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実録 シュリ

Won_jongfa

北朝鮮の女性工作員が韓国で摘発されたというニュース、日本の新聞各紙でも報道されました。左は地方紙の北海道新聞、右は朝日新聞に掲載された写真です。情報収集のため韓国軍幹部と接触しているうちに若い陸軍大尉と本当に恋に落ち、本国からの暗殺指令などを実行しなかったため自分自身が抹殺されることを恐れ、精神状態が不安定になっていたとのこと。途中で女性がスパイであることに気づいた恋人の陸軍大尉も、自首を勧めたものの当局へ自分から報告することはなかったという。

Shuri 1999年に封切られた北朝鮮女性工作員と韓国情報局員との悲恋を描いた映画「シュリ」は日本でもかなりの評判となったので、知っている人も結構いるかもしれません。今回の事件を予見しているようなストーリーでしたから、そのことが今度のニュースバリューにもなっているようです。恋人の暗殺を実行できず、苦悩してアルコールへ逃避する映画のエピソードなどは、精神安定剤を服用していたという今回のケースそのまま。

映画は、北から潜入した他のメンバーとともに大統領暗殺指令を実行しようとするヒロイン(女性工作員)と、それを阻止する立場の恋人(情報局員)が舞台となったサッカー場で対峙するところがクライマックスになっています。そして、大統領が乗った専用車が視野に入ったヒロインが車に向け発砲し、その彼女を恋人が銃撃する

クライマックス(映像) 

悲しすぎるクライマックスとともに、エンディングで流れる音楽がとても印象的でした。

エンディングテーマ When I dream

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バスクのシードル

札幌から帰ってきたら、ガストーラ・ブログにシードルが入荷したことが紹介されていました。シードル発祥の地がブルターニュやノルマンディーじゃなくてバスクだってこと、初めて知りました。そんなに頻繁に入手できるようではなさそうなので、あわてて昨夜のうちに予約を入れて、ランチに出かけました。

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右端のワイングラスの黄色い液体がそれ。地元バスクではウイスキーのロックグラスのような形の、ボデガというグラスで飲むらしいです。写ってないですがボトルはアルザスに似たヒョロッとしたスリムな形状です。スペイン領で飲まれてるスパークリングワインのチャコリのそれにそっくり。そして味わい、ブルゴーニュでいえばアリゴテのようなしっかりした酸がありました。もちろん、シードルなので微発泡してますが、甘みを感じるブルターニュなどのそれとは明らかに性格が違います。アルコール度数は6度。このすっきりしたシードルに合う料理を、シェフにお任せしました。前菜には黄桃とプロシュート、イベリコのサラミに、モルタディラなどが

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エスペレットがあしらわれたイカ! 下のトマトといっしょに頂いて、シードルをグビグビ。釧路でも蒸し暑かった今日は、この組み合わせは最高でした。

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そして、シードルとは黄金の組み合わせというメインの豚。キノコ、プラム、そしてシェフ実家の畑でとれたササゲがたっぷりと添えられています。ソースはシードルを使ったもの。ランチのドリンクとしてのこのシードル、酸味が利いてとても食が進むし、それほど酔わなくても「飲んだ!」という充実感があるので本当はみんなにお薦めしたいのだけど、なかなか本数が確保できないらしいので、ドリンクメニューにはしばらく載せないそうです。頼まれる方は、できれば小声でそっと耳打ちするように、密かに(笑)

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好き嫌いのほとんど全く無い私が、なぜか唯一「苦手」としてきたのがチョコレートを使ったデザート。だったはずなのに、ガストーラでお酒の効いたチョコを頂くようになって変わってしまいました。バスクのマールをたっぷり使ったこのデザートは、お代わりしたかったほどです。今日も、ごちそうさまでした!

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水曜の朝、午前三時

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携帯画面の怪しげな写真を見せられながら食事をしてた時、プロヴァンサル キムラのマダムから思い出したように薦められ、札幌駅そばの紀伊国屋で求めて帰りのJRの中で読み始めた本。これは文庫だけれど、かなり以前から単行本で平積みされていたのは知っていました。世界の中心でシェ~ッと叫ぶ、みたいなお涙頂戴、軽薄恋愛物語だろうと勝手に思い込んでいたし(すみません、この本も読んでいないので。本当はいい小説かもしれない)、何よりもサイモン&ガーファンクルの懐かしい曲名をパクッていて、三丁目の夕日世代をターゲットにした「あの頃は良かった・・・」みたいな内容だろう、と邪推しこれまで手に取ることはありませんでした。Amazonのブックレビューをのぞいてみると、実際そういう批評(批判)も多いです。

しかし、これは或る人たち(在る人たち)にとってはまさしく「私の物語」であり、「自分の話」。この小説の要素のひとつ(にすぎない?)、主人公の恋人の『出自』の問題はこの本が出る前の年、2000年の金城一紀「GO」の出現で自分の中では(たぶん)昇華されているので、それ以前の無数の在日小説で描かれてきた過去の亡霊に出遭った感が否めなかったのは事実です。でも、時代が1970年「万博」(←ばんぱく)の時だから、まさしく時代を正確に反映している、とは言えるかな。もう結論を先に。おもしろかった! この小説の魅力は、私がここで書いていることとは全く別のところにあるので、もし万が一、まだ、いまだに、この期に及んで、この本を読んでいない人がいたら一読をおすすめしたいです。

 THE BLUE HEARTS  青空 ♪

 

余談。マダムが薦めてくれたこの本を読み始めてすぐ感じたことが。主人公の女性がフォークギターを爪弾きながら、お誕生会に集まった娘の同級生の前で歌うのがジョニ・ミッチェルの曲だったり、愛車がベレットであったこと。お通夜で札幌に出向いた日のことが思い浮かびました。亡くなった先輩の愛車が古いベレットだったから。そして、キムラさんで、この本を薦められた・・・

 

Joan Osborne   What Becomes Of The Broken Hearted ♪

 

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ひさびさのキムラさん

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今日から一泊で札幌出張。前菜のタラバとホタテのズッキーニ巻き。上にもタラバの身が載っていて、さらにその上にウニが鎮座しています。冷製かと思いきや熱々! 美味しくて・・ 

 

プロヴァンサル キムラ  シェフのお任せディナー

20080828kimura1   食前酒とアミューズ

20080828kimura3   フォアグラ 白ワインのジュレ ブリオッシュ添え

これを味わったら、次の日の会議のことなどどうでもよくなってきました(笑) この後に、上のタラバとホタテのズッキーニ巻きが出て、完璧にバカンスモード

20080828kimura4   金目鯛のポワレ アサリとオリーブのソース

20080828kimura5   メイン 赤札内地鶏の網脂包み焼き

鶏の中には赤ワインで炊いたお米が入っていて、網脂の下はアーモンドのスライスがびっしり。マダムお薦めのコード・デュ・ローヌと 

20080828kimura6   待つのみのデザート

お腹も満足してきて、あとはデザートを待つだけ。出てきたのは、松の実のタルト。

20080828kimura7   小菓子&ハーブティー シェフの歳コニャック

料理を頂いている間、マダムからケータイに保存された「あんな写真」や「こんな写真」を見せてもらい目の保養も。ごちそうさまでした。 

(携帯のカメラなのでストレスのかかる画像です。ご海容あれ)

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ケイタイからのカキコ

ケイタイからのカキコ
テストです

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ミンタラ

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世界の民族音楽や料理を楽しむお祭り「ミンタラ」が始まりました。私が出向いた時は、アイヌのムックリの音色が会場に響き渡っていました。モンゴルの歌やフォルクローレ、沖縄音楽などの生演奏が昼過ぎから夜まで、無料で聴けるのですから音楽好きには嬉しいです。

Mintara2

カモメが飛びかうステージで演奏されるのは「コンドルは飛んでゆく」(笑) でも、ケーナやチャランゴの響き、なぜか懐かしいですよね。

Espíritu Andino  Condor Pasa ♪

 

食べ物の出店には、例によって「北のチーズガレット」も入っています。バーSTAXのマダムが中心となって、本格的なガレットを提供しました。音楽好きの井ノ口さんは、ステージかぶりつきで生演奏を楽しむため、しばしば店を抜け出してしまいます。Mintara3

演奏は夜になっても、続きます。モンゴルのゲルの向こうのステージでは、沖縄の地謡が。 Mintara

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喜びに満ちて~2008夏

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ガストーラで友人たちのお祝いのディナー。ワインは白、赤ともマルゴー尽くし、5人で5本。最後は安藤シェフからの1杯、マールで! ちなみにお料理のメインはドンブ産のウズラでした。チョー楽しかった、の一言です。

今日はもうひとつ、うれしいことが。バスクに在住のyoyoさんからメールが届いて、安藤シェフの修行先だった素敵なホテルレストランCHILOやバスクの魅力をたくさん紹介しているブログへのリンクを正式に許可していただきました! このブログを見たら、ぜぇったいバスクに行きたくなりますよ(笑)

ホテルレストランCHILOとシェフ

CHILOのお部屋

安藤シェフがバスクのことを語るとき、目の輝きがヒトキワ増す理由が、yoyoさんのブログを拝見するととてもよく判ります。目指せ、バスク!

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花摘む人

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前日の夜更かしの延長で、今日の午前2時ごろにNHKのラジオ深夜便をなんとなく聞いていたら、ヴィラデスト ワイナリーの玉村豊男さんのインタビューが流れてきました。ワイナリーへとつながる広大な農園「ヴィラデスト」を開いたのは大病がきっかけだったとか。

肝臓を壊して静養のため長野の山あいに入り、自然に触れているうちにいつの間にか体調が良くなってきて・・・  ん? どっかで似たような話が(笑)  玉村さんの場合は輸血によるウイルス性肝炎で、ストレスによるものとは違うけれど、静養に入る前は本当に何もやる気力が出なかったようです。自然の力は偉大で、元気が出すぎてしまい、ワイナリーまで手がけてしまいました。でも、この本を読むと、ワイナリーを立ち上げるというのが想像以上に大変なんだと判ります。いま、国内でブティックワイナリーがどんどん(?)出来てきていますけど、応援したいですね、そのワインを飲むことで。

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野菜中心の

この写真、釧路ワインを楽しむ会の掲示板にも同じものを載せているのだけど、そちらはいずれ自動的に削除されるので、こちらに備忘のためUpしました。昨日、なに食べたっけ? ってなるし(笑) エッセイの影響か、このところ肉類が無いですねぇ。

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友人からもらったバジルソースを使ったパスタ

 

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スナップえんどうの卵マスタードマヨサラダ(レシピ

 

釧路の短い夏は、もう終わりのよう

J-WALK   何も言えなくて・・・夏 ♪

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本当の幸せ

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翼はいつまでも」の著者のエッセイ。文庫本で出ていたのを見つけて「ヴァン・ショーをあなたに」といっしょに先日購入したもの。実はこの著者、ストレスで肝臓を壊して、前作の「雨鱒の川」から次の「翼はいつまでも」を世に出すまで、10年近く隠遁(?)生活を送っていました。その間の、16歳下の奥さんと一人娘とともに過ごす八ヶ岳山麓でのつましい日常が描かれています。都会での病院通いで治らなかった肝臓が、勘当同然で家出してきた女性と暮らし始めたことで

とにもかくにも、彼女がやってきて三度の食事をきちんととるようになった。しかも、独身時代には考えられなかった野菜中心の食事である。高原の村は夜が早く、静かすぎて、テレビもよく映らず、早寝早起きの健康的な生活となった。食生活の改善と規則正しい生活、気分がいい時には好きなテニスと釣り、野菜作り、庭造りをし、野山歩きにたき火大会とくれば、ストレスなど皆無、病院に通わずともすっかり元気になってしまった。

といっても、収入はほとんど無いので貧乏暮らしのまま。現金収入につながる締め切り仕事はまだせずに、書きたい小説をのびのびと書いてみたい、と恐る恐る奥さんに告げた時の返事は

「そうね、たまにはワインを飲ませてね。それで文句はないわ」

そうして書かれたのが名作「翼はいつまでも」
  

親子三人の、お金は無いけど幸せな時間がたっぷり描かれたエッセイです。

 

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金曜に夏休みをとって3連休となった週末、甘口のヴーヴレイを。もう手に入らないと思い、大事に取っておいた名手ニコラ・ルナール醸造のルメール・フルニエのバックビンテージが複数のネットショップにお手頃価格で出ているのに気がつき、あわてて2003年のものを買えるだけ発注してしまいました。実際、手持ちのレ・バール(右)を開けると「このワイン以外、なにもいらない」、美味しさ。毎夜、グラス1杯づつ味わえたら、幸せな1日の締めくくりになると思います。

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春採夏祭り

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コーチャンフォー駐車場で開かれた地元放送局FM くしろ 主催の夏祭りに行ってきました。今年の祭りの日としては例外的に良い天気で、結構な人出でした。やはり家族連れが多いですね。私は例のごとく酪恵舎のブースでチーズガレット作りのお手伝いです。午前11時から始めて、途中で材料が品切れになること2回、午後2時前には予定数を超える70枚ほどを完売し、隣りのブースの鶴居村のタンチョウソフトと同様、早々と店仕舞いになってしまいました。

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来週末の23、24日は釧路市観光国際交流センター前緑地で開かれる、3000人の人出があるという第3回「国際民族文化祭inくしろ・ミンタラ」に出店します。

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鹿は躍る、跳ねる、飲まれる

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エチケットに鹿が描かれているワインを集めています。秋が深まった頃、エゾ鹿を食しながら鹿ワインを味わうのも面白いかな、などと思って(笑) 偶然見かけたものを中心に、これまで手にできたのはカリフォルニアの4つのワイナリーとイタリアの1つ。フランスには無いんだろうか? どなたか、ご存知の方がいらっしゃれば、教えてくださ~い!

Deerpainted_wine_2 Deerpainted_wine_3 Deer_head

吉永小百合  奈良の春日野 ♪

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もやしもん

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先週の和商うまいっしょ炉端が終わった夜、ひとり打上げにバーSTAXへ出かけた時、マスターから薦められ、貸し出されたコミック。マスターは漫研に入っていたほどのコミック好き。「20世紀少年」なんか、ものすごく熱く語ります(笑)。この「もやしもん」は札幌のフレンチレストラン カザマのマダムのブログで見かけて、自然界の菌類を題材にしている物語だということは知っていました。ちなみに小生、大学では薬学部の微生物学教室に所属していました。だから、ワインを扱う仕事をしているプロの人たちが、ワイン漫画をあまり読まない(?)のと多分同じ感覚で、いままでこのコミックを手にすることはなかったんです。でも、読んでみると、とっても面白い! 登場する女性キャラの見分けがつけにくく、私にはみんな同じ顔に見えるのが難点ですが(笑)、読み進めるのに思いのほか時間がかかって、中身が濃いです。

もやしもんに登場するバーの1シーンMoyashimon01

最新刊6巻目の舞台はブルゴーニュの、とあるドメーヌ。後継者問題もからむ微妙な親子関係が、コニャックメーカーの造るジュースがヒントになって好転しそうな気配。そういえば以前、腹ごしらえにSTAXでポークステーキを作ってもらった時、からめてあった甘めのソースは「コニャックに使われるブドウで作られたジュースを煮詰めたもの」とマスターが教えてくれました。きっと、このジュ・ド・レザンでしょう。

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土曜日の和商

Yoshioka20080809a Yoshioka20080809b
釧路に来て6年目というのに、市場を歩く楽しさを知ったのは本当につい最近。なんか今まで、もったいないことしてたというか、損した気分です(笑) 吉岡肉店の冷蔵ショーケースには、お米のなかに保存されたサマートリュフの瓶詰めが。お米はコシヒカリです。これを使えば、ひょっとしてガストーラで頂いた香りたっぷりのお米入りオムレツ(オムライス?)のトリュフ添えが自宅で再現できるかも、という妄想がホンの一瞬だけ頭をよぎったけど、すぐ正気に戻って、イベリコ豚カルビと五穀味鶏をお願いしました。この後、瀬野商店では例のアンチョビと、カルパッチョ用に函館産の平目を購入。安藤シェフに教えてもらったばかりの八百屋さんからはフレッシュハーブとゴーヤ、トマトを。最後にチーズ売り場で、酪恵舎のモッツァレッラとロビオーラ。

    
Caprese
家へ戻っての遅いブランチに、モッツァレッラ職人・井ノ口さん直伝の酪恵舎風カプレーゼを作りました。ザラメ状の岩塩を使い、ガリッという食感とメリハリをきかせた塩味がポイントになります。もちろん、新鮮なモッツァレッラが一番重要なんですけど。釧路ではそれが当たり前に手に入る、というのがゼイタクな幸せです。

    
Caprese3
もう、昼過ぎから飲んでしまいました。天気の良い、爽やかな休日だからいいでしょう。王冠を開けるたび泡が吹き出してくるので注意しなきゃいけないロゼ・ペティアンの名はカプレーゼ、ではありません(笑)

 
夕方からは春採湖畔の花火を見物がてら、巨大本屋のコーチャンフォーへ。
   
Harutori_fireworks
20分ほどの短い打上げでしたけれど、湖水のほとりでの花火鑑賞はなかなか風情がありました。
コーチャンフォーでは「タルト・タタンの夢」の続編を見つけて、得した気分。いい1日です。
   

Vin_chaud
   

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夏休み

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なでしこジャパン、先制点を取られてしまった・・  3日とれる夏休みの1日をとりあえず今日とって、のんびり。夕食はプロシュートと酪恵舎のトーマ・ロッソをこれでもかというぐらい入れた全粒粉パスタの山盛り。鶴居のコッコロたまごも割り入れて混ぜ込んでます。野菜がないなぁ。

函館時代にケースで譲り受けた素敵なラベルのスーパー・タスカン。やっと飲み頃になってきたけど、残りはあと1本だけ(笑)Super_toscana

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コルクが飛んだ

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港町の釧路なのでカモメが飛ぶ風景は日常のものですが、ロウ封されていたワインのコルクが飛んでしまうのは非日常! 不発弾、ここにもあり、という感じです。7ヶ月ほど前に2本購入した四恩醸造の初ヴィンテージ、2007年のローズ赤。1本目を先週開けたばかりでしたが、微発泡してて冷やして飲む今時期にはちょうどいいかな、と思っていました。セラーに入りきれなかった2本目は、クローゼットの上の棚に他のボトルと一緒にずっと立てておいたもの。今日、「あれっ、なんでこんな所にコルクが?」と思ったら、ガス圧に負けて薄い蝋キャップを破りコルクが飛び出したようです。コルクのゆるさは1本目を開けた時にも気になってはいたのですが・・・  このワイン、後からリリースされた別ロットはスクリューキャップになったようです。それも納得できる、「事件」でした。ボトル、立てておいてよかった。寝かせてたら、ものすごく悲惨だったと思います(笑)

Shion_bakuhatu

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和商うまいっしょ炉端

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真正『茶路めん羊牧場』のヒツジの丸焼き

    

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ひつじ丸焼き盛り付け

   

せっかくのくしろ港祭りも、昨日は不発弾騒ぎ、今日は朝からの激しいで雨ですっかり気勢をそがれてしまったよう。和商市場裏の公園で開催の「うまいっしょ炉端」イベントもどうなるかなぁ、と心配しつつ午後1時から酪恵舎ブースの手伝いに出かけました。徒歩で3分(笑) Washo_maruyaki_event2 雨でも快適に炉端が楽しめるしっかりしたテント設営のおかげで、結果的には思いのほか多くの人出が。夕方6時ぐらいには広い会場がほぼ満席になりました。酪恵舎のブースでは、今年普及のため力を入れているガレットを焼きました。バーSTAXのマスターとマダムが5時間以上かけて100枚超のそば粉の生地をあらかじめ焼いておいてくれたおかげで、かなり手際よくガレットの販売ができました。出来上がり、見栄えもバッチリ。仕上げに香ばしさとパリパリ感を出すため、バーナーで炙って少し焦がしています。

Washo_maruyaki_event

 

同じブースで茶路めん羊牧場のヒツジ丸焼きもやったのですが、今回は牧場のスタッフは来てなくて、代わりに和商の若手オールスターが担当でした。取り仕切ったのは元ZUPPAのHシェフ、それに和商のKONさん、ヨシオカさん、瀬野商店のヒゲと丸刈りさん、など勢揃い! 白糠のイベントだと苦情が出るぐらい秒速で売り切れてしまう茶路めん羊の丸焼き、今日は目だたない場所だったせいと、来場者の関心が炉端に向いていたためか、我々スタッフも十分味わうことができたのはラッキーでした(もちろん、有料で(笑))。一皿500円、食べ応えがあって、かなりお得な価格設定です。

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後ろのグレーの箱が丸焼き装置。

 
驚いたのは、炉端焼きを楽しんでるお客さんたち向けのアトラクション。和商で扱っている商品のオークションがあったのですが、通常と違って「言い値」を売り人が下げてゆく競りです。普段の売値から始まり、どんどん安くなって買いたい価格になった時、最初に「はい!」と言えば落札というルールです。7000円相当のイベリコ豚の生ハム、わずか千円で落札ですよ・・・・ 極上の生うに二折が500円とか、とんでもない価格でバンバン落札されて行きます。わざわざ雨の中を来てくれた、ということへの感謝もあるのでしょうが、信じられない値段です。来年はゼッタイ、客になりたい(笑)

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お祭り+騒ぎ

Huhatudan

会社の近くを通る主要幹線のバイパスが朝10時ぐらいから警察車両によって規制され、T字交差点から迂回路となった会社前の生活道路は時ならぬ渋滞に。今日から始まった「くしろ港まつり」のせいかな、と思っていたら、このT字路のすぐ先にある旭橋(あさひばし)のたもとで、なんと『不発弾』が発見されたとのこと。半径500m以内の地域は避難するよう市から指示がありましたが、会社はぎりぎり対象地域から外れていました。不発弾の処理は夜まで続き、今現在(21:37)も取り出した不発弾を移動させるために周辺地域の避難指示が災害時緊急放送を使って街なかに流されています。この不発弾騒ぎで、今日の港まつりのパレード(去年の様子)は中止になってしまいました。

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