« 2009年3月 | トップページ | 2009年5月 »

agneau de lait

09_agneau_de_lait_0

道東にも春という季節の到来を感じさせるお肉、茶路めん羊牧場のミルクラムの時期が今年もやってきました。安藤シェフにお願いして、男4人の「ミルクラムを楽しむ会」の開催です。

シラウオと山ミツバのアミューズで乾杯し、そのあとはミルクラム尽くし。

まずは、新鮮な内臓の三点盛り

09_agneau_de_lait_2

09_agneau_de_lait_21_2

ブラックオリーブ、トマト、腎臓、カブのピンチョス

 

09_agneau_de_lait_23

考えるコロッケ トマトソース タップナード添え

 

09_agneau_de_lait_22

脾臓と胸腺の免疫担当臓器コンビ 胸腺と見た目ソックリのカリフラワー添え

 

もうこの三点盛りだけで、今日来た甲斐があったね、と一同・・・

ちなみに「考えるコロッケ」の中身はこちら

09_agneau_de_lait_24

 

ワインは私も初めての超稀品、イルレギー産ドメーヌ・イラリアの白(!)

09_agneau_de_lait_vin_blanc

そして途中からは同じイルレギーで、これも初めてのロゼ(!!)

09_agneau_de_lait_vin_rose  

  

どんどん頂きます

09_agneau_de_lait_3

ブイヨンを含ませた肺と心臓 ホワイトアスパラ

 

09_agneau_de_lait_4

アリサを使った胃袋のピリ辛スープ ハマボウフウと新ブキ入り

 

09_agneau_de_lait_5

モモ肉のカルパッチョ 春菊のせ

散りばめられているのは三友牧場のチーズ。モモ肉の下には山ワサビを絶妙に効かせたマッシュポテトが隠れていました。

 

そして、メインが焼き上がってお披露目

09_agneau_de_lait_1

 

09_agneau_de_lait_6

ゲランドの塩と桜塩で頂くアニョー・ド・レ  

4人とも食べるのに夢中になって、会話が無くなってしまいます。

 

まだ終わらない!

09_agneau_de_lait_7

レバーのサラダ仕立て

黒っぽく見える野菜は、新食材のピリ辛水菜というものだそうです。

 

まだまだ、終わらない

09_agneau_de_lait_8

アイスクリームとイチゴのデザート

例の、この時期限定アイスクリームです。

 

お料理がどれも凄かったので個々のコメントは控えますけど、安藤シェフがイチオシのイルレギー・ロゼ、お料理にとてもよく合いました。都合、4人で3本と量は控えめなのに、200%の満足感です。

09_agneau_de_lait_vins

 

締めはアルマニャックをベースにしたリキュールの、イザーラで

09_agneau_de_lait_9

安藤シェフ、本当にごちそう様でした!

| | コメント (0)

雪でした

It_is_snowing_tonight_2

今夜はガレットパーティー。会場となったイオマンテの1階エントランスから眺めた外の景色。写真ではわかりにくいけど、大荒れです。道内は、釧路以外も同じような天候のよう。

パーティー終了後、タクシーがなかなかつかまらなくて困りましたが、なんとか1台確保でき事務局みんなで相乗りして帰りました。

 

猫    ♪

| | コメント (0)

和商の日のガレット

Washo_galette_1

和商の日のチーズ市場に、STAXさんが開発したガレットセットが並び多くの買い物客の関心を呼んでいました。パッケージがかなりお洒落で、これなら銀座の百貨店の品揃えに入ってもおかしくありません。

フルセットはこちら

Washo_galette_3

生地やそば粉の単品購入(→詳細はこちら)もできるので、私は生地(2種類)を購入し夕食とすることにしました。

Washo_galette_5

右の食事用生地は焼く時に武藤さんのラードを使用し、左のデザート用は酪恵舎のバターを使っています。いずれも5枚入り。

夕食の一枚目は、エスペレットをまぶした吉岡さん特製のパンチェッタでバスク風(?)ガレットを。

Home_galette_1

薄切りにしたものを弱火でじっくり焼くあいだに、生地も焼きます。

Home_galette

生地には粒々のそばの実が入っているのが見えます。

Stax_galette_set_2_2

いつも通り、酪恵舎のフォンデュ用チーズミックスをまぶし、卵を割り入れてフライパンにフタをしてしばし、途中でパンチェッタを乗せて出来上がり。

Home_galette_2

仕上げに卵の黄身に塩、胡椒。ドリンクは、明日のイオマンテさんでのガレットパーティーでも提供する増毛シードルのブリュット(辛口)。

Home_galette_3

このパック生地をつかったガレット、本当に手軽なのにパリッモチッ として、自分で生地から作るよりおいしいです(泣) パンチェッタとも好相性。

 

2枚目は、卵抜き(朝食で2個食べたので、もうすでに1日で3個も食べてしまったから・・・)で、ブロッコリーのガレット

Home_galette_4

その昔、「野菜を摂らにゃ~、だちかんぞ~」と田舎の母親が街で暮らす息子に向かって叫ぶCMがありましたっけ。これぐらい食べれば、許してもらえるかな。

 

そして、デザートは三友牧場のヨーグルトと、そばの蜂蜜をかけて2枚!

Home_galette_5

さあ、明日もイオマンテでガレットを食べまくるぞー

| | コメント (2)

フラッシュダンス

イ・ヒョリ、日本では安室奈美恵のような位置付けになるのかな。個人的な好みとしては、圧倒的にイ・ヒョリのほうなんだけど(笑)

このプロモーションビデオ(PV)、様々な動きをダンスに取り入れたり、オーディションシーンやハッピーエンドなど、いたるところに映画「フラッシュダンス」(1983年)へのオマージュが見て取れますね。もう26年も前の映画で、アイリーン・キャラの主題歌、主演のジェニファー・ビールス、どちらも好きでした。

ところでYouTubeには、いろいろなヴァージョンのFlashdanceがアップされていて、名前まで似てるジニファー・ロペスの、それこそ映画のシーンをソックリ(ちょっとワイルドにして)そのまま真似たPVもあるので、オリジナルを観てない人にはどれが本物か区別がつかないと思います。

でも、これは、ぜぇったいオリジナルじゃない! というのは判って頂けるでしょう。

| | コメント (0)

釧路ワインを楽しむ会(第117回)

Dsc04227a

毎月恒例、オルディネールさんが会場のシロウト集団ワイン会。会場の定員を脅かす26名もの参加で開催されました。こんなに人数が多いと、不届きにもワインエキスパートの資格を持つメンバーもいつの間にか紛れ込んでいて(笑)、その唯一の有資格者kくんのワインセレクトでした。イベリコ豚のメインディッシュと、赤のトリを務めたミシェル・ラファルジュのヴォルネイ。

| | コメント (0)

山菜採り

Gyouja_ninniku

友人に誘われ、朝6時過ぎに起きて白糠の山奥へギョウジャニンニク採りに出かけました。道東に来てからは山歩きをほとんどしなくなっていたので、久し振りに自然から元気をもらった気分です。入った山には、それこそ山ほどギョウジャニンニクが生えていたのだけど、とりあえずは自分で消費できる分量を頂戴してきました。

帰り道では、こんな拾い物

Gyouja_ninniku_deer_tooth

エゾ鹿のアゴの骨

採ってきたギョウジャニンニクは、まずは味見程度にお月見焼きで

Gyouja_ninniku_otukimiyaki

| | コメント (4)

和商マルシェの吉岡肉店

Yoshioka_meatshop1
吉岡さんのショーケースの雰囲気が最近ガラッと変わりました。夕方になって出かけたので、ショーケース内はところどころ疎らになっていますが、以前の精肉中心からハムやベーコンなどの手作り加工品が目立つようなディスプレイに。左上の「とど」の缶詰が無かったら、ヨーロッパのお肉屋さんかと、見間違えてしまいます(笑)

   
Yoshioka_meatshop2
煮ハムのジャンボンブラン。その隣りは牛タンのコンフィ。

    
Yoshioka_meatshop3
ベーコンやパンチェッタなど、いろいろな加工法で作り上げられた逸品の数々

とりあえずジャンボンブランと、エスペレットをまぶしたパンチェッタ(写真中央)を購入しました。

   
Yoshioka_meatshop_jambonblanc
北見産の豚ももを塩、黒胡椒、ローリエ、タイム、パセリで煮て作ったハムです。肉食文化の先進地、ヨーロッパの旅行記なんかを読むと、「通りすがりの肉屋でハムを買い、公園に行ってパンとワインで気軽な食事にした・・・」というような記述にしばしば出合います。もちろん日本で見かける大量生産のプレスハムじゃなくて、このジャンボンブランのような、その店自慢のひと品なんでしょう。そういう本物のお肉屋さんが釧路にも在る、ということですよね。

    
Yoshioka_meatshop_jambonblanc_opens
吉岡さんに教わり、ゼリー状の煮こごりをソースにしてプチトマトとともにカンパーニュに乗っけてオープンサンドで。これは、みんなにぜひ試して欲しいですね。ワインを飲み過ぎてしまったほど、美味しくて止まりません。

ところで、エスペレットをまぶしたパンチェッタは、どうやって食べよう・・・

Yoshioka_meatshop_pancetta_despelet
   

| | コメント (0)

北海道へようこそ

Gvstora20090417aspara

友人の道草さんが釧路へ来られたので、なにはともあれガストーラへ。お願いしてたアスパラは、より甘みを楽しんでもらえるようにとローストして塩味のきいたパンチェッタとともに出してくださいました。確かにアスパラの甘みが際立ってきます。

 

Gvstora20090417toki

魚料理はトキシラズ。まだ走りの走り、市場で他の魚に紛れ込んでたのを、安藤シェフが見逃さずにゲットしたもの。

 

Gvstora20090417kohchin

メインは名古屋コーチンです。釧路でなぜ?と思ったけど、料理を口にした途端にそんな思いはどこへやら(笑) クレソンのソースの鮮やかさとともに、銘柄鶏の凄さを感じました。そして、この後に出された、名古屋コーチンで取ったスープの濃厚な旨さといったら・・・・  具として浮かべられたハマボウフウの土の味わいとの組み合わせ。いつもながら、ただただ、幸福感に包まれます

道草さんのブログにコースのお料理が全て紹介されていますので、気になる方はどうぞ!

| | コメント (0)

季節の邂逅

Gvstora_aspara20090415

前夜が満席で入れなかったガストーラ、一人でまたふらりと行ったら、この春に東京へ栄転した友人S氏が先客でいて、急遽同席にして会食。

ナイフより長~い十勝産の超特大アスパラ。携帯の写真では判りにくいですけど、ウニとツブがふんだんに載っています。絶品!としか書けません・・・

これだけでも大満足なのに、メインはメニューには載せない茶路の羊のトマトソース煮込み。ココット・オーバルでドンと。大食漢の二人でおかわりを繰り返し堪能

Gvstora_mouton_20090415

 

それにしても、ホワイトアスパラの美味しさが印象に残り、近日中にお客さんを案内する時にもまた用意して頂くようお願いしました。

Gvstora_aspara20090415a

| | コメント (0)

現在の生き方

How_do_we_live

4月10日付朝日新聞(12版)のコラムから。

不況の今こそ、際限なくふくれあがった欲望を諦める好機、お金以外の価値を思い出せるかも知れない - との文章に続くのが上の言葉。

30代ぐらいまでの自分なら「なんて後ろ向きな考えだ!」と一笑に付した可能性が高いけど(笑)、この歳になるととても心に響いてきます。

 

全文

How_do_we_live_1

| | コメント (0)

家でガレット

My_home_galette_1

それいけ!北のガレット大作戦の完成は、地元の各家庭で普通にガレットが食卓に上ること。地産地消はもちろんなんだけど、今日はそば粉(音別産)とチーズ(白糠産)が地元で、肉加工品は和商吉岡さんで調達したイタリアの生ハムとスモークソーセージを使用。

My_home_galette_2

そば粉に塩と卵、水を入れ混ぜ合わせて生地を作ります。配合比率は、北のガレットの会代表の楡金シェフのレシピに基づきました。ただし、生地をひと晩は寝かせず、室温で2時間ほど置いて使いました。

My_home_galette_3

この生地を、直径30cmの大フライパンに広げます。フライパンが冷めた状態で生地を入れるのが、きれいに焼くコツです。

My_home_galette_4

チーズと卵を載せ、フタをかぶせて白身が固まるまで火を通し、生ハムを散らしました。

My_home_galette_6

イメージは神楽坂のル・ブルターニュで頂いたものなのだけど、そうは上手くゆきません(笑)

My_home_galette_7

でも、「外がパリパリ、中もっちり」はけっこう良くできています。少し自信が湧いてきました(笑)

続けて、どんどん焼きます。

My_home_galette_8

卵抜きで、イタリア産スモークソーセージとチーズのガレット

 

My_home_galette_9

チーズを吉田牧場のラクレットに代え、ソーセージも小口切りにして3枚目

デザートもル・ブルターニュで頂いたハチミツのガレットをイメージ。帯広に行った時に見つけて購入した、ソバの花から採ったハチミツを使って。

My_home_galette_salt_and_honey

My_home_galette_domestic_honey

ソバ蜜って色が黒い、というか褐色ですね。他の花の蜜とは全く異色です。

My_home_galette_black_honey

My_home_galette_10

生地に入れたゲランドの塩と、ソバ蜜の味わいがなかなかオツです(笑) このデザートガレットは結局もう1枚焼いて食べました。以上、今日の夕食。ちょっと食べ過ぎか・・・

| | コメント (0)

バスケット仲間との打上げ

3月末で年度締め。今年度の練習は5月の連休明けから。それで今夜は、釧路の駅裏にある焼肉「大吉」で前年度の打上げ宴会。10分ほど遅れて着いたら、すでに煙でもうもう、目が痛くなるほど(笑) 男女ほぼ半々の総勢14名で食べ放題、飲み放題。

メンバーの一人、チャーリー(←れっきとした日本男児)のなじみのお店ということで、お肉の質がとてもいい! 実家が焼肉屋をやっていた時期があるので、普通の食べ放題の店のお肉には「かんべんして・・・」と感じることがあるのだけど、ここのサガリを始めとするお肉は、どれもおいしかったです。

3階が貸し切りの部屋で、2階は小上がりとカウンター。一人でもいいのかな

飲んだ後、酔いに任せてみんなで駅の地下通路はダッシュ! 階段は駆け上がり(笑)

| | コメント (0)

懐メロ・フォーク

Nhk_shumiyuyu

4月からの新番組。今日はアリスの、冬の稲妻

原曲の編曲者でもある講師、フォークギターの神様と呼ばれる石川鷹彦氏が初心者向けに3コード(G→Am→D7)で演奏できるようアレンジして紹介したので、画面の前でいっしょに演奏してしまいました。

| | コメント (0)

歓迎会

Zennikku_welcome_party20090408

職場の歓迎会を釧路全日空ホテルで。和洋中折衷の宴会料理、二品めに握り寿司を出してくれ!という我が職場の大食漢幹事の横暴を聞いてもらって、このメニュー。洋食はさすがに美味しかったです。

| | コメント (0)

釧路の中国料理店

Wan_wei

辛いものはきっちり辛いのに、全てに「優しさ」を感じる料理が頂けるお店です。扉を開けて入り、カウンターの向こうの広いオープンキッチン(文字通り、隠す所のない完全開放の調理場です)を見ただけで、ただならぬ料理店なのが判るはず。

甕入り老酒を楽しみながら、ゆっくり時間をかけて中国料理を味わうことができる人には、これほど素晴らしいお店はないでしょう。飲めない人でも、食事を単なる「栄養補給」としてではなく「豊かな時間」として過ごせる方にならお勧めできます。

くれぐれも時間には(心にも)、ゆとりを持ってお出かけくださいね。

| | コメント (2)

5周年

Gvstora_5years_memorial1

ワイン会仲間のJ氏、応仁の乱を避け(?)古都を離れて釧路にやって来て、5年。どんな歳月であったのであろうか・・・・  同じく5周年を迎えたガストーラで、2人でひたすら食べて、飲む。安藤シェフの温かいもてなしに感謝しつつ

 

Gvstora_5years_memorial_2

前回写真を撮り損ねたバスクの羊乳チーズ ナポレオン 再び

| | コメント (4)

十勝本別町の味噌・醤油

Honbetsu_miso_soysource

バスケット仲間が十勝の本別町に嫁いだ時にお祝いとしてシャンパーニュを贈ったら、新婚旅行のハワイ土産とともに本別町産の味噌と醤油をお返しに持ってきてくれました。

先日のパン教室の早川先生も言ってましたけど、本別町の小麦と豆はとても良質なようですね。披露宴の時に言葉を交わした新郎も、農業に自信を持つ好青年でしたから、その心が作物の出来に当然反映するのでしょう。

もらったお味噌で、生まれて初めて(笑)、味噌汁を作りました。この歳まで、味噌を自分で買ったことはないんです。普段はほとんどフライパンでチャッと出来るものしか作らないし。とにかく、いつもの適当、目分量でナメコと豆腐と長ネギの具沢山味噌汁を作りました。醤油は、卵かけごはんにチャパチャパとかけて。

友人から貰ったお味噌のおかげで、味噌汁のある人生が始まりました。

| | コメント (0)

« 2009年3月 | トップページ | 2009年5月 »