鶴居村スノーハイク
道東に来てからの念願だったスノーシューによる雪上ハイキングを、今日初体験。積雪期にしか入れない釧路湿原の中を歩きました。
キッカケは先週訪れたどれみふぁ空で、声をかけていただいたこと。
スノーシューを初めて履く、の図。びっくりするほど軽い装着感です。
湿原に入る前に生えていたシケレペの木(右側の黒っぽい方)。山葡萄のツルがからまっています。フレンチレストラン「イオマンテ」のスペシャリテに、エゾ鹿とフォアグラのパイ包み焼きシケレペソースというのがあるのだけど、この木になる実を使ってるんでしょう。山葡萄のソースというのもあるから、上の写真は、美味しい取り合わせです(笑)
いざ、湿原に入ると目にする木はヤチハンノキ(手前右)がほとんど。それでも湿原周辺部にはヤチダモ(左奥)の姿も
ハンノキとタモの木では実の形が違います
ヤチダモの実 プロペラの片羽根のような形でハラハラと舞います
ヤチハンノキの実 落ちる時はポットン、かな・・・
ちなみにヤチハンノキは雌雄同株で、1本の木に雄花と雌花が咲くそうです。
右端のひょろ長いのが、雌の実 ← 私の勘違い
ハンノキのひょろ長い物はオスの花です。では、メスの花は・・・、枝には付いているのですがとても小さいです。丸いやつは、メスの花がオスの花から出た花粉と交配して出来た実です。 (氏原さんからのメール)
湿原に住む動物たちの営みの証しがあちこちに
これはエゾ鹿が角でこすった跡
晴天にもかかわらず、木立ちの無い開けた場所に出ると、とたんに冷たい風にまともにさらされます。
中央の白っぽい木は、虫をねらう鳥たちに突かれてしまったもの。ちなみに右端の人物が今日のガイドを務めてくださったR(アール)の氏原さん。
雪原にモミジ形の足跡が転々
これがタンチョウの足跡だそうです。生息地が近いようなので、そちらには行かないように気をつけます。
紫外線が心配なぐらいに晴れ上がった空に、タンチョウが1羽飛んできました。見上げるのが大変なほぼ真上、タンチョウというより天頂鶴です(笑)
残念なことに、唯一のシャッターチャンスが木の枝に重なってしまいました・・・
鳥の住みかになってしまった木 見事に穴を開けられています
キツネの足跡
そこには生々しい血のあとも
その先には、こんなものが
鹿の骨らしいです。これ以外にもあちこちで骨を見かけました。
初めてのスノーハイク、めちゃ楽しかったです。体全体をゆっくり使う有酸素運動なので、運動不足も解消できて心地よい疲れです。
同行された参加者の皆さん、そしてガイドの氏原さん、ありがとうございました! 氏原さんの奥さん手作りのクッキーがとても美味しかったので、それを食べるためにもまた機会を見つけて参加したいです(笑)
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