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温根内のタヌキモ

Onnenai_tanukimo20100718a

釧路湿原でタヌキモの珍しい群生が見られる、と釧路短大大西教授のコメント付きで北海道新聞地方版に紹介されていたので、出かけました。

 

Onnenai_mokudo

温根内ビジターセンターから立派な木道を歩いて1km弱の地点に

 

Onnenai_tanukimo20100718b

小さな径1cmほどの黄色い花。実は水中に広がる葉でプランクトンを捕食する食虫植物なんだそう。捕らえられて苦痛にもがく数多のプランクトンの姿が脳裏に・・・ う~む、ここにもプレデターが(笑)

 

ついでに、湿原の他の生き物たちも撮影

Onnenai_itotombow

イトトンボの仲間でしょう。小さい頃、私の育った地方ではこのような細いトンボを「カミサマトンボ」と呼んでいました。この時期に見かけるトンボはほとんど二匹つながって飛んでいます。

 

Onnenai_shimotsukesou

エゾノシモツケソウ

 

Onnenai_tachigiboushi

タチギボウシ

 

Onnenai_dokuzeri

ドクゼリ

 

Onnenai_rindou

ニンゲン

 

そういえば、二人連れの若い女性の片方がもうひとりに丈の高い草むらのところで「アリエッティみたいに撮って」と言ってました。ちょっと(かなり)無理があると正直、思いました・・・

 

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コメント

わ~
大好きな温根内が!
上から2番目の写真、いいですね。

温根内には、何回も行っていますが、食虫植物のタヌキモ…
初めて聞きました。

シモツケソウは個人的に好きだったりします。

秋には、葦が色づいて、黄金色に揺れていたり…
四季折々楽しめる場所です~。

ああ行きたい(笑)

投稿: aoki | 2010年7月19日 (月) 19時59分

今年は特別らしく、道新記事の中で大西先生が

「例年の10倍以上。湿原を歩いて40年近いが、
 これだけたくさんのタヌキモの花を見たのは初めて」

と、コメントしています。
 
2番目の写真を撮っている時に青大将(へび)がすぐ目の前に現れ
シュルシュルと木道を横切ってゆきました。
とてもビックリ(笑)

投稿: ユンボギ | 2010年7月19日 (月) 23時52分

湿原の美しいお花たちに感動しました。「ニンゲン」というタイトルにもやや感動です。シモツケ草はこちら本家本元でも今満開です。戦場ヶ原ではホザキシモツケが咲き出しています。
北海道は空の広さが違いますね! ありがとうございました。

投稿: takkiy | 2010年7月20日 (火) 00時26分

日光や尾瀬の自然も負けず劣らず素敵でしょう!
緑と花の時期、機会をのがさず楽しんだもの勝ちですよね(笑)

投稿: ユンボギ | 2010年7月20日 (火) 23時36分

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