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大みそかピンチョス

Gvstora_pintxos_2008

大晦日の夜は、ガストーラのピンチョスをつまみながら紅白歌合戦を見る、という真っ当な過ごし方をここ数年続けています。紅白はともかく、ガストーラのピンチョスを頂くのは釧路で年越しを迎えることができる選ばれし者たちの特権ですから!

Gvstora_pintxos20081 Gvstora_pintxos20082

大きなボックスに二人前入っているので、紅白歌合戦の時間内には一人じゃさすがに食べ切れません(笑) ところで、紅白、姜尚中と松坂慶子という二人の在日が審査員席に並んで座っているのを見て、本当に時代は変わったなぁ、とつくづく思ったのでした。

出演者の中では、4分間のピアニストばりの熱演を見せてくれたアンジェラ・アキが、とりわけ印象的。

20年前のACブルを味わいながら、しみじみと新年を迎えました。

Yearend_wine

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年末ごちそう便

Kani_hokusen1

年の瀬はいろんなご馳走とともに飲んだくれてました。すごく立派な毛蟹、30cm径の青磁皿でさえ窮屈そう。カニのプロ北釧水産さんの見立てなので、当然とは言え、もう身がびっしり。

Kani_hokusen2

とにかく甘いです、塩茹でのはずなのに(笑) これが毛蟹の旨さなんですね。ミソもたっぷりありましたが、写真を撮る前にすすっちゃいました。

それから、釧路産天日干しの子持ちシシャモ

Shisyamo_hokusen

同梱されていたゴマ油とポン酢を使うマリネのレシピを、白ワインに合わせたくてオリーブオイルと白バルサミコ酢に代えて料理。ものの5分で出来上がりなのに、かなり美味しいです。やはり素材が良いせいなんでしょう。ワインがメチャ進んでしまいます。

Shisyamo_vino_bianco

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着衣のマハ

Clothed_maja

札幌の丸井今井デパート南館にオープンした道内最大の書店、ジュンク堂を覗いてきました。ネットで購入するのとはやはり違って、目的以外の本にもあれこれ目が行って意外なもの見つける楽しみがありますね。ジュンク堂のブックカバーはわりとオーソドックスな紙質と色、デザインです。

 

Naked_maja

ブックカバーを脱いだ中身は「さいはての彼女」。荷物になるので旅先では単行本をあまり購入しないようにしてるのだけど、これは面白かった。おすすめです! 

東京でキャリアウーマンとして我武者羅に生きてきた女性が、自分の人生を見つめ直す機会を図らずも与えられるハメになる4つの物語。うち2つは辺境の地、北海道(笑)が舞台。 4つの話の主人公は皆違うのだけど、最初と最後の物語のヒロインに関わってくるバイク乗りの少女が爽やか。女満別から知床半島を巡るツーリングの描写、大きなバイクに乗ってみたくなります。読み方は違うけど、釧路ワイン会メンバーと同姓同名の人物が登場するオマケ付き(笑)

第3話、釧路空港に降り立った(逃げてきた?)ヒロインが、鶴居村の伊藤タンチョウサンクチュアリで出逢ったレンジャーは、東京での自分の肩肘張った生き方を知っている元・同業者。自分といえば相手のことを全く覚えておらず、そのことで赤面するのだけれど。丹頂写真家のホテルの主人など、鶴居村の温かな人々と豊かな自然の中で、落ち着きを取り戻してゆく。ヒロインがタンチョウの群舞に心を奪われる場面に、深く共感。

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ワイン会御用納め

Tamarisuku0  

個人的にとてもお世話になっているマサさんのお誘いで、札幌の愛好家の方々とのワイン会御用納めを、たまりすくにて。

Tamarisuku1

これまでは地階パーティルームの経験しか私は無かったのだけど、今日はメインテーブルでセラーを眺めながらのワイン会。

 

まずはシャンパーニュ4連発

Tamarisuku_champagne1

Tamarisuku_champgne2

ビリケンさんの手前に並んでいるのはジェローム・プレヴォーやジャクソンなどなど!そしてお料理は

Tamarisuku_dish1

アボカドと蟹の前菜 フレッシュトマトのソース

 

Tamarisuku_dish2

きのこのスフレ

 

Tamarisuku_dish3

海老のビスク

 

この辺りで白ワインに

Tamarisuku_vin_blan

ビリケンさんを背景にセラファンのブル、ウィリアム・フェーヴルのシャブリ

 

Tamarisuku_dish4

甘鯛のナージュ

 

Tamarisuku_main

メイン 和牛のロッシーニ風

 

赤ワインは3本

Tamarisuku_vin_rouge

 

そして、デザート

Tamarisuku_dessert  

 

そしてグラス、グラス、グラス

Tamarisuku_glasses  

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聖夜の晩餐

Xmas_pumpkin

職場では朝からバタバタ。江戸の敵を佐渡で討つ???じゃないけど、もめた出張の会議の延長戦(場外乱闘)を心ならずもやるはめに。

9時ごろに帰宅、せっかくのクリスマスの夜なので頂き物で華やかな雰囲気作り。カボチャのオーブン焼きホワイトソース、オリーブ塩と鷹の爪トッピング。

カボチャはとても甘く、ホクホクしてます。

Xmas_pumpkin2

晩餐のつもりだったけど、クリスマスケーキを食べてるような気に(笑) 猫舌なので口の中の粘膜がべろべろに剥がれてくるのも気にせず、まだ熱いカボチャをスプーンですくってワシワシ食べ進めてゆきます。付け合せは実家手製の冷えたカクテキ(大根キムチ)。飲み物は、水(笑)

Xmas_pumpkin3

さすがにお腹がいっぱい。カロチン豊富な緑黄色野菜と繊維たっぷりの根菜で過ごせた健康的なクリスマス・ナイト。私は無神論者ですが、この不況下でも衣食住に困らずに済んでいることを、今日は真面目に感謝します。

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聖夜の贈り物

Merry_christmas

明日はクリスマス・イヴ。一人暮らしだと正月の〆飾りや鏡餅は用意しないけれど、その分クリスマスにそれらしい飾り付け。ステンドグラスの素敵なリースは、ガストーラに飾られているのと同じ工房のもの。ちょっと、自慢(笑)

 清し この夜 

飾り付けのご利益か?、チーズ仲間のAさんから、まるでサンタクロースであるかのように長芋やら無農薬玉ねぎやらカボチャやらイカの粕漬けやら手製ホワイトソースやら、とにかく沢山!嬉しいものを頂戴しました。

いっしょに頂いた音更町ののんびり屋さんのパンが、また美味しいです。天然酵母を使っているとのことだけど、とにかく香りが良くて堪らなくそそられ、上の頂きものは明日のごちそうに回す事に決定して、今夜はパンと生ハムとワインの夕食。

Nonbiri_breads

手前のエピと、断面が見えるカンパーニュはクルミ入り。ワイン飲みのために作られたような感じです。この前の日曜には釧路ワイン会の世話人さんから焼き立てパンを頂いてペロッと平らげたばかりで、このところとっても嬉しいパン長者(笑) 来年は自分でもゼッタイ、パンを焼けるようになるのが目標!

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白一色

Salt_city

空の中」の著者のデビュー作。当初は電撃文庫という、ティーンエイジ・ギャルを読者に想定した文庫として世に出された(らしい)。これは改訂増補の、大人向けライトノベル版単行本。人間の体が突然に塩と化す、原因不明の奇病「塩害」が猛威をふるい、都市機能が麻痺した世界の物語。

18歳の真奈と、27歳の秋庭のカップルを主人公にした計10の話からなる。出だしの第1話があまりにもファンタスティック! で、その勢いで読み進めていくとあちこちに電撃文庫の名残らしいキャピキャピ会話などが出てくるため、それがダメな人にはかなりツライ読書になるかも。

そんな中で、第8話の「世界が変わる前と後」のように、そこまで突っ込むかぁ、というような心理描写の連続があるので、油断ができない。何かキッカケがないと相手の存在の大切さに気付かない、ってことはママある。塩害のようなパニックは、そのキッカケとしては十分過ぎる、ということか。

海堂尊「チーム・バチスタの栄光」に出てくる厚労省の変人エリートである白鳥にそっくりの、自衛隊立川駐屯地司令・入江というキャラが面白い。悪い奴じゃないけど、こいつとは友達になれないなぁ、そんな感じ。実際、描かれ方もその通りだし。物語全体としてはスペクタクル・パニックサスペンス+ちょっとラブコメで、人間の悲しさが隠し味に。

ハビブ・コワテ - バトゥマンベ ♪

今日の釧路は、本格的な雪模様。塩ならぬ白一色

A_snowy_town

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君の名は

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真知子巻きじゃなくて、普通にプチプチで巻いて送った茶路めん羊牧場のレバーパテ(賞味期限、いちおう12月19日)、いまだに相手先に届かず迷っている、との連絡が真夜中に。最初に宛て先の番地を間違えて書いた私に非があるのだけど、17日に訂正したにもかかわらずのトラブル。扱う荷物が多いこの時期はバイトの配達人も多いから、詰めが甘い気がします。身から出たサビなんですけど、ちょっとがっくり・・・

Oさんが、ちゃんと明日は受け取りにサインができることを祈って

Terence Trent D'arby  -  Sign your name  ♪ 

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エゾシカのロースト

Ezoshika_roast20081218

前に大量にもらって冷凍しておいた一部、800gほどを解凍してローストしました。今日の夕食。中心部は赤く、カツオのたたき状態。でも、これぐらいの火の通り具合が、食べて美味しく感じるんだ、と確信しました。塊りの端の方でこれより火が少し通っている部分だと、とたんに食感がモサッとした感じになってしまいます。

野生動物からのE型肝炎ウイルス感染が一時期騒がれたけど、厚労省研究班のその後の疫学調査でエゾシカに関してはほぼ濡れ衣だということが判ったので、あまりムキになって火を通さないようにしました、自己責任で(笑)

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ソウルフード

Kimuchi_a_soul

実家から届いたばかりのキムチ。これと炊き立てごはんで百人力。昨日は給料日だったし、ココロもフトコロもしばらくホカホカ。

 

Tasha (Yoon Mi Rae)  -  Pay Day ♪

 

about Tasha:  cited from doolee10's comment in YouTube

This is a story about a girl who's forced to live as a stranger in Korea, enduring racial prejudice. Tasha (korean name- yoon mi rae) is half African American and half Korean. as she grew up, she had a hard time searching for self identity.
Yeah, korea was a sort of narrow minded society colorwise. The situation is getting better though, i think it's still not better enough. feel sorry for her and ashamed for this :( Go Tasha!! U ROCKS!!

Tasha  -   Black Happiness  ♪ 

 

上のMVのラップシーン、この人に似てますが全くの別人です(笑)

 

 

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札幌出張の夜

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ちょっと熱くなった会議の後は、心を鎮めに

 

Kimura20081216oister

ポロネギと牡蠣のグラタン

 

Kimura20081216foie_gras

カボチャのフラン、フォアグラ、どん(笑) 食感がとても楽しい! この料理の前に出たシェフこだわりの野菜のサラダ、写真撮るの忘れました・・・

 

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金目鯛のポワレ ビーツのソース

 

Kimura20081216main

エゾシカのロースト ポワブラードソース    

お肉の焼き加減でプロの技とシロウトのそれの違いを歴然と感じさせる料理。一般家庭でもこの火の通し具合を再現できるなら、北海道のエゾシカは乱獲されて、すぐ絶滅してしまうと思う。付け合せは里芋と原木シイタケ、リンゴのピューレ。

 

そして、思いもかけず

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木村シェフ&マダム、ありがとうございました

 

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冬場のワイン購入

北海道で今の時期にネットショップからワインを購入する時、凍結によるビンの破損やワイン自体の凍害(過冷却による変質)を防ぐためにクール宅急便(冷蔵)を指定して送付してもらうのは常識になっていますよね。

でも、この宅急便の温度管理、けっこうアヤシイんです。仕事上で確認する必要があり、精密な温度モニターとデータ・ロガーを装着した荷物を厳冬期に釧路から東京まで「クール便(冷蔵)」指定で送ったことがありました。結果、判ったことは主要都市部、主要都市間の温度管理はほぼ完璧、しかし主要都市から地方都市、郡部への移動中の温度管理はかなり悲惨ということ。

例えば、札幌-釧路間では途中の「帯広ベース」で荷物の仕分けが行われる数時間、外気温-16℃の状態で放置されていました。「クール便指定」でこれですので、通常便の扱いは、推して知るべし。全国的に派手な宣伝と店舗展開を行っているワインショップ、エ○テカなんかはボルドーのグランヴァンでも普通のダンボール箱に裸同然で詰め込んで送ってくるので、私がここから購入することはもうありません。

対照的なのが、時おり利用させて頂いている埼玉の個人ショップ。1本千円程度のデイリーワインでも完璧に梱包してくれるので、ワインへかける情熱がとても強く感じられます。いざ、開梱すると「ここまで徹底してやるかぁ~」と呆れたくなるほどなのですが(笑)

Noisys_package1 厚手新聞紙でがっちり包装

Noisys_package2 それを取るとまた新聞でぐるり巻き

Noisys_package3 さらに取るとプチプチ(エアーキャップ)

Noisys_package4 ようやく本体。ロゴ入り紙でラベル保護

このショップ独自の本包装の保温効果(夏場も冬場も)は、雑誌のリアルワインガイドの実験で既に立証されています。最近あまりワインを購入してないのでご無沙汰してるのですが、今の時期にはこういう梱包をしてくれるお店から購入したいです。

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一人すき焼き

Sukiyaki081214a

一人ではやらない料理の代表? スキヤキ。

「和商の日」特売で吉岡肉店の目玉商品になっていた和牛すき焼き用を300g購入できたので、初挑戦。長ネギ2本、シラタキ1袋、焼き豆腐1丁、エノキダケ1束。割り下は市販品で手抜きなので、ほとんど手間はかからず。

お肉が美味しいのでパクパク、食が進みます。アルコールは無し。

Sukiyaki081214b

 

Koko Montana  -  Sukiyaki ♪   (特別出演? クォン・サンウ&チェ・ジウ)

  

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ぶら下がり

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吉岡さんに「ユンボギさん、それ!」と指さされるまで、その下にあるイベリコ豚やプロシュートにばかり気を取られていて、頭上のその存在には全く気が付きませんでした。

Yoshioka_meats2

アップ。いま、釧路の或るグループが極秘裏に進めている斜里山麓豚を使った「激ウマ生ハム製造プロジェクト」(←私が勝手にそう呼んでます(笑))の一端を、垣間見ることができました。もう1本、店の奥にぶら下がっているので、吉岡さんのところには計3本。しっかりと記憶(笑) いずれは、こんなふうになるのでしょうか? なって欲しいな。

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さらにアップ。なんか篠山紀信になった気分。「食べられるのは8ヵ月後!」とのお言葉なので、来年の秋口の楽しみ。熟成させる場所によっても味がビミョーに違うでしょうから、プロジェクトのメンバーそれぞれの熟成品を、ぜひ食べ比べてみたいですね。

食中枢が刺激されたのか、やたら豚肉が食べたくなり、J氏宅でごちそうになって感動したキャベツと豚肉の重ね蒸しを夕食で作りました。ただし、肝心の干しシイタケと生姜を手抜きして使わず、友人からもらったハーヴソルトと粉末コンソメで秒速ブレゼ(笑) 飲み物もワインじゃなく、ぐびぐび飲めるシードルで

Pork_cabbage_2 

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饗宴

Symposion_3   

今日の朝刊、1面のコラム。これから拙宅での飲み会は、シュンポシオンと呼ぶことにします(笑) ブログのレイアウトを少し変えたので、試しアップです。

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お世話さまでした

Jvino_20081207

忙しいとこ、オジャマしてご免m( _ _ )m 7人で9本・・・

Keiko Lee  -  We will rock you

 

上の不鮮明な写真の中に、こんなとんでもないのが混じってます。Vogue_cm_1er_2001

ヴォギュエのシャンボール=ミュジニー 1er cru ですよ~。岡ちゃん、TPOを考えて持ち込んでよ! どのワインも、家飲みするアイテムじゃないよね。全部ごちそうになってて、なんだけど(笑)

やや鮮明な写真

Jwines1

Jwines2

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茶路の羊レバーパテ

Charomen_liverpaste

久しぶりに和商市場へ出かけて吉岡肉店をのぞいたら、茶路めん羊牧場の新製品? レバーペーストが置いてあるのを見つけました。武藤さんの手作りですから、当然ヘンな混ぜ物は一切なし。

Charomen_pate2

今日、友人から頂いたばかりのライ麦のカンパーニュにのっけて味わいました。パテ、というだけあって、普通のレバーペーストよりしっかりした食べ応えがあり、とっても美味しい。もちろん、赤ワインが止まらなくなりますよ~(笑)

Charomen_pate1

製造所記載ラベルもセロテープで留めただけで、手作り感満載。これからいつも在庫があるのかな? 吉岡さんに訊くの忘れちゃいました。冷蔵ショーケースには数本並んでいただけだったから、ちょっと心配。とりあえず、和商休み明けの月曜日にまとめ買いしておこう。釧路にいるから味わえる、ワイン飲みのための逸品!

Charomen_logo

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どちら側にいる?

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著者は「図書館戦争」シリーズ(未読)の作者。名前の浩は「ひろし」じゃなくて「ひろ」と読み、女性だということは読後に気づきました。人類が初めて遭遇する巨大な知的生命体との交流をタテ糸に、私好みの人間模様をそこに絡めて物語がつむぎ出されてゆきます。

何も無いはずの高度2万メートルの上空、そこで高性能ジェット機の事故が立て続けに起きる。最初は開発中の民間超音速ビジネスジェット機スワローテイル、続いてF15J自衛隊機。スワローテイル製造元の日本航空機設計から事故調査委員として自衛隊に派遣された春名(はるな)が、事故の唯一の目撃者である自衛隊パイロットと初めて相対する場面

「いろいろあるの、分かるよ。俺の仕事もやっぱり女性は少ないしさ。大変そうだなってのは分かる。でも、仕事してると思うんだけれど、一緒にやってたら男女って関係なくない? 男女差よりは使えるか使えないかが一番重要なわけで。使えるほうに入っていたいってのは、多分、男女関係なく皆が思ってることだと思うけど」

能力ある女性に時おり(しばしば?)みられるキツクテぞんざい、あるいは頑(かたくな)な物腰。女性であるがために不当に低く評価されてる、と思い込むことからくる僻み。

「一緒に働いている奴は、誰が使えて誰が使えないかちゃんと知ってるもんだよ。」

それをあとから実感する。本筋(?)の知的生命体と対策本部の戦略的駆引きが、またすごい。大人のライトノベルをめざして書かれたという本書。すらすらと読めるのに読後の感動、充実感は重量級。二重花◎をあげたいです。

 

ピカソ - シネマ ♪

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ワイン会セレクト

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私が釧路に来てからずっとお世話になっている「釧路ワインを楽しむ会」の年末イベント、会費をいつもよりアップしての少しゼイタクなワイン会が、なんとか無事終了しました。一人3500円のワイン代で赤字を出さないように、個人的にはそれなりに納得のゆくセレクトだったのですが、やはりみんなの感想が気になりました。

評価は「まあまあ」かな(笑) 上の写真は赤3種のコルク。ラトゥールはセカンドでも本当にしっかりしたコルクを使用しています。ヴィンテージが2005と新しいのに途中からフニャリと折れてしまった、ドメーヌ・ルロワのアリゴテの軟弱コルクとは、ずいぶん違います。

Champagne1204

乾杯に使用したピノ・ノワール100%のロゼ・シャンパーニュの王冠(ミュズレと呼ぶそう)です。コレクションの対象ともなるらしいですが、確かにいろいろ個性がありますね。

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ぼくは猟師になった

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先週関西へ出かける前、移動時間に読む本として釧路のコーチャンフォーで購入した本。京都大学の学生がワナを使う狩猟免許を取り、裏山でイノシシや鹿など様々な野生動物を捕まえて解体し、料理し、食べるという日常生活のエッセイ。免許の取り方からワナの仕掛け、料理方法など全てが具体的で、時に写真入りで綴られているため、読んでメチャ面白い実用書にもなっています。ちょっと前にエゾ鹿の塊り肉をもらってアタフタした経験をしたばかりなので、夢中で読んでしまいました。

Kaitai

鹿はイノシシより、解体するのが簡単なんだそうです。それでも最初の頃は全ての処理が終わると朝が白々と明けていた、なんてことが。

この本と一緒に購入したのが「食べ方上手だった日本人」で、昭和10年ごろの日本の食生活を書史的に紹介した本。こちらも、何でも手作りしてた時代の台所、食材、作りかた食べかた、買い物の仕方を当時の図や写真をもとに具体的に紹介しているので、料理本のようにも読めます。文体が「~しておるのですが、」とか「変わらんものなんですな。」と、読みやすいんだけれどちょっとジジくさいなぁ、と思ってたら、なんと著者は私と同い歳なんですな・・・

Syouwa_ryouri  左ページの写真はラードの作り方

My_choice_his_choice

話は京都へ、突然飛びます。イタリアンのアル・マツオの斜向かいに、J氏のお気に入りだった三月書房という小さな本屋さんがあります。そこは売れる本よりも、自分が気に入った「売りたい本」を並べているという品揃えで、こだわりガンガンなのが一目瞭然のお店でした。そして狭い店の書棚を隈なく見て回ったら、なんとこの2冊の本がしっかり並んで食文化の本のコーナーに収まっているではありませんか! 同好の士、ここにあり。店番してた店主のおじさんに、急に親近感を持ってしまいました(笑)

Books_march

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ありがとう

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ガストーラのクリスマスシーズン飾り付けの、ホンの一部。実物はとても綺麗。店の飾りが全てオリジナルの手作りというのが、凄いです! 携帯のカメラなので、写りはご容赦。

Gvstora_20081202a

安藤シェフ、ありがとうございました。お客さん、皆さんにも(笑)祝っていただきました。

ちなみに、実家の妹から、振り込め詐欺の新手口として取りざたされているエクスパックで届いたものはMy_sisters_gifts

キティの包装紙に包まれたお米2合と入浴剤、懐かしいアイドルEPレコードのジャケット多数。とりあえず手元にあったものを送った、とのこと。???? まあ、兄のことを忘れてないだけでも、感謝しましょう。すべての人に、ありがとう!

いくつになっても Happy Birthday ♪

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