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おいしい店との付き合い方(2)

Ebichiri

羅臼産トヤマエビを使った海老チリ

  

函館、札幌、釧路と移り住んできて、それぞれの街でお気に入りの店ができて何度か足を運ぶ、あるいは足繁く通っているうちに「今日はいつもとちょっと違う料理にしましょうか?」とか、「これは賄いで作るような料理なんですけど」と言って、通常のメニューには無いものを出してくれる時がありました。もちろん、こちらの好みを十分に判ったうえで作ってくれる料理なので、とびっきり美味しいのは当然のこと。

でも、そういう料理は決してこちらからせがんだり、要求したりするものじゃないことも「常識」だと思っていました。だけど、そういう「常識」がないお客さん(?)もこの頃は多いみたい。いくつかのお店から似たような、苦笑交じりで話される出来事を聞くと・・・

 

ランチタイムの忙しい時に限ってメニュー外の特別料理を要求する人

決して高価ではないけど日本では入手し難いのでボトル売りしているワインを、全てグラス売りで味見させろという人

店に入ってくるなり、断わりも無くデジカメであちこち写真を撮り始める人

 

聞いてて思わず「ウソ~っ!」と叫びたくなります。

話は飛んで、ワイン好きにもいろいろあるのだけど、結局は何を飲むかじゃなくて誰と飲むかに尽きると思う。たまには、とても高価なワインを開けることもあったりするけど、それは気の合う誰かの記念日だったり、特別な集まりの時だったりで、決して有名で高価なワインを飲むためだけに集まる会じゃないから、とても気持ちよくワインを楽しめます。間違ってもワインのウンチクを得々と語ったり、過去に飲んだワインの自慢話をする人なんか、その集まりにはいないから(笑)

札幌から釧路のワイン講座に来てくれている講師の女性がおっしゃってました。「またこの人とワインが飲みたいな、と思われる人になりましょうね」と。

話が途中で脱線したかも。本題のおいしい店との付き合い方は以前紹介した本に。再読味読、葦編三絶まで読む内容あり、です。

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