土曜日の和商
釧路に来て6年目というのに、市場を歩く楽しさを知ったのは本当につい最近。なんか今まで、もったいないことしてたというか、損した気分です(笑) 吉岡肉店の冷蔵ショーケースには、お米のなかに保存されたサマートリュフの瓶詰めが。お米はコシヒカリです。これを使えば、ひょっとしてガストーラで頂いた香りたっぷりのお米入りオムレツ(オムライス?)のトリュフ添えが自宅で再現できるかも、という妄想がホンの一瞬だけ頭をよぎったけど、すぐ正気に戻って、イベリコ豚カルビと五穀味鶏をお願いしました。この後、瀬野商店では例のアンチョビと、カルパッチョ用に函館産の平目を購入。安藤シェフに教えてもらったばかりの八百屋さんからはフレッシュハーブとゴーヤ、トマトを。最後にチーズ売り場で、酪恵舎のモッツァレッラとロビオーラ。
家へ戻っての遅いブランチに、モッツァレッラ職人・井ノ口さん直伝の酪恵舎風カプレーゼを作りました。ザラメ状の岩塩を使い、ガリッという食感とメリハリをきかせた塩味がポイントになります。もちろん、新鮮なモッツァレッラが一番重要なんですけど。釧路ではそれが当たり前に手に入る、というのがゼイタクな幸せです。
もう、昼過ぎから飲んでしまいました。天気の良い、爽やかな休日だからいいでしょう。王冠を開けるたび泡が吹き出してくるので注意しなきゃいけないロゼ・ペティアンの名はカプレーゼ、ではありません(笑)
夕方からは春採湖畔の花火を見物がてら、巨大本屋のコーチャンフォーへ。
20分ほどの短い打上げでしたけれど、湖水のほとりでの花火鑑賞はなかなか風情がありました。
コーチャンフォーでは「タルト・タタンの夢」の続編を見つけて、得した気分。いい1日です。
| 固定リンク
コメント