonna make it up right here in the sink"
It smelled like turpentine, it looked like Indian ink
I held my nose, I closed my eyes, I took a drink

マダムはかがんで 振り向いて ボクにウィンクして
言った 「この流しで作ってやるからね」
臭いはテレピン油 見た目は墨汁
ボクは鼻をつまんで 目を瞑って 一口飲んだ

I didn't know if it was day or night
I started kissin' everything in sight
But when I kissed a cop down on Thirty-Fourth and Vine
He broke my little bottle of Love Potion Number Nine

昼だか夜だか わからなくなって
キスをし始めた 目に見えるもの何にでも
でもお巡りさんに 34番街とヴァインの交差点でキスしたとき
小瓶を割られてしまった ボクの媚薬No9

(instrumental break)

I held my nose, I closed my eyes, I took a drink
ボクは鼻をつまんで 目を瞑って 一口飲んだ

I didn't know if it was day or night
I started kissin' everything in sight
But when I kissed a cop down on Thirty-Fourth and Vine
He broke my little bottle of Love Potion Number Nine

昼だか夜だか わからなくなって
キスをし始めた 目に見えるもの何にでも
でもお巡りさんに 34番街とヴァインの交差点でキスしたとき
小瓶を割られてしまった ボクの媚薬No9 

Love Potion Number Nine
Love Potion Number Nine
Love Potion Number Nine

 

 
本日めでたく55歳になりました。今日は私的祝日です(笑)
なお、訳詞はこちらから転載させていただきました。

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最後の晩餐 est di Zuppa

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温かい伝統的な(素朴な)野菜の煮込み  体がホコホコしてくる

 

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積丹産ヒラメと毛ガニの蒸し煮  スープも一滴残さずススリマス

 

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ちぢみホウレン草とタラバガニのラビオリ  ゼイタクに美味いぞ~!

 

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和牛カイノミのロースト ポレンタ添え トリュフどっさりトッピング

 

ふらりと伺い、「54歳最後の夜なので、気持ちゼータクなお任せコースで」とお願いして、出してもらったお料理です。

 

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ワインも「手頃なものを」という条件付で(笑)、ボトルで頂きました。シチリアのIGTシラー、思いのほかすっきりとしていて、スルスルと1本空いてしまいました。

 

 

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ドルチェのティラミス  甘い幸せ

 

 

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シェフからお祝いの1杯が。ごちそうさました。

 

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