メキシコのワイン
途中から浜のお姉さんも加わったJ氏宅でのワイン会、自分ひとりではゼッタイ味わえない「ハレの日」ワインがずらり。この前、地産地消を称えたばかりなのに、おいしいものに出会うと、とたんに宗旨替え(笑) 遥か遠い国の産物であろうと、いいものはいいですね、やっぱり。
香り高く、とろとろの南チロル産白ワインでスタート。J氏セレクト、これは美味い!
S氏のメキシコ土産。これ1本しか買ってこなかったことを、飲んでる間中、私は責め続けました(笑) 濃いインクのような色合い、しっかりとした酸が十分にあって、今飲んでバツグンに美味しいし、長熟も期待できそう。セパージュは確か、ネッビオーロとプチシラーと裏ラベルに。来年の研修土産にケース買いをお願いしました。メキシコワイン、畏るべし。
確かこれもS氏。スペインvsメキシコの図式らしいけど、侵略された歴史とは違って明らかにメキシコの勝ち(笑) これ自体、とてもよい出来なのだけど、マグナの後ではかわいそう。
美味くないはずがない、ワイン。このところ、こんなバローロばかりをS&J氏は飲み続けているらしい。なんとぜいたくな。本当にごちそう様でした。どうやってお礼をすれば・・・
メヒコ
もとの実家があった福島県の郡山市に、メヒコというファミレスがありました(今もあるようです)。レストランの中にピンクのフラミンゴがいる、ちょっと不思議な店でした。メキシコのことを現地読みではメヒコと言うのですね。その当時は知りませんでした。
メキシコ研修から凱旋したばかりのSさんから、お土産としてとても趣のある木彫りのアステカ暦を頂きました。直径27cmほどの大きさです。マニュアルも付いているので実用品なのかもしれないのですが、スペイン語で読めません(苦笑)
そのSさんと、Jさん宅で恒例のワイン会。ワインも、メキシコ土産のすごい隠し玉がありました・・・(続く)
made in 北海道
今日の朝日新聞にニューヨーク州産ワインのことが紹介されていました。米国のワイン生産量はフランス、イタリア、スペインに次いで世界4位だそうです。驚いたことに、オーストラリアやチリより多いんですね。米国内のワインではもちろんカリフォルニア州産が知名度、生産量ともダントツですが、大都市マンハッタンでは「地産地消」意識の高まりもあって、地元ニューヨーク州産ワインの人気がじわりと広がっているそう。
日々、人生を楽しむなら地元のものをあれやこれや味わうだけで十分、とこの頃とみに思います。北海道でピノ・ノワールとは無謀な!との思い込みを変えさせる、或る方からずい分前に頂いたこの1本、できればこれからも晩酌でしばしば開けたいけど、もう無いよね?(笑) ヨーグルト風味のモンテ・シラリカとパンの夕食で飲みきっちゃいました。
エスカベージュ
鶴居の川で釣り上げた魚はエスカベージュにすることに。イワナはそこそこの大きさがあるのでホイル焼きにでも、と思ったのだけど、2種類の料理をする気力が出なくて、大小取り混ぜてとりあえず唐揚げにしました。
小麦粉をつけて、油の温度が下がり過ぎないように少しずつ揚げてゆきます。お腹が開いて、フグのような形に揚がってしまう・・・
めげずにぜんぶ無事揚げ終えて、ガラスの容器に並べたところへ、鷹の爪を入れて熱したオリーブオイルに白バルサミコ酢と塩、胡椒を加えたものをダブダブとかけ回しました。すごく適当で、いい加減で、めちゃめちゃな配合の漬け汁です。冷蔵庫に入れてなじませ、実際に頂くのは24日の夜。どんな出来なのか、ちょっと恐い・・・
飛鳥Ⅱ 夜の船出
ベランダから望む夜の飛鳥Ⅱ。7時30分の出航に合わせて釧路人によるお見送りイベントがあるので、再び東港へ出向きました。
勇壮な蝦夷太鼓や、プロの歌手による「イヨマンテの夜」の熱唱が埠頭のステージで。飛鳥Ⅱの乗客も上で鈴なりになって楽しんでいます。
そして、いよいよ出航の時刻。みんな色とりどりのペンライトを振ってお見送り。船上の多くの人たちも、ずっと手を振って返礼してくれます。中には踊っている人も。なんか嬉しい!
船名の間から顔を出しているのコックさん?
巨大な壁 飛鳥Ⅱ
豪華客船「飛鳥Ⅱ」が釧路へ寄港しました。朝起きたら、自宅のベランダからも港の倉庫群の屋根から突き出た船室部分が見えました。
午後、接岸している東港のすぐそばまで行くと、あまりに巨大でほとんどマンションの壁のようにしか思えません。
その壁(?)の前では、「釧路港おもてなし倶楽部」という街づくり団体が企画した、釧路市民と飛鳥Ⅱの乗客とが交流し楽しめるイベントのひとつ、「ゆめこいパラソルショップ」が開催されました。ショップ「まちくら炉端」では浜のお姉さんが指先から念力を送り、元気にホタテを焼いています。
海を相手の女性らしい豪快な笑顔 (写真はご本人の許可を得ています)
そしてイベントには付きものの正義のご当地ヒーローが、飛鳥Ⅱの「壁」の前で大活躍。秋田の超神ネイガーのウルトラ知名度には及ばないけど、地元釧路でそれなりに人気のカモメンジャー! 環境を破壊する怪人たちとエコロジークイズの解答合戦で激しく対決します(笑)
鶴居の渓流釣り
会社の上司に誘われて、休みの日なのに朝7時の早起き、本格的(?)な渓流釣りに初めて挑戦しました。これまで二度ほど短時間の「体験」的な事はあったのですが、道具は友人からの借り物でした。今回は、すべて自分の道具で! といっても、前日にホーマックで上司に勧められるまま購入したもの(笑) 798円の竿と298円仕掛けで、本当にヤマメやイワナが釣れるの?と半信半疑。初心者向きのエサ釣りで、疑似餌(人工いくら)を使います。
川に入るとせせらぎの音しか聞こえないので、自然の中にどっぷりという感じですが、実は国道からすぐ脇道の牧場のそばにある農道の、こんな小さな橋のたもとです。
魚影はめちゃめちゃ濃くて、ほぼ入れ食い状態でした。15~20cm前後の岩魚や山女が次々にかかってきます! 初心者同然の私でも、川のなかでの3時間があっという間でした。最初に釣り上げた2匹を記念撮影。
図は「Yahoo!きっず食育・レシピ」より引用
三友牧場の朝
チーズ工房の2階にある「チーズの部屋」のテラスから、昨日の宵と同じ方角を眺めて。
牧場の朝は自然に早く目が覚めます。広い敷地で放し飼いされているドングリ好きの豚や、ご主人の案内で乳牛のブラウン君など、あちこちに朝の挨拶をしてまわりました。
戻ってきて、朝食はチーズをぜいたくに使ったスクランブルエッグ。卵も牧場で産み落とされたばかりのもの。飲み物は生乳(!)、パスチュアライズされた牛乳、ミルクティーと、さまざま味比べ。 ミルクティーに入れるミルクは温めたものではなく、冷たいものをそのまま使うのだ、と三友さんのご主人に教わりました。
牧場を出て、羅臼へ向かう道草家とお別れし、私は途中カフェのラウキカへ寄って自家製ブルーベリー・ジャムを購入。 「甘みをしっかりとつけているので、キルシュなど果実酒なんかをちょっと混ぜて食べるのも楽しいですよ」と、マダムからアドバイス。
あっ、道草さんからは懐かしい「赤福」をお土産に頂きました。私は甘党なので、一箱ペロリです(笑) ごちそう様!
三友牧場の宵
はまなす
先週末の「カミパラ」イベントの打ち上げが、白糠町のレストランはまなすで今夜ありました。チーズ工房酪恵舎に関わる人たちが、ほぼ勢揃い。興味深い話や地元の食材たっぷりの料理で、めちゃ楽しかったです。
旬の秋刀魚マリネのサラダ
白糠産秋鮭のムニエル
とりあえず最初の二品だけ撮影し、あとは次から次に出てくる豪勢な料理をひたすら食べました。飲み物はビールでスタートしましたが、途中から白糠ワイン会の残りもの(?)というオーストラリアのシラーズやボルドーの赤ワインも出てきて、もうゴキゲン(笑)
帰りには自分用のお土産に、これも最近話題になっているはまなすのプリンを4種ひとそろい購入しました。
白いチーズプリンは酪恵舎のリコッタパンナを、黄色いチーズプリンはマスカルポーネ、右端の生キャラメルプリンはミルクジャムをそれぞれ使っています。右から2番目のプリンはブルーベリー入りですが、酔った私が購入する時に落っことしてシェイクされてしまいました(笑) 白糠から家までわざわざ車で送ってくれた酪恵舎のS君のイチオシです。濃厚な白いプリンとブルーベリーがマッチして、おいしい! 残り3種は明日以降にいただきま~す。
窓辺のテーブル
終業後、思い立って食事へ。ひとり、窓辺の角の席。
メインにお願いしたタラのポワレ ラタトゥイユ添え
グラスで出して頂いたヴァン・ド・ペイ・ドックの白が美味しくて、4杯もお代わりを。
デザートの悶絶ショコラ
チョコレートが苦手なんて、誰のいつの話だったっけ?と自問。函館時代の師匠が「ワイン(飲み)に唯一合うデザートは、ガトーショコラだ」と言っていたのを、ありありと思い起こしました。とにかく、すごい・・・
ところで、上の写真にローブリュー(バスク十字)はいくつ?
カミパラ2008
釧路市の隣りにある白糠町のお祭り。今年は9月12、13日の2日間。正式には「カミングパラダイス」といい、地元の生産者と住民が総出の、とっても活気があるイベントです。そして、この白糠町のイベントで欠かせないのが酪恵舎のチーズを使ったハイジパン。白糠には、フレンチドッグや綿アメを知らない子はいてもハイジパンを知らない子はいない、というぐらい親しまれていて、とにかく切れ目無く次から次に子供たちがやってきます。
ブレンドしてトロトロに溶かしたチーズを、温めたフランスパンにのせて熱々のうちに頬張ると、本当においしいです。
ハイジパンでチーズの味を覚えた子供たちは、ラクレットにも当然のように食指を動かしてきます(笑) 地元で作られる本物のナチュラルチーズを食べて育つ、ある意味、とてもゼイタクな「食育」だと思います。
今回のラクレットに使っているチーズは熟成がすすんだテネレッロ。「ちょうど今、とってもおいしいんです!」と話しながら、熟成担当のT君がふかしたジャガイモをカット。
虹鱒
釣り上げたばかりの見事なものを頂きました。全長36cmの虹鱒です。
今夜は、釧路大漁どんぱく祭りの最大イベント、三尺玉打上げ花火を特等席の拙宅ベランダでみるワイン会を急遽友人二人を呼んでやることになったので、そのごちそうとして早速料理しました。でも、丸ごとの魚をさばくのは小(中?)学生の頃にフナの解剖をやって以来のこと(笑) かなりの不安が・・・
荒塩でこすってヌメリをとり、はらわたを抜いてきれいにした虹鱒に塩コショウしてハーブを詰め込み、特大フライパンでオリーブオイルをふってじっくり 焼きました。ホイル包み焼きならぬ、かぶせ焼きです。
できあがり。見た目シンプルですけど、とても美味しかったです。お客さんのS&J両氏もよろこんでくれました。ワインはミクルスキーのムルソーを合わせて。ちなみに空けたボトルは3人で5本。肝心の三尺玉花火は、霧でけぶってごく一部しか見えず、大音響だけの鑑賞(泣) S&Jさん、また来年!
昨日の今日、の歌
南北分断の悲しさを歌った「イムジン河」がひとつじゃないことは、わりと後になって知りました。私にとってのオリジナルはもちろんフォークルのそれです。しかし、例えばイルカが歌っている詞は明らかに立場が違っています。
イルカ リムジン江 ♪
二つの歌(詞)が存在する経緯は、JR hokkaidoさん(←?(笑))のYouTube投稿に詳しいのでそちらにおまかせしますが、さらにもうひとつ、当時は発禁ブームへの便乗音楽と評されたらしい第三のイムジン河、個人的にはこれも好きです。
グリーン・フィールズ イムジン河のほとりで ♪