誰の夢?
作家の村上春樹氏がイスラエル最高の文学賞、エルサレム賞の授賞記念講演において、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザの攻撃(一般市民1300人以上が死亡)を独自の比喩で批判したという
人間は壊れやすい卵
高い壁に挟まれ、壁にぶつかって壊れる卵
私は卵の側に立つ
上の映像で流れるのは、日本でも1970年から71年にかけて大ヒットした曲
歌っている本人たちは当然、まだ生まれていないでしょう
この曲の発祥の地、イスラエルの軍の余興のよう
間奏のアレンジにお国振りが出ているけど
やはり音楽は国境を確実に越える
だから言葉がわからない中東のこの人たちをとても身近に感じるのに
この人たちがガザを攻撃した?
平和な暮らしは、いったい誰の夢?
日本語バージョンは、こちら
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コメント
ユンボギさん
ごめんなさい。何度聴いても歌のタイトルが思い浮かびません(僕の生まれた頃ですよね)。
春樹さんのコメント、なんだか結構感動しました。『風の歌を聴け』からずっと読んできた読者にはそれなりの感慨をもよおす内容でしたね。
自分の立ち位置を見失って戸惑ってばかりの昨今ですが、結局自分自身の足元で起こっていることに一つずつ対処していくしかないんですよね。
うーん、難しい。ごめんなさい。
投稿: J | 2009年2月20日 (金) 00時49分
曲名は「圭子の夢は夜ひらく」ではありません。
http://www.youtube.com/watch?v=qurr7qTpQIg
確かに宇多田ヒカルのお母さん、藤圭子の17歳でのデビュー曲であるその歌も大ヒットしましたが、こちらはもっとモダンな女性の名前です。
青年が戸惑わず、人生に迷うことがなければ、将来立派なおじさんになることはかないません。難しく考えなくていいですから、いっぱい迷ってください。
なんか、生協の白石さんみたいなコメントで、ゴメンと・・・
投稿: ユンボギ | 2009年2月24日 (火) 22時08分