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キラコタン岬

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つい先日カヌーを楽しませていただいたR[アール]の氏原さんからプライベートでお誘いがあり、釧路湿原が展望できる景勝地キラコタン岬散策に出かけました。
     

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岬地形の先端部は立ち入り許可が必要なため、近くをバイクで何度か走ったことはあるものの、訪れるのは初めてです。

キラコタンのキラとはアイヌ語で「避難するところ」の意だそうで、自然災害からの避難居住地としてキラコタンの名がついた由。

 
立て看板のところへ来るまでにもエゾ鹿による食害の跡が

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鹿は下から上に向かってカンナをかけるように歯で皮をはぐとのことで、よく見ると上端がめくれ上がっています。

    
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湿原の「パンク野郎」ことヤチボウズを見たりしながら、木立ちの中を歩いていてゆくと

     
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画像クリックで拡大します

ぽっかりと開けた草地に出ました。ゴルフ場の芝みたいに手入れされてるかのようなのは、エゾ鹿が食べるからだそう。手前に蛇行するチルワツナイ川、右手に宮島岬、左手遠くにカヌーのゴール地点だった岩保木が。

    
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岩保木の頂上の不思議な「反射板」もしっかり、2001年宇宙の旅に出てくるモノリスのように見えています。

さらに岬の突端へ向かう道ばたで目にしたのは

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根が食用になるというオオウバユリ。このユリ根を乾燥させると甘みが出るので、アイヌの人たちはおかゆに入れて食したのだそうです。

    
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山菜の宝庫でもありますが、冒頭で触れたように国有地の指定地域なのでこれらは一切採ってはなりませぬ(笑)

    
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キラコタン岬の展望地から望む湿原。ここで休憩し、飽くことなくのんびりと景色を堪能しました。

    
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あちこちに落ちているエゾ鹿のフン
       
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一見、たまごボーロのようなのでひと粒食べてみたら、口どけが良くてそれなりに美味しかったです(もちろんウソです!)

    

あちこちにいたダニ。なぜか氏原さんが好まれるようで、私には寄ってきません(笑)

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それにしても鮮やかな赤い色。これも思わず、口に入れてしまいそう・・・

帰りには、オール唐松のすばらしい木造住宅の氏原さん宅に招いて頂いて、デザイナーの奥様も交えておしゃべりタイム。R[アール]のコンセプトがデザインされた素敵脱力系のTシャツまで頂戴してしまいました。アメリカンMサイズ、ピッタリでした。本当にありがとうございます。

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天空をノンビリと漕ぎ渡るイラストのイメージ。奇しくも私の大好きな歌のひとつ、 ogiyodioraを彷彿とさせます。いいですね・・・・

陽はのぼり 沈む  月ものぼり 沈む
流れ流れて どこに行くのやら
陽はのぼり 沈む  月ものぼり 沈む
その天球を 漕ぎ渡ってゆく

オギヨディオラ
オギヨディオラ

動きをとめた風 雨もあがった
さあさあ 舟をこげ

天空の星も 大地の花も
ひそやかに わが道を 生きてゆくように

ふと気がつけば 河が微笑みかけている
私たちも 微笑みがこぼれる

    

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コメント

美味しそうな?動植物のご紹介ありがとうございました。

さすがに北海道は広大ですね。

色彩がユンボギさんの食卓のように美しかったです!

こちらも日光の自然に溶け込みつつあります。。。

投稿: takkiy | 2010年5月23日 (日) 22時42分

takkiyさん

道東には鹿のフンや山ダニ以外にも美味しそうなものが沢山あります(笑)

息子さんとカヌー体験がてら、遊びに来ませんか?
 

投稿: ユンボギ | 2010年5月27日 (木) 00時17分

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