滅多に寄らない釧路駅の古本屋で目についた高橋留美子の旧作。人魚の肉を食べて不老不死になった少年と少女をめぐる物語。少年少女といっても二人とも何百年も生きる存在なのだけれど。不老不死になってしまった主人公の「普通の人間に戻りてえんだ。普通に年とって、老衰で死にたい」というのは、殺されても(!)死なないで生き返る凄惨な体験をうんざりするほど繰り返してきた結果から吐露される真情。留美子ワールド、久しぶりに堪能しました。
今日の夕飯。和商瀬野商店のホタテをバターでソテーしてパルミジャーノを削りかけ、体が野菜を欲していたので付け合せはトマトサラダと茹でキャベツ
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