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輝く夜

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札幌とんぼ返りのJRは満席。あろうことか、本を読みながら飲もうと車内に持ち込んだ宮越屋のカフェ・ラテ トールサイズ(かなりの量)を一口も味わわずに床にぶちまけ、隣席のゴージャスおばさんの金ラメバッグやフェラガモ風シューズにまで飛び散って、しばし思考停止状態。我に返ってから客室乗務員(女神に見えました)に応援を頼み、大量の新聞紙とお手拭でなんとか原状復帰。それから読み始めた本。

 

クリスマスの夜には、必ず幸せな奇蹟が起きる。

 

そんな話が5編。この作者は私と同じ歳。いくつになっても夢は見る。この本が見せてくれる夢は決して嫌いじゃない。というか、今でも大好きなタイプの夢

読み終えた時に、なんとなく優しい気持ちになれるのがいい。

その気持ちで、結局釧路まで相席したゴージャスおばさんに下車間際に改めて迷惑をかけた旨詫びると、当初額に険のあった彼女も「いいのよ、大したことなかったから」とキャンディーズばりの微笑返しをしてくれたのでした。

  

A_bright_night

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もうひとつのカモ食べワイン会

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牡蠣とマッシュルームのフラン

 

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真ダチのムニエル 春菊ソース

 

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ゴボウと平茸のブレゼ トリュフ風味

お皿の中で屹立!

 

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エゾシカのコンソメ&アキレス腱のスープ 

 

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エゾシカの内臓のソテー  肝 → 心 → 腎

 

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網捕り野鴨のロースト サルミソース

本日の真打ちで、メンバーは毎年これを目当てに集まっています

 

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La_sante20101127chef_presen焼き上がり

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鴨の内臓のサラダ

 

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カボチャのムース メイプルシロップ

 

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フロマージュ 

フルムダンベール  コンテ  モンドール

 

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to be continued

 

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never find another you

 

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うれしいこと 悲しいこと

うれしいこと

かなめ君の たべのみどころ佐々木商店 が本日開店

 

悲しいこと

北のガレットの会などの地産地消活動でご一緒することの多かった伊藤今朝儀さんが突然亡くなられた

今日は悲しみの方が 大きい

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Shy That Way

昨日イオルでシカ肉ガレットを頂いている時、店内に流れていたCDが Tristan Prettyman

いい雰囲気、あまりに心地良すぎる。こんな風にセッションができるぐらいの腕があれば、ギターももっと楽しくなるんだろうけどね(笑)

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シカの日ガレット

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毎月第4火曜日のみのエゾ鹿肉を使った特別メニュー  
ガレットカフェ「イオル」版

白糠酪恵舎のチーズ入りマッシュポテトを包んだシカ肉が載ったサラダガレットです。シカ肉の甘めの下味とマッシュポテトの相性がとても美味です。

より詳しくは北のガレット事務局ブログ

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Zuppaのカスレ

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北見ポークに白花豆、豚足の煮込みのカスレをアレンジしたメインディッシュ

  

カスレはフランス料理かと思っていたら、イタリアでもカスーラと呼ぶ同じものがあるそう。幸福な食事の時間に没頭するつもりでカメラを持たずに伺ったので、携帯の荒い画像です。

橋本シェフの気合い入りまくりの料理を、おまかせで。ボルチーニ茸のスープ(zuppa)は、まさしくお店の名を体現する入魂メニュー

Est di Zuppa、もっと足繁く通わなきゃいけないお店だな、とこの夜も再認識

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コッタロ湿原

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第一展望台からの眺めが好きで今日も足を運んだけれど、午後3時近くなるとすっかり山影に覆われてしまっている。今の時期は昼までには来ないと、陽光に輝く湿原は拝めないみたい。これまで何度か目にした湿原の獣道を移動するエゾ鹿も、今日は見つけられなかった。

 

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白鳥が2羽、川で休んでいる。
遠くから雷鳴のような人工音がひっきりなしに響いてくるのだけれど、いったい何の音なんだろう? 自衛隊の演習??

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哀愁の釧路に霧は降るのだ

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突然の濃い霧にすっぽりと釧路の街が包まれた夜、内地からガストーラめざして飛んできたワイン仲間のモジャさんとの会食を、地元のJ氏も交えて

 

   

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メイン  仔鹿フィレ肉のロティ

 

モジャさんお目当てのジビエ
フォアグラと菜花を包んだエゾ鹿肉、根セロリのピューレ、山葡萄のソース、栗
これらが文字通りに‘渾然一体’となって、美味しさを表わす言葉を失います。

この料理の味をみんなが知ったら、北海道からエゾ鹿はみるみる減ってしまうと思うのだけど・・・

 

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ワインは安藤シェフのおすすめから、白はアルザス’02、赤はオー・メドックを

 

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デセールのガトー・ショコラをフィーヌとともに

 

J氏の「僕はそこでドアを押せへんかった」事件、安藤シェフ&マダムも裁判員に迎えて評議の結果、執行猶予付きの有罪(笑)と裁定されました。これを機に、J氏にはより前向きに力強く新しい人生を歩んで欲しいですね。

 

  

 

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ボジョレー・プリムール

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ボジョレー・ヌーヴォ解禁日、つまみは五穀味鶏のソテー 白バルサミコ酢からめ 
そして、本別の若夫婦からもらった農林一号をフレンチフライにして

 

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ワインはルロワのボジョレー・ヴィラージュ プリムール

  

 

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でも、新酒じゃありません(笑) 2年前の解禁時に安藤シェフから頂戴して、セラーでそのまま寝かせていたもの。ルロワはこれぐらいで飲むのがちょうど良いような。実際、とても美味しいですよ!

 

 

 

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オールドヴィンテージ

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古いワインをオルディネールに持ち込んで、その年に生まれた友人たちとともに味わいました。オリも甘みが感じられて、とても楽しめました。

素晴らしいお料理は記憶にのみ留めて写真は無し。十文字マダム&シェフ、本当にありがとうございました。

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花咲海岸物語

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「いい波が来てる!」

花咲港を一望できる海岸に立ち、彼女は湘南サーファーのような華やいだ声を上げた。

そして、整備された遊歩道を一気に駆け降りると、おもむろに最新型サイバーショット一眼レフを取り出し、果敢に波にチャレンジしていった。

東映映画のオープニングを凌駕する、荘厳な波濤を激写するために・・・・

 

 

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「私は山には住めない。」

「ハヤリの山ガールにはなれない、息苦しくて。 広がりのある海でなきゃ」

 

 

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風車は無言でブン、ブン、と羽を回す

 

 

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ノー天気な僕は、沖合いのユルリ島をバックに、GLAYのテルを気どって。

そこへ彼女は 「ウミウのポーズ ?」と 声をかける・・・

 

 

忙しい中、サリーさんに花咲灯台と車石の観光案内をして頂きました。

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私がウミウのポーズをしている場所(車石)を下から眺めると、けっこうな断崖絶壁です。

 

 

観光の仕上げは、根室名物「ホームラン焼き」

 

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小豆あんが入った野球のボール型のお焼きです。 

 

 

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Uuuu

ウミウ    写真クリックで拡大します

 

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納沙布岬  四島のかけ橋モニュメント

 

海も空も、極東の地とは思えないほどに恵まれた、まさしくピーカンの日和

 

 

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貝殻島灯台    ちょっと傾いている

 

 

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ワインハウスSALLY@根室 


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なぜかお店での接客はつつましく謙虚なサリーさん。巷に出没するノムリエさんと、お店のサリーさんはきっと別人格なのかもしれない。

ノヴェッロ2種、シチリアの赤などをグラスで頂いて、〆にお願いしたリースリングはドイツの生産者で唯一名前を知っているゲオルグ・ブロイヤーでした。

 

伺うことを事前にお知らせしていたので、自慢の料理もしっかり用意して下さいました。

 

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ニョッキ、じゃなくて「いも団子」 だそう

 

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エゾ鹿のグリエ  

きちんと処理されたおいしいお肉です。エゾ鹿はもっともっと、どんどん、ばくばく食べてあげないとね。あまりに増え過ぎているから。添えられたロマネスコにかかっている白い粉は、酪恵舎のリコッタ・サラータをすりおろしたもの。チーズで出来た魔法の塩味調味料として幅広い使い方ができるけど、この組み合わせもシンプルに美味いです。

カウンターで同席させて頂いた方々は、皆さん紳士淑女でした。ワインハウスSALLYは根室の知識人のサロンになっている、とは或る紳士の弁。大いに納得。

 

ワイン ワインハウス SALLY  

TEL  0153 24 8470  (日曜定休)

北海道根室市緑町1丁目 グリーンビル

  

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les Amoureuses

Pigeage

 

ワイン造りの過程で、発酵中に浮かんでくる葡萄を足で踏んで沈める作業をピジャージュ(pigeage)と呼ぶそう。こんな雰囲気でエイコラ踏みつけた葡萄からは、○○○○・△△△△・レザムルーズ(恋人たち)なんて味わいのワインができるのが判るような気がする。実際は違うんだろうけど(笑)

ワイン造りの映画としては以前に業界裏話的な「モンドヴィーノ」が話題になったけど、この『約束の葡萄畑  あるワイン醸造家の物語』は本来の映画らしい楽しみ方が出来そう。 

  

  

 

ところで、恋人たちのチーズついてこちら
イマさん(旧姓)、とろけるチーズにどっぷりの新婚生活になりそう(笑) 
おめでとう! 

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和商市場めぐり

Kushiro_shisyamo

土曜日は近所の和商市場をのぞきに行くのが楽しみのひとつになっていて、買い物をするお店も魚はここ、お肉はそこ、青果はあそこ、というようにほぼ固定しています。上の写真は瀬野商店の店頭。おすすめに従って、まずオスのししゃもを10匹。

 

Seno_kasube

それから、好物のかすべのほほ肉があったので、これも購入

 

日曜日の夕飯でムニエルに

Seno_kasube02_2

 

お肉は吉岡さんのところで再度購入したイノシシを、エリンギとピーマンで

Supper20101114

 

独りでこんなに食うのか? 食べてしまいます(笑)

  

Supper20101114kasube

かすべのほほ肉、バルサミコ酢で仕上げようと思っていたのを途中で変更し、冷蔵庫に残っていたすき焼きの割り下を使ったら、かなりビミョーな味に・・・・  
反省

 

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カラスハモの正体

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朝日新聞 2010.11.7より部分引用

amicafe UNISON で佐々木商店のカナメくんのために和商瀬野商店の山口さんが一肌脱いだカラスハモ(クロハモ)の謎の正体が、朝日新聞地方版の記事を読んで判りました。羅臼では「はも丼」として名物になっているとのこと。 

カラスハモは真っ黒な外観に加えて、本州の鱧(はも)と違い骨切りが必要ないというのが不思議でした。ハモという同じ呼び名でも、ビミョーに科が違ってアナゴの仲間だったんですね。

以前にカラスハモの料理を冒険(笑)した時、そのブログを七色ドリンカーさんがアナゴと混同して読んだ、とコメントしてくれましたが あなご あながち間違いじゃなかったんです。というか、その直感は正しかったことになります。

     
さて、いつ開店するのか気を揉ませ続けたカナメくんの佐々木商店、ようやく11月25日(木)にグランドオープンすることが決まりました。あと十日ほどの、ガマン(笑)

Marukiti_sasaki

      

【追記】 2014年7月29日 (火)
釧路の料理人によるカラスハモ料理を
こちらにまとめてアップしました。
よろしければ併せてご覧下さい!
   ↓
https://yunbok-diary.cocolog-nifty.com/misty/2014/06/post-0c5d.html

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カモ尽くしの夜

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ガストーラでのスペシャルイベント「鴨尽くしパーティー」

人生でこんなに鴨料理を食べるのは初めて、とは参加者が共有した想い

次から次に出てくる料理、それが全て美味しいのでみんな笑顔が自然とあふれる

 

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立食パーティーだったのをいいことに、ワイン片手に厨房が見えるカウンターに陣取り、安藤シェフが次々に料理を仕上げるところも併せて堪能

 

釧路にガストーラあり!

十分理解していたつもりでも、こんな夜を過ごすと、自分が今まで知っていたのはガストーラのホンの入り口だったんだ、と気付かされます。

 

写真のメニューは、供された料理の一部です

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アーモンドチョコ

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アーモンド入りチョコレートのように生きてゆくのは、難しい・・・

 

ロイズのチョコ、社会人になって間もない頃(30年近く前)、先輩に教えられて初めて食べた。当時の商品ラインナップは板チョコだけ、パッケージは今のようなボックス型じゃなくて、銀紙に包んでクラフト紙を巻いたものだった。

久しぶりに読んだ森絵都、表題作よりも「子供は眠る」「彼女のアリア」により共感

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いろいろ止まらない

 

 

稲垣潤一と女性シンガーのデュエットによる出色のカバーソングシリーズの中の1曲。先に出た小柳ゆきとの 悲しみがとまらない とともに、個人的に好きで何度も聴き返す愛聴曲です。

「愛が止まらない」はカイリー・ミノーグの Turn it into love の日本語カバーなんだけれど、その元の曲のアレンジを残した懐かしいWINKのバージョンが記憶に残っている世代でも、すんなり聴けるのがいい。

 

ところで、このところラジオでヘビーローテイトされてるK-POPグループの少女時代のGEEをカイリー・ミノーグ原曲versionのアレンジでmixしたものがYouTubeにアップされてて、これもなかなか(笑)

 

 

しかも丁寧なことに、カイリー・ミノーグの原曲(original ver.)、WINKのカバー(JPOP ver.2)を聴けるように画面にリンクが貼ってある。初めて知ったパフィーによるオツなカバー(JPOP ver.3)や、見たことも無いグループによる評価しにくいもの(JPOP ver.1)まで!

 

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ハートレー第2彗星

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NASAが撮影に成功したハートレー第2彗星のファンタスティックな姿に魅せられ、ぜひその存在を肉眼で確認したいと元・天文少年の血が騒いで、新月直後の好条件という今日の早朝張り切りました。

 

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上の図を参考に、こいぬ座のプロキオンの右上近傍を双眼鏡でシーク。

 

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2010.11.07 01:56

左端の明るい星がプロキオンで、けっこう粘って彗星を探したのだけど、結局見つけられませんでした・・・  かなり悔しい

 

 

アリー・myラブの中で、アリーが失意にくれる時に流れたヴォンダ・シェパードのカバーで知った曲。失意の星空、かな

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釧路ししゃもフェア2010

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今日から市内58の飲食店が参加するスタンプラリーを中心として、釧路産ししゃものブランド化を推進するイベントが始まりました。11月23日までの開催です。

和商市場内にある竹寿司さんでいただいてきた、ししゃも握りは2個で200円。つごう6個頂戴しました。回転しない寿司屋さんには慣れていないので、とても緊張しました(笑) でも、写真撮影の許可をお願いしたら、お店のかたも丁寧にスタンプラリーのことを説明してくださって、おいしく頂いてきました。本当は10個以上食べたかったんですけど、それはちょっとねぇ(笑)

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釧路アンチョビ

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和商市場は瀬野商店、ヒゲの山口さんの手造りアンチョビ

 

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もちろん原料は、釧路で獲れたカタクチイワシ!

 

ハナ金(注:「華の金曜日」を意味する古語)の晩酌に楽しむワインのお供に、ワンパターンだけど手軽でおいしいジャガイモのアンチョビチーズ焼きをまたまた

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友人からもらったばかりの馬鈴薯農林1号に瀬野商店謹製アンチョビを乗せて、タップリの白糠酪恵舎シュレッドチーズ(フォンデュ用)とともにオーブンへ

 

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デイリーワインのモンテプルチアーノ・ダブルッツォとぴったり。地元の美味しいものが和商市場で手軽に手に入る幸せ。明日、土曜日は「和商の日」特売です。

 

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森山良子

 

 

面白すぎる長い一人芝居の間に、ふっと割って入る歌の貫禄が、凄い・・・

 

森山良子といえば「この広い野原いっぱい」が定番だとずっと思い込んでいたけれど、加山雄三&ヤンチャーズで唯一の女性メンバーとして歌い上げる「座・ロンリーハーツ親父バンド」など、目が(耳が)離せない活動をしてるなぁ~

根室でのコンサートがメッチャ楽しみ(笑)

 

これは間違いなく「紅白」出場でしょう

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