ICO 霧の城
帯広のコミック友が数冊のマンガとともに貸してくれたファンタジー小説。好きなジャンルのはずなのだけど、読んでる間じゅう、ずっとビミョーな違和感を覚えて、たぶん、宮部みゆきとはあまり相性が良くないのがその『理由』なんだろうと勝手に思ってました。
ところが、最後に解説を読んで初めて、この本がテレビゲームのノベライズだったことを知り、違和感の正体が氷解。
大学生時代に喫茶店で当時ブームのインベーダゲームをやったぐらいで、昨今のテレビゲームについては全く経験が無いため、その是非は判らないのだけど、このノベライズ読中感の広がりが十二国記やデルフィニア戦記のそれとは比べようも無い、というのが私の正直な感想です。
YouTubeを見たら確かにICOのゲーム世界があって、宮部みゆきの本はそれをなぞったものだということを理解しました。
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コメント
相変わらず、宮部、苦手なんですね。
こちらも相変わらず、新入生に無理やり『火車』を読ませています。
毎年、200人以上に読ませているんだから、これはこれで表彰されてもよさそうです(笑)。
もしまだ買っていないのでしたら、何冊かありますから差し上げますよ。土曜日にもって行きますので、お知らせください。
投稿: J | 2011年4月19日 (火) 23時32分
ご好意に甘え、拝読させていただきます。
「貸して」ください(笑)
投稿: ユンボギ | 2011年4月20日 (水) 19時50分