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ジュウリオのトリュフピッツァ

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出張の夜、ジュウリオのお店へ。この時期恒例のトリュフフェアの真っ最中だったので、ボードメニューからピッツァを頼んだら、「出血大サービスねェ!」といいながら、トリュフのスライスをごっそり散りばめたゴルゴンゾーラ味の大きなピッツァが・・(ケータイカメラなので迫力無いですけど) 文句なしに美味かった!

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ワインはチェザーリのJEMA(’05)という、コルヴィーナ単品種で造られたプチアマローネのようなものを。大御所に負けない、長い、かなり立派なコルクが使われていました。じっくりと味わいたかったのだけど、そうできない状況になってしまって、とても残念。

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食べて前向きに生きる

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人生で何を優先し、何を諦めるのか

その判断基準を共有できる気の合う仲間と
一緒にゆったり生きればいい。
・・・ 
衣食住の細部に深い価値を見いだし、充足感を味わうのが、
生物である人間本来の生き方でしょう。

西垣通  閉塞感のほぐし方

  

長い間絶版になっていた「バベットの晩餐会」のDVDが今週末、再発売されることに。早速購入の予約をしました。 中古品DVDは○万円の値段が付いていて、あきれるばかり・・・ その価値が有る、といえば確かにあるのだけど。手持ちのVHSビデオのテープがすり切れる前にDVDが再発されて、とてもうれしい。

「バベットの晩餐会」と「エトルリアの微笑み」に共通しているのは、一杯のワイン、ひと切れのチーズ、味わいのあるパン、おいしい料理がどれだけ人生を豊かにし、人びとを幸せにしてくれるかを教えてくれること。未見のかた、ぜひご覧になってみてください。

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ココロは蜂の巣

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これは・・・  ガストーラの‘スペシャリテ’だと思います。

 

 

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わかさぎフライの生ハム巻き
 

 

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苺のマリネ&三友牧場の山のチーズ
 

新酒特有のフレッシュな香りに合わせての苺なんだけれど、‘山のチーズ’が前菜で出てくる意外な組み立て。なんか今夜は、いつもとちょっと違うぞ・・・
 

 

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トリップと三友牧場ヨーグルトの取り合わせ エスペレット風味
 

これ、すごく美味しい・・・  フレンチの内臓料理、道東随一の乳製品、そして安藤シェフの得意とするバスクの味付けの完璧な「三位一体」。ヨーグルトの上一面にのったエスペレットがビジュアル的にもインパクトがあって、味わいとともにとても印象的な一皿でした(撮影前にヨーグルトが崩れてしまい描写不足ですが)

新鮮な内臓が手に入った時にしか作れない(=運がいい人しか食べられない)料理だそうです(笑)
 
 

 

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メイン 鴨のコンフィ

 
ここまで、ボジョレー・ヌーヴォー1種、ヴィラージュ・ヌーヴォー2種をグラスで頂きました。飲み比べると、やはりそれぞれに個性があるのが判って、楽しい。鴨はもちろん、骨までシャブリました(笑)

 

 
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デザート  ヨーグルトのババロア

 
これも三友牧場のものを使っています。いつもながら、それでも今夜は特に、ガストーラの「道東+バスク+フレンチ」トリコロールが素晴らしかったです!

 
   

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알리(Ali)

 

(音声と映像がずれているのがちょっと残念・・・)

 
日本をも席巻しているK-popの是非がしばしば論じられているけれど、実力があっても時流に乗ってないと‘メジャー’になれないのは、どの国でも同じ。日本のマライア・キャリーと呼ばれた露崎春女(Lyrico)が、いまだに知る人ぞ知る存在でしかないように。

先日YouTubeで見つけたAli、聴取者のコメントを読むと今風のK-popアイドルに必要なルックスが伴っていないから「売れない」らしい。歌唱力は本物だと私は思うのだけど。たとえば、途中から綾戸智恵を凌駕するこの歌なんかを聴いても。

 

とにかくプロなら売れなきゃいけないから「キャッチー」な曲もやっていて、それはそれで悪くはないけど、この売り方(下のPV)は違うよね・・・ ミスターは、KARAに任せとけばいいのに

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イタリアンまりも

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その正体は

 

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フォカッチャにつけるオリーブオイルに浮かんだバルサミコ酢

お料理は、釧路産イワシのマリネ サラダ仕立て

  

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厚岸産カキのプロシュート巻きフライ レンズ豆添え

 

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キャベツ&カジキのコンフィ アーリオオーリオ手打ちパスタ

 

 

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茶路めん羊牧場の羊の煮込み

ロマネスコや釧路産大根などの野菜が羊肉の旨味ととても合って美味しい! est di Zuppaのディナー本日のおまかせコース(\3,800)は、いつも申し訳ないぐらいお得な内容です。

 

 

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食べる時は当然のことながら料理に集中するけど、一人のテーブルでは次のお皿が出てくるまでの間に手持ちの本を少しずつ読んでます。井ノ口さんに教えてもらったイタリアが舞台のこの小説、本物のチーズ、ワイン、パンがどんなものであるかがあちこちに描写されていて食事のお供には最高(笑) もちろん、物語の面白さはもっと別のところにあるのだけれど。

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東京マイペース

東京マイペース
懐メロのフォークソングではありません。東京は芝大門にある本社で、今日から2日間のリスク・マネジメント研修。
都会は苦手なので夜はホテルで大人しくしてるのが常なんだけれど、昔ずいぶんお世話になった本社勤めの友人から声がかかったので、これから一緒に外食する予定。
その友人は(仕事で)午前様が当たり前の生活をしていて、地方で隠居を決め込んでる私とは志が全く違うとてもエライ人物です(笑)。でも自然が好きで、ニセコの神仙沼や釧路湿原を共に歩き回ったりした仲。食事を一緒にするのは釧路のバーSTAXでガレットを食べて以来、久しぶり。

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9年目の邂逅

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週の半ばに風邪をひいて二日間寝込み、週末になんとか体調が戻って札幌へ。大通り公園の銀杏が見事な黄色に。

  

10年近く前、札幌から釧路へ転勤が決まって、毎週末通いつめていたジュウリオのところへ挨拶にいったら「近くにとても美味しいイタリアンチーズを作っているところがあるよ」と教えてくれたのが、白糠酪恵舎でした。
そのチーズ工房代表の井ノ口さんと知り合い、色々と怪しい(笑)活動を共にするようになって9年、「いつかジュウリオの店で3人で飲もう!」という念願が今夜ようやく叶いました。

 

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This is ジェノヴェーゼ

  

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エゾシカのサルシッチャ

 

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パルミジャーノのチーズ工房に視察にいった様子をiPhoneで井ノ口さんに説明するジュウリオ。本場イタリアでもチーズ職人はキツイ仕事で敬遠されているらしいです(笑)

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人生の贈り物

 
楊 姫銀(ヤン・ヒウン)【詞】  さだ まさし【訳・曲】

 
季節の花がこれほど美しいことに
歳を取るまで少しも気づかなかった
美しく老いてゆくことがどれ程に
難しいかということさえ気づかなかった

もしももう一度だけ若さを くれると言われても
おそらく 私はそっと断るだろう
若き日のときめきや迷いをもう一度
繰り返すなんてそれはもう望むものではない

それが人生の秘密
それが人生の贈り物

季節の花や人の生命の短さに
歳を取るまで少しも気づかなかった
人は憎み諍いそして傷つけて
いつか許し愛し合う日が来るのだろう

そして言葉も要らない友に なってゆくのだろう
迷った分だけ 深く慈しみ

並んで座って沈む夕日を一緒に眺めてくれる
友が居れば 他に望むものはない

それが人生の秘密
それが人生の贈り物

季節の花がこれほど美しいことに
歳を取るまで少しも気づかなかった
私の人生の花が 散ってしまう頃
やっと花は私の心に咲いた

並んで座って沈む夕日を一緒に眺めてくれる
友が居れば 他になにも望むものはない

他になにも望むものはない
他になにも望むものはない

それが人生の秘密
それが人生の贈り物

  
Yuuhi

釧路市観光振興室のホームページより転載

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タカとシカの楽しい話

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ひと目見ただけで「彼女の作品だ!」と判る、ほのぼの脱力系動物イラストを描くETOBUNSHAこと新岡薫さんの個展「タカとシカ展」が amicafe にて本日より。

 

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初日の今日は、新岡さん本人をお迎えしてのトークショウがありました。北海道の野生動物、特にタカとシカを描くキッカケとなった「15年前の大事件」の話や、札幌で最近騒がれているアーバン・ベア(街なかに出没する熊)の問題などを、肩の凝らない切り口でイラストを映し出しながら語られ、楽しい時間を過ごさせて頂きました。

 

そして、amicafeさんのエゾシカ肉を使った料理の数々、これがまた楽しく、美味しかったです。撮影の許可を児玉さんから頂いたので、たくさんのお料理のほんの一部(ホントにごく一部)ですが紹介すると

 

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思わずネーミングで笑ってしまう四角いコロッケ!

 

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甘辛鹿味噌と海老の生春巻き、です。

 

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私にとってのソウルフード、キムチを使ったパスタ。エゾシカとピリ辛はかなり相性が良いですよね。

 

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メインのロースト 山葡萄のソース

悔しいけれど(笑)、これも美味しかったです。きちんと処理されたエゾシカ肉は、いわゆる「クセ」が無く淡白にすら感じるので、合わせるソースがとても大切になってきます。山葡萄の酸味がすこぶるいい味わいでした。

とても充実したこのイベントを主催されたFMくしろの平迫さん、そして共催された釧路市産業推進室の皆さん、北泉開発さん、amicafeさん、ありがとうございました。 

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サリーさんのエゾシカロース肉をローストした

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先日届いた道東産エゾシカのロース肉をローストして頂きました。

スモーク大佐さんから「低温ローストでじっくり焼くと獲れたては格別」とコメント(プレッシャー?)を頂戴してましたので、とにかく家の電気オーブンを設定できる下限の110℃にして、冷蔵庫のチルドスペースで保存してたお宝ロースをローストに。

 

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例の如くシロウト料理なのでヒモで整形したりせず、室温に戻した600gほどのブロックをそのままオリーブオイルとバターで焼き、表面に焼き色を

 

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フライパンの右上にちょっと写っている切れ端を味見。ソテーしただけで塩・胡椒もしてないのに美味い! やっぱり肉質がメチャいい状態だからなんだろうね。

 

110℃のオーブンに入れたり、出して休ませたりを計2時間ほど繰り返して、それからソース作り

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しっかりと甘いソースにしたかったので、野菜室に数本 不良在庫(笑)してるポール・ジローのジュ・ド・レザンをローストした後の肉汁などが入ったフライパンにドボドボ注いで煮詰めること数分

 

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さらに色付けと香り付けのために、赤ワインを加えて少し煮詰め、出来上がり

 

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スライスしたローストをお皿にそれらしく盛り付けて、ソースをかけます。

 

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付け合せには、ソースの甘さに対抗して(?) 男爵いもをアンチョビとソテーして

 

出来映え? 今まで私が作ったエゾシカのローストの中で「最高」の出来でしたよ、マジ! 独りで食べるのがもったいないぐらいに(笑)

サリーさん、本当にごちそう様でした!!!!
名ハンターのご主人にくれぐれもよろしくお伝え下さい。   

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ノヴェッロやってます!

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est di Zuppaへ、とある相談がてら食事に伺ったら「ノヴェッロ、ありますよ。今日から」と。

 

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池田牛のカルパッチォ

「味が濃い」牛肉をちょっとスパイシーにしたタタキ、すごく美味しい!

 

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カジキマグロのグリル

脂ののったカジキマグロとトマトの酸味の取り合わせ、いろいろな焼き野菜の食感がメッチャ楽しい。

 

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ポルチーニと生ハムのパスタ

どうだ!の迫力、あまりの美味しさに、ほとんど泣きながら頂きました・・・

 

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北見ポークの炭火ロースト 

橋本シェフが「マイブーム」だという炭火を使ってのロースト。石釜で焼くのとはまた違った感じになるとのこと。エスペレットで仕上げたピリ辛具合が私には堪りません。とても旨いです。

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中標津のラウキカさん

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文化の日、久しぶりに中標津まで車を飛ばし、ラウキカさんへ伺いました。午後2時過ぎのお店のカフェスペースは満員のようだったので、仕事のお邪魔にならないようお菓子とジャムを購入してトンボ返り。

包装に挟まれた季節のお菓子やクリスマスケーキの案内とともに、こんなお知らせが

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バター不足、そういえば新聞にも載っていたっけ。お店のショウケースに並んでたお菓子も確かに以前より少なかった・・・・。そんな事情を知らず、伺った時に目についた伊予柑のパウンドケーキのホールを、あっさり「これ、ください」と言ってしまいました。長谷川さんが「ミックスフルーツのもありますよ」と教えてくださったので、その時はたまたま在庫があったのかもしれませんが。これからは気をつけますね。

 

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美味しさはいつも芸術的!

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北見ポークの自家製生ハム2年もの

 
懸案の大仕事が無事終了した夜、矢も盾もたまらずガストーラへ

 

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開放感というより、凝り固まった心身の疲れを癒したくて、とにかく美味しいものを食べよう! と  柿と生ハムの幸せな取り合わせでスタート

 

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白糠産天然きのこ,鶏の白レバー&砂肝,栗のテリーヌ 
人参のピューレ添え

 

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牛すじ&モツのピリ辛スープ

 

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猪肉の赤ワインブレゼ パイ包み焼き

 

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う・ま・い ・・・・ ・・・・

 

 

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ワインは赤、道草さんが楽しんだのと同じものを

 

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デセール  ブランマンジェ いちじく添え   

 

釧路にガストーラがある奇蹟に感謝。ごちそうさまでした。

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更新までしばらくお待ち下さい

 

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