同・級・生
トレンディー・ドラマの名作「東京ラブストーリー」の序章ともいえる、懐かしい1冊。最近出たばかりの文庫版を手にして読み返したら、韓流恋愛ドラマのような、これでもか!の「行ったり来たり」(笑) もう20年以上前の作品。当時、みんな読んでたよね・・・
この「青春のリグレット」はユーミンがセルフカバー ♪ しているのだけど、天童よしみとの区別がつかないメイクには、ただ驚き。
トレンディー・ドラマの名作「東京ラブストーリー」の序章ともいえる、懐かしい1冊。最近出たばかりの文庫版を手にして読み返したら、韓流恋愛ドラマのような、これでもか!の「行ったり来たり」(笑) もう20年以上前の作品。当時、みんな読んでたよね・・・
この「青春のリグレット」はユーミンがセルフカバー ♪ しているのだけど、天童よしみとの区別がつかないメイクには、ただ驚き。
今年、10回開催が予定されているハートンツリーのパーティー 、その1回目にお呼ばれしました。服部さんのおいしい料理を楽しめるだけでなく、毎回ゲストの興味深い話も伺えるという趣向です。
キャンドルがともるマザーハウスに、20名ほどが集ってハッピータイムのスタート!
見た目も楽しく、パクパクいただけるピンチョス
チーズフォンデュもたっぷりと用意されていました!
本日のゲストスピーカーは、服部(マサト)さんの旧友の娘さんという縁も有る、雑誌スロウの編集者 名嘉真 咲菜(なかま さきな)女史。自己紹介で聞いた年齢は、私のちょうど半分(苦笑)。お願いして、写真のモデルになっていただきました。
咲菜さんの話は、取材で出会った人たちを通して自分の中に形成された、人間らしい「スロウな生き方」について。自然に囲まれた自宅でさまざまな動物(家畜)を飼い、庭で絞めてその命を日常的に頂くというご自身の育った環境も話してくれたのだけど、子どもの頃から知っているマサトさんによれば、そのことがスロウの編集者であるという現在につながってるということでした。すごく納得!
発売されたばかりのスロウ最新号は北海道のチーズ特集(← aokiさん、貴重な情報提供をありがとう!)。この号で咲菜さんは、白糠酪恵舎を取材して記事を書いています。
ミーハー丸だしでサインをお願いしたら、スロウのマスコットキャラクターもいっしょに描いてくれました。もう1ヵ所書き込みしてくれたところは → ここ
オルディネールでの釧路ワインを楽しむ会、今日で126回目。セレクト担当は素人集団の当ワイン会には有るまじき、唯一の有資格者(ワインエキスパート)のK村くん。さすが! のセレクション。始めの白2本の美味さに感動し、いずれも千円台との値段を聞いて仰天 赤のトリは、フーリエのジュヴ=シャン’06だし・・・ さらに、デザートワインとしてK村くん持ち込みのロゼ・アイスワインは個人的にも初体験。やってくれるよなぁ~(笑) 詳細は近日中にアップされる予定の、釧路ワインを楽しむ会ホームページでご覧下さい。
ワインにもまして、相変わらずの十文字シェフの大番振る舞い。マダムがお披露目で持ち歩いたのは、じっくりと火を通したエゾ鹿もも肉の丸ごとロースト。
シェーヴルをのせて
シェフによる丸ごとモモの解体showの場面も撮影させてもらったので、後日アップしますね。
釧路は季節外れの暖気が入って、夜霧に包まれたワイン会の帰り道。
夜霧よ今夜もありがとう。この曲がヒットした1967年生まれのねこPUNさんの後ろ姿を眺めながら、吉田拓郎の歌で、どうぞ
2分40秒前後の映像は、まちがいなく幣舞橋でしょう
釧路のワイン会古株メンバーが世話人さん宅にお呼ばれしてごちそうになった、うれしい会! 手焼きパンに関しては東の横綱が世話人さんなら、西の横綱ねこPUNさんもパンと右手前の豆サラダを持参。出てくる料理がすべて、ちゃんと手がかけられたことがわかるもの。こういうのが「おもてなし」なんだよなぁ、としばし反省。
豆サラダのアップ。黒いのは栗豆、同じ別称を持つヒヨコマメ(ガルバンゾー)とは違って、あまり流通していない珍しいものだそう。
ディップ3種。一見コチュジャンのようなのがドライトマト・オリーブオイル・オレガノ、きれいなグリーンは菜の花ペースト、そのすぐ隣りはクリームチーズ製。林立してるグリッシーニ状のものはスティック春巻きです。
春らしい、本当にきれいな色合いでした。
大きなアサリでとったダシと野菜がしみじみ美味い・・・
泡で乾杯した後の白ワイン3本
左端、シルヴァネールのカビネット。ドイツの辛口白を最近見直したのだけど、これも美味しい白でした。
つやつや見事な黒豆の煮物と、かぼちゃマリネに帆立タルタルのサーモン巻き
和商吉岡肉店のアドバイスをもらったという、世話人さん手作りソーセージ。レンズマメのトマト煮込みも只者じゃないんだよね(感嘆!)
赤ワイン5本とカルヴァドス
デザートは illy のデミタスカップをアレンジして
他にもいろいろあったかもしれないです。私は居心地が良すぎて、途中でグースカ寝てしまいました(笑)
世話人さんと奥様、とても素敵なおもてなしをありがとうございました!!!
J氏の涙が目に浮かぶ曲
温かく応えるS氏
響き合う心の歌。全てを経験したオトナの歌・・・
親密な二人の間に割って入るようで申し訳ないけど
僕の好きなイタリアの歌姫ラウラ・パウジーニの non ce、そのスペイン語バージョンを付け足しで
茶路めん羊牧場の羊に惚れ込んでいるガストーラの安藤シェフ。今年はとことん羊料理にチャレンジする、ということで企画した第1回は「武藤さんの羊を使ったクスクスを皆で食べましょう!」
羊たちの出産ラッシュで24時間体制を敷いているメチャ多忙な時期にもかかわらず、安藤シェフの腕に絶大な信頼を寄せている武藤さんも駆け付けて舌鼓を。挨拶では「内臓のなかで、使い道が無いと思っていた肺を安藤シェフがソテーしてくれたのを食べた時が、いちばん驚いた」とのエピソードを紹介してくれました。
向かいに座るのは、このところ定番(?)のJ氏。
アミューズ ペコリーノのひとくちピッツァ
前菜
マトンすね肉のシュウパウロ(ぶつ切り骨付き肉のモンゴル風塩茹で)をほぐしたものと、羊もも肉の生ハムでいただくアスパラ
ここでのアスパラはもちろん、ほど良い塩味の生ハムとシュウパウロを堪能するための引き立て役。時期じゃないのに敢えてシェフが使ったのが判る取り合わせ!
メインその1 ナバランのクスクス添え
ナバランは本来ラム肉と野菜をデミグラスソースで煮込むものらしい。今回はより羊らしい味わいが楽しめるマトンのもも肉を使ったアレンジ。ソースには煮込んだ野菜をミキサーにかけて裏漉しして加え、それとは別に調理した丸ごとの野菜をゴロっとたっぷり入れて。
メインその2 胃袋、ソーセージ、肉団子の煮込み
肉団子は羊の色々な部位で。ピリ辛の調味料アリサをちょっぴり混ぜながら食べると、いくらでも食べられてしまう(笑) その1その2、つごう2杯ずつお替わりしてしまいました。
ワインはジャン・タルディーのパスグラと、このローヌ。かなり飲み過ぎ・・・
途中から駆けつけた玩味(ワンウェイ)のYシェフのお土産、チャーシュウまん。ほかにも、もとZUPPAのHシェフ、プチ・マルシェのharuシェフなど安藤シェフの交友範囲の広さがわかるシェフ仲間が参加されてました。
武藤さんの羊をまるごと楽しむテキストは
土曜日のお昼過ぎ、和商市場に出かけて冷蔵ショーケースをのぞいたら、茶路めん羊牧場の羊、イベリコ豚というレギュラー陣と並んで、なんとマンガリッツァ豚が置いてありました!
ハンガリーの国宝を生かすだけの料理の腕は無いので、とりあえず見るだけでガマン(笑) 隣りの武藤さんの羊がメチャお買い得な価格なのだけど、その羊を味わい尽くす会が今夜あるので、そちらも見送り。一番安いイベリコを購入。
もうひとつのニューフェイス、めんたいこコロッケ。
吉岡さんとこのコロッケは、普通のコロッケも、イベリコ豚をつかった「大人のコロッケ」もどれも美味しくて評判がいいのだけど、まさか「めんたいこ」がランナップに来るとは・・・ めんたいこはもっちろん地場、釧路産でしょう。
ほんのり桜色の中身。う~む、待ち焦がれる北国の春を先取りした吉岡さんの、その感性に拍手!
通称‘くらたま’と対談形式の「こころの薬」、深夜のJR特急内で一気読みの面白さ。大平健の本は1990年の「豊かさの精神病理」、1995年の「やさしさの精神病理」以来、手に取るのは随分久しぶりだったけど、そのわかりやすさと面白さは全く変わってなくて、楽しめました。
倉田真由美がマスコミからバッシングされた時に、同情してくれた人の言葉より、中村うさぎの「あの程度の報道で、あんたがそこまで落ち込むとは思わなかったよ」との、距離を置いたひとことに救われたというエピソード。
それは大平健の「解説」によると
同情されると重苦しさがますます積み重なってしまう。海で泳げない人がおぼれている時に、隣りで一緒におぼれられても無意味。本人が深刻に考えてしまった問題も、実は大したことではない、と正しいところを突いた言葉が救命具の役割を果たす
ということらしい。「ちゃんと立てば、底に足が着くよ!」ってことかな(笑)
フランスのミッテラン大統領が、大統領府で自分の私生児と暮らしていることがバレて、記者会見で質問されたとき、「そう、それが?(エ・アロール?)」と答えたんです。大変なスキャンダルが、「エ・アロール?」の一言で雲散霧消してしまった。もし彼がごまかしたり怒ったりすれば、きっと大騒ぎになったでしょう。翌日の新聞には、ミッテランが「それがどうした?」と言ったという記事になっただけでした。
これは僕たちが人生で否応なく出会う、いろいろな事態に対処できる実にいい台詞(セリフ)だと思います。
ちなみに、ブログの決めゼリフで「それが、なにか?」と書くのが一部で流行ってるみたいですけど、それとはいっしょにしないでね。
この大平先生は、「甘えの構造」を著した土居健郎の直弟子さん(精神科医)なのだけど、そのあたりのエピソードも読み応えがあります。土井御大は注目を浴びる理論を発表しても、「理論と実践は別」と、理論をむりやり当てはめるようなことはせず、患者一人ひとりに向き合う治療を行った、とのこと。患者の前でいきなり居眠りしてしまうとか(笑)
帰りの深夜JRで読んだ1冊はこれ
有川浩(ありかわ・ひろ)は、何を読んでもホントにいい。まだ図書館戦争は読んでないんだけど・・・
末広町の老舗居酒屋「二合半」で、Kさん夫妻音頭による持ち込みワイン会。
モツ串、精肉串を60年伝来のタレで
具沢山の鍋豆腐
お店の看板料理 牛タン焼き
塩焼きもあるけど、頼むならやっぱり タレ!
かあさんの大きな背中
左から
イタリア フリウリ シャルドネ 2007 イエルマン
イタリア フリウリ ヴィナーエ 2006 イエルマン
(リボッラ・ジャッラ、フリウラーノ、リースリングの混醸)
ブルゴーニュ パストゥグラン 2005 ルー・デュモン
スペイン ティンタ・デ・トロ ガーゴ 2001 テルモ・ロドリゲス
イタリア カルミニャーノ 2004 テッレ・ア・マーノ パッケレート
ボルドー サンテステフ レパゴド・ド・コス 2002
チリ モンテスアルファ カベルネソーヴィニヨン 2007
今日はちょっと飲み過ぎ。詳しくは明日、歌います?!
10年ほど前、札幌のタワーレコードでふと耳にしたこの曲、洋楽だと疑わずに店員さんへ尋ねて購入したそのユニット ラブ・サイケデリコのデビューCDタイトルが‘THE GREATEST HITS’ 栴檀(せんだん)は双葉より芳ばし(笑) ギタープレイがメチャかっこいい!!!
武道館ライブ ♪♪!!!!
聖バレンタインの日に向けて
北京には900万台の自転車があるの
それは本当のこと
私が生きてる限りあなたを愛し続けるのと同じ
否定のできない事実
宇宙の果てから120億光年のところに私たちはいるの
たぶん、なんだけれど
それが真実だとはだれも言えない
でも、私にはわかるの
私はいつもあなたといっしょにいる、ということが
(訳 by ユンボギ)
ケイティ・メルアのこの愛らしいラブソングはこのブログでもすでに以前紹介しているのだけど、愛にあふれたこの歌の詩をより正確なものにしようとする取り組みをYouTubeで見つけたので、幸せなバレンタインデーを迎える恋人たちのために、いらぬ老婆心を
科学に裏付けられた新しい歌詞は
We are 13.7 billion light-years from the edge
of the observable universe,
That's a good estimate with well-defined error bars,
And with the available information,
I predict that I will always be with you.
私たちは観測可能な宇宙の果てから137億光年のところにいるの
それは明確な誤差範囲内の信頼できる推定
そして得られた有力な情報から
私はいつもあなたといっしょにいると予測するの
(拙訳)
最先端の科学にかかると、愛情の表現はやや後退してしまった印象が否めない・・・
1973年、3人のパブロが死んだ。パブロ・ピカソ、パブロ・カザルス、そしてパブロ・ネルーダ・・・
というラジオから流れた朗読が深く印象に残っている、五木寛之「戒厳令の夜」の一節。
先月、ひとりのロバートが亡くなった。
ワイン好きにとってロバート・パーカーといえば、パーカー・ポイントで有名なRobert M. Palker Jr. ↓ なんだけど、そちらはまだ健在。
どちらが善人か(善人に見えるか)は、あえて問わない
こちらの、亡くなったロバート・B・パーカーが描いた私立探偵スペンサーはけっこうなグルメらしく、自分で料理もする。スペンサーシリーズの本に登場する料理にこだわって、1冊にしたのがこれ
僕はまだ、この中のレシピで料理したことは無いのだけど
なんとか時間がとれたので、ランチは道立近代美術館の近くにあるキムラさんへ。直前に電話を入れたら、マダムがワイン仲間のMさん夫妻にも連絡を入れてくれて、久しぶりに会食することに。
前菜 ブランダードのテリーヌ
南フランスはニームの郷土料理だそう。この料理の前にはアミューズの、ツナとアンチョビのペースト(アンショワイヤードというらしい)を肴に、マダムが剛毅にもボトル1本サービスしてくれたクレマン・ド・リムーをグビグビと。とにかく、この辺でもうすでに木村シェフの料理の世界へどっぷり惹き込まれてしまいました。
スープ ド ピストゥ
バジル風味の野菜のスープ。越冬キャベツ特有の甘みが体にほんわりと。マジ、おかわりがしたかったです。
メイン ドーブ・ド・ブッフ・アラ・プロヴァンサル
南フランス風牛肉の煮込み オレンジ風味。ジャガイモのピューレのように見える白いのは、とうもろこし粉で作ったポレンタ。この料理には、木村シェフのフランス修行時代の思い出がある、可愛いエチケットのクローズ・エルミタージュ赤を
デザート クレーム・ブリュレ
これもプロヴァンサル流に、上に乗っているのはハチミツ入りのアイスクリーム、クレームブリュレはレモン風味。とことん南仏。
食後のコーヒーには、小菓子のサービス・・・
もう、足を向けては寝られません(笑)
お腹に貫禄のついたシェフと、ポーズを決めるマダム。本当にごちそうさまでした! フランスへの研修旅行の成果も楽しみにしていま~す。
それから、Mさん夫妻、楽しいひとときをありがとうございました。
プロヴァンサルキムラ シェフの厨房日記
やや荒れ模様な天候の夜、札幌でマサさんのワイン会に出席。
会場は、大通りのテレビ塔にほど近い、南一条のイタリアン「マトゥーロ」。
リグーリアの白’91でスタート。
ピガートというブドウ品種はベルメンティーノのこと、と隣りに座ったこの店のオーナーでもある I さんがレクチャーしてくれました。以下の料理名は、かなり酔ってうろ覚えなので、間違ってたらゴメンナサイ・・・
鯛とヤーコンのカルパッチョ
トリッパ
イカ墨入りパスタ
白の2本目、3本目
個性的だったピガートの後のガヤのシャルドネは「ホッとする」味わい。 続いて、ジラルダンのコルトン・シャルルマーニュ、それもカンテサーンスが出てきて、びっくり仰天。だから、マサさんのワイン会はコワい。自分の今年の幸運を使い切っちゃったんではないか、という不安が頭をチラリとよぎって(笑) *カンテサーンス (noisyさん、直リンク、済みません)
リゾット ボロネーゼ
サワラ きたあかりのピューレ
赤の1本目、2本目。リジーニのトップキュヴェ、ウーゴライアとドメーヌもののデュジャック。マサさんのすごいところは、自分で寝かせて、飲み頃になったものを持ち込んでは惜しげもなくみんなに振舞ってくれること。ワインの造詣はメチャ深いのに、ウンチクらしいことは一切語らず、楽しそうにニコニコ笑っているだけ、という生き神様みたいなかたです。
メイン マンガリッツァ豚のロースト トリュフソース
イベリコ、ビゴール、バスクとブランド豚肉を食べるたびに、その美味しさに驚かされてきたけれど、このマンガリッツァ豚も本当に美味しくて、みんな唸っていました。色合いも、とてもきれいなサクラ色。月並みですが、素材を生かす「火の通し加減が絶妙」としか言えません。
赤の3本目、4本目。それぞれ、サグランティーノとピニョーロというイタリアの土着品種でつくられたワインだそう。右のピニョーロは’99でも「まだちょっと、固いなぁ」とマサさんがつぶやいてました。
ドルチェ 思い出せない・・・
氷点下22.1℃を記録した、久々の釧路らしい寒い朝。ベランダから望む、けあらしの海、青い空(右上には月)。
この時期、ネット購入したワインは凍結(過冷障害)防止のため「クール便」での配達を指定するのだけど、内地の都市部と異なり道内の地方を走る「クール便」の信頼性は、文字通りお寒い限りなので(笑)、ショップの方へもボトルの防寒対策(厳重な厚手梱包)をお願いするようにしています。もっとも、noisyさんのように標準仕様が超防寒対応になっているお店もありますけど。こんな気温の時は、本当に安心です。